娼館シリーズ・チサトの場合(???×チサト) 著者:アホキチ様

今日も今日とて娼館『ジーンの館』にやってきた俺は、メニューに並ぶ娼婦たちの顔を順番に眺めていた。
どの娘も美人ぞろい……いや、ラージャ提督とかはさすがに守備範囲外だけどさ…。
まぁ、大半はどの娘にしようか迷ってしまうほどの粒ぞろいだ。
そんな中で、俺はひとりの娘に目を止めた。
「おや、新顔かな?」
失礼ながら、他の娘と比べると取り立てて美人と言うほどでもないその娘は、半分困ったような、
半分笑ったような微妙な表情でメニューに載っている。
名前はチサト、歳は24、たしか人形劇をやってた娘だったような…。
容姿はそれなり(決して不美人ではない、むしろカワイイと思う)で値段も手頃。
数ヶ月に1度、なんとか金が貯めてこの娼館に足を運んでる身としては、値段がお手頃なのは嬉しい。
…娼館通いを控えりゃあ良いんだろうけど、この娼館には抗いがたい魅力があるんだよなぁ。
なにせ、かつて俺が一兵士として所属していた王子様の軍の、女性宿星が大勢集まっているわけで。
高嶺の花だったあの肉体をお金しだいで堪能できると来れば、通いつめたくもなるというもの。
「よし、今日はこの娘にしよう」
館の主であるジーンさんにその旨を告げ、俺は案内された部屋に入った。

「あ、あの、失礼します…ち、チサトです」
「あぁ、どうも」
チサトちゃんが部屋にやってきた。
ぞろっとした服を着て、メニューと同じような表情をして、両手には人形を……人形?
「えーと…その人形はいったい…?」
当然の如く沸き起こる疑問をぶつけてみると、チサトちゃんはいきなり謝り始めた。
「す、す、すみません!わ、わたしあの、本職は人形劇をやってまして!」
うん、それは知ってる。
「そ、それであの、その…に、人形を手にしてないと落ち着かないんです!」
「あ、あぁ…そうなんだ」
変わった娘…もしかして人形持ったままヤるのかな、俺は細かいこと気にしないから別にいいけど。
それにしても気弱そうな娘だ…なんで娼館なんかで働いてるんだろ。
「あ、あ、あの…何か……?」
……ま、立ち入ったことは聞くまい。

「じゃ、じゃあ…その、始めさせていただいても、よ、よろしいでしょうか?」
「うん、よろしくね」
「は、はい。こ、こちらこそよろしくお願いします」
ぺこりと小さくお辞儀をして、チサトちゃんは服を脱ぎ始めた。
…器用だなぁ、人形を両手につけたまま服を脱いでるよ。
先に人形を外さなかったってことは、ホントに人形をつけたままするつもりなんだろうか…
「は、は、恥ずかしいですから…そ、そんなに見ないでください」
ありゃ、あとスリップ1枚ってとこで手が止まってしまった。
うーむ、それにしても恥ずかしがる女の子ってのはそそられますな。
素で恥ずかしがる娼婦ってのも珍しい気もするけど、まだ新顔みたいだから無理もないのかも。
「わ、わたし全然美人じゃないですし、か、身体も自信なくて。だからその、そんなにじっと見られると…」
顔を真っ赤にしてるぞ、なかなか良いじゃない。
よし、ここはちょっと褒めてみようか。
「そんなことないと思うけどなぁ。チサトちゃんはけっこうカワイイと思うけど?」
「え、あの、はい?…あ、えと、その……あの…」
あはは、かなり戸惑ってるみたい。
人形をパクパク動かしながらあたふたしてて実に可愛らしい。
「ヘ、変なこと言わないでください。は、恥ずかしいです」
「いやいや、全然変じゃないよ。カワイイと思ったから指名したんだし」
「……あぅあぅ…」
ありゃ、ついに言葉も出てこなくなっちゃった。
まぁあんまりいぢめても可哀想だから、そろそろ先に進ませてもらおう。
「ほらほら、手が止まってるよー。最後まで脱いじゃおうねー」
ふざけた口調でそう言いながら、チサトちゃんのスリップの肩紐を外してしまう。
支えの無くなったスリップがすとんと落ち、ついにショーツ一枚だけになりました。バンジャーイ!
「きゃっ…あ、あ、えーと、隠しちゃいけませんね。す、すみません」
あらわになった胸のふくらみを慌てて隠そうとして、それでも娼婦としての自覚が働いたのか、
手をゆっくりと下に下ろして、身体を見せてくれた。
俺としては別に隠してくれても、それはそれでそそるワケだが。
でもここで「いや、隠していいよ」って言うのも変なので、大人しくチサトちゃんの身体を拝見することに。
身体に自信ないって言うけど…確かにそれほど大きくないが、別に小さいってほどでもないと思う。
身体のラインが判りにくい服を着てるから、傍目には小さく見えるだけかもしれない。
全体的なバランスはいいと思うなぁ。キレイだし。
「身体だって悪くないじゃない。もっと自身持った方がいいよ」
「そんな、わたしなんて他の皆さんに比べたら全然…」
「ほら、そんな風に下向かないで。はい、こっち来てそろそろ始めようか」

