●紳士的黒猫辞典_ナ行




【ナノ】(なの)
黒猫世界では当然物質の大小の単位ではない。
紳士的に「万能・究極」若しくは非紳士的には「反則・無茶苦茶」の意味である。 (普賢)
関連語⇒「ナノマシン」

【ナノスライサー】(なのすらいさー)
星の使徒一般兵の装着している硬い鎧を破るために、イヴ嬢の編み出したナノ技。
髪の毛を厚さ数ミクロンの刃に変えることで、頑強な鎧をも易々と切り裂く。
刃物は薄ければ薄いほど良く切れるからだ。
ちなみに、ナノテクロノジーを使っているにも関わらず、薄さを表すのにミクロン(1ミクロン=1000ナノ)
を用いたのは、おそらく「小ささの単位ではナノよりミクロンの方が一般的だろう」という矢吹先生の
深慮によるものであろう。(かがみ)

【ナノマシン】(なのましん)
現在の先端工学で考えられている「ナノ」つまり十億分の一メートルを単位とする
微細工作機械。「分子一個一個 を歯車やモーターとして組み上げ、静電気等を動力源
として駆動する超微細な工作機械」であり、医療、工業、環 境改善、エネルギー生産etcと
様々な分野において注目されている夢の技術。
完璧な物には微生物のように自己複製を行いその機能を増幅するという機能も想定される。
然し黒猫の世界においては「無から有を生み出し、有を更なる物へと変じさせる究極の能力の原理」
であり、根本的にその性質が異なる。
その力は凄まじく、体を一瞬で鉄に変える、肉体を瞬時に武器化、など常温核融合なども自在に操作
できるものと思われる。
ただ、この技術は全宇宙の法則をも覆す「矢吹科学」から生み出されたことだけはハッキリしている。 (普賢)
類義語⇒オリハルコン

【なんて……優しいんだ……!!】(なんてやさしいんだ)
週刊少年ジャンプ2004年9号にてジャンプ作家陣の冨樫義博が現在連載中のパクリ漫画
「HUNTER×HUNTER」 にて 主人公ゴンが敵のナックルに対しての心情を表した台詞。
一見ブラックキャットとは何の関係もなさそうな台詞だが、それまでのナックルの台詞
「タメが長い。戦闘中に技を出すまでの数秒間ってのは気が遠くなるほど長ぇぜ。そう簡単に
出せると思うなよ。」 「いわれて無かったら秒殺だったかもしれない」 「あえて教えてくれる。
そして導いてくれる」 などと、ブラックキャット内で行われる紳士的戦闘描写に対して褒め称える
言葉を作中にて遠まわしに発した。
特に「いわれて無かったら…」に使われている描写は対セッキ時にリバーが放った言葉 「後ろが
ガラ空きだぜ!!オラァ!!」 を露骨にぱくった描写である事はいうまでも無い。
ナックルが自分より弱いと踏んだ敵に対して放ったのに対し、 リバーは自分より遥かに強い敵に
対しても「紳士道」を貫き通した事に冨樫先生は完全降伏したのか、作中でゴ ンが 「死ぬ気で
こい!!」 などと発した辺り、紳士道による真っ向勝負を避けて、打算と戦略に頼った小賢しく、
読者の頭を無理に考えさせる漫画を描く事に決めた。
後の「あえて教えてくれる…」にたいしては、いうまでも無いだろう。(ジム)

【ナンバーズの武器】(なんばーずのぶき)
クロノス直属の精鋭部隊「時の番人」(クロノ・ナンバーズ)に選ばれた者が手にする事が出来るという、
全てが最強魔法金属オリハルコン製の武器。 ナンバーズは、何か1つの武器を極めたものがなれる。
そのために、色々な種類の武器が存在する。漫画の中に しか実在には存在しな武器が最近出てきて
いる(ロケット砲丸、鋼鉄の布、鋼鉄の糸)ため、武器に対して無知なんだな矢吹先生がとてもオリジナリ
ティに溢れる事が分かるであろう。
さらに、武器の組み合わせ方も素晴らしく、暗殺者にバズーカ砲やトンファーを振り回させたりさせる
あたり、誰もが思いつかない知欠な、もとい神がかったセンスを感じられる。
また、ナンバーズの武器の名称はウルスラグナ(ペルシャ神話)、セレイーン(ギリシャ神話)、ハーディス、
グングニル等(北欧神話)と、武器の名前の出所に統一性がないのはゲーム知識しか無いため 矢吹先生が
全ての神々を超越する漫画の神様であることを示唆するものであると考えられる。(ジム)

