谷地恵美子

サバス・カフェ」(全7/あすかコミックス/角川書店)

どの扉でもいいんだ
どの扉も彼の道に通じているから 必ず 彼をみつけられる
僕がずっと 逢いたかった子供 夢の中の子供
ああ ケン
 僕は
彼になりたかったんだ
明るく あたたかい にぎやかな世界の住人
お茶と お菓子のあまいにおい みんなが彼を待ってる

僕は
あの椅子にすわれる
子供になりたかった

とりあえず日本の美少年ヨノギ・ダイと英国貴族のデリィとの友情物語(<全然違います)・・・じゃなくて、笑いあり涙ありのインターナショナルスクールライフ。
軽い話かとか思ってたら大間違い。ダイも行き着くところまでいっちゃいました。というかダイってそういうところに居た人には見えない。もっと浅いところにいる人かと思ってました。それほど虚勢をはっていたということかな。
デリィの元ガールフレンドのところとかは女として考えるところ、ありますね。でもデリィの妹スウは某フィービーなみにいい女です。スウにならダイをとられてもいいと思うな。。。
ダイもデリィも互いを通してすごくいい成長をしてきたというかんじがります。最終巻はもう感動の嵐。

記述日2001年11月3日

サイレンス」(あすかコミックス/角川書店)

谷地恵美子さんの描く少年主人公ってどれもこれも皆美少年ではっきりいって絹子、うほうほです(笑)。
家を出てアメリカに渡りニューヨークに行き着き私立探偵の手伝いバイトをしている有久。なかなか本格的な事件にめぐりあったりして楽しく読みました。もっと続いて、連作短篇みたいになったらよかったのにな〜と思います。

記述日2002年1月13日

お姫様の揺り籠」(1〜/ヤングユーコミックス/集英社)

94年の本なので、決して新しくはないんですが、まだ一巻しか持ってないんで一巻の感想だけ(爆)。
「私がそばについていると必ずその人は勝つ」という特技(?)を持つ主人公の千珠子。
ラスベガスで一穫千金した後(つうか、千珠子がいたからね)ぽっくり逝ってしまった千珠子の父。天涯孤独になった千珠子は日本の親戚の下で暮らすことになります。その日本での生活が話のメインなんだけど、テンポがよくって面白いッス。

記述日2002年1月13日

虹の果てで」(シルキーコミックス/白泉社)

「虹の果てで」(表題作)のほか、「さよならだけが」「殺しちゃって・イイヨ」「銀の風をこえて」「女神さまの結婚」が併録された短編集。しかし、正直ほとんど面白くなかったです。読み応えがあったのは「殺しちゃって・イイヨ」だけ。しかもこれについては、題名について疑問が残ります...
つうか、「シルキー」ってのは多分レディコミなんですね。よく知らんけど。
今まで知ってる谷地さんよりアダルトだったんでびびりました。といってもあなたが思うようなアダルト(?)ではないですよ。せいぜいセックスシーンがふたコマみコマあるくらいです。でも、今まで谷地さんのまんがでキスシーンさえみたことのなかった絹子としては衝撃的だったのさ。。。
で、感想に戻るけど、谷地さんはあんまりレディコミとか合ってないんじゃないかと思いました。だって、どう見てもトウトツに思えることが多すぎる(笑)やっぱし、10代の少女じゃないんだからまどろっこしいことはなしにしようじゃないか、って趣向なんでしょうか?
それはそうと、85年に花とゆめEXに掲載されたという「女神さまの結婚」には絵柄、ストーリとも驚かせていただきました(笑)絵柄はともかく、話はすごく面白かったです。

記述日2002年1月13日




 

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