2主×アンネリー 著者:5_50様

高い、ソプラノの悲鳴が部屋に響き渡った。

「き、きゃー、い、いきなり何をするんですかー!!」

「僕には同盟軍の仲間との親睦を深める権利があるんだよ、アンネリーさん。」

アンネリーは悲鳴をあげてスカートを引っ張っているリオウの頭を押しのけようと、躍起になった。
しかし、リオウは怯むことはなく、アンネリーのスカートを捲くりあげついにはその中に顔を突っこんでしまうのであった。
その姿は痴漢以外の何者でもない。常識の範囲を遥かに超えている、リオウの行為に気が遠くなりかける、アンネリー。
初心な上に、もともと大人しい彼女は、こんなとき、どうしたらいいのかわからない。普通なら、こんなとき、怒ったり、怯えたりするべきなのかもしれないけれど、
まだ、感情がそこまで追いつかない。頭の中がぐるぐると混乱している状態だった。

リオウさん、いったい、どうしてしまったの!?

リオウはアンネリーにとって恩人である。彼のおかげではぐれていた仲間と合流することができただけでなく。
彼は、自分に色々なものを与えてくれた。仕事場、たくさんの友人。
それに、歌以外、なにもとりえのない、口下手な自分の話を、優しく真剣に、聞いてくれる

そんな彼に、淡い、憧れに近い恋情さえ抱くようになったのは、別段、おかしいことではあるまい。

しかし――最近になって、彼は激変してしまった。やたらと自分をからかったり、セクハラをしたりして彼女を玩具にするのだ。

誰に訴えようにも、真面目で可愛い少年で通っている、同盟軍リーダーがこんな真似をするとは、
とうてい信じてくれるはずもない。ただ、ひたすら、リオウのセクハラとイジメに耐える日々が続いているのである。

「…アンネリーさん…これ、紐パン?だよね?」
「い、いやーっ!!見ないでっ」
「うっわー、僕ショック、アンネリーさんは、リボンのついた木綿パンツを愛用していると
思ってたのに。こんなエロエロパンツを愛用してるなんて。みんなが知ったら驚くだろうな。」

「ち、違います…。これは、この前の、パーティのときのビンゴゲームで、当たったやつなの!!いつも履いてるわけじゃないんです!」

ついこの間、慰安のために、開かれた夜会のことは
彼の記憶にも新しかった。ビンゴだが、福引だか、詳しくは覚えていないが、最後のほうに、そんなような、イベントもあった気がする。酒が大量に入っていたので、記憶は定かではないが。

その手のゲームには、たいてい豪華な賞品のほかに、ウケ狙いでソレ系の物も混じっていたりする。
黒の男性用ビキニとか、エナメルのブラジャーとか、チャックのついた、いつでもどこでもOKパンツ、
果ては大人の玩具、など笑うに笑えないものまで。

「でも、当たったからって、普通、履かないよね。こんなエロいパンツ。黒いし、スケてるし。」

実際には、そんなにエロティックな、デザインと言うほどでもないのだが、清楚なイメージの彼女が履くような代物ではないことも確かで

「…うう…。」

指摘されてかああああと、全身が赤く染まるのを感じたアンネリーだった。
じんわりと涙が込み上げてくる。

アンネリー 十七歳。ちょっぴりどころか、かなり内気な美少女。
人魚の歌声と称される美声の持ち主である彼女は同盟軍きっての歌姫だが、
実力に比例する自信をもっていなかった。落ち込みやすく、内向的な性格は自分でもなんとかしたいと思っていた。けれど、性格はそうそう、努力しても、変わるものではない。

だから、せめて、少しだけ、見えないところで冒険する、勇気を振り絞ってその下着を履いて見たのが今朝のことである。運が悪かった。まさか、リオウにスカートを捲られ、頭を突っ込まれることになるなどとは思いもしなかったのである。

