WJ38号感想

今週はテニスがお休みです:(´・ω・`)
150円にしろと言いたい。


☆☆☆ハンター☆☆☆

・ピトーの念
人形を操ってる時の念とは形が違いますね。
蘇生の念と操作の念は別物なんでしょうか。
しかし、これは黒くてモヤモヤした念なのか、それとも冨樫先生の手抜きなのか分かりません。
順当に考えれば前者だろうけど、冨樫先生に限っては後者もありうる。

でも片腕飛んでも2、3時間で完全に治るのか…。
やっぱピトーの念は卑怯だなあ。
王を倒しても(半殺しにしても)ピトーを倒せないとダメな気がしました。

・「私の円ではピトーに及ぶべくもないが」
護衛団の中での戦力が大体拮抗しているのだとすれば、これは円の有効範囲が広いからといってピトーが圧倒的に強いというわけでもなく(まあ強いんですが)、ピトーの念が円に向いていた、ということでしょうか。
円の有効範囲だけで言えば、ゾディアックのおじいちゃんより遥かに広いですし。
ピトーの円の範囲はビックリしたからなぁ。

・「オレがもし失敗しても、まだ打つ手はある……!」
ヒィ―!死亡フラグに近づくような恐ろしいこと言わないで下さいよ。
次のページで死んでるんじゃないかと、ページめくるのが恐かったです。
まあ冨樫先生の張る死亡フラグほどアテにならないものもないのですが。

シャウの円も結構な範囲です。
円って良く分かってないんですけど、念を使ってなくても動いてる気配は分かるんじゃなかったですかね。
まあこの範囲だとノヴ先生以外にもいろいろ生き物とか動いてるだろうし、そこらの関係で分からないのかな?

・ビゼフ長官
おおおお、まだ人間の生き残りがいたんだ!
すごい運の良さだ。
しかし、ここからも分かる通り、強大な力を持つ王でもやっぱり何かを成そうとすると手駒はいるんですね。
それが人間のような脆く頼りないものでも。

・「失敗を前提として問題のないものばかり」
その戦闘力から難攻不落なイメージの強い「王+護衛軍」ですが、実際は「失敗を前提として問題のない程度のアクシデント」に対応すべき人員は信頼のおけるもの(護衛軍)の中にはおらず、絶対的な人数の少なさを護衛軍の強大な力でカバーしているという状況のようです。
そして、この少数ゆえに今回ノヴ先生は好機を掴んだわけです。
念での戦いは強者必勝では無く、必ずいくらかの不安要素を持つものである以上、どれだけ強くとも4人という人数はやはり彼等にしても厳しい数字ですね。

・パーム参戦
ビゼフ長官黒いなー。
食料にされる前に上玉はこっそりヤッちゃおうって腹ですか??
あの過酷な労働条件の中でいつそんな時間があるんだって話ですが。
ビゼフ長官の毒牙にわざと捉えられたパームさんですが、一体彼女がキメラアント城に内部潜入して何ができるのでしょうか?
戦闘能力自体はゴンキルより遥かに劣るはずですよね。
隠密行動に向いたキャラクターとも思えないし。

そして、パームさんがノヴ先生のいう「まだ打つ手はある」なのでしょうか?
だとしたら信頼されてるなぁ、嬉しいだろうなパームさん。


☆☆☆ナルト☆☆☆

なんなんだ、この不思議な戦いは……。

・お腹のロープ
サソリさんのギミックの中でも飛びぬけて不恰好なこのロープ。
どう考えても、戦闘において相手に掴まれて行動を制限されそうです。
しかし、さすがにそれはサソリさんも考えているのでしょう。
サクラがロープを引っ張り始めても「フン」と笑って気にせずチヨバア様を狙います。
が、サクラはロープを最後まで引っ張ってサソリさんの動きを止めたのです!
なんという怪力だ、サクラ!!!!


ということを、きっと岸本先生は描きたいのでしょうが、実際に絵で見たときのこの間抜けな感じは何なんでしょうか。
自分が思ってることを巧く表現できてない岸本先生は可愛くて好きです。

・バラバラの実
サクラがサソリさんをふっ飛ばしてバラしたとき、読者の99.999%がくっ付くことを予測したと思いますが、果たしてその通りの展開と相成りました。

なんだろうなあ、この間抜けな感じは。
最後の顔がカシュっと回るところとか苦笑を禁じえません。
でもね、こういう岸本先生ホント好きなんだ。皮肉じゃなくて。

・十機近松
おおお!チヨバアすげー!!!!
でも、スゲエけど、あのいわくありげに見せた息子&娘の傀儡はなんだったんですか??

