嵐が嵐をよぶ
鈴与 杏梨
私、西禮 歩中学3年生。
私の家には、5人のお兄ちゃんたちがいる。
朝から、ばたばたしている一家。
ほら今日も・・・・・・・・・。
「おっはー!!!!!。」
いつも、ハイテンションな高校2年生の雅紀お兄ちゃん。
「朝からうるさいんだよ。」
いつもつめたい翔お兄ちゃん。
でも頭の自信はあるらしい・・・・・・・・・。
「おっはーっていってるんだから、返事くらいしろよ!!。」
「お前、しん○ママか??」
「いいじゃん〜。」(べし)
翔お兄ちゃんの頭をたたいた。
「馬鹿になったらどうするんだよ!!(怒)。」
と翔がいった。
「いいじゃん。」
と軽く雅紀がいった。
「てめー!!。」
「おはよう・・・・。」
眠たそうにおきてくる智お兄ちゃん。
「またこれか・・・・・。」
いつものことなのであきれて、ものもいえない。
「おはよう。」
兄弟の中で2番目にしっかりしている、和也お兄ちゃん。
「それよりも、いいの??。」
和也お兄ちゃんが笑いながら言った。
「へ??。」(一同)
みんなは何の事かわからなかった。
「じ・か・ん。」
「あ〜!!!いかなきゃ!雅紀お兄ちゃん先にいってるよ。」
「まってよ〜歩。」
と雅紀がいった。
「イッテキマース。」
「はぁ、やっと怪獣がいなくなったか・・。」
と智お兄ちゃんがいった・・・。
ばたん
「??」
「ごめんごめん忘れ物。」
雅紀が帰ってきた。
「忘れ物すんなよなぁ〜 本当に馬鹿なんだから・・・・。」
と翔がいった
「失礼な!!。」
と雅紀が翔の頭をたたいた。
「なにすんだよ!!。」
と翔がけりかえした。
「いってー なにすんだよ!!今日サッカーの練習試合があるんだぞ!!。」
「はいはい。そこまで。」
と言って智が止めた。
「まぁまぁけんかするほど仲がいいって言うじゃない。」
と和也が言った。
[余計なお世話だよ。」
と翔と雅紀が声をあわせていった。
「まぁまぁ、いいじゃない。」
と智が言っていったんおさまった
「あはははははははははははははやっぱり馬鹿だこいつ。」
と翔が言った
「は?。」
「遅刻だな(笑)。」
「あ〜!!遅刻だ!!1時間目俺の大好きなサッカーだったのに・・・とほほ。」
翔のさいだ〜!!と言っていそいで学校に向かった。
そのころ私は・・・・・・・・・
保健室にいた。
マラソン中に倒れたらしい・・・・・・。
でも、私はぜんぜんそのことを覚えていない。
なぜ??と思って立ち上がった時
「いた。」
倒れた時に足をひねってしまった・・・・・。
「あぁ〜今日バレーボールあるのに・・・・・・・・・・。」
その時はぜんぜん気にしていなかった。
家に帰ったら和也お兄ちゃんしかいなかった・・・・。
「ただいま。」
「おかえり。」
と笑いながら言ってくれた。
「いた。」
「どうしたの??。」
と和也お兄ちゃんが心配してくれた。
「転んだ時、足ひねっちゃって・・・・馬鹿だよね私 いた。」
「痛い??病院いってみようよ。」
と優しく和也が言った。
「平気 平気。」
と私は強がって言った。
「いいから、行くの。」
と言って私の手を引っ張りながら病院に行った。
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