PROFILE        BBS        HISTORY        LINK        MAIL  

妻は、旦那の帰りを待っていた。
台所にはご飯の炊ける匂い、
テーブルには簡単なおかず、
レトルトのスープ、そして新鮮なサラダが用意されていた。
すべては自分のために働いている旦那さんのため。
自分の作った料理をいつも褒めてくれて、
おいしそうにほうばる彼のため。
でも、それは、違うと思うのを彼女は知っていた。
・・・・自分のためであった。
彼が、自分の作ったご飯を食べ笑いかける。
それだけで自分は癒されていた。
彼の笑顔を見ていていたいから。
自分だけが彼を笑わせているという考えで
もしかしたら、癒されているのかもしれない。
たまに、そういうことを考える。
でも、いつも怖くて、それ以上考えるのを、やめてしまう。
きっと、これ以上、考えたら
自分のことしか考えられないかもしれないから・・・。

「早く帰ってこないかしらね〜vvちょっと遅いかもしれないわね〜
どうしたんでしょうね、パパは。」
ソアラは、自分のおなかに微笑みかける。
自分が、ずっと幸せになれると信じて。
そして、これから、起きる現実を目の当たりにする。

テレワークならECナビ Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!
無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 海外旅行保険が無料! 海外ホテル