「…リオウさん、もう…いい加減にスカートの中から出てきて…下さい!」

「あ、ごめん、つい居心地が良くて。」

スカートの中からよっこいせ、と、顔を上げると、アンネリーの平手打ちが待っていた
避けることもできたが、甘んじて、受け入れてやるリオウ。
頬にクリーンヒット。しかし、かなり手加減しているのだろう。まったく痛くも痒くもなかった。

「ひどいです。リオウさん…。」

そう言って、アンネリーはリオウを睨んだ。しかし、それは彼の欲望を却って刺激するだけの
仕草になってしまっていることに彼女は気がついていない。

上目遣いの小動物のような、黒目がちの瞳。愛しんで庇護したいと思うと同時に、奪って滅茶苦茶にしてしまいたくなる。

「…リオウさん、私…リオウさんに、なにか悪いことしてしまったの?」

「ううん、全然?」

「…だ、だったら、なんで…私に意地悪するの?」

「意地悪はしてないよ、イイことならしてあげてるけど。」

リオウは、そう言うと服の上から、アンネリーの形の良い乳房をわしっとわしづかみにした。

「ひっ…やっ、やめてください…。」

リオウは逃げようとする、アンネリーの華奢な肩を、抱き寄せた。ろくな抵抗する暇も無くアンネリーは鍛えられた腕の中に閉じ込められてしまう。
そうして、がっちりホールドして、彼女の身動きを取れなくしてしまったリオウは、本格的な、お触りを開始するのだった。
右手で柔らかな乳房をぞんぶんに味わう。そして、残りの左手は小ぶりなヒップをスリスリ撫で撫でさする。

「…や…!触らないで!」

アンネリーは、涙目になって、胸を掴んでいるリオウの手をぽかぽか殴ったり、噛んだりその腕の中から逃げようと、
必死になった。しかし、いくらあばれても、リオウの腕の中からは逃れることはできない。
当たり前と言えば、当たり前なのだ。彼は二つも年下の少年とはいえ、体術に長けた同盟軍のリーダーで
自分は非力な非戦闘員の歌姫なのである。力では、彼にかなうはずも無い。

リオウは、手を彼女の小ぶりの臀部から手を、スカートの中に移動させる、

下着の上から、アンネリーの秘所に触れた。アンネリーは必死に脚を閉じて、彼の手を追い出そうとする
が―――――その、動きが仇となり、却ってリオウの手を、彼が、目的としていた場所に密接させてしまうことになる。

アンネリーからすれば、図らずとも与えてしまった格好の偶然のおかげで、
リオウの手は動きやすくなった。パンティの上から、恥丘をぐっと抑えてやると、彼女の喉から小さい悲鳴が上がる。

「ひっ…お願い、リオウさん…そ、そんなところ…触らないで。」

「そんなところってどんなところ?わかんないや、教えてよ?アンネリーさん。」

耳元にふうっと息を吹きかけると。アンネリーはいやいやをするように首を振る。

「言えないなら、もっと触っちゃうよ。それはもう、あちらこちら、好き勝手に、全身、ベッタベッタと。」
「…だ、だから…り、リオウさんの触ってるところ…やめて」

「触ってるところじゃ、わかんないよ、ちゃんと名前を言ってよ、ここはなんて言う場所なの?」
「うう…っ。」

アンネリーにそんな卑猥なことが言えるはずもない。もちろん、リオウもそれは承知していたことだ。
華奢な肩が震え、追いつめられた、彼女の頬を涙の粒がつたっていく。

そんな彼女を可愛いと思いながらも、一番に感じるのは黒い衝動だった。
小刻みに震える身体も、消え入るような、喘ぎも、泣き声も、今のリオウにとって欲望を増加させるものにしかならない。

布越しに、彼女の形に添って円を掻き、最後は内部に向かって直線に下ろす
その、どこかで、彼女の感じるところにひっかかったのか、アンネリーは身体をビクリと強張らせる。
何度かそれをくり返すと。じわりと湿った感触を指先に感じた。