・百機の操演
スッゲ!サソリさんもっとスッゲー!!!!
でも、スゲエけど、それなら三代目の傀儡はなん(ry

・「もう分かってますよね、私の性格!」
読者的には「チヨバア!あんたの命もらうよ!」としか読めないサクラの一言。
あんたバアさん殺す気か!
次のチヨバア様の表情もそう見てみると面白い。

しかし、チヨバア死亡フラグに向けて躍進している中で、このサクラの立ち位置は絶妙です。
さながらチヨバアを死地へと歩ませる死神のような存在。
これでチヨバア死んだら、サクラがネタキャラとしてまた一段と成長を遂げそうですね。


☆☆☆ワンピース☆☆☆

・怪力デストロイヤーズ
巨人族の引き立て役にして噛ませ犬の怪力デストロイヤーズ。
彼等の仕事は「でけェ…!"怪力デストロイヤーズ"が可愛くみえる…!!」と仲間が発した時点でほぼ終わっていたのですが、その後もちゃんと最後まで仕事してましたね。

まあでも、怪力デストロイヤーズはなんかすごいっぽいけど、ルフィにゴミクズのようにやられたフランキー一家のイチ構成員に過ぎないという点は見過ごしてはいけないです。

・職長たち
今週、巨人族を相手にあれだけの大活躍を見せながらも、どうしても「強い」と思えない職長たち。
なんでだろう、「弱い」イメージで固定されたフランキー一家と一緒に活躍してるからかな。
彼らがアイスバーグさんのお部屋の前で守っていた時は「なんという鉄壁な守りだ!とても崩せねェ」と読者に思わせるだけの威圧感があったのに、今では薄紙一枚程度の守りにしか思えません。
また、そんな彼らを破ったルッチさんたちCP9の強さはさらに強調されたわけですが、職長たちの威厳が地に下がった今となっては、CP9も「うん、まあ破れるよね、あんくらい」という評価にまで下がってしまっています。
本当に何が悪くて、自分の中での職長の評価はここまで下がったのだろう……。不思議だ。

・名前忘れたけどCPの長官
この人は海軍でも上のほうの立場にありながら、どうして1億ベリー超の戦闘力を持つ海賊に対してここまで評価が甘いのか不思議です。
もしくは自分の部下に対する過剰な信頼。
まあ器じゃないってことなんでしょうけど…。

あ、そうか、この長官のせいか!
職長ツエー⇒CP9もっとツエー!⇒こいつが長官かよ!⇒CP9その程度か⇒職長ヘボイよね


☆☆☆ブリーチ☆☆☆

前号の答えは(1)の破面さんでした。

・ナッパvsチャド
どうもブリーチという漫画は燃えることも萌えることもできないんですよね。個人的には。
今週、ナッパの圧倒的な力に瞬殺されるチャドなんかはもっと燃える展開であっても良いはずなんですが、なんだか空々しいものを感じてしまいました。なんでだろう。ぶっちゃけ絵柄かな??


性に合わないから面白いと感じない、と言ってるだけのダメ感想。


☆☆☆タカヤ☆☆☆

・「オレの顔面、思いっきり一発殴ってみ?」
タカヤがラブコメではなくバトル路線に決定したようで、そのこと自体は悲しくもあり、寂しくもあるのですが、もう一つ僕が危惧しているのが、タカヤが「宇強の大空」になってしまうのではないかという懸念です。
上記のタカヤのこの台詞に、僕は「宇強の大空」を強く感じてしまいました。

