5主人公×リオン 著者:8_348様

太陽の紋章を巡る戦が終わり数ヶ月、各地に傷跡は残したもののすっかり平和を取り戻したファレナ女王国
先の戦で身も心も気の持ちようも大きく成長した我らが王子ファルーシュ様は
部下兼護衛兼恋人のリオンを騎士長権限で物置に連れ込みいやらし展開発動中。
「お、王子、こんな所でっ、ん、ダ、ダメですったらぁ ぁっ、んんっ」
「こんな所だからこそだよ、誰も来ない」
唇を唇で塞ぐ。
舌を彼女の口内へ潜り込ませ縦横無尽に舐めまわす。
「んっ、んーんー んぁっ っっーー」
ディープキスの間に片腕を彼女の腰へ抱きまわし
もう片方で衣服越しに彼女の腰を触り、お尻を撫で、控えめな胸を揉みまくる。
「んんっ、んぅ、ん…」
抵抗する力が段々と薄れ、そのうち王子のなすがままにされる。
ぷはぁっ、キスが終わる頃には王子の腕の支え無しでは立っていられなくなっていた。
「はぁ、ぁっ ん、おうじぃ…」
「ちょっとちょっかいかけたなのに、えっちだなぁ。リオンは」
そんなへろへろ状態を見て彼女の頭をなでなでしながら嬉しそうにする王子。
「うぅー、最近の王子はなんだか意地が悪いです」
ただでさえぷくぷくのほっぺを更に膨らませいじけてそっぽを向くリオン。
その様子でさえ愛おしいのか、くすくすと笑った後で
ごめんごめん、と今度はそっと優しい口付けを彼女に与える。
「ん…」
強張っていたリオンの体から完全に力が抜けたのを腕越しに王子は感じ取る。
数回の他愛のないキスの後、自身の口を彼女の耳元に近づけ囁く。
「…もう、いいかな?」
「………はい」
顔を真っ赤にしてこくりと頷く。
「じゃ、お尻をこっちに向けてくれる?」
二人とも服は着たままで、下着をずらしバックの体位で挿入する。
簡単な愛撫だけだったにも関わらず彼女の秘所は充分に潤っていて
王子の肉棒(三烈神皇棍と呼んでと以前リオン嬢にお願いした所、ものすごい勢いで却下された経歴有)の進入を楽にさせる。
「ぁっ…、ふぁ、あぁっ、あん」
切なげなリオンの喘ぎ声とずぶ、ずちゅ、と淫靡な音を
狭い倉庫に響かせ少しずつ肉棒を彼女の中へうずめていく。
最深部まで到達すると、ゆっくりと引き戻し今度はさっきよりほんの少しスピードを上げ、また出し入れる
それを何回か繰り返しているうち、次第に腰の動きは素早いものとなり
ぱんっ、ぱんと激しく肉のぶつかりあう音が生まれた。
秘所からこぼれ滴る蜜汁の香りが二人の獣欲をより強くそそり立たせ
王子はもっとリオンを悦ばせようと
腰を前後だけでなく上下左右にも振ってみたり動きにバリエーションを与える。
「あんっ、あっ、ふぁああ、お、王子ぃ、わたし、もぅっ」
切なさを増したリオンの声と、収縮し始めた膣の運動で王子はリオンの限界が近いことを悟った。
彼自身もそろそろ、と思っていた時なので丁度良い。
「リオン、一緒にっ、」
言うとピストンの動きを一層早め、リオンの腰を固定していた手を胸へクリトリスへと移動させいじくり倒す。
「ぁ、はぃっ、あんん、あっ、はぁっ、あ、ふぁああっぁぁあああっ!」
激しい王子の責めにとうとう耐え切れなくなったリオンは
今までよりひときわ大きな嬌声をあげる背を弓状に反らした。
びくびくと体は痙攣を起こし、それに伴い膣内もきゅうきゅうと締め付けを増し王子の肉棒を責め返す。
「あ、キツ、…っう、っくぅ、…リオンっ!」
時をほぼ同じくして、王子も頂点に達し子宮の奥に向け勢いよく精を放つ。
どく、どく、どくんと長い時間をかけ、リオンの中を白濁液でいっぱいにしていった。

「んー、リオンは可愛いなぁ」
「…だからって、こんな所で、その、しちゃうなんてあんまりです」
事の後、簡単に後始末を終え余韻に浸る二人。
まだ愛し足りないのか、頭をなでたり、額にキスしたり、ほっぺたぷにぷにしたり好き放題王子。
ブツブツと小声で文句を言うもののまんざらでもない表情、むしろどこか嬉しそうなリオン。
…この後二人して物置から出てきた所に、ばったりミアキスと遭遇。
「王子、物置であんまりドタバタするとぉ、真下の女王騎士詰め所に響いちゃいますよぉ」
と指摘されて王子が真っ青になったり、リオンがかぁっと顔を真っ赤にさせたりするんだけど、それはまた別のお話。

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