●WJ13号感想

今週からついに尾玉なみえ御大の連載が始まりました!
しかし、その内容は・・・(−−;
ウムム。これからに期待しましょう。そうしましょう。
そして富樫先生は力尽きたご様子。まあ、イイです。来週復活してくださいね。
なみえたんが載ってる以上、僕はどちらにしろジャンプが楽しみなのです♪


☆☆ねじめ☆☆☆

ついに待望のなみえたん復活!!!
・・・ん、んが、どうなんでしょ。ちょっと微妙な内容でした。

とりあえず、読切から連載になったにも関わらず読切の設定をほとんど使いまわしてないことに努力を感じます。
が、正直、読切のときの設定のが断然良かったです。(−−;
今週の「少年エスパーねじめ」はぶっちゃけ誰でも描きそうなマンガになってしまいました。
今回の設定では、奇天烈電波系の主人公ねじめるきじ少年に一方的に迷惑をかける、というもの。これはジャガーとピヨ彦などにも見られるようにギャグでは意外とありふれた関係です。というか、僕はこの手の話は単純にるきじ少年が可哀想になるので、あんまり好きじゃなかったりするんですよね。
「純情パイン」では、森めめんとのジェラシーによりみちるがマーベラスな髪型になるなど、その暴力には常に愛憎がありました。「マコちゃんのリップクリーム」でのマコちゃんと清輪クンの関係がその極地といえるでしょう。つまり「純情パイン」「マコちゃんのリップクリーム」では暴力というファクターがそのままマンガの核であり魅力そのものであったのですが、今週のねじめでは単なるありふれた不条理ギャグでしかなくなってしまったのです
せめて、るきあ少年がかわいい女の子ならまだなみえたんらしくなるんですが残念です。クラスのアイドルにうんこをテレポーテーションしてた読切の「ねじめ」はどこにいってしまったんでしょう。

それと、「純情パイン」「リップクリーム」「読切ねじめ」に共通していた、全体に流れるあのなんとも形容しがたい気持ち悪い雰囲気が今回あまり感じられませんでした。
これについては僕の筆力不足で上手く書きあらわすことができないのですが、とにかく「いつもとは何か違う」と強く感じたのです。今週のはホントに本人が書いたのかと疑いたくなるくらい違和感を感じました。

そして何より、今週は下ネタがなかったのです!!
なみえたんがお尻もうんこも描かないだなんて、いったいどうしてしまったのでしょう!!(表紙にはちょっとお尻出てますけど)

とにかく今週のはイマイチでした。もちろん及第点はつけられますが、「マコちゃんのリップクリーム」のような強い感動は得られませんでした。
ていうか、正直このレベルだと打ち切られるんじゃないですかね?これが、「くらげ2中」の人や「ベースボールラブ」の人の作品なら、「こいつら、なんてイイ漫画が描けるようになったんだ!」と我が事のように喜ぶところですが、これを描いてるのは僕らの自慢のなみえたん。やっぱり、期待には応えて欲しいんですよ。富樫先生がナルトを描いて、荒木先生が遊戯王を描いたら悲しいでしょ?それと同じなんです。

まあ、実際話が進めば元の作風に戻ってくれるんじゃないかと根拠のない期待もしてるんですが・・・。とりあえず今週のアンケート2番には、11その他(下品でヤバめな下ネタがたくさん出てくる)と書いて送ろうと思います。


☆☆☆ヒカ碁☆☆☆

加賀の読切はきっと幼少期の話だと思ってたのに、全然違いました。
アキラのときにも感じたのですが、今回の読切シリーズは本編で語られた小エピソードを補完する、というものではないようです。
もう少し具体的にいえば、読切シリーズは先ほど終了した「佐為編」をさらに盛り上げるものではなく、それ自体が小洒落た小品となるべく作られているようです。
まあ、さっぱりしてて、かえってヒカ碁らしいとも言えるかもしれませんね。今週のは先週の塔矢のより楽しかったと思います。


