ヒューゴ×クリス 著者:てきとーコテ様
「……これが……贖罪になると言うのなら
おまえの気が済むのなら。私を好きにすればいい」
最初からクリスさんを汚そうと思ったわけじゃない
本音を言うと、困る顔が見たかっただけだ。
冗談半分、嫌がらせのつもりでせまっただけで
まさかこんなことになるなんて思いもよらなかった
本当にあっけなく手の中に落ちてきてしまった
『銀の乙女』に正直、戸惑いすら覚えていて
もうこれっきりにしよう、そう思いつつも
クリスさんの体に溺れる日々が続いている
今日のクリスさんの格好は刺激的だった
肩のところで紐を結ぶタイプのワンピースタイプの室内着で
背中も大きく露出している
スカート丈もかなり短い
可愛いけど、下着と間違えそうになってしまうほど
かなり大胆なデザインだ
もちろん、クリスさんがこんな服を買うはずもなく
リリィさんが着ていたのと同じ服を店で見かけて
俺が購入してクリスさんに渡したと言うわけで
今日はこの服を着たまま部屋に来るようにクリスさんにお願いしたんだ
船に用意されたクリスさんの部屋から
俺の部屋までの距離の間、みんなのいやらしい視線を受けたクリスさんがどんな
反応を示したのか
想像するだけで下半身が硬くなった
構造上、肩紐を解いただけで
ワンピースはパラリと床下に落ちてしまう
同時に大きいのに驚くほど形の良いオッパイが零れ落ちてくる
クリスさんは両手でソレを隠して恥ずかしそうにうつむいた
「……い、言われた通りに脱いだ」
「まだ残ってるでしょ?下着」
俺が指摘すると
クリスさんは縋るような目で俺を見つめる
「クリスさん」
短く、それでも有無を言わせないように強く
クリスさんの名前を読んだ。
彼女は俯いてしばらく下を向いていた
もう一度、声を掛けようかと思ったとき
クリスさんはようやく残された最後の一枚に手を伸ばす
彼女が俺に逆らうことはない
クリスさんは俺の奴隷だった
少なくともこの戦いが終わるまでは
白く細っそりとした二の足から
最後の一枚が外される
月光に照らされて光る一糸まとわぬクリスさんの体は
白い花崗岩で作られた女神像のように作り物めいて見えた
じっと見つめ続ける俺の視線から逃げるように
手で胸と股間を隠して俯いた
恥ずかしがるその仕草が却っていやらしく感じさせていることに
クリスさんは気がついていない。
石の彫像は少なくとも恥ずかしがらない
俺は後ろから抱きつくような姿勢を取って
大きくて形のいい胸に手を伸ばした
それは手のひらの中で柔らかく色んな形に変わる
「……っ、ヒューゴ、ベッドに……」
「やだ」
「お願いだ、こんな穴の開いた壁の側じゃ……、誰かに聞こえてしまう
っやっ……ふぁ……」
ドアには鍵がかかっているけれど
壁にはところどころに小さいヒビやら穴が開いている
それをクリスさんは気にしているみたいだった
「クリスさんが声を出さなきゃいいんだよ」
からかうように言うと
クリスさんは声を漏らすまいと
ぐっと唇を噛んだ
そんな風に我慢しているこの人を見ていると
理不尽に残虐な気分が沸いてくる
俺はクリスさんの胸の突起を指先でこねくり回した
「んんっああっやぁっ!」
「ほら、声出さないようにしないと
誰かに聞こえちゃうかもしれないよ?」
俺はそう言って
左手でクリスさんの胸を愛撫し続けて
残った右手を下腹部に伸ばした
指先が絹糸のような手触りの陰毛にたどりつくと
クリスさんの体がびくりと強張り
小さく息を飲むのがわかった
「や……めて」
俺はかまわず指を進め
目的地にたどり着いた
くにゃりと柔らかく湿った感触がする
指先に感じるぬるみの多さに驚いた
今までに無いくらい、クリスさんのそこは濡れていた
「うっわー!すごい、ぐしょぐしょ、クリスさんわかる?」
「し、知らない……」
俺は愛撫していた手を止めて
指をクリスさんの顔の前に持っていく。
「……や、やめて」
クリスさんは、いやいやをするように首をふる。
ふと、悪戯心が俺の心に沸いて、愛液にまみれたその指をクリスさんの口に差し込んだ。
「っ!い、いやだっ……むうっううっ!」
嫌がるクリスさんの舌に指を擦り自分の愛液の味を味わせてやる。
さらに歯列の裏にまで指を這わせた。
次の瞬間
ガリっと、指先に鋭い痛みが走った。
第二関節と付け根の中間のところに、くっきりとした歯型ができていた。
皮も、少し破れて、血がうっすらと滲み出ている。
指を噛まれた。傷と噛み跡を認識した瞬間、
凶暴な衝動が、俺の心の中に沸き起こってくるのがわかった。
「クリスさん、指、痛いよ?」
「……すまない、思わず条件反射で噛んでしまった」
「なんで抵抗するんだよ?なんでも俺の言う通りにしてくれるって言ったのは嘘だったの?」
「悪かった、もう抵抗しないから」
「もういいよ、なんか萎えちゃった……帰って」
俺はドアを開けて。 クリスさんの腕を掴むと、そのまま外に放り出す。
そして再び、内側から鍵をかけた。
「ちょっ…ちょっと待って!?帰るにしたって、こんな……裸じゃ帰れない!」
「そんなに裸が嫌なら、 誰かに服でも持ってきてもらえば?
