ボルス×クリス 著者:6_548様
「クリス様、本当にこっちなんですか?」
「心配するな、ボルス。もう何週間も経つんだ、場所くらい覚えているよ」
場所はビュッデヒュッケ城。長い廊下をクリスとボルスは歩いていた。
「…クリス様…ここ…さっきも通った気がするのですが……」
「……すまない…迷ったようだ…」
今日は大事な会議がある。いつもなら大会議室を使うのだが一昨日ナッシュがルビに追いかけられた際に大会議室へ逃げ込み、部屋を破壊寸前まで荒らしてしまったのだ。
だから今日は地下奥にある、アイクの読書スポットを借りて会議をするらしい。
「クリス様、もしかしたら大会議室に行けば誰か気づいて迎えに来てくれるかもしれません。大会議室で待ちませんか?」
「…そうだな。すまない…ボルス…」
2人は大会議室へ向かった。
半壊な大会議室は誰もいなかった。すきま風が吹いて少し肌寒い。
「クリス様、少し寒くありませんか…?暖炉も壊れてて使えませんし…」
「ならこれを被れば多少はマシだろう」
クリスは唯一壊れていないクローゼットから大きめの毛布を出した。
「でも…1枚しかありませんよ?」
「私は平気だ。ボルスが使え」
「!!そんな!クリス様1人寒い思いさせるくらいなら俺もいりません!!」
「…そうか…なら……」
バサッ
クリスはボルスのすぐ横にぴったりくっつき、毛布を被った。
「ククククククリス様!!!!」
「なんだ?こうすれば2人とも毛布が使えるだろう?」
「…は…はい…」
突然の出来事にボルスは動揺した。
どれ位の時が過ぎたのだろう、一向に誰も来ない。
「…誰も…来ませんね…」
「あぁ…っクシュッ…」
「クリス様、大丈夫ですか!?やはり暖炉のある部屋へ…」
「大丈夫だ、こうすれば暖かい」
クリスはボルスの前に座り、ボルスに寄っ掛かる様に座った。
「人間の体は前の方が暖かいんだよ」
「……………」
(クリス様…クリス様…………っっ)
ガバッ
「…ボ…ルス?」
「…クリス様…もっと暖かくなる方法、あるんですよ…」
ボルスはクリスの首筋に唇を落とした。
「ボルス…何をするんだ…!」
「クリス様…俺……」
ボルスはクリスの胸を背後から優しく触った。
「クリス様の胸…大きくてとても…柔らかいです……」
「んっあ…やっ…やめ……」
「少し冷たいかもしれませんが…」
服の中に手を入れ、ボルスは直にクリスの胸を揉み始めた。
「っあっ…ボルス……やめ…やめろ…っん…」
「クリス様…柔らかい…」
「クリス様…ここ…気持ち良くないですか?」
「!!!ふっあ…あっんん…」
ボルスはそのまま手をクリスの秘部へ運んだ。
「っふ…んん…ボルス!!!やめないか!!」
「何故…?クリス様のここ…もうグチョグチョですよ…」
クリスの秘部からは愛液が溢れ出ていた。
「ボルス!!人を呼ぶぞ!!!」
「クリス様…人を呼んだらクリス様のこんな淫らな姿を誰かが見てしまうんですよ?よろしいのですか…?」
「なっ…!!!」
ガチャガチャ…
2人が言い争っていると突然誰かがドアを開けようとした。
「クリス様…こっちへ…」
ボルス達はは毛布の入っていたクローゼットへ隠れた。
「あーあ…今日も頑張って直すか…」
ドアを開けたのはナッシュとフランツとトワイキンだった。
「すみません…ナッシュさん…俺のルビが…」
どうやら修理しに来たようだ。
「危なかった…クリス様、とりあえず隠れましょう」
「あ…あぁ…」
クリスは先程の中途半端な行為に体を火照らせていた。
「…クリス様?どうかしましたか?」
「っ…ボルス…」
クリスは涙目でボルスを見た。感づいたボルスは秘部を再度攻め始めた。
「…クリス様……声…出しちゃ駄目ですよ…」
クチュクチュと攻め続けるボルス。
「クリス様…ここ…気持ちいいですか…?」
ボルスはクリトリスを親指と人差し指で摘んだ。
「ひっ…!!!!ん…」
「クリス様!!駄目です、静かにして下さい」
「っはぁ…はぁ…」
「すみません……クリス様………俺もう……!!」
ズチュウ…ッ
ボルスは堪えきれずクリスを後ろから突き始めた。
「っつ…ボ…ル…ス……んあっ」
「クリス様…クリス様…!!!」
幸いな事に修理の騒音の方が遙かに大きく、ボルス達の声は外の3人には聞こえていない様だった。
「っはぁ…クリス様……俺…ずっとクリス様の事が…」
「っんぁ…ボルス…ボルス…あっああああ…」
「クリス様…中に…!!!っ…あっ…はぁっ………」
「っ…あっ…やっあああああっ!!!!」
「すみません…すみませんクリス様……俺…」
「……………」
「……………」
「…会議…」
「?」
「会議…さぼってしまったな…」
「…すみません…」
「…仕方ない…とりあえずもう一度探すか…」
「…はい…」
2人は大会議室を出た。大分前にナッシュ達は帰ったようだ。
「クリス様ー!?」
サロメの声が聞こえる。
「クリス様!探しましたよ!どこに居たんですか?」
「あぁ…ちょっとな…」
「皆さんお待ちですよ、早く行きましょう」
ボルスとクリスはサロメの少し後ろをついていった。
「なぁ…ボルス…さっきのは…」
「…だっ誰にも言いませんよ!」
「そうか…じゃあまたお願いしようかな」
「!?」
終