RagnarokOnlineJPその変遷と顛末 |
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■RagnarokOnlineJPその変遷と顛末 |
以下のテキストは当FAQ作者の一人が書いたものです。主観を排除し、客観的事実のみを書くようにしておりますが途中から諦めました。 (2001/07?) Ragnarok Online alpha test中。しかしこのころの状態を示す資料が何も無い為詳細不明。 α時代はキャラクタ,敵,アイテム名は1Byteネームのみ、サーバーは国際サーバーと韓国サーバーの二つのみ。 スキルはなく職業観の差が弓を撃てるかどうか差のみ(Archer,Thiefか否か)。余談だがその弓も矢・射程制限がなかった。キャラクタ名の隣にIDが表示された為、悪用されたこと数多し。 (2001/07/23) ・Ragnarok Online 3次α testが始まる。 (2001/11/01) ・Ragnarok Online β test韓国語サーバーがオープン。 (2001/11/24) ・Ragnarok Online β test日本語サーバーがオープン。αのデータは引き継ぐことができず。キャラクタ作成時に髪型を選ぶことができ、スキルなどの様々な新要素+バグ満載。 このころから回線問題が深刻になる。サーバー自体が韓国にあった事に加え日本→アメリカ→韓国というデータの通り方をしたユーザーもいた。 (2001/12?) ・当時のGameMaster,Hyuck氏が一部のプレイヤーに希少というほどでもないアイテム「うさみみ」を配る。(一説では日本のラグナ関係有名サイト所持者に) が、後に回収。 (2002/01/12) ・β1最大のチート騒ぎが起こる。露店売価にマイナスの価格を設定することで簡単に大量の現金を入手することができたバグを用い相場の数十倍でアイテムを買い付け、経済を混乱に陥れる集団が登場。Lord of the Nightmareというキャラを中心に取り巻き、別キャラで活動し経済を大混乱に陥れた。 この時の処罰方法は「大量の現金を持っていた者を処罰」だった為、正規の利用者は大泣きし不正利用者は財産をアイテムに変えてすりぬけた。(名前が似ているというだけでBANされた彼は元気だろうか?) 後にLoN事件と呼ばれるチート祭りはこうして終わる。その時に匿名掲示板で書かれた599は有名。 (2002/01〜08) ・チート、デュープは健在。だが、異常アイテムが表に出てくる事はほとんど無かった。 (2002/01/17) ・カードの絵柄が見られなくなる。絵師を変更し書き換えるとの事。極めて主観的な感想だが当時の絵は格好良かった事を記しておく。 (2002/02/21) ・萌えGMとして名高いHyack氏がGMをやめ、企画に戻った。 (2002/02/20) ・GRAVITYが三星電子と協力関係を結んだと発表。これにより韓国ユーザーは「Ragnarokは終わりだ」と判断。(三星電子と組んだゲームは全て駄目になるという経験則より) 後に日本ユーザーもそれを知る事になる。 (2002/02末) ・このころからRagnarokが雑誌に紹介されるようになる。ネットランナーやゲームラボに掲載された事は当時の住民を悩ませた。後にこれらの雑誌はBOTツールやエミュレートサーバーを掲載することになるが、それはもう少し後のこと。 (2002/03/02) ・回線を10倍に増強(GRAVITY社の発表)。これにより4000人以下ならラグのない快適なゲームが。パッチサーバー通過率が30%を超える安定した環境が実現。(当時の接続者数はピークで5000人を少し上回る程度) lokiサーバーができる。 (2002/03/14) ・Irisサーバーができる。 (2002/03/末) ・GRAVITYの代表でありRagnarokを指揮してきたハッキュ氏が社長を辞任、三星電子からの出向者がかわりに社長を務める。 (2002/04/中旬) ・このころからBOTが溢れる様になる。当時は寝マクロと呼ばれていた。 (2002/05) ・このころからタイなどの諸外国からの接続者が増える。が、ハエワープを自由に行うチートツールが知れ渡っていたりと行儀は決していいものではなかった。 (2002/05/25) ・ラグナロク最初のニュースサイトK-RANGAROK更新停止宣言。 (2002/05/30?) ・韓国Sakrayサーバーにてβ2のテストが始まる。二次職、ギルドなどの要素に放置されていた日本ユーザーの注目が集まる。が、額は少量と言えど有料テストだった為日本ユーザーでできるのはごく一部。彼らに大きい期待がかかった。 (2002/05/30) ・ラグナロク最初のライブカメラサイト“RJT”が閉鎖。理由は多忙の為。 (2002/06/30) ・ラグナロク最初のWEB上計算機サイト“RO計算機”が閉鎖。理由は多忙の為。余談だがHyack氏の誕生日でもある。 (2002/08/01) ・(一度目?)の個人情報漏れ事件が発生。GRAVITYのあるアドレスにランダムな番号をつけてアクセスするとそれに対応したアカウントのパスワードがわかるというものと、アカウント名を入れると登録情報がみられるようになるものの2点。 この時GRAVITYに修正しろコールが舞ったのだが、そのときの修正方法は<!-- -->でコメントアウトするという悲惨なもの。(約1時間後に対策される) これによりアイテム捨てられた人間が続出した。 (2002/08/09) ・ラグナロク最初のファンサイト“Let's Ragnarok”が閉鎖。理由は2ch住民に潰れろの声が高まった為。 (2002/08/12) ・当時の再人気サイト“RODN”が閉鎖。あまりの人気ゆえに転送量が異常に多く、サーバー代をまかなえない為。 (2002/08/12) ・管理は日本代理店GungHoへと代わる。Ragnarok Online β2のサービス開始予定日。しかし延期となった。当時、クライアントが韓国GRAVITYのFTPサバに置かれておりanonymousでダウンロード可能だった。 このためbeta1プレイヤーは過去の教訓から先にダウンロードしておいたのだが、ガンホーはこれを理由にRagnarok Online β2 JPを延期。 尚、ガンホーのサーバーはAbove.net(東京)にあり、どうやってもGRAVITY社のFTPサバにアクセスする事は遅延の理由にならない。 この厚顔無恥っぷりがGungHoを「癌崩」「癌砲」たらしめる最初の事件である。 (2002/08/14) ・Ragnarok Online β2サービス開始。二次職、一部のカードの実装、ギルドなどの新機能が盛りだくさん。 国外からの接続を弾こうとしたはいいが参考にしたAPNICのリストが2002/02のものだった為、つなげない人が続出。 移動不可能なところに飛ばされる「闇ポータル」、アイテムを無限に増殖できるDUPEがこの頃の流行。 (2002/09) ・このころには自分以外のアカウントにつながる「キャラチェン(キャラクターチェンジ,アカウントチェンジ)」が頻発。アイテム捨てられ、ステータスポイントがLUkに振られ、死にスキルが10になったりと燦々たる状況に。 また、スキルが勝手に消えて二度と復活しない「スキルロスト」が頻発。この悲惨なキャラは2003/01まで復活不能となる。勿論ガンホーはこれを修正しない。 更にパーティー・ギルド機能が全て不能に陥る現象が発生。ガンホーはこれについて一切のコメントを出さずじまい。 その様相はロシアンルーレットの一言で説明がつく。 また、BOTが大流行。しかもサーバーに連続アタックを仕掛ける仕組みになっておりログインサーバーは繋がらなくて当たり前、の状況になる。これは2002/10末まで続く。 (2002/09/中) ・精錬を低コストで行う精錬チートが出回り始める。低コストで高機能な武器と防具を生産するもの。勿論ガンホーはお咎めも処分も撒き戻りも処罰もしない。 (2002/09/15?) ・ラグナロクの通貨Zenyを無限に入手できるチートが広まる。NPCに話しかけ、条件付でもらえるものを永遠に貰い続けるタイプのもの。 これにより物価は高騰、通常の狩りでは物が買えないほど値上がりする。 また、NPCに極端な負荷をかけるため、移動ポイントが消えたりNPCが消える被害が発生。尚、これでも撒き戻りや処罰はなかった。 同日、ラグナロク最初のサーバーチェッカーサイトRO SV-INFO(旧RO SV Watch)が閉鎖。理由はガンホーの管理に呆れた為。 (2002/09/26) ・ゲームのログイン画面が同人即売会の宣伝に切り替わる。ユーザーは激怒。その日のうちにログイン画面が別なものに切り替わった。これがβ2時代のGugnHo唯一の偉業。 (2002/09/28?) ・このころから防具を最大まで精錬するチートが出現。本来なしえない無敵状態をつくることが可能になった。これによりサーバー内が険悪になったのはいうまでも無い。これに対するBANは無く、堂々とキャラクタ名を晒しかつ「不正をしました」と自分でサポートに送りつけてもBANしないと言う有様。 (2002/10/12) ・大半のカードが実装される。 (2002/10/16) β2最大の事件、通称Chaosショックが発生。使用したアイテム、ステータスポイントがすぐ復帰してしまう為に内部は祭り状態になる。ステータスALL99のキャラクタが生まれ、レアが無限に産出され、全ての財産が無価値となった。 巻き戻しされて当たり前のこの現象、「メンテナンスは正常に終了しました」と発表、日代理店Gunghoは巻き戻しを行わないという暴挙にでる。バックアップを取ってないから、と言うのは公然の秘密。 「アイテムは各自処分してください」と発表するあたり日代理店GungHoのやる気が伺える。 これに対する処分処罰は勿論無く後にユーザーが巻き戻しを求めても「ユーザーの努力を無駄には」。