ジンバとクリス 著者:3_498様?
「どうも〜、ジンバで〜す」
「ク、クリス・ライトフェローだ」
「こらクリス、そんな固い挨拶じゃ駄目だろう?」
「…と、父さんこそどうしてそんな軽いんだ…大体、なんで父娘漫才なんか
やらなければいけないんだ!」
「そうは言っても休戦協定の出し物にもう決定したんだ。諦めろ。
ほら、最初からいくぞ。ジンバで〜す」
「ま、待て!もうワイアットと名乗ればいいんじゃないのか?」
「あぁ、それもそうだな。すまん。ただ父さん、ジンバ歴が長かったもんで」
「(なんだジンバ歴って…)はあ、せっかく父親と再会したと言うのに…」
「…そうだな、お前には苦労をかけたな。全く、しばらく見ない間に
すっかり大きくなって…」
「む、胸をジロジロ見ながらそう言うのはやめてくれ…」
「つれないなクリス」
「だいたい父さんは人格変わりすぎだ」
「ゲーム内のセリフが少なすぎるから仕方がない、諦めてくれ。
それにしても俺は幸せ者だ、こんな美人でファザコンの娘をもつなんて」
「だっ、誰がファザコンだ!」
「ははは、恥ずかしがらなくてもいいぞ。遠慮せずに甘えるといい」