☆☆☆遊戯王☆☆☆

だからなんで海馬社長はナイト3兄弟の能力特性を把握してなかったんだ!?
と突っ込みたくてしょうがない今週の遊戯王。
知ってたら絶対クィーンズ・ナイトから攻撃してたと思うんですがね。
キングス・ナイトには説明書きが書いてあるのに、クィーンズ・ナイトのカードには説明書かれてないのも納得いきません。
まあ、遊戯王に論理性を求めること事態が不毛なんですが


☆☆☆サクラテツ☆☆☆

びっくりですね。打ち切られませんでした。
いや、しかし、ここで安心してはいけません。今週は第10.5話。来週打ち切りの可能性もあるのです。ジャンプの打ち切りは基本的に11週ですが、作家の都合(終わり方のまとめ方など)で1、2週の延期はあるらしいのです。

とりあえず内容的には起爆時の富良兎が可愛かったです。
オチの王子も良かったのではないでしょーか。


☆☆☆ワンピ☆☆☆

ジャンプ読者の中でも、おそらく最も低年齢層をターゲットにしていると思われるワンピで「サルベージ」なんて単語が出てくるなんて思いませんでした。僕、この単語、高2まで知りませんでしたよ(エヴァで知りました)。
と、思ったら次のコマでチョッパーがフォローしてまして一安心。ワンピが子供向けであることを別に蔑視してませんので、むしろこういうフォローをしっかりしていることの方が好感です。エヴァで「サルベージ」やら「ハリネズミのジレンマ」やらいちいち劇中で説明してたら興醒めですが、ワンピならちゃんと説明してる方が「作者、自分のマンガの読者が分かってるんだな、プロだなぁ」と感心できます。最近、自分の中で微妙に尾田先生の評価が上がっています。

それで終盤出てきたサルベージ王のマシラさん
僕がワンピースの嫌いな点に、「出てきた敵っぽいやつは結局みんな敵」っていうのがありまして、いつもの調子なら結局マシラさんとも戦闘になっちゃうんですよね。
でもマシラさん、お馬鹿だし、イイ人だし、何よりルフィより賞金安いし(つまりルフィより弱いし)、流石に今回は戦闘にならないんじゃないかと期待してるんですが、どんなもんでしょ?
ワンピースは基本的に人の期待を裏切るマンガなので、やっぱりマシラさんとも戦闘になって「オレは2300万ベリーだが実は強いんだぞー」という展開になるのかもしれませんね。


☆☆☆テニ王☆☆☆

岳人「おい菊丸。もっと跳んでみそ

普通に「跳んでみろ」と書けないところが、許斐先生のダメなところであり、カワイイところであるとも思う今日この頃。
ところでこのマンガ、メガネ率高いですな。


それと146PのPS版「テニ王」のお知らせ。
実はこれが今週のジャンプで一番笑えたりするんですよねー。
それは「実践、つばめ返しを打ってみよう」のコーナー。
「ステップ1」によると、つばめ返しは相手のトップスピンを打ち返すことにより成立するらしいです。
「必要なのは反射神経じゃなく頭脳!」とあるので、なるほどこのゲームは読みあいの勝負か、と思わされます。
・・・で、次からがスゴイです!

「相手は、球を打つときに球種を思わず口にするんだ!聞き逃さないように、要注意!!」

・・・そんな人間どこにいるんだ!?
キャラがアホなところが原作に忠実ということでしょうか。
クソゲーの臭いがぷんぷんするPS版「テニ王」でした。


☆☆☆たけし☆☆☆

丁度この程度、控えめに良い話が僕は好きです。


☆☆☆ブリーチ☆☆☆

あ、もう言っちゃいますかね。正直に。
久保先生は一流作家ですヨ。ギャグを描かせれば。稀代の才能だと思います。
しかし、グランドフィッシャー戦もでしたがバトル物を描くことに関しては、ワンピ程度の技量しかないですね。まさに天はニ物を与えず、ということでしょうか。
だけど、久保先生、ギャグだけではきっと描けないんでしょう。
ならば思い切って、ブリーチは先週・今週のような傑作を書くためにバトル中は充電していると考えることにしましょう。
もう気分的には月イチ連載くらいの感じで
繰り返しますが、天はニ物を与えず、ということです。
ブリーチはギャグが最高に面白いんだからそれでイイじゃないですか。
バトルがいかに詰まらなくてもガマンしましょうよ。
それでも久保先生はやっぱり偉大な作家なんですから。僕はそう考えます。だってそう考えないと、自分がブリーチ好きなのか嫌いなのか分かんないんだもん。

