●大沢食堂激辛カレー&サドンデスソース感想 |
第二回カンコン出展作品として「大沢食堂」の激辛カレーを完食して感想を述べることにしました。 大沢食堂のカレーといえば日本一辛いことで知られており、掟ポルシェさんも食べて苦しんだ程のものです。 さあ、無事に完食できたのでしょうか。 ※参考音声ファイル カレー完食の様子(未編集フルバージョン/約50分/約8.5MB) カレー完食の様子(編集バージョン/約10分/約2.5MB) 普通の人には編集バージョンがオススメですが、時間がある人は未編集バージョンをどうぞ。苦しんで喋れない時間などを感じることができます。 途中で悲鳴を上げたりして急にボリュームが大きくなる箇所がありますので、ご注意下さい。 なお、BGMは「ドーピングコンソメスープのうた」です。 《ルール》 ・カレーは完食! ・ラスト様が(むりやり)食べさせてくれるよ! ラスト様「あたしにやらせて下さいな!」 #1 基本的に進行は全てラスト様に任せていたのですが、はじめにまず手錠をかけられました。 「なんで、カレーを食べるのに手錠が必要なんですか?」 「だって、抵抗されたら完食させられないじゃないですか」 「…………。」 #2 でも、実は以前にこのカレー食べたことあるんですよね。 だから、まあ何とかなると思って食べてみたんですが……。 「……ゲフッ。これ、こんなにキツかったっけ?」 「キツかったと思うよ(←何気にラスト様も経験者)」 #3 その後、二口三口は難なく食べれました。 「意外と、二口目は口が麻痺してるせいか食べれる」 「じゃあ、そんなかがみさんのためを思いまして、今日はこんなものを用意しました」 ラスト様が取り出したのは「サドンデス・ソース(突然死ソース)」!!!! ブレアー社が開発したソースで、タバスコの23倍の辛さを持つ殺人的調味料です。 「かがみさん、どのくらい入れますか?」 「今日、辛口カレー食べるってだけの話だったでしょ? それって、なんていうか、プラスアルファだし、一滴二滴でいいんじゃないかな……」 #4 「おおっと手が滑ったぁー! ごめんねー、うっかりしちゃった★」 絶対わざとだよ、このやろう・・・orz しかし、意外なことに、これ、辛さを超えて苦くなっちゃいましたよ。 いける・・・のか? もしかして??? #5 「すいません、あの、水…もらえますか?」 「はい、じゃあ、ちょっと待ってて下さいね。…………はい、お待たせしましたー。入れたてのホットのお白湯です」 「あの、ホットなのは百歩譲るとして、何で白湯なんですか? お茶でいいじゃないですか?」 「いや、お茶には辛味を抑える成分があるらしいから、良くないかなと思って。さあ、どうぞ」 「グアッ、あ、熱い! 熱い!!!」 「あ、倒れた!」 アホかー!!!!! いけるかと思ったのに、お白湯のせいで極端にきつくなりました。 #6 「あの、お白湯以外に、何かないの? 飲み物?」 「そういわれるかと思って、ちゃんと用意してありますよ。…………はい、あっためたての味噌汁ですよ」 せっかくなので、ちょっとだけ飲んでみたんですが、涙が出てきました。 #7 引き続きカレー。この時点で、大体半分弱くらいの進展でしょうか。 「フラフラしてきた」 #8 「あの、お白湯でいいんで、飲ませてもらえませんか?」 「あ、そういえばかがみさん、最初に『お白湯は味がなくて寂しい』って言ってましたよね」 「(言った覚えはないぞ……)」 「そういうわけで、お白湯にもサドンデスソース入れましょうね」 これ、飲んだ時よりも、お腹に入ってから胃が痛いんですよね。 とりあえずちょっとだけ飲んでみました。 「フラフラしてる。頭がどっかいきそう」 #9 引き続きカレー。 「耳痛い! 耳痛い!」 「あ、これ、耳来るの?」 「辛さはもうあんまり感じないんだけど、とにかく耳が痛い」 #10 「……い、痛い。ちょっと倒れていい?」 「あ、ホントに倒れちゃった」 #11 「味噌汁だけ辛くないってのもおかしいですよね?」 「(サドンデスソース)入れんの!!?」 「(サドンデスソース)入れまーす」 「まともな飲み物ねーじゃん!」 「ちょっと辛いだけで、味噌汁もお白湯もまともですよ」 勇気を出してちょっとだけ試飲 「心臓がバクバクいってるんですけど」 「楽しいですねー」 #12 「まだ、あるねえ……」 「まだありますよー。