そういえば、今夜の夜番は騎士団の人が担当してたよね?
ちょうどいいからその人に持ってきてもらいなよ。」
「冗談じゃない!……部下にこんな姿を見せられるわけ…」
「じゃあ、ずっとそこに居れば?朝になったら開けてあげてもいいよ」
「そんな……」
「じゃあね、おやすみ」
「た、頼む!開けてくれ!」
必死で哀願する、クリスさんの声が聞こえる
響くので強くドアを叩くこともできず。
叫ぶこともできない 。
ただ、囁くような小さい声で
必死で俺に哀願し続ける
その様子があんまりにも必死だったので
俺は少しだけかわいそうになる。
3,40分ほど放置プレイにするつもりだったところを
10分に短縮してあげようと思った。
もともとたいして怒ってるわけじゃない
思いも寄らない反撃にあったのが、ちょっとムカついただけだったから。
けれど、五分くらいたった頃だろうか?
ふいにクリスさんの声が聞こえなくなったんだ。
鍵の穴から覗いて見ると
クリスさんは真向かいの壁に背をもたれるような状態で
膝と頭を抱えるようにして座っていた。
肩が細かく震えている。
俺がそっとドアを開けても気がつく様子はない。
「クリスさん」
声を掛けると、彼女が顔をあげた
ワスレナグサの瞳が赤く腫れている。
白い頬に流れているいく筋もの涙の跡に、一瞬だけ、麻痺しかけていた罪悪感が蘇る
回数を重ねるうちに薄れて行った後ろめたい気持ち
けれど、それは一瞬で消えて
代わりにもっと泣かしてやりたいと言う欲求と加虐心が沸き起こってくる
ひどいことをしていると思う反面、それにひどく興奮している自分がいる。
普段、滅多なことで泣きそうにもないクリスさんの涙ほど
支配欲を満たしてくれるものはなかった。
「お願いだから、もう、こんな事はしないで……」
「クリスさんがいい子にしてたらね」
彼女は悲しげな顔をしてそれでも頷いた。
七歳も年下の子供に『いい子に』なんて言われるのは本当は屈辱的なのだろう。
でも、クリスさんは俺の奴隷だから、言うことを聞かざるえないんだ。
騎士である彼女にとって誓いは絶対だった。
この戦いが終わるまでは俺のものになる。そうクリスさんは俺に誓ってしまったのだから。
冷たい石造りの廊下から戻ってきた、クリスさんはひどく寒そうだった。
「……さ、寒い、べッドにいかせて……」
「しょうがないな、いいよ」
クリスさんは、あきらかにほっとして、そのまま
奥にある、べッドに行こうとした。
ところがどっこい、そうは問屋が卸さない 俺は彼女の腕をがしりと掴んだ。
「ひ、ヒューゴ?」
「違うでしょ、クリスさん、べッドはこっちでしょう」
俺は部屋の中央においてあった。テーブルを指差した。
「え?……テーブル?」
「わからない人だね、俺がべッドだって言ったら、あれはべッドになるんだよ。
あなたに口答えする権利は無い」
「そ、そんな、馬鹿な……」
「いいから乗って!」
俺は、なかなかじれて動こうとしない、クリスさんの手を、
引っ張ると乱暴にテーブルの上に載せてしまった。
「まったく、口答えばっかりして、いいこじゃないクリスさんには、もう一度、お仕置きが必要だね。」
俺はそう言って、手探りで燭台を探ると灯りをともした。 白い体が蝋燭の灯りに照らされて浮かび上がる。
「あっ!?い、いやだっ!!灯りをつけないで!!」
恥ずかしがって身をよじるクリスさんの足を押さえ、その膝を左右に広げる。
「い、いやっ!」
彼女は両手で顔を隠してしまった。
陰毛が煙るように生えている丘が少し割れて、クリスさんのピンク色の内壁がわずかに顔を出す。
そっと割れ目の辺りをなぞると。陰毛が少し濡れて冷たいことに気がついた。
さっきの愛撫の名残りが、まだ、たっぷりと残っていて。蝋燭の炎に反射する
「あ……いやぁっ」
内側に指を入れた。
潤いで、つるりと滑ってしまう。触りにくいな。と思った瞬間。
俺の頭にはまた新たにクリスさんをいぢめる方法が浮かんでいた。