これ以降、chaosの経済(と経済以外のもの)は異常進行する。 (2002/10/22) ・日本テストサーバーSakrayが一瞬お目見え。....が、すぐ姿を消す。 (2002/11) ・このころから検索サイトGoogleで癌崩や癌胞を検索すると日本代理店GungHoが一番上に出てくるようになる。 一緒にでてくる癌治療サイトの宣伝がただただ虚しさを投げかけてくる。 (2002/11/07) ・「ラグナロクオンライン」特別インタビューがGAME WATCHに掲載。罵倒が舞う。 (2002/11/12) ・β2からEP1.5への引継ぎ方法が発表される。この時(ごめんなさい!)という言葉を用いた為、当時のテスターたちは馬鹿にされたと判断。 また、Lydia,Baldur,Saraの3つのサーバーがオープン。ODin,Thorは課金後と発表。 (2002/11/16) ・GM007.Shionによるギルドメンバーへの情報漏えい+アイテム譲渡(異常に高額なレア)がなされる。ギルド名を公式で発表され、ギルドメンバーのサイトは閉鎖に追い込まれる。 (2002/11/19) ・Ragnarok Online β終了一日前に日代理店GungHoがBoss召還祭りを開くがサーバーの許容量を越えてログインできず、歩けずじまい。とうとうガンホーは「職業別に順番にログインしてください」と言い出す始末。 (2002/11/20) ・Ragnarok Online β2test終了。 (2002/11/28) ・ガンホーのFTPサーバーfpatch.ragnarokonline.jp/IS/InstallShieldExpress354.exeに既にGRAVITY社員が購入済みのInstallShieldExpress3.5.4がアップロードされる。anonymousで閲覧及びダウンロード可能。シリアルナンバーが公開されたという説が有力だが確証無し。本来2次配布不可能な製品を、しかも購入済みの物をFTPサーバーにアップロードする意義は考えるまでもない。 (2002/11/30) ・課金開始時から出ると言われていたOdinとThorのサーバー群がサーバーセレクトにお目見えだけして姿を消す。 (2002/12/01) ・正式サービス開始。ユーザー数は10万人と公式発表。この時髪型&髪色を強制的に変更された者がいた。(2003/05でまだ直ってない)。新ダンジョン追加、属性武器の製造が実装。マナーポイントが姿を消す。BOTは勿論以前のものが使用可能。 (2002/12/03) ・当時のユーザー問い合わせ口はIDとPASSを打ち込まなければ投稿/閲覧できないようになっていた。だが、ここである(非常に陳腐で簡単お手軽な)方法を用いて他人の投稿内容を見ることができることが広まる。 GungHoはこれを「悪意のある者による不正アクセス行為」と言い張った。 (2002/12/27) ・日代理店Gunghoによるメールマガジン「プロンテラスクウェアVol.1」が発行される。第一回はHTMLメール(後にテキストメールになる)。この後月1~2回のペースで発行。「ガンホー、がんばってます!」という文章がユーザーの神経を逆撫でした。 (2003/01/20) ・日公式サイトにスキルロスト救済のお知らせが発表される。ここで申告してから直るまでには1,2週間を要した。 (2003/01/27) ・課金開始からしばらくしてようやく不正精錬に対するBANが発表される...が、BANしたのはわずか77名。 (2003/01/29) ・一部コンビニエンスストアで「はじめてのラグナロクオンライン」が発売される。内容は60日無料チケットとクライアントCDのほかには広告2枚、6ページしかないステーティングガイドや壁紙、スクリーンセーバー。 (2002/02/05) ・適当な露店を利用しある事をする事で「露店側はアイテムが消え売り上げが入るが、購入側は変化無し」のバグが発覚。巻き戻しが行われた。が、事態はこれで終わりではなく、2002/02/27にガンホーマジックが来る事を当時のプレイヤーは知らない。 (2003/02/15頃) ・このころ2chBOT関連スレッドで罠が仕込まれたBOTが出回る。簡単に実行できる為多くの阿呆がそれを利用した。 罠は特定の言葉を話すとパスワードを返信したり、「やあ、僕BOT!でもご主人様はばれてないと思ってるから気がつかない振りしてあげてね♪」とオープンで発言するという代物。 尚、このBOTですら報告しても極々少数しかBANされずにいた。 (2003/02/27) ・2003/02/05にバグを利用し大量の現金入手を目論んだ者をBANし始める。手始めに108人をBANし、それを公式サイト上で公開。白黒の判断基準は [1]30分以内に10,000,000zeny以上のZeny入手があり、かつ、所持アイテム、カート、倉庫の物品の変動がない。 [2]8,000,000zeny以上のZeny増減が30分毎を基準に増減を繰り返し、 かつ、所持アイテム、カート、倉庫の物品の変動がない。 