「あれー?、濡れてきたよ?」リオウが意地悪く、アンネリーの耳元に囁くと。彼女は、聞きたくないと言いたげに首をいやいや振った。

リオウは。布から、かすかに滲んできた愛液を指に取り、アンネリーの顔の前に突きつけた。

「ほら、すごい、大洪水だね、アンネリーさん。」

「ひっ…」

アンネリーは、恥ずかしさとショックのあまり、意識を失いたくなった。
欲望から、こんなことをされるなんて、いくら淡い思いを抱いていた相手だったとしても――
いや、それだからこそ、悲しくて仕方が無いのに。

それなのに―――
嫌なのに、
嫌でしょうがないのに――

恥ずべき場所を蹂躙し続ける、彼の指に甘い声を漏らしてしまっている自分がいる。
知らなかった感覚を与えられて、身体の芯が解けて、くにゃりと曲がってしまっていそうになる。
自分が自分で無くなってしまうようで、怖い。

立ったまま、悪戯され続けているアンネリーの精神も限界ならば、リオウの下半身も限界に近かった。
準備は充分にできている。そろそろ、次の段階に入ってもいいかもしれない

「さて…そろそろ、べッドに行こうか、アンネリーさん。」
「……い、いや…!それだけはいやーっ!」

「大丈夫、優しくするから、ね?」

「い、いやーっ!!!、…助けて、ピコ!!」
アンネリーが泣きながら、来るはずも無い、仲間に助けを求めた。次の瞬間――――――――

パン!

強い痛みが彼女の可愛いヒップを襲った。

「…ったぁーい。」

リオウに叩かれた。服の上から、大分、加減をしているのだろうけれど、そうとう痛い。
ぶたれた意味がわからなくてアンネリーは涙目で2主人公の顔を見つめた。

「胸毛の名前呼ぶの禁止!!」

「む、胸毛?ピコのこと…?」
「また呼んだ!君はそんなに胸毛が好きなのかよ!」

「え…だ、だって、ピコは大切な仲間だもの、アルバートだって…。」

どうして、リオウが怒るのかさっぱりわけがわからない、鈍いアンネリー。
焦れて怒った、リオウの手が、感情に任せて、乱暴に衣類を毟り取った。ボタンがいくつかはじけ飛んで、部屋の隅に転がって行った。
あっという間に、スリップ一枚にされてしまう、アンネリー

力づくで無理矢理、べッドルームまで引きずられて行く。

どさりと、乱暴に落とされたのは。いつも彼女が眠っている、簡素なものとは違う。キングサイズのべッドの上。
しかし、その寝心地を実感する暇など、今の彼女には無い。何をされるのか、想像しただけで、体が小刻みに震える。

これまでも、色々被害は受けていたが、ここまで、笑えないことはされたことがなかった。

衣擦れの音―――――――リオウが服を脱いでいる。

どうしよう。どうしたら、いいのー!?
逃げたい、逃げたいけど、方法がわからない。力では絶対にかなわない
かと言って、説得しようにも何を言ったら聞いてくれるのかわからない。

ふと、我に返ったときには、すでにリオウは一糸纏わぬ姿で目の前に立っていた。

鍛え抜かれた少年の逞しい上半身に、一瞬、目を奪われた彼女だったが。
そのまま、下に目を落とした、次の瞬間――悲鳴をあげた。

「い、いやーっ!!!そ、そんなものしまってー!!!」

「失礼だなぁ、そんなものって――――――まあ、でも……女の子は恥じらいがあった方がいいか。
ナナミなんか、僕が入ってても平気で、お風呂に乱入してくるわ、僕の前で平気で下着姿になるわ…。
わが姉ながら、少しは、アンネリーさんを見習って欲しいよ。――――――――――さてと、それはともかく…」