俺は顔を覆っていた、クリスさんの手を無理やり外させると
その手を彼女の性器にもって行った。
「なっ!?……や、やめて」
「なんか滑っちゃってうまく触れないんだよね、
自分でここ、広げてくれない?」
クリスさんは、信じられないとでも言いたげに
一瞬、目を見開いて俺を見つめた後。首を激しく左右に振った。
「い、いやだ!!こんな格好をさせられているだけでも、恥ずかしいのに
そんなことできるわけないだろう!」
「さっきみたいに、外にほっぽり出されたい?
他の人を呼んでもいいんだよ?村のみんなも、内心は銀の乙女に復讐したがってるからね。こんな姿のクリスさんを
見たらどうなるかなー?」
「そんな……」
当然、他のみんなとクリスさんを共用するなんて、
そこまで鬼畜なこと、もとい、もったいないことをするつもりはなかったけど。
さっきの出来事で極度に怯えていた、彼女にとって言葉だけでも十分な脅しになる
クリスさんは泣きそうな顔をして
自分の載せられている、テーブルの上を煌々と、照らしだしている灯りを見つめた。
「せ、せめて……」
「消さないよ」
彼女の言葉を切るように。俺は冷たく言い放った。
まるで、深く傷つけられたように哀しげに、うつむくクリスさん。
俺は、だらりと、落ちたままのクリスさんの手を取った
両手を掴んで、もう一度彼女の恥ずかしい場所に強く押し付けた。
それでも、彼女は手を動かそうとしない。
ただ、哀願するような哀しげな目で俺を見つめるだけだった。
まったく、いい加減、学習すればいいのに、そんな態度が余計に俺を煽っているってことを
「クリスさん、怒るよ?」
俺が、淡々と、それでも強く命じると。
諦めたように目を伏せる。
ようやく、その手が緩慢に動き始めた
白い指が、ごくわずかな性毛に覆われた亀裂を左右に押し分けた。
露に濡れるピンクの果肉のような内壁が、俺の目の前に晒される。
そこは、人形のように、無機質な印象を受ける彼女の体の中で
唯一、性の生々しさを主張していた。
濡れたクリスさんが、灯りに反射してぬらぬらと光る様子は、
クラクラ眩暈がしそうになるくらい、いやらしくてたまらない。
視線が集中するのが耐えられないのか、目を瞑ったまま。
横を向いて唇をかみ締めた。
俺の方を極力、見ないようにしているようだった。
「み……見ないで……」
全てを曝け出して、隅々まで見てくださいと言わんばかりの格好をしているのに、
口ではまったく正反対のことを言う。クリスさんが滑稽に思えて。おかしかった。
「こんな、お○んこ丸出しの格好でそんなこと、言われても困るんですけど」
「……っ!」
「ここ、見てるとさ、クリスさんもただの人なんだって思うよ
お人形みたいに綺麗な顔をしてる銀の乙女にも、こんなにスケベでいやらしいモノがついてるんだよね」
「……お願いだから…・もう……やめて」
体は彼女の意思と、心を裏切っている。
綺麗で、いやらしいところなんか何一つもってなさそうな顔をしているのに、
驚くほど敏感なクリスさんの体は、
ちょっと、いぢめただけですぐにぐしょぐしょになる。
彼女の恥ずべき場所は、俺の視線と言葉に、晒されていやらしく濡れていく。
自ら、限界まで、開いている花びらの奥から、とろとろと雫が零れ落ちた。
「だって、どろどろのぐちょぐちょだよ、お漏らししたみたいになってるよ?、まだそんなに触って
ないのにさ」
「うう……」
伏せた長い睫毛が揺れて、涙が零れ落ちる。
トドメをさすように俺はなじった
「あれれ?また、泣いちゃうの?意外と泣き虫さんだね。
まあ、無理もないか、騎士団長さまが、俺みたいなお子様の前で
おまたおっぴろげて、指でおま○こ広げて奥の奥まで丸出しにしてるんだもんね。
クリトリスも、おま○このひだひだも、お尻の穴も
ぜーんぶ、見えちゃってるもん、そりゃあ、恥ずかしくて泣いちゃうよねー?」
「い、いやあっ!言わないで!!お願いだから!!」