「宇強の大空」という漫画を知らない人のために説明しますと、これは数年前に月刊ジャンプで掲載されていたバトル漫画です。
武蔵裏天流という宮本武蔵を開祖とする武術をマスターした青年・宇強が、空手家や同門の武闘家を相手にトーナメントを戦うという代物なのですが、まあもちろんガチンコ格闘物ということで出てくるキャラはむさ苦しい男ばかりです。
で、そこまでなら名作バトル漫画「修羅の門」「刃牙」(※1)と何ら変わらないのですが、困ったことに、この漫画は登場キャラクターたちが真剣に戦いを愛し、戦いに恍惚としているのです。
「修羅の門もバキも同じようなものじゃないか」と思われるかもしれませんが、とにかくその気持ち悪さが段違いなのです。
ボコボコに殴り合い、血飛沫を飛ばしながらニヤニヤ笑いあう筋肉ムキムキの野郎二人。
まさに悪夢です。
修羅の門は淡白な絵柄ですし、刃牙は板垣先生の同じ人間とは思えない人物描写のおかげでそれほど気になりませんでした。
しかし、宇強の絵はキモい、キモすぎる。僕は一種のトラウマを抱えてしまったほどです。

というわけで、宇強のトラウマのせいで今回のタカヤの台詞にはちょっと身構えてしまったのですが、内容も良い感じで気持ち悪い方向に向かっており、一体今後どうやってこの作品と付き合っていけば良いのか対処に苦しんでいます。
修羅や刃牙はそういう描写があっても結構スグに終わらせるんですが、宇強とか1話丸々それだったりしますからね。
今週のタカヤもそういう内容が多くて気持ち悪かったです
誰かボスケテ。

※1 バキに至っては出てくる女性もむさ苦しく恐ろしいです


追記)
いまふと考えてみたんですが、もし、これが女性同士の戦いであればどうなのでしょうか?
……ひょっとして萌えかもしれません。
さらに言えば、このタカヤの展開は婦女子の方々からすれば垂涎モノであるかもしれません。
ひょっとしたら宇強もそうだったのかもしれません
いやあ、漫画って奥深いわ。


☆☆☆ムヒョ☆☆☆

・今井さん
すごい!良く頑張った!!!!
この漫画で活躍した魔法律家ダントツ2位ですよ。
ムヒョ以外の魔法律家が活躍するだけで、この漫画には本当に驚かされます。

・「我孫子殿…藤原の件はもうお気になさらずに…」
絶対気にしてないと思う。毛ほども気にしてないと思う。この子は師匠のことしか考えてないと思う。

・殺しのリスト
す、すごい! ロージーがリストに入っている!!!!!!!
主役級のキャラクターが最大の敵に狙われるという、ごくありふれた、何でもないことながら、何だこの僕の驚きは!?
「え?!ロージー狙うの??生かしておいて何か問題があるの!!?」
とすぐに思ってしまいました。

でも、良く考えたらエンチューがロージーたちを狙うのは協会への復讐もあるけど、「ムヒョをいやな気持ちにさせる」という個人的な意味合いもあるんですね。そう考えたら納得です。


☆☆☆もて王サーガ☆☆☆

・「ドズル中将は立派な軍人だ」
まったくもって同意。
僕はファーストガンダムで好感の持てる人物ってドズル・サビとガルマ・ザビだけだなあ。
ちなみにシリーズ通して一番好きなキャラクターは東方不敗マスターアジア!当然ですよね?

・徐々に奇妙な感じ
大亜門先生、ホント好きだなー。
最後の手の動きで真空を作るのって、これもJOJOネタですか?

しかし、杉音さんは容姿と体型はともかくとして、この特殊能力は恋愛をする上で大きな枷になりそうです。


☆☆☆銀魂☆☆☆

いつも思うことだけれど、ヘドロさんは実際のところ殺意を抱いてやってると思う。


☆☆☆デスノート☆☆☆

ニアが靴下はいてる。
それにしても、あれだけのおもちゃに囲まれながら「二代目Lはふざけすぎ」といわれてもなぁ。

・ライト
パパンの死の後もちっともダメージを感じさせないライト君。
あえて深読みすえば最後に松田さんの言葉に乗って本音トークを繰り広げているところが、ライト君の若干のダメージの現れであるとも捉えられますが、単にこの場で最適な言明であるからそうしただけ、とも取れます。
まあ、パパンが死んだ時に悲しんでるのかどうか分からないようにしてたのもですし、今週のこれも計算してるんでしょうね、ガモウ先生は。


☆☆☆みえるひと☆☆☆

やっぱり物理攻撃かよ!
もっと呪おうぜみんな、幽霊なんだからさ!

