WJ31号感想

今週は「矢吹健太郎を応援する会」改め「ネタにつまったらトーナメントしとけ!」さんのフォーマットをパクリました。


☆☆☆テニス☆☆☆

・「最後の一球が決まる前に〜」
いや、別に何もすごくないですから。
ボロ負けしてても最後まで試合するの普通ですから。
中押しなんてありませんよ。囲碁や将棋じゃないんですから。

・冒頭の皇帝
試合中の相手選手に「立て」はないと思います。
お前、何様だ。(皇帝さまです)

・火の如くの皇帝
火を使うときは白目になるみたいです。
ただでさえ顔が怖いのに……。


☆☆☆デスノート☆☆☆

・冒頭
ミサ・レムの会話は、読者に設定を披露するための説明シーンかと思わせて(そして、読者をちょっとガッカリさせて)、ラストでのライト君発見に繋がる伏線だったのが巧いです。

・カラー扉絵。
素直に普通にカッコイイです。
しかし、この扉絵のライト少年は死神たちよりも遥かにヤバそう。
それにしてもミサたんはカワイイなあ。

・カラーページ
Lは顔が土気色。
ゾンビ映画に出てくるゾンビみたい。
すごい不健康そう。

・ラスト
発見されるライト少年。
慎み深いミサたんは改めてご挨拶に伺うようです。
これでライト少年がママンに述べた
「ガールフレンドができたから今度紹介するよ」
が伏線になるのでしょうか。
ミサたんが夜神家にお電話かけても大丈夫。

・今週の萌えポイント
世間一般では「がんばらないもん」の粧裕なのでしょうが、僕としてはやはりめがねっこミサたん。
僕はめがねっこ原理主義ではないので、伊達メガネもOKです。


☆☆☆十ニ傑新人漫画賞☆☆☆

・P52「敵」
敵を悪役と敵役に描き分けるのは、まあスタンダードなんでしょうけど、敵役はともかく悪役描写で成功している漫画ってホント少ない気がします。
和月先生も悪役を描くことに関してはちっとも成功してないです。
敵役のパピヨンは主人公を食っちゃうくらい見事に成功したわけですが、悪役のバタフライは敵役から悪役へ転落した瞬間にキャラの魅力がガツンと下がったように思います。
具体的に言うと、パピヨンを見下した瞬間ですね。バタフライには最後まで良いご先祖様でいて欲しかったです。
そして、バタフライもそうだけど、倒してスッとした気分になれる悪役なんて最近いない気がします。
ワンピースも悪役の「悪」を強調してるんだけど、ちっとも効果的じゃないし、ベラミーさんに関しては逆に好感度が高い始末。
理想的な悪役を描くのは、魅力的な敵役を描くよりも難しいんじゃないかと。
今のジャンプで理想的な悪役(酷い目に遭ったらスッとする)として描けているのは真中少年くらいでしょうか。

余談ですが、TVドラマ「スカイハイ」第二話で殺された二人組のデブは悪役描写としては一級品だったと思います。
TVドラマを見てて、怒りにこぶしを奮わせたのは初めてかもしれません。


☆☆☆アイシールド☆☆☆

・低学歴
高校生が高校生に低学歴っていうのもなあ…。

・桜庭の変容
あの程度なら十分にイメチェンの範疇でしょう。
元の顔が悪いわけじゃないんだから。
アイドルって、デビューしたての頃は可愛いのに、いろんなメイクや髪型に挑戦していって、「そういうコト、やめればいいのに」ってパターンがすごく多い気がします。
それを考えれば、あの程度は十分許容範囲かと。
別に股間を花で隠して全裸で出てきたとかじゃないんですし。

ちなみに、アイドルとかが(やめとけばいいのに)いろんなメイクや髪型にチャレンジして最初の朴訥な頃より可愛くなくなる現象ですが、基本的にああいった人たちは目立ちたがり屋なので、すぐに自分のキャラに飽きちゃうんだと思います。メイクや衣装に関しても、やってればいろんなアイデアが湧いてきますし、アイデアが湧けば試したくなるのが道理。
良く言えば上昇志向なんですが、見てる方からすれば最初のイメージのままでいて欲しいものです。