手を掴まれ、身体ごとべッドに押し倒された。見かけからは想像がつかなかった。
どっしりとした、リオウの身体の重みに、息がつまる。なん
とか、逃れようともがいた瞬間。太腿に、硬いものが当たっているのがわかった。同時に
その先端が濡れているのもわかる。自分の腿にダイレクトに当たっている。ソレがなんな
のか、わかった瞬間。不快感と嫌悪感、そして、新たな恐怖が込みあげてきて、彼女は凝
固する。声すら、あげられない。

ショックのあまり、固まって抵抗できなくなってしまった、アンネリーをリオウはしげしげと見つめた。
清楚な木綿のスリップは、彼女にぴったりだったけれど、
下穿きに履いているセクシーな下着は、彼女の幼い顔にはひどく不似合いで
そこだけ、かなり浮いて見えた。

リオウは、二枚の薄い布を繋いでいる、細い紐に手を伸ばす

「これ、本当にアンネリーさんに似合わないよね、とっちゃおうか。」

「だ、だめ!」

アンネリーが慌てて首を振ると、リオウはにっこりと意地の悪い微笑みを浮かべて、
蝶々結びになっていた紐の一本をくいっと引っ張った。
苦もなく、音もなく解けてしまう。紐

「あーあ、解けちゃったねー、残るは、後もう一本。どうするー?、アンネリーさん。」
「許して…それだけは、と、取らないで…。」

紐を解かれてしまうと、この下着はただの布切れに、変わってしまう。泣きそうな顔の、アンネリー。
そんな、彼女の表情がたまらなく、愛しく、それでいて、やっぱり、いじめたくなる。
リオウは、もう片方の紐に手を伸ばしてさっと外してしまう。

紐を解かれて大切なところを覆っていた。薄布を取り去られた
アンネリーはスリップを引っ張って下肢を隠そうと躍起になった。
しかし、リオウはアンネリーの身体を押さえつけて、彼女の最後の砦すら剥ぎ取ってしまう。

「い、いやっ…、お願い…見ないで」

生まれたままの姿になったアンネリーは、想像通りに可憐だった。

てのひらにジュストフィットするのは確認済み、お碗を返したような、形の良い胸

まだところどころ、硬く、少女のソレを残している、肩から腰にかけての曲線

亜麻色の髪よりもわずかに、濃い恥毛は、ほわりと春の芽生えのごとく

見るなと言われても見ないわけにはいかない。

リオウの手が、アンネリーの細い脚を強引に割り開いた。
ぴたりと閉じていた場所に空気を感じてアンネリーの羞恥と緊張は極限に達する。
それでも彼女は顔を両手で覆い、じっと恥辱に耐えることしかできない。

「これが、アンネリーさんの大切なところかぁ。へえー、綺麗な色だね。まだ一度も使ってませんって感じだね。」

「いやっ、やめて!見ないで!!」

吐息が恥ずかしい場所に当たり、誰にも見られたことのないソコに彼の視線が落ちているのがわかる
目を瞑っても視線を感じる。
食い入るような、リオウの目が恥ずかしくてたまらない

気が狂ってしまいそうになる。

からかうような、リオウの言葉を否定しようとしたアンネリーは
次の瞬間、一番、敏感な花芽を指先で弾かれて、声をあげてしまった。
腰を浮かせて逃げようとしても、鍛えられた少年の腕に押さえつけられ
アンネリーの華奢な身体はびくとも動けない

布地越しと違って、直接的な刺激にピリピリとした痛みにも似た感覚が、
身体に走る。声をあげまい、と彼女は唇を噛み締めたが、
すでに先ほどの愛撫で半分、覚醒させられていた快楽の器官は、
彼の指先ににいともたやすく反応して、とろりとした蜜を流した。

「あっ、だめ…ソコ触っちゃ…いや」

「ソコってどこのこと?アンネリーさん」
意地悪く
尋ねると、アンネリーは泣きそうな顔をして首を振った。

「言えないなら触りまくっちゃおうかなー。」

エロオヤジ以外の何者でもない台詞をのたまうと
リオウは彼女の敏感な場所を徹底的に攻めたててやる。
蜜で滑らかになった指でなで摩る。花芽がしこるように硬くなってくると
勢いをつけるように指のスピードを速める。