泣きながら、ぶんぶん、首をふる、クリスさんは完全に俺の支配下にあった。
俺は、征服欲が満たされる心地よさに心底、陶酔した。
「あれ?ここの形変わってる、膨らんで尖ってきちゃった、見られて気分が出ちゃったんだ?」
俺はクリスさんの体の『異変』を指摘すると
手を伸ばして、彼女の一番、弱いスイッチを擦った。
「あっ!」
びくん クリスさんの体が弾かれたように跳ねる
早くも硬くなりかけている、指を躍らせて行く、そこはますます膨らんで、硬度を増していく
溢れてくる蜜も、どんどん量を増して、指どころか拳まで愛液にまみれてしまいそうになる
「ひっ、いやぁっ…・くっ、ふぁあんっ」
クリスさんが大分、良くなってきたことを確認すると。
俺は、中指をそっと中に差し込む。 浅く入れただけなのに、
クリスさんの入り口周辺の熱い肉がきゅっと俺の指を離すまいと絡み付いてくる
俺はソコを わざと、音を立てるようにしてかき回す。
指を動かすと、ぐちゅぐちゅ、粘り気のある水音が 静かな部屋に響く。
とても、クリスさんの体から出てるとは思えないような。生々しくて卑猥な音だ。
「すごい音立ってるよ、クリスさんのおま○こ、いやらしい」
そうして、中指で膣内をかき回しながら
残った親指と人差し指で突起を抓むように押した瞬間
「あっ……やっ…・あ、あ、あ、…・ふあぁんっ!!!」
クリスさんの足が突っ張って
中に入っていた指がきついくらいぎゅっと締まるのがわかった。
「イっちゃったの?クリスさん」
クリスさんはテーブルの上にぐったりと体を横たえている
頬は涙と汗に塗れ、足はしどけなく開いたままだ。
愛液がお尻まで垂れ、さらにテーブルにいたって小さなプールを作っていた。
白い体が紅く染まり、形の良い胸が上下している扇情的な姿に
暴発寸前の下半身がうずうずとうずく
このまま直で突っ込んでもいいけど
それだと、すぐにイってしまいそうな気がした。
ここは一つ、クリスさんに抜いてもらおうかな。
彼女の体を軽く揺る。
うっすらと目を開いた、クリスさんの体の上体を起こさせる
そして、ぼんやりとしている彼女の顔の前に
ズボンから取り出したぺニスを突きつけた。
「咥えて」
クリスさんのあられもない姿に興奮したせいか
俺のペニスは痛いほど、猛り狂って、上を向いていた。
「あっ……」
我に返った彼女は、反射的に突きつけられたソレから目を反らした。
俺はそれを許さず、ペニスの先から先走りしている雫を、唇全体に擦るように塗り付ける。
何度もしつこくその動作を繰り返しているうちに、クリスさんは諦めたようにわずかに口を開いた。
その、半開きになった唇に、ペニスを押しつけると
クリスさんは
恐る恐る、そんな感じで舌を伸ばした。
「手もちゃんと使ってよ」
白くしなやかな手が、ぎこちなく俺のペニスに触れ、ゆっくりと
撫で擦りはじめる。
「ん……そこ、その辺も……裏もね」
彼女は俺の言われたとおりに必死で口と手を動かした。
緩やかな刺激、視覚と精神的な快感
さわさわと、体をなでられているように弱くじれったく
決定打に欠けるような快楽だった。
はっきり言って、クリスさんはフェラが下手だ。
今だ、ちんぽに嫌悪感を持っているわ。
いくら注意しても、歯が当たって痛いし。手だって撫でるだけの単調な動きだから、そんなに気持ちよくない
視覚的にはすごくイイんだけど。もっと強い刺激が欲しい。
俺は、クリスさんの頭を思い切り引き寄せ、ペニスを口の奥深くまで突っ込んだ。
「ふぁむぅ!!むっ……むーーっ!」
「さっきみたいに条件反射出しちゃだめだよ、噛んだら、カラヤのみんなで楽しく輪姦決定だから」
彼女は、俺を口深く咥えさせられたまま
怯えた目で見上げてくる。それがまた、たまらなく興奮する。
俺は彼女の頭を抑えたまま、思い切り腰を上下させた。
先ほどは比べ物にならない強い刺激と快感を感じて
俺は一気に昇りつめた。
