山賊×クリス・リリィ 著者:3_498様
山賊に捕らえられたリリィとクリス。
最近この手の展開に敏感なクリスはいったい何をされるのかとおびえていた。
山賊A「へへへ、美人が2人も…たまんねぇな」
山賊B「しかも、片方は“銀の乙女”様だぜ。さぞかし良い声で鳴いてくださるにちがいねぇ」
山賊C「しかし、気位の高そうな女をおもちゃに出来るってのはたまんねぇな…」
山賊A「まったくだ。いかん、もう我慢できねぇや。ほら、まずはクリスからだ。
おめえら、服ひんむけや」
クリス「ひッ…や、やめ…」
リリィ「ちょっと待ちなさいよあんた達! 黙って聞いてれば!
私よりクリスにばかりハァハァするなんてどういうつもり? 目、おかしいんじゃない?」
山賊B「…な? なんだこの姉ちゃんは」
リリィ「私だってティント大統領の娘なのよ? 何? 私よりも剣の道一筋の朴訥女の方が
興奮するわけ? 私を後回しにするなんて、人を見る目ある?
先に私に手を出そうとするでしょ普通!!!」
クリス「…リリィ、おまえ、こいつらが何者かわかってるのか?」
リリィ「きまってるでしょ! わるものよ、わ・る・も・の! まったく、こいつらの感性がしれないわ」
山賊A「なんだかわからんが、んじゃこの姉ちゃんからヤるか…」
リリィ「…って、きゃ〜〜! 何すんのよ変態! やめてったら! ゆ、許さないわよ!
どど、どこ触ってんのよこの馬鹿! い、いやぁ…」
山賊C「…馬鹿だ、こいつ…」
クリス「(…まるっきり馬鹿だぞリリィ…)」