それで内容ですが、このテの展開だとドン・観音寺は実はインチキ霊能者で霊への対抗手段を全く持ち合わせておらず一護に救出される、というのがベタですが、たまにはドン・観音寺は本当に強力な霊能力者で一護と共闘する、とか、ドン・観音寺一人で全て片付ける、とか、そういう展開になって欲しい気もします。
ブリーチは(ワンピと違い)意外と期待に応えてくれるマンガなので、少しだけ期待してみます。


☆☆☆黒猫☆☆☆

ナイザー、ヘボ・・・。
後ろを取られた、とかこのレベルでそういう言い訳は通用しないでしょう?
それに、あれはエキドナのタオなわけですし。
卑怯とかじゃなく、単にナイザ−弱っちいとしか読めません。
そしてグラビティ張り手のカッコ悪さにはとてもとても幻滅。タオ、関係ないじゃん・・・。張り手じゃん、ただの。
ホントにホントに酷いマンガだと確信した今週でした。
いい加減、このマンガに期待するのは止めます。きっと、これからキョウコさん出てきても彼女のイメージ悪くなるだけだろうしなァ。

ところで、もう一人の道士(名前忘れた)、素顔は平安眉ながらもなかなかいけめんのご様子。
基本的に顔を隠している人は素顔カッコ良いものなんですかねー。
ならば、ソワカの今週の大鬼も実はカッコ良かったりするのかな、と思ったり。


☆☆☆ミスフル☆☆☆

「一年軍総大将は目のつけどころが違うな」
って、そんなん小学校高学年なら誰でも分かると思うんですけど。
それで封鎖箇所ですが、ピッチャー抜きならキャッチャーの腕だと思うんですけど、どうなんでしょ?盗塁し放題だし、後逸も多くなるだろうし、ホームでの攻防も有利になるハズ。
オチのタロットカードはきっと何の意味もないんだろうから、ムシ、ムシ。


☆☆☆偉大なる教師☆☆☆

一つ目、二つ目くらいまでは良かったと思います。
三つ目で頭を下げたり計略を働かせたりしたので、ちょっとイメージが崩れちゃいました。
やっぱり帝王は「引かぬ、媚びぬ、顧みぬ」ですよね?


☆☆☆あっけら☆☆☆

今週出てきた女の子を見てますと、マガジンの「KYO」を思い出します。
個人的にアレは「るろ剣」並にダメなマンガだと思ってるのであまり良いイメージはしません。

*マガジンをダメにしたのは「KYO」と「ゲットバッカーズ」だと思います。今のマガジンはジャンプより遥かに面白くないです。クロマティと一歩しか読むのないし。「クニミツ」よりは「サイコメトラー」のが好きです。


☆☆☆いちご☆☆☆

西野さんの性格が良いのはありがたいですね。安心して読めます。
顔だけで性格の悪い女性の話は読んでて痛いので好きではないです。
しかし、東城さん、あり得ないほどスカート短いですね。


☆☆☆ジャガー☆☆☆

だいじょうぶだの意味が分かるのは、おそらく僕の年齢がボーダーでしょう(S.55生まれ)。
元ネタは志村けんの人間ルーレット。
昔は人間ルーレットの前に大掛かりな間違い探しクイズがあって、これがすんごい面白かったんですよね。
お姫さまがいて、カーテン降りて、さあどう変わったか?で、答えは「スカートの中に子供が入ってる」っていう。
お金掛かりすぎたのかスグ終わっちゃいましたけど。


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