「くうっ……」
そして、苦しそうな声をあげているクリスさんの口の中に
思い切り、白い欲望を吐き出した。
クリスさんの唇の端を精液が伝わっていく
俺は、彼女の口を閉じさせると
動物に薬を飲ませるときのように、頭をくいっと上に持ち上げた。
「出しちゃだめ、飲んで」
「んんん〜っ!!」
白い喉が動いて確かにそれが飲み込まれたことを確認すると
ようやくクリスさんの頭を離してやった。
「うぇっ……うう」
味がそんなにひどかったのか、変なところに入ってしまったのか
クリスさんは
けほけほとむせながら、涙目になっていた。
一度出したのに、俺のペニスはまだ硬い。
再び、むらむらと欲望が沸き起こってくるのを感じる。
俺はクリスさんの足を持ち上げる。
それはちょうど性器を上に突き出すような形だったから
多分、クリスさんにも自分の恥ずかしいところが見えてしまうのだろう。
「クリスさん、自分のってどんな風に見えてる?」
「いやっ…」
彼女は顔を隠して身を捩った。
「目をそむけないで見てて、さっきみたいにお○んこ広げさせられるよりはマシでしょ?」
「うう……」
俺はペニスを彼女にあてがうと、一気に腰を落とした。
「あ……ん」
蕩けたクリスさんの中に
ペニスを少しずつ入れていくにつれて、膣内の肉がきゅっと痛いくらい絡みついて
一瞬、身動きがとれなくなるように感じた。吸い付くようにきつくて、最高に気持ちいい
先に、出しておいて良かった、そのまま入れてたら
多分、今のでイかされていたかもしれない。
俺は膣内を強く突いた。
「あ゛!」
痛みと快楽が一緒になったような声をあげて彼女は眉を切なげに顰める。
「ふあんっ、あ、あっあっ」
突き上げる動きにあわせて、クリスさんの喘ぐ声が短く切れる。
クリスさんもいつのまにか俺の動きにあわせて
ゆるゆると腰を動かしている。
形の良い胸がプリンのように震えて、掴みたいけど、手は届かない
黒いペニスが出入りするたびにピンクの内壁が捲くれる
なんて、やらしいんだろう。やらしくてたまらない。
「クリスさん、すごい、スケベだよ、やらしい」
そう囁いた途端、クリスさんのそこはさらにぎゅっと締まって、俺を締め付ける
もう、ここまでくると、恥ずかしさより気持ちよさの方が勝っているらしい
俺はクリスさんの片足を俺の肩にかけた
膣内の形が変わって、最奥までペニスが収まる。
動悸しているように動くクリスさんの中が気持ちいい
俺のペニスもクリスさんの中の一番、イイところを刺激しているらしい
彼女の体に溺れている今の瞬間は
復讐のためだとか、仇だとか、そんなの単なる言い訳に過ぎなくなってる
あさましいと思うけど
もう気持ちいいことしか考えられない
「気持ちいい……クリスさん、すごくいいっ!」
「……あっ……あっあっんっ!!もう…だめっ」
「お、俺も、もう!」
「あっ、ああああっ!」
「くぅっ!!」
クリスさんの中が俺を咥え込みながら
強く脈打つように蠢いた、たまらず俺は彼女の胎内に思い切り
白い欲望をぶちまける。外に出す、余裕も無かった。
ゆっくりと、クリスさんの中から俺を引き抜くと
「ん」
鼻にかかったような甘い声が漏れる。
どろりと白い俺の残骸がクリスさんの中から零れ落ちてきた。
エロいなあ……
俺はその光景を見ながら
後、何度、クリスさんとこういうことができるんだろう。なんて考えていた。
今は俺が独り占めしているけど。そのうち他の男にヤられちゃうんだろうな。
きっとみんな、俺みたいにひどいことは絶対しない。
貴重な宝石を扱うみたいに、壊さないように、そっと大切に優しく扱うんだろう。
嫉妬がむらむらと浮かんできて。同時に、下半身がまた反応しだすのを感じた。
俺はクリスさんの胸に手を伸ばした。
「ん……もうだめだ……、時間がない、戻ってやることがあるんだから」
「いいじゃん、もう一回くらい」
そう言ってクリスさんの形のいい胸に手を伸ばした
