●悶絶ストリートファイター1”Rainbow Edition”





Rainbow Edition、みなさま御存知でしょうか。
僕にも詳しいことは分からないのですが、おそらく一度海外に輸出されたストリートファイター2が海外でロムハックされ、逆輸入されたものと考えられます。
そのため、スト2のゲーム中にある素材を使った様々な悪ノリがなされており、かなり悶絶できる内容となっています。

今日はそんなRainbow Editionを少しだけ紹介します。


1、ヤバくなったらキャラチェンジだ!!

このゲームでは、試合中自由にキャラを変更することができます
「Xmen vs ストリートファイター」のような2on2のゲームでも、パートナーと交代することは出来ますが、こっちは全キャラいつでも好きな時に変えられるので比になりません。
しかも入れ替わるようなアクションは無しで、突然パッと姿が変わります。なんだかなぁ・・・。
ところで、「ヤバくなったらキャラチェンジだ!!」と書きましたが、このゲーム、相手キャラによっては一度ヤバくなったらどうあがいても逆転できないと思います。
なお、CPUは体力が無くなったり時間が経ったりするとキャラを変えてきます。


2、速いぞ!ザンギエフ!!

投げキャラ、ザンギエフの致命的な弱点は接近手段にあります。
投げ間合いに入れば強いザンギですが、彼ののろくさい接近速度と高さのないジャンプは、無事相手に近付くだけでも困難です。
特に相手がリュウ・ケン・ガイルなどの飛び道具を持つキャラなら、さらに難易度は上がります。

しかし!このゲームのザンギエフの移動スピードはアホかというくらい速いです
どのくらい速いかといいますと、端と端にいる状態で、こちらがリュウの大足払いを出してみたら、技のモーションが終わる頃には投げられているくらいです。
とにかく、油断してるとスグ投げられる。
牽制気味に攻撃出したら戻りモーション時に投げられる。
このようにザンギはずいぶん強くなりましたが、それでも他の鬼のようなキャラに比べれば、キャラ性能はまだ中位といった程度でしょうか。


3、飛び道具性能高過ぎ

波動拳、ソニックブームといった飛び道具がとにかく強いです
何がどう強いかって?
なんといっても、画面中に何発でも出せるんです
そのうえ、弱だと出した後追い越せるくらいにゆっくりと飛び、強だと物凄い高速で飛んでいきます。
さらに、飛び道具にはホーミング性能が付加されています。
相手がジャンプすれば波動拳も上昇し追いかけます。

ハッキリいって飛び道具を持っているキャラは、一度相手を転ばせれば試合終了です。
転んでいるうちに弱波動拳を二発も撃っておけば十分。
その後も弱波動拳連発で、ガードしてたら削り殺し、飛んでもホーミング波動が追いかけますし、避けれても着地点に他の波動が当たることでしょう。
これだけ飛び道具が高性能なのに、この頃のスト2には空中ガードがないんですよ!?
酷い話ですね〜〜(^^;

飛び道具の削り殺しで勝つのがイヤな人は果敢に攻め込んでみてもいいでしょう。
弱波動をいくつか撃っておけば、波動を追い越して攻め込めます。
ある意味設置系飛び道具、かなりのプレッシャーを与えられます。
こちらが相手を飛び越えてしまえば、波動拳との挟み撃ちでガード不能にすることだって出来ます。
波動拳が画面に残ってる限りはこちらの一方的有利は揺るぎません(^^;

そして、そんな凶悪な飛び道具が・・・


4、チュンリーが!ブランカが!バルログが!

Rainbow Editionでは、波動拳が撃てるのはリュウ・ケンのみだなんて、そんなケチくせえことはいいません。
僕が確認しただけでも、チュンリー・ブランカ・E本田・バルログが波動拳を出すことが出来ます
出し方は良く分からないんですが、チュンリーなら百烈脚中に、ブランカならエレクトリックサンダー中に、E本田は百烈張り手中に、バルログはローリングクリスタルフラッシュ中に波動拳を出せます。
ローリングクリスタルフラッシュ+波動拳は、波動拳ヒット→フラッシュ回転ヒット→フラッシュ爪ヒットで相手が確実にピヨるので強いです。

しかし、そんなことが出来ても奴の前では全くの無力なのですが・・・。



(噂の百烈波動拳。確かに本田の張り手なら波動くらい出そうなモンです)


5、リュウ強すぎ

やっぱり最強はコイツではないでしょうか。
とりあえず、波動拳が撃てる、という時点で相当のアドバンテージです。
いちいちローリングクリスタルフラッシュ使わないと波動拳も出せないバルログとは大違いです。
波動拳の項でも書きましたが、とにかく一度相手を転ばせればほぼ間違いなく勝ちです。
相手がケンやガイルで飛び道具連発してきても、膠着状態ですからコマンドミスらない限り、時間切れでも勝てますし。

そこまでならケンも同じなのですが、リュウは昇竜拳がまた激烈に強くなっているのです。
弱・中で出すなら普通の昇竜と変わらないのですが、強で出すとあら大変。
画面端から端まで飛ぶんです。
こちらが波動拳を出して、相手がジャンプして避けた場合、それが遠くでの垂直ジャンプやバックジャンプであったとしても確実に昇竜が当たります。
ええ、鬼ですね。

ちなみに竜巻旋風脚も強で出せば、物凄いスピードで画面端から端まで飛びます。
相手のちょっとした隙に竜巻を当てることが可能ですが、端まで行ききってからかなり滞空するので、降りる時が隙だらけです。お気をつけ下さい。

ちなみに、リュウ・ケン対決とかだと、相手を先に転ばせれば勝ちなので、かなりの開幕読み合いになり、これはこれで楽しい気がします。1ミスで勝負がつくところが、真剣勝負な感じで良いのではないでしょうか。ブシドーブレードみたいですねv


(噂の強昇竜。飛びすぎ)


6、その他

他にも、空中で必殺技を出したり出来ます。
空中波動→空中昇竜なんてことも可能。
また、僕は見たことないですが、ダルシムが脚から火を吐いたり、ダルシムが金斗雲に乗ったり、ダルシムが空中スライディングしたりとやりたい放題です。
こちらのページに詳しいので、興味ある人はどうぞそちらへ。



(一例。まぁ、三角飛びだって物理的な不可解さは同じようなものですけど)


そんな愉快な"Rainbow Edition"どこかで見かけたら、やってみてくださいね。


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