・余談。「アメリカにおけるアメフトの立場」
「たいていの米国人は〜(中略)〜アメリカン・フットボールに巨大トラック競走といったものをそうたいしたものとは考えていませんが、それと同じで日本人もまたANIMEのことを玩具を売りつけるための子供向け娯楽と考えているのでしょう。」
日本において、アニメが子供向けの娯楽であると一般的に捉えられているように、アメリカではアメフトはくだらないものと捉えられているようです。
アイシールド21を読んでる僕たちは、アメフトに対してどちらかと言えばポジティブなイメージを抱いていると思いますが、現地では逆の評価を受けているのです。
また、日本で「アニメは子供の見るものだ」と考えている人たちも、外国製のアニメである「ジャングル・ブック」や「美女と野獣」などは比較的抵抗なく見ることができます。
「外国製のアニメ」には「日本のアニメ」のようなネガティブな先入観がないからでしょう。
つまり、僕たちがあるジャンルの作品やスポーツに対して抵抗を感じるのは、その作品やスポーツの本質に依るのではなく、周囲の環境に依るのです。
「アニメは子供のものだから見ない」は間違いで、「アニメは子供のものだという認識が一般的だから見ない」が正解です。
「子供のものだという認識」が取り払われれば、エヴァンゲリオンのようなことになるわけですね。
アメリカ人がアメフトを見るような視点を僕たちも持つことができれば、アイシールド21という漫画に対する接し方・感じ方もまた違ってくるのかもしれません。


☆☆☆P77☆☆☆

・王子SAMAと過ごすSUMMER
これほど趣味の悪い予告ページを見たのも久しぶりです。
ジャンプの主要な読者層は完全に婦女子の方々にシフトしたのでしょうか。


☆☆☆P86☆☆☆

・ハンターミュージカル
えっと、これはシズクのコスプレをした女優さんがシズクの演技をする様子をシズクファンが楽しむための催しと考えてよいのでしょうか。
シズク役の役者さんが、シズクを演じきれるか、シズクコスを違和感なくこなすことができるのか、そこが焦点といえるでしょう。
ヘタにイメージと違うシズクだと、かえって精神ダメージを受けてしまいますからね。
僕のような「3次元の女には毛ほどの興味もないぜ!」という人間にはリスキーな賭けです。
それで、シズク役の那須めぐみさんですが・・・

http://anime.nifty.com/act/data/s000000011.htm

あ、意外とイケてる…。
みなさんも脳内でめがねをかけさせたり、掃除機を持たせたりしてみて下さい。
ね?結構イケてますよね??
しかし、基本的に演劇嫌いだから、シズクコスを見るためだけに5600円は厳しいなぁ…。


☆☆☆P88☆☆☆

・映画版サンダーバード
なぜ口の下に二本縦線を引かないのか。(上田次郎風に)
いや、もう人形であるとか、リアル役者であるとか関係ないでしょう。
とにかく口の下に二本縦線を引かないと!
口の下に二本縦線のないサンダーバードなんて、サンダーバードじゃないですよ!


☆☆☆ぷーやん☆☆☆

・題字書いた人
http://screammachine.web.infoseek.co.jp/index.html
誰なんでしょう。何やってる人なんでしょう。映画監督?

