Windows XPのClearTypeとAcrobatのCoolTypeの調整。(近視編) ■調整前に 目とディスプレイの距離が,近すぎると虹が見えることがあります。 不用意にディスプレイに目を近づけないようにしましょう。 近視かつ矯正をしていない場合,設定が必要になることがあります。 逆に,一定以上距離を離して,ディスプレイを見ていれば,調整の必要はありません。 多くの液晶は角度によって色が変わります。 普段見てる角度のあたりに表示を持ってきて選択しましょう。 また普段から文字を読むときは読みやすい角度に持ってきて読みましょう。 ■windows XPのClearType MSのFAQによると ○Antialias(AA)がぼかす技術(高解像度2値の低解像度多値表現)で ClearType(CT)がくっきりさせる技術(RGB個別に2値化で横高解像度準2値表現)。 288dpi/白黒2値の原稿を96dpiのLCDに →AA:96dpi/4値 →CT:288x96dpi/2値 で表示するといった感じです。 ○Noteの液晶パネルやデスクトップと液晶ディスプレイをデジタル接続した とき正確に制御できるそうです。 液晶ディスプレイにアナログ接続した場合は少し劣るようです。 CRTのアパーチャーグリル(trinitron,diamondtron)効くかもしれません。 シャドウマスクの場合はほぼ普通のAntiAliasingになるようです。 ■ClearType調整方法 ディスプレイに近づけば原理的に,虹が見えますので, 普段の距離で虹が見えるという場合のみ調整してください。 http://www.asia.microsoft.com/typography/cleartype/cleartypeactivate.htm から設定します。 Step1でTurn On ClearTypeにチェックしStep2に進み Step2では虹があまり見えないのを選びます。2行目のほうが虹が少ないです。 選んだらApplyをクリックして終了です。 ■AcrobatのCoolTypeの調整 ふだん見る文章を表示させながら メニューバーから[編集]-[環境設定]を選び[表示]のスムージング欄に CoolType設定があります。 こちらも普段の距離で虹が出にくいように調整します。 ディスプレイとの距離が近い場合に関して言えば, Step1のABCが眩しい感じでDEFが穏やかな感じになるようです。 その場合は,DEFも試してください。こちらが良い場合があります。 Step2はAB,CDで色に違いがあるので好きなほうを選びます。 Step1のサンプルB,EとStep2のB,Dあたりの組み合わせを 表示してみます。 よさそうなものの近辺の組み合わせにしてみます。 なるべく虹が出ないものが見やすいと思います。 --- 2002.02.20 2002.05.31(update) silver thread http://blue.ribbon.to/~akene/