僕はこの漫画が生き残る姿がカインや切法師と同じくらい予想できないんですが、みなさんはどうですか?
でも絶対打ちきり確定と思ったディグレも生き残ってるし、僕の選別眼など頼りにならないのですが。


☆☆☆ネウロ☆☆☆

・笛吹陥落
明智警視のように、サイ、ネウロと並ぶキーパーソンに育つのかと思ったら、あっさり噛ませ犬で終わりました。
「そこでアホ面さらして見ていたまえ」とか、すごい素敵な台詞だったのになー。残念だ。
最後の爆発にはカタルシスがあった気がします。

・「この男一人を殺すための煙幕として、無差別爆破を繰り返したという可能性も十分ある」
この台詞を見て、アガサ・クリスティーのABC殺人事件(一応反転)を思い出しました。
僕はホームズもポワロも嫌いだけど(口調がムカつくから)、この本はポワロがムカつくことを差し引いても傑作だったと思います。


☆☆☆こち亀☆☆☆

最近のこち亀は、両さん以外の周りの人間が本当にロクでもないです。
この婦警たちは人間のクズですね。

クオリティダウンは仕方ないとしても、この点だけは昔のこち亀に戻して欲しい……。


☆☆☆スマッシングショーネン☆☆☆

うん、つまんないですね。
バドミントン漫画ということで若干期待してましたが、何も見るところはないなぁ。
これなら前の野球漫画の方が遥かにマシです。
鳥と戦ってたからスマッシュがすごいとか、そんなわけねーだろと少しだけ怒りも感じてしまいました。
テニスやってる人がテニスの王子様にムカつくのはこういう理由によるのかな。
それにテニスじゃあるまいし、スマッシュをスマッシュで返すことはできませんよ。
分かってて描いてるのか分かってないのか微妙なラインだ。

ちなみにこのバドミントン部はコートを6面使用し、都大会優勝者がおり、部員もこれだけいるのですから、十分強豪校だと思います。
僕の学校は2面しか使ってなかったですよ。6面は相当多い。

あと、あれだけコート内に鳥が乱入し、シャトルが埋もれて見えなくなった中から飛んできたスマッシュは普通に取れないでしょう。
これを勝利と呼んで良いのかどうか。
劇場版テニスでコートが津波にさらわれた後で決着をつけたのと同じくらいノーゲームでいいと思います。
それから、バドミントンのスマッシュは結構返せます。
300km出るけど、それは初速で、手元に来る時にはもっと遅くなってます。
プロレベルのスマッシュは受けたことがないから分からないけれど、高校レベルで「速い」くらいのスマッシュなら僕でも(たまには)返すことはできます。
都大会優勝レベルだったら、最後のスマッシュも何とかなるんじゃないかなあ。

それと、これは小池谷くんが悪いけど、もし最後ちゃんとサーブしてたら主人公はスマッシュで返すことはできませんでした。
菊丸先輩ならできるかもしれないけどね。


☆☆☆ミスフル☆☆☆

なんだ種明かしはこんなことか。
種が分かった以上、対策は簡単じゃないですか。
犬飼が走っていってジャンプして影を隠せばいいんですよ。
もし、犬飼に桃城先輩と同様相手の心を読む能力があれば、この失点も未然に防げたでしょうにね。
そのくらいできないと、野球はともかくテニスでは話になりませんよ。


☆☆☆切法師☆☆☆

ラジオドラマ「剣頭吏vs切法師」
ジャンプ35号、第10話を見ながらお楽しみ下さい。

・ケットシー
剣頭吏10体はウンディゴを動かすためのブラフ??
この展開はすごく練りこまれてて、とても良いのですが、しかし剣頭吏10体は出してほしかったなあ。
ところで、中島先生はこんなタラタラ描いてて大丈夫なんですかね。
うすさま明王が側近と合体してでっかい剣頭吏になるところまで描けるのでしょうか、心配です。

今週の展開はすごく良く描けてたと思うんですが、少なくとも小学生が読んでドキドキする話じゃなかったと思います。
こういう描写にはある程度定評もあるみたいだし、うまくやれば中堅漫画にはなれたと思うんですがもったいないですね。
やっぱ剣頭吏が出るのが遅過ぎたよな。



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