途端、その手を捻られて、俺は机の上に押し付けられてしまった。
「おしまいだ。」
ぴしりと、にべもなく、冷たく、跳ねつけられる。
毎度のことだった。事後は、別人になる。
なんだか、ものすごく、ムカつく。ついさっきまで、俺の言いなりだったくせに
あんなに恥ずかしい格好をさせられて、泣いてたくせに。
クリスさんは体を布で拭った後、洋服を拾って、さっさと身につけてしまった。
俺はそれが、気にいらなくて、クリスさんに噛み付いた。
「そういう態度取る、クリスさんなんか、カラヤ総勢で輪姦しちゃうからね!」
お馴染みになりかけた脅しを俺が口にすると。
クリスさんは、醒めたような目つきで俺をちらりと見た。
またか、と言いたげな顔をしている。
「ほ、本当にヤっちゃうよ、俺の言うこと聞いてくれない
クリスさんなんかいらないもん。みんなで玩具にしちゃうんだから。」
「そうか、それは困るな、では私もルシアにでも、相談でもするか。」
一番の弱点を押さえられて俺はぐっとつまった。
こんなことをしていると母さんにバレてしまった日には。
お仕置きぐらいじゃすまない。恐ろしいことになる。
理不尽な真似をしていることくらい、自分でもわかっていたから。
固まってしまった。俺を見てクリスさんが困ったような微笑を浮かべる。
「そんな風に脅さなくても、私はおまえの言うことを聞いているだろう?
何がそんなに気に入らないんだ?」
クリスさんは続ける
「約束は守っているはずだろう?。」
約束……
誓ったから、クリスさんは俺のものになっている。
どんなひどいことをされても、言うなりになっている。
ルルのことで憎んでいるうち、はそれで良かった。復讐のためだったから
彼女にとってそんなこと、知ったこったじゃないだろうけど
どっちにしろ、陵辱されているのには代わりはないから。
「戦争が終わったら、何もなかったようなふりをしてもとの生活に戻るんだ。
いやらしいことなんか何一つしりませんって顔して」
「何が言いたいんだ?」
「どーせ、俺のことなんか歯牙にもかけなくなるんだろう。」
口が勝手に、本音を出してしまった。そんなこと、言うつもりもなかったのに。
クリスさんは、ペルシャ猫みたいな目を大きく見開いて、
しばらくきょとんとしていたけど。やがてぽつりとつぶやいた。
「好きなのか?私が」
一瞬、否定しようかと思ったけど、口に出してしまったからにはしょうがなかった。
俺はしょんぼりしながら、口を開いた。
「…嫌いだけど、好きだ。」
「まるで、子供だな。そんなやり方で相手に伝わるとでも思ってるのか?」
あきれたようにつぶやくクリスさん
確かに図星で、それだけ、悲しくなって、俺はうつむいた。
「俺のことを恨んで、忘れさせなくさせようと思ったんだ。」
クリスさんの溜息が聞こえて、もう終わりかなと俺は思った。
さすがに、このまんま、のうのうと関係を続けることはできない。
傷ついたふりをして、約束を隠れ蓑にしていたことが、バレてしまったのだから。
言わなければ、まだクリスさんとエッチなことはできたかもしれない。
でも、いつかはこんなことになるような気がしていた。 気まずくて、クリスさんの顔が見られない。
ふいに、腕を取られた。殴られる、と思って目を閉じた
次の瞬間。
唇にふわりと柔らかい感触が走った。
キスされた。
そう認識していたときには、クリスさんは俺から離れていた。
「……く、クリスさん?」
「……別にヒューゴのことは恨んじゃいない。
どうでもいい相手に体をまかせられるような。女でもないつもりだ」
「それって……」
「私は『子供』がそんなに嫌いではないのかもしれないな。」
呆然としている俺にクリスさんはそう囁くと ドアを開けて外に出て行ってしまった。
頭の中が真っ白になった。ぐるぐると台詞が頭の中を回っていた
思いが叶った喜びをきちんと実感することができたのは
彼女が部屋を出て行ってから、随分とたった後のことだった。