【ナンバーズの武器の名称】 (なんばーずのぶきのめいしょう)
ナンバーズが所持する武器の名称が原型となった神話に全く統一性がない(矢吹先生が全ての神を
超越しているため)のはすでに述べられているが、実は純粋に武器の名前に冠せられているのは
『グングニル』だけである。 残りは全て神々の名前に使われている。
『グングニル』=北欧神話の最高神オーディンの槍
クライスト=キリストの英語発音
ハーディス=冥界の王ハデス(ギリシア神話)
ヘイムダル=北欧神話の神
ディオスクロイ=ギリシア神話の双子の神
それは、矢吹先生が考えなしに格好良い名前を拾い集めた為ではなく、矢吹先生のネーミングセンスは
超一流 であったので、神々が我先にと名前を取り合った結果、グングニルだけ余った為だと言われて
いる。また、全て西洋神話に名前を取られた理由は、「アジア圏の神々、武器の名称はマイナーである為、
矢吹先生の主な資料であ るゲームや漫画にはあまり記載されていないから」という説は極少数であり、
「西欧、東洋の神々のミリタリーバランスを考慮したから」というのが多数派の考えである。(リチャード獅子心王)

【何発でも打ち込んでやる】(なんぱつでもうちこんでやる)
我らがスーパーヒーロートレインが 最強の紳士であるクリード様と対決中に言った
紳士台詞。 黒爪3連撃ですら破壊できなかった イマジンブレードを破壊するには
連続で殴り続けるのかと 思いきや、追加技はブラッククロス2発のみ・・・
連続で黒爪、ブラッククロスを使用してしまえば クリードの紳士スピリットを破壊して
しまうと トレインが紳士的に手加減をした結果起こった現象である。
極限の戦闘の中でも常に紳士性を忘れないトレインのキャラを強烈に印象付けている。(ひよひよ)
関連語⇒黒十字

【入院】(にゅういん)
聖典4巻において、矢吹先生のご幼少のころの写真とともに添えられていた作者コメントによると、
先生は小さい ころ1ヵ月ほど入院された経験があり、その際、絵を描く楽しみに目覚められたという。
どういった理由で入院に至ったかまでは記載されていないが、原因不明の高熱で脳をやられたの
ではないかという意見がもっとも有力である。
理由はどうあれ、これがきっかけとなって世界でもっとも偉大なるマンガ家が誕生したという歴史的
にも重要な事件であり、その天の配剤ともいうべき奇跡に感謝し、日本の新しい祝日として
「入院記念日」を導入しようという動 きが出ていることは記憶しておいて損はない。(目黒)
(参考)聖典4巻の作者コメント
>最近、全然写真を撮ってないので、
>苦肉の策として、子供の時の写真を
>持ち出してしまいました。絵を描く
>楽しさを知ったのは、この写真より少し後に、
>一か月程入院した時だと思います。
>とてもヒマだったので、よく病室で
>ラクガキしてました。しかし、
>写真撮らないとな……。

【ネットはやりません】(ねっとはやりません)
(@)「CGを学ぼうと思って、パソコンを入手!!す
ぐには仕事に使えませんが色々試そうと思い
ます。でも、ネットはやりません。<健太朗>」
がその全文。
神である矢吹先生には世界中の全ての事象が手に取るように分かってしまい、それは電脳空間で
あろうと例外ではなく、そのため矢吹先生はインターネットをする必要がない、という意味だと
思われる。決して、ネット上における自分の評価から目を逸らしたいという意味ではない。
ちなみに、2004年2月23日現在「矢吹健太朗」でGoogle検索をかけると、6番目に「矢吹健太朗
盗作疑惑」がヒットし、一字違いの「矢吹健太郎」で同じくGoogle検索をかけると、1番目にヒット
するのは「LIVEの暗井君は矢吹健太郎にそっくり」であるが、このデータで言わんとするところなど
別に何もない。(かがみ)
(A)ネット上において、矢吹先生ならびに黒猫に対する擁護的な意見が出た場合、不可思議なことに
「作者の自作自演じゃないか」という人がいる(矢吹先生を褒め称えることは当然なのに)。
そのような場合は、他の人が
「矢吹先生は ネ ッ ト は や り ま せ ん 」
と諭してあげるのが一般的なネットマナーであるので、覚えておこう。(かがみ)