・青龍台
つっこむ気すらしません。
とりあえず(初めから分かってたことですが)真面目に卓球を描く気は微塵もないようです。

・「俺だってあの青龍台で打ち返すのに一年はかかったんだ…」
もう少し時間を有効活用してください。
あの台に一年使った時点で、あなた、相当のアホですよ。

・鳳凰羽音
やっぱり、つっこむ気すら起きない・・・。
そもそも超音波を出すだけならラケットで球を打ち返すときに発生させる必要すらなく、台を叩くとか、足踏みするとかでもいいんじゃ…。
第一、超音波に指向性はないはずですから、鳳少年もその影響は避けられないと思うんですが。
(↑結局つっこんでる)

追記)超音波に指向性はあるみたいです。(参考
知欠ですいませんでした。
超音波って人間には聞こえない周波数のことですから、絶対音感持ってても聴き取れない気はしますけど。


☆☆☆ボーボボ☆☆☆

・J
かませにJを使うのは余りに勿体無いですよ!
かませ犬なら他にいくらでもいるでしょうに。コンバットブルースとか。
そもそもこの漫画では敵の強さを表現するのにかませ犬とかをかませる必要性すら無いと思うんですが。
「あのJがやられたのか!なんという敵だ!!」
などとは間違っても思わないですし。


☆☆☆ディグレ☆☆☆

第五話にして初めて内容のある話だったと思います。
1〜4話は本当に空気でした。


☆☆☆リポーン☆☆☆

・京子
京子ちゃんてどういうキャラでしたっけ?
卓球で全国大会まで行ったんでしたっけ?
キャラが薄くて全然思い出せないです。

・ロシアンルーレット
う、迂闊にも萌えてしまった・・・OTL
ロシアンルーレット少女は萌えシチュです。
その後の下着姿は露骨なテコ入れですね。
これでどうにかなるとは思えませんが、こういう最後のあがき的な努力は好きです。

・死ぬ気弾
京子ちゃんの頭から出てきた死ぬ気弾は装填する前の弾丸と同じ形に見えるのですが……
銃の構造は詳しくないのですが、あの形で出てこないんじゃないかな。
撃った弾があの形のまま出てくるのだと、いわゆる排莢ってのが何だか分からないし。

・死ぬ気弾以降
そんなに悪く無かったです。
この辺りのクオリティをうろちょろされるとゲドーが打ち切られそうで怖いんですけど……。


☆☆☆ミスフル☆☆☆

・島流し
もうどこへなりと行ってください。
ていうか、あなたたち野球のために死ねる人間多いですね。
名前に動物が入ってない大勢の人たちは、どんな過酷な練習をこなしても驚き役しかできないんですよ?
島流し先でも驚き役に徹するつもりですか?


☆☆☆こち亀☆☆☆

・じゅうそう
どうでもいいけど、昔、こち亀には後流悟十三(ごるごじゅうぞう)というキャラがいたんですよね。
十三で「じゅうぞう」と読むところまで知ってたんだから、「じゅうそう」もそんな驚くことじゃないと思いますが。


☆☆☆ゲドー☆☆☆

久しぶりに盛り返してくれたと思います。良かった。
壊れていく委員長が可愛らしかったです。


☆☆☆いちご☆☆☆

・掲載順
いいかんじで下がってきました。

・いきなり青カン
あんたら、せめてAからはじめてください。
いきなり押し倒さない!
それにしても、この漫画はエロくなったなあ。


☆☆☆目次川柳☆☆☆

・「できるならいちごな青春送りたい」
気持ちは分かりますよ。
僕だって、高校生の頃は同じようなことを考えたと思います。
ですが、冷静になってください。
確かに15歳という年齢の男子にとって、複数の異性から迫られることはたまらぬ魅力でしょう。
しかし、あなたは同時に同性から壮絶なまでに嫌われてしまうのですよ?
それがあなたにとって本当に幸せな青春なのか、もう一度良く考えてみてください……。
人口の半分は男性なのですから……。

・目次川柳作ってみました。
僕の大大大好きなハンターハンターを歌ってみました。
「休載だ来週もまた休載だ」
これでは余りにハンターファンに望みがない、もう少し希望の持てる歌はないか、ということで、目黒さんが歌い直してくれました。
「来週は手抜きかネームか休載か」
僕たちは冨樫先生のハンターハンターを(本当に)応援しています。



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