俺はチサトちゃんを抱き寄せてベッドに腰かけると、そっと口づけした。
「んっ…ちゅっ、くちゅ、ぴちゃっ……」
うん、キスは上手だ…やっぱ仕込まれてたりするのかな?
キスを交わしたまま、俺はチサトちゃんの胸にそっと触れて、ゆっくりと揉み始める。
チサトちゃんは一瞬だけ身体を震わせたけど、すぐに身を委ねてくれた。
それどころか、彼女の手が――正確には手の中の人形の口が――既に勃ち上がっている
僕の股間のイチモツにそっと添えられ、ゆっくりと動き始める。
…なんか、人形にされるってのも妙な感じだなぁ。
「ン…はっ…あ、あの、人形、ちゃんと消毒してますから…き、汚くないですよ?」
俺の微妙な表情を見て取ったのか、慌ててそんな風に弁明するチサトちゃん。
「え、あぁ…」
なんて答えていいか迷う。
手で直接して欲しいっていうのもあるけど、人形越しの指づかいが思ったよりも上手で、
このままされていたいという気持ちもある。
「やっぱ人形をつけたままするんだ?」
適当にそう聞いてみる。
「や、やっぱり嫌ですか?わ、わたしいつも人形つけてるもので…は、外すと緊張しちゃって…」
「ん…まぁ、別にいいんだけどね。つけたままのほうが落ち着くんなら、それでも」
「す、す、すみません。ごめんなさい…」
どもっちゃうのは人形つけてても変わらないんだな、などとどうでもいいことを考えながら、
彼女の桜色の乳首を指で転がしてみる。
「ぁっ…ん……は…」
さらにもう片方の手でチサトちゃんの頭を抱き寄せ、再び舌を差し入れながら口付ける。
「はふっ…んむっ……くちゅっ…」
彼女と舌を絡めながら、今度は乳首を弄っていた右手を徐々に下ろしていき、
ショーツ越しに彼女の秘所をそっとなぞる。
「んっ……」
身体を再びピクリと震わせて身を硬くするものの、チサトちゃんはそのままキスを続けてくれた。
もちろんその間も、彼女の手(の中の人形)は僕の股間をさすり続けている。
…俺もそろそろこっちを攻めていかないとね。

