ルクレティア×レレイ 著者:10_776様
※ルクレティアが風呂でレレイにいたずらして気絶させて、お部屋にお持ち帰りしたと思ってくれすまない。
「レレイさん、足を開いて」
レレイが自ら足を開くより早く、ルクレティアの手はレレイの両足を開く。
湯上りのせいか日に焼けていない肌色はほんの少しだけ赤みをおびていた。
そして、湯上りのせいだけではない、色づく最奥も。
「ふふふ、大変だったんですよ。水気を拭いてもここだけはなかなか」
言い終わる前にレレイが真っ赤な顔でルクレティアの口を両手で塞いだ。
壁が冷たくないようにと上着を羽織らせても下半身は何も身につけていない。
最奥をルクレティアに晒しているようでひどく卑猥だった。
最奥にルクレティアの指を感じて、レレイはびくりとベッドの壁に凭れた上半身を縮こまらせた。
そして声を出さないように両手でしっかりと口を塞ぎ、目じりに涙を滲ませる。
時折恐る恐る目を開いてはまた怯えるように目を閉じるその様子にルクレティアの嗜虐心が煽られる。
「あらあら、わたしがレレイさんにひどいことするはずがないでしょう?」
気持ちいいことはしますけどね、といつもと変わらない口調で囁くとルクレティアはその顔をレレイの秘部へ近づける。
何度目かに目を開けたレレイは自身の秘部にルクレティアの顔があることに気づき涙交じりの声を上げた。口元を覆っていた手をルクレティアの頭に伸ばし、なんとか引き剥がそうとしても無駄だった。
「ルクレティアさま、だめ、やめてくださ、あ!」
言葉が最後まで続かないのは指先が無遠慮にレレイのそこを撫で上げたせいだ。
正確には、蜜を垂らす入り口を。
「あら、レレイさんえっちですねー。たくさんまた出てきましたよ?」
責めながらもルクレティアは楽しそうにレレイの最奥を指先で撫で続ける。
指の腹で敏感な箇所に触れられて、レレイはびくびくと震えながら喘ぐより他になかった。
「んぅ、あぁ、いやぁ、るくれ、てぃあさま、あぁ!」
風呂でもさんざん煽られたせいか、蜜はしとどに溢れてくる。こわばっていた足は少しずつ抵抗をなくし、緩やかに開いていく。
「ここも、真っ赤」
ルクレティアはさんざん溢れさせたぬめりをもってゆっくりと穴の奥へと指先をねじ込む。
そして空いていた片方の手で最奥をよりあらわにさせると―クリトリスを舐めあげた。
「やあああぁぁぁぁぁっ!」
力の抜けていた足が再び閉じようともがく。しかし敏感な内ももにルクレティアの髪の感触を感じて、レレイはルクレティアの頭を挟み込んだままがくがくと震えた。
引き剥がそうと頭をつかんだはずの手からは力が抜け、ルクレティアの動きを助けるように支えるかたちとなっている。
猫がミルクを飲むようにぴちゃぴちゃと舐めながらも指はゆっくり抜き差しされる。
わざと音を立てているのは自分に羞恥心を与えるためにちがいない―頭の片隅で一瞬そんな思いがよぎる。
が、すぐに霧消し与えられる過ぎるほどの快楽に身を任せた。
レレイの涙の膜をはった目は熱に浮かされたようにとろんとなりながら、ぼんやりとルクレティアだけを見つめていた。
「レレイさん、きもちいいですか?」
「ルクレティアさま、……はい、きもちいい…あ、ああ、あ!」
「そう。いいこ」
クリトリスを覆う包皮ごと指の腹で揉むとまた甲高い声を上げる。
この城の少女たちの憧れの的である彼女のこんな姿を見ることができるのはきっと自分だけに違いない。
そう思うと普段の毅然とした態度とは全く違う今の姿がとても可愛らしくて、つい苛めすぎてしまう。
「レレイさん、もっときもちよくなりたい?」
快楽にうかされた頭ではなにを言っているのか十分に理解することなどできはしなかったが、レレイはコクリと頷いた。
「じゃあいかせちゃいましょうか」
舌をのばして児戯のように舐めあげていた愛撫が突然変わった。
ルクレティアの唾液に濡れた唇がレレイの小さなクリトリスを挟み込んで、全体をやわやわと食みながら先だけを激しく舌が刺激する。
奥に差し込まれていた指は抜き差しの速度を速めて、2本3本とその数を増やしていく。
先ほどとは全く違う愛撫にレレイは言葉をつむぐことすらままならなくなった。
「あ、ひ、いや、いやあ、ああっ!だめ、だめ、あああああっ!」
今度はルクレティアも何も返事を返さない。小さな肉芽を唇から離さないとでもいうかのようにしゃぶり、増やした指で強く奥を抉る。
「あっ、あっ、あああああああぁぁああぁぁぁぁっ!!!!!!!」
ぴしゃり、と微量の潮を吹いてレレイは達した。
そのまま昏倒するように眠りに落ちたレレイを確認し、外気に触れぬようシーツをかけると入り口に声をかける。
「どうぞ、キャザリー」
いつもの無表情で入ってきたキャザリーにルクレティアはいつもの笑みを浮かべる。
「…楽しそうだな」
「ええ、とっても楽しかった。今度はあなたもどう?」
二人の視線の先にはいつもより少し色づいた顔で眠るレレイの姿がある。
「…考えておこう」
その後はひみつ。
これが俺のジャスティス。