ツヴァイク×ローレライ 著者:駄文様
湖に建つ塔の4階―――封印の間という部屋に、ツヴァイクはいた。
「今日は私一人か。まぁ一人の方が集中出来る」
部屋の中の奇怪な文字を見ながら、数日前の出来事を思い出した。
(ローレライ…)
しばらくすると、自身が脈打つのを感じた。
「……このような場所でこうなってしまうとは…」
自身には手をつけず、静まるまで耐えていた。
「あなたは何をしているのです。この神聖なる場所で、烏賊くさい行為は止めてもらいたいものです」
急に現れた黒ずくめの女、ゼラセだ。
「………まだ何もしていないが」
「これからなされても困ります。何かなさるつもりならば私はあなたを」「…風呂にでも入るかな」
ツヴァイクは封印の間を後にし、ビーバーの運営する風呂場へと足を運んだ。
風呂場へ着くと、女湯からローレライともう一人の女の声が聞こえた。
『……深き薄明の森の遺跡……』
ツヴァイクはその言葉に反応し、ミルーンの目を盗んで女湯へ入り込んだ。
(遺跡の話をしているのならば聞かねばならんな)
もう一人の女はビッキーという名の少女だ。
最初は驚かれたがローレライだけは納得し、ビッキーは
「うわーーーん!もうやだーーー!!」
と半分泣きながら逃げていった。
「…消えたな」
「しまった…逃げられた」
ローレライは舌打ちをし、再び湯に浸かった。
「ツヴァイク、よく女湯へ入れたな」
「あぁ、時間も時間だしな。あのビーバー、眠たそうにしていたぞ」
なんの違和感もなく、二人は湯に浸かっていた。
ふ、と静かになった瞬間、互いに数日前の出来事を思い出した。
数日前、二人は初めて結ばれた。今日に至るまで何度も会話はしていたが、風呂場で裸で2人っきりになるということは予想外だった。
更にツヴァイクは先ほどまで静まっていた自身が再び脈打ち始めるのを感じた。
「何を見ている…」
「こんなに明るい場所で君の肌を見られるとは思わなかったのでな、焼き付けておこう」
さらりと言われた台詞にローレライは顔を赤くし、少し遠ざかった。
「……っ変なことを言うな…」
移動しようとした瞬間、ツヴァイクはローレライの肩を掴み、抱き寄せた。
パシャンッ
「ツ…ツヴァイク…ここは風呂場だぞ…」
「そうだな…」
そのまま二人は唇を重ねた。
「んんっ…むぅ…っふ…」
クチュッと舌を絡ませ、互いの唾液を交換するような濃厚なキス。
ツヴァイクはローレライの体を自分の前へ寄せ、後ろから首筋へ唇を這わせた。
「あっ…んん…なんだか…くすぐったいな…」
チュウウウッ
「私の物だと印を付けた」
「誰が貴様の物に…っあぁ…」
手を回し、ローレライの乳房を揉み始めた。
「年の割には大きい方だな。それに柔らかい」
「っく…ふふ…まぁな…っん…」
フニフニと先端を摘み、転がした。
「っあぁ…やっ…あんんん…」
ローレライは下半身が熱くなり、もぞもぞと動いた。
「胸は大きい方だがここはまだ発展途上だな」
クチュリ、と秘部へ指を運んだ。
「っひゃあああ!!っああ…やぁ…」
湯なのかローレライから溢れ出ているのかわからない液体が音を立てている。
ツヴァイクはローレライを浴槽の淵へ座らせた。
「やっ…な…に…?」
グイッと足を開かせ、ローレライの秘部が露わになった。
「折角だからな。明るい場所で君のここを見てみたかった」
するとツヴァイクは秘部へと顔を埋めた。
ピチャッピチャッ…クチュウゥ…チュウウウッ…
「あっ…あああああ!」
トロトロと割れ目から液が溢れ、止まる気配のない秘部を更に舐めた。
チュウッ…チュウウウッ…クチュックチュウゥ…
「もっとっ…してぇ…っ…」
「ふっ…君が強請るとはな…ではそろそろ入れさせてもらおう。後ろを向いてくれ」
「…ん…こうか…?」
浴槽の淵に手を突き、ツヴァイクの方へ尻を向けた。
「いい眺めだな…」
ツヴァイクは後ろから自身をローレライの秘部へ差し込んだ。
ズチュウウウッ
「ひっ…うううう…!!あっあっあっ!!」
グチュングチュンと後ろから攻め立てる。ツヴァイクはゆっくりと腰を動かした。
「っ…この前とはまた違うきつさがあるな…」
「やぁあああ!変…へんになっちゃううう……」
ローレライの締め付けに耐えきれないのか、ツヴァイクは激しく腰を動かし始めた。
ズチュッズチュッグッチュングチュグチュン…
「んあっ!やっらぁあ…らめぇ…イクッゥゥゥ…いっちゃうううう!!やあああああ!!」
「っふ…くっ…」
二人の声は風呂場に響きわたった。
「な〜に〜?どう〜したの〜?」
ミルーンは慌てて女湯へ入った。ツヴァイクとローレライは驚き、どう言い逃れようかと考えた。
「男湯は〜あっち〜です〜混浴は〜外に〜あります〜」
ミルーンはそういうと番台へ戻った。
「何故だ…?見て見ぬふりか…?」
「ただ何をしているのかがわからなかったんじゃないか…?」
数日後、テイラーの新聞のトップ記事になった。
ミルーンがテイラーと話をしているのを見かけた兵士が数名いたらしい。