ふいにか細く咽ぶような声をあげて、アンネリーの体が小刻みに痙攣した。
突っ張るように固まっていた脚が、弛緩し、シーツの上に投げ出される

「アンネリーさん、イっちゃったの?」

答える気力もなく力なくベッドに横たわる
アンネリー
息も荒く、形のいい胸が上下している
もう、限界もいいところだった。
リオウは強張りきったペニスを、アンネリーの秘所に押し当てる
処女膜の抵抗は若干あったものの、充分に潤ったそこは
思ったよりも、すんなりと彼を迎え入れた。

「いっ……!!」
初めての絶頂の余韻を味わっていた彼女は、突然、襲ってきた激しい痛みで、自分の純潔が奪われてしまったことを悟る。

「いたいっ!!!いたっ、いやっ、抜いてっ!!」

「痛いのは最初だけだから、我慢して。」

挿入するときは思ったよりも楽に入ったのだが。
やはり内部はかなりきつい、苦痛すら感じる
とてもじゃないけれど、このままでは動けない。
リオウは繋がった状態のまま
まだわずかに充血したままの、彼女の花芽を指でそっとなぞった。

「…あっ…」
途端に膣内がきゅっとペニスを締め付ける。
達してしまいそうになるのを必死に堪えながら、手の動きをくり返した。
やがて__痛みが薄れてきたのか、アンネリーの唇から、小さく声か洩れ始めるようになると
リオウはゆっくりと動き出した。

柔らかく暖かな肉が、ペニスを咥え込むように絡みついてきて
リオウの身体に、快楽が走る。熱が、身体を支配する。
顔から汗がつたわって、アンネリーの白い胸に落ちる

限界が近い

「アンネリーさん、そろそろ出すよ。」

耳元にそう囁くと
苦悶に歪めらていた顔が
驚愕の表情に変わる。経験の無い初心な彼女にも、それが何を意味するか
くらいはわかった。
「い、いやっ、中に出さないでください!!」

「やだよ、すっごく気持ちいいのに、なんで出しちゃだめなの?」

「だって……赤ちゃん……できちゃう。」

「できてもいいよ、俺の赤ちゃん孕んでよ。」

いやいやをするように首を振るアンネリーにかまわず。
リオウは込み上げてくる快感を堪えることなく、彼女の中に白濁した精を残らず吐き出した。

ゆっくりとアンネリーの中からペニスを引き抜く
破瓜の血と交わった、桜色の精液がシーツの上を汚す。

ぽたりと、アンネリーの頬から大粒の涙が落ちた。

「……ひどいです……どうしてこんなこと……。」

「アンネリーさんが好きだから。」

「嘘です、好きだったらこんなことしないもの……。」

「本当だよ、一目見たときからずっと、アンネリーさんのこと可愛いと思ってたんだ。」
アンネリーは何も答えずに小さくかむりを振ると しくしくと泣き続ける。
震えるように泣くアンネリーを見てリオウの心にも
ようやくわずかな罪悪感がこみ上げてくる。 憧れに毛が生えた程度とは言え
ある程度、好かれていることがわかっている上での強行だったけれど、
下手すれば犯罪だ。いや、下手をしなくてもそうなのだが。
しかし、ここでアンネリーをあきらめたら、それこそ、ただの強姦魔へと成り下がってしまう。

もう、後にはひけない。

「信じられないって言うなら、もう一回証明してあげるよ。」

「え」
「アンネリーさんは、胸毛になんか絶対渡さないんだからね。」
リオウはアンネリーにそう宣言すると 有無を言わさず、再び彼女をベッドに押し倒したのだった。

「ちょっ、ちょっとまって!リオウさん!!いやーっ!!」

高い、ソプラノの悲鳴が部屋に響き渡った。

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