であり、そこに至るまでの経路を調べなかった為大量に冤罪が出る。彼らは公式サイトに名前が晒されたことにより素敵な評判を得ることになる。→2003/05/21 (2003/03/09?) ・RagnarokOnlineで人気のある音楽チームSoundTeMPの公式サイトができる。 (2003/03/27) ・ペットシステムが実装される。 (2003/03/30) ・ニュースサイトの一角を担っていたラグナロク・ナウが閉鎖。 (2003/04/17) ・日本代理店GungHoがユーザー20万人突破を発表。しかし算出方法が謎な為、BOTや支払いを行っていないアカウントもいれているというのが大方の予想。 (2003/04/21) ・NetSecurty社の2003/03版事後対応ワースト1にガンホーが選ばれる。 (2003/04/28) ・2002夏に閉鎖した国際サーバーが再開。GungHoに嫌気の差した日本ユーザーはこぞっておでかけ。BOTはいるものの、BANはなされている様子。 (2003/04/30) ・公式サイトにサポートデスクとFAQを新設。サイト内検索がなくIE以外では閲覧不可能という代物。分かりにくいと大評判。 同時に過去の代理店GungHo宛ての意見・通報の類が全て消される。 同日、掲示板には「BOT報告をしたいけど、どこにしたらいいのか分からない」という書き込みが多発。 (2003/05/14) ・ラグナロクオンライン オリジナルサウンドトラックが発売。この時点のRagnaorkOnlineの魅力は音楽と絵のみ。 その音楽がCD音質で聞けるものだと思い込み、期待が高まった。が、実際はクライアントのmp3をイコライザで引き伸ばしただけのもの。 波長を見るソフトを使うと分かるのだが、ある帯域がごっそりと切れている様は感動すら覚える。音楽チームTeMPに圧縮前の音楽を貰うこともしなかった。 かくして暴言が舞い、販売元デジキューブには苦情に対する告知が出、Amazonのレビューで発売後にかかれたものを見ると平均点は1.1以下という有様(最高5,最低1)。 「ゲームをしていない人は買う必要がありません。ゲームをしている人も買う必要がありません。」といわれた。 (2003/05/21) ・2003/02/05のチート祭りで2003/02/27にBANされた者が復活。公式に冤罪と認める。しかし明らかに黒な人間も同時に復活し、冤罪人の不名誉は拭われぬまま。→2003/10/01 (2003/05/27) ・Ragnarok Online EP2.0が日本サーバに適用される。新マップや新敵などがいくらか登場。 が、特定の武器をある方法で精錬した場合、確実に成功してしまうというミスが発覚。しかし処分処罰は無し。 (2003/06/05) ・Fenrirのキャラクターセレクトから自分のキャラが消えるという現象がおきる。この後巻き戻し。 しかしそのあとお詫びと称し経験値・ドロップ2倍という処置をFenrirサーバーに行う。RAG-FES3を前にしたご機嫌取り、というのが定説。 (2003/06/27) ・新サーバー移住期間を前にして旧サーバーでイベント開催。この時に通信を暗号化した。これにより約一週間ほどBOTのいない狩場を体験することになる。 (2003/07/01) ・新サーバーodin,thor,freya,bijohの4つ稼動開始。Chaos,loki,iris,fenrirからの移住者を募る形で行われた。 (2003/07/29) ・Ragnarok Online EP2.5が日本サーバに適用される。新マップ「亀島」の登場やHPSP回復式の変更、ギルドアジト新設。 更に敵がスキルを使ってくるようになり狩りに若干変化が見られる。 また、公式のFAQが見やすくなり、IE以外でも閲覧可能になった。 (2003/08/03) ・ギルドアジトで本来使えないハエの翼と同じ効果を出すチートを用いてギルド宝箱を攫う輩が出現。 (2003/08/19) IDにgravity0000、Passに1234と入れてログインしようとするとログインサバにアク禁されるようになる。 (2003/10/01) ・2002/02/05に現金移動を行った為にバグ利用とされてBANされたキャラクタ名を公式で発表するから...と、BANした人間にメールを送付。 ....更新を停止したためにこれ以上は続きません。 以下、確認が出来なかった為に書けない事色々。 ・(2002/11/末?)にRO:COMのサイト管理者がGungHoと関係のある人間であり、サイト内隠しページからRO日本公式サイトを書き換えることができたとかなんだとか云々。 ・台湾代理店の遊戯新幹線のFTPサバにWinXPのボリュームライセンスがアップされてたとか。らしいです。 ・(2001/12?)のうさみみ配布は結構いろんな人に配ったらしい。でも私は貰ってないので詳細不明。 ・キムチパーティ告知は書く程のことかな ・国際のほうの年表は書きたいけど途中が抜け落ちてるのでパス。 |