片手でショーツをなんとかおろして、キレイに手入れされた恥毛を手に感じながら、秘裂をそっと撫でていく。
初めは優しくゆっくりと、馴染ませるように。
「ん、はっ…あっ……」
指が小さな突起に触れるたびに、チサトちゃんの身体はビクビクと反応する。
彼女の秘所は徐々に潤いを帯び、指の滑りがよくなってくる。
そろそろ指でも入れてみようか。
「…はぅっ……はぁ、はぁ…」
まず一本、人差し指をそっと挿し入れて、膣内を刺激する。
引っかかないように気をつけながら、じっくりとかき回すように。
「んぁっ、あふっ……あっ…」
うん、イイ感じ。
膣内への刺激が効いたのか、かなり濡れてきてる。
これならイケそうだと調子に乗ってもう一本…入れようとした時。
う…俺のナニへの刺激が一段と強くなる。
見ると、人形の口が俺のアレを咥えてる……まさか人形にフェラされるとは。
でもまぁ、力加減と手使いが絶妙なんで気持ちイイわけだが…
このままだと人形に口内射精しちゃいそうだ。
それだけはさすがにかっこ悪いから、仕方ないけどそろそろ生本番にイカせてもらおう。
「……そろそろ、いいかな?」
「え?…あ、は、はい。…ど、どうぞ」
よっし、許可も貰ったんでさっそく。
チサトちゃんをベッドに横たえると、イチモツを彼女のアソコにあてがって…ゆっくり、しかし一気に挿入した。
「っくぅ……んぅぅ…」
ちょっとキツイかな?
一応ゆっくり入れたつもりだけど…チサトちゃんは目をぎゅっと閉じて身を強張らせている。
「…ごめん、痛かった?」
「い、いえ、大丈夫です…その、ま、まだあまり慣れていなくて…」
「そう、じゃあゆっくり動かそうか」
客に気遣いされされるようじゃあまだまだ半人前なんだろうけど、なんでか許せてしまうなぁ。
気弱で腰が低い女性に弱いのかもしれない。

俺はチサトちゃんを気遣うように、ゆっくりと腰を動かしていく。
「あっ…んっ……は…あぅっ」
ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てながら、結合部からは愛液が滴り落ちている。
チサトちゃんの程よい大きさの乳房が、俺の腰の動きに合わせて上下に揺さぶられる。
俺は右手をその胸に乗せて揉みしだきながら、徐々に腰の動きを速めていく。
と、チサトちゃんが僕の動きを制した。
「ま、待ってください…」
「ん?」
「わ、わ、わたしが動きますから…仰向けになってください」
いきなりどうしたんだろう?
押しが弱そうなチサトちゃんがこんな積極的なことを言い出すなんて。
「さ、さっきからずっとリードされっぱなしで…も、申し訳ないです…これでも一応、しょ、娼婦ですから」
なるほどね。プロの自覚はちゃんと持ってるってワケだ。
「…わかった。じゃあお願いしようかな」
一度抜いてから、チサトちゃんを見上げる形でベッドに仰向けになる。
「じゃ、じゃあいきますね…」
自分(の人形を持ったままの手)で秘裂を広げながら、チサトちゃんは腰を落としていく。
いや、ホント器用だねぇ。
「んんっ……」
俺のナニを全部飲み込んでしまうと、ひと呼吸おいてから、ゆっくりと腰を上下に振り始めた。
「…あふっ、はっ…あっ…あんっ…ど、どうですか…?」
「あ、あぁ…気持ちいいよ…けっこう上手だね…」
「はぁっ、はんっ…あ、ありがとうござい、ますっ…」
慣れ始めたのか、少しずつ締め付けが強く、腰の動きも大きくなっていく。
腰の動きに伴って目の前で乳房がゆさゆさと揺れる光景に目を奪われているうちに、
そろそろ限界が近づいてきた。
「ち、チサトちゃん…そろそろ出そうだ…」
「は、はい…どうぞ、中へ…出してください…」
そう、この『ジーンの館』は中出しOKなんだ。
「で、出るよ…!」
「は、はい……あぁぁぁっ!」
俺は、チサトちゃんの中に思いっきり精を放った。

「お、お疲れ様でした…」
コトが終わって一息ついて、チサトちゃんはペコリと頭を下げた。
その手にはまだ人形が。
結局最後まで人形を外さなかったんだなぁ。
「こちらこそ。とっても良かったよ」
「あ、あ、ありがとうございます!」
「これからも頑張ってね」
「は、はい!」
どうやら彼女、昼間はこの街で人形劇をやっているらしい。
うーん、大変なんだなぁ。
今度人形劇を見に言ってあげようと思いながら、俺は部屋を後にするのでありました。
…今度は、人形の中の手で直接触ってってお願いしてみるかな。

―オシマイ―

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