【眠気】(ねむけ)
黒猫読書時に何故か宿命的に襲われる身体反応のひとつ。
通常ねむけとは、夜間副交感神経が活発になり、睡 眠誘発物質であるメラトニンが分泌されることに
よって起こるが、同時に(たとえば車で同じような景色の道を走り 続ける・著しく刺激の少ないものを
読み続けるなどといった)単調な作業が継続するなどして理性を司る前頭葉の 活動が弱まることに
よっても起こる。
無論黒猫においてそのような可能性は銀河の果てにも及ばないが、目黒氏の仮説「矢吹贖罪論」に
よれば黒猫の単行本はナノマシンでできており、それが我々の認識に干渉する際の副作用ではないかと
指摘している。しかし、ナノマシンの力を振り切り、真実の黒猫を見ているはずの紳士においてもこの現象
からは逃れられず、真相の究明が待たれている。
ちなみに、「あくび」とは「欠伸」と書くが、これは「欠けることなく知性が伸ばされていく」という事を意味し、
あくびによる深呼吸によって黒猫から放出されているナノマシンだか波動だかが取り込まれていることを
意味したりすんじゃね−の?と思われ、「伸びが欠けているから」などということは論外であり、あくびをして
涙が流れるのも感動の雫、もしくは溢れ出てしまった知性の欠片であることは言うまでもない。
下の文はある教授のあくびに対する解説であるが、こんなものは私たちを真実から遠ざけるための詭弁
でしかない。
『退屈すると、しばしば手足の伸びがあくびに伴うことからもわかるように、あくびとは、じっとしている
緊張から身体と心を解放するためのストレッチ体操である。あくびをすると、肺が膨らみ、顔の筋肉が
引き伸ばされ、身体がリラックスするのだが、その時、顔面筋が涙嚢を押さえつけ、涙嚢にたまっていた
涙を押し流す。』(ラダ)
関連語⇒眩暈・吐き気・矢吹贖罪説

【ノーベルオリジナル賞】(のーべるおりじなるしょう)
(@)(@)ノーベル賞の中でもっとも権威ある賞。
かつては十年に一度受賞資格者が出るかどうかといわれるほど狭き関門であり、受賞者不在の
期間も多々あっ たが、2000年7月にWJ誌上に「黒猫」を発表して以来、矢吹先生が2003年まで
連続受賞して世間の耳目を集めた。
とくに2003年、この賞を巡って「神撫手」の堀部健和氏と最後まで接戦を繰り広げた末、矢吹先生が
僅差で受賞し たことは記憶に新しい。(目黒)
(A)ノーベル賞の一部門。その年度に最もオリジナリティ溢れる作品を残した者に贈られる。
長らく受賞者不在の時期が続いたが、近年は矢吹健太朗先生が連続受賞している。
なお、「烈火の炎」の安西先生、「RAVE」の真島先生、「悪魔狩り」の戸土野先生なども、毎年
受賞候補に挙げられており、矢吹先生とならび「四天王」と称されている。(かがみ)
関連語⇒ノーベル賞

【ノーベル賞】(のーべるしょう)
ダイナマイトの発明者であり、ノーベル・ダイナマイト・トラスト社の創始者であるアルフレッド・ノーベル
の遺言によって制定された世界的な賞。 第1回授賞は1901年であり、以後毎年、国籍・人種・宗教を
問わず人類の福祉に最も具体的に貢献した人びとを ノーベル財団が選定し、オリジナル賞をはじめ、
物理学賞、化学賞、生理学・医学賞、文学賞、平和賞、経済学賞 (1969年に新設)を授けている。(目黒)
関連語⇒ノーベルオリジナル賞

【ノラネコ】(のらねこ)
黒猫を代表するマスコットキャラクター。
哲学的記号として様々な場面に不必要なほど繰り返し登場し、矢吹先生の深いメッセージの
正に象徴とも言え次世代の黒猫解釈のキーパーツと目される。
キャラクターとしても、このスッとぼけた顔の余りの愛らしさと哲学性によって、読者にも非常に
愛され人気キャラ クター投票ではなんと五位につけている。 ハードでシリアスでバリアフリーな
展開の連続である清涼剤漫画「黒猫」に於ける百分の一服の清涼剤にして大河の中の一滴。
ノラネコを名乗ってはいるが、車と併走するなど世界の「猫」とは大きく異なる生物であることは
間違いない。
また 他作品では「噛み猫」などの偉大なマスコット的転生先を生み出した。
なお、近年のペットブームはこのノラネコから来ており、もはやこれは常識とさえいえるだろう。(普賢)



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