さっきから全然進んでないですよ。もしかして、まだアレですか? 辛味が足りない??」 「いや! いや! いや!」 「まだ、オレには甘いぜ、ですか?」 「違う!」 「じゃあ、もっと頑張れるように。サドンデスソース追加の方向で行きたいと思います」 「ちょっと待って、ホント入れるの? ちょっと、ムリだって。ちょっとやめろ、いい加減にしろよ、お前!」 #13 「はい、じゃあいきまーす」 「ムリ! ムリ! やだ、それ絶対ムリ! ちょっとそれ一口食ってみろよ! ムリだから絶対!」 「いやいやいや、キミなら大丈夫だよ」 「ちょっと、なにこの人!?」 #14 「お、ちょっと口の開きが重くなってきた」 カレーを口に含んだ後 「あ、動かなくなっちゃった。……もしもーし。…………もしもーし。…………泣いてる?」 #15 「お白湯、ちょうだい…………」 「はい、サドンデスソース入りのお白湯ね」 「辛い……お腹痛い…………」 「もう……。泣くなよ」 #16 でも、大分減りました。 「はい、じゃあ次いきますよー。はい、あーん。」 「…………。…………! ……!!!!」 「あ、悶えてる。良く分からない動きをしている。あははははははは」 「……!!!! ……!!! …………!!!!!」 「もう、ホント辛いの好きなんだから。喜びを身体で表してるんですよね? あははははははは」 #17 「ホント、喋らなくなった。あはははははは」 「…………」 「よし、じゃあ、次」 「……目に入るだけで気持ち悪い」 #18 「あ、もう大分なくなってきた」 「なんかね…毒をね……無理矢理飲み込まされてる気がする」 #19 アホほど苦しいものの、カレーは順調に減っていきます。 しかし、ルーに比べて、少しごはんの分量が多すぎるようです。 これはちょっと楽ができそうです。 「あのさ、ごはんのところだけくんない?」 「え!? ごはんにサドンデスソース??」 「ち、違う! 違う!!!!!」 「そんなにサドンデスソースが好きなんですかぁ。もう、しょうがないなあ」 「やめて! ちょ、やりすぎだって! うわぁー」 「はい、サドンデスソースごはんです」 「ちょっと待って……。見てると吐き気がしてくる」 #20 「ごはんにサドンデスソースとかってさ……。食べ物じゃないでしょ」 「いけるよ、キミなら。はい、どーぞ」 「ウ、ウヴァアアアア――――!!!!!」 「美味しい?」 #21 恐るべしサドンデスソースごはん。 辛いだけではなく、とにかく気持ち悪いです。 「さ、白湯、白湯ちょうだい…………」 「お白湯?」 「マジ、ホント、ヤバイ、これ……」 「じゃあ、もう一滴(サドンデスソースを)垂らして?」 「お願い! 普通にちょうだい!!!!!!」 (↑既にお白湯は普通じゃないけど) 「やめて! やめて!!!!」 「あははははははははは」 「やめてーーーー!!!!」 「あははははははは、あ、ちょっと自分でも思ったより多く入っちゃった。あはははははははは」 「やめて、それもう飲まないから!」 #22 でも、結局飲まされる。 「あ、なんかまた、良く分からない動きをしてる。あははははははははは」 #23 「これね……」 「ん?」 「サドンデスソースごはんは……後で、絶対キミにも食わせるからね!!!!」 「あははははははは」 「(サドンデスソースごはんは)カレーでごまかされない分、余計キツイ」 「まあ、まずはこれ全部食べてからだよね。あはは」 ↑ラスト様も、後で笑ってられないことになります。 #24 サドンデスソースごはんはクリティカルなダメージ。 「一気に、今ので限界を迎えた……」 「でもね、あと3口分くらいかなー」 「まだ3口もあるの!?」 「もう3口しかないの間違いですよ」 「ゲフッ、ゴフッ、肺が痛い! 咳をすると肺が痛い!」 なんか、胃の方から辛いのが上がってきて、肺にダメージを与えるんですよ! #25 「はい、あーん」 「……………………飲み込めない」 口に入れても喉を通らないです……。 #26 「いまね! いまね! 新技発見した! 『これは甘いんだ甘いんだ』って言い聞かせながら食べると、一瞬甘い気がした!」 ↑妄想です。 #27 「茶色い色を見るだけで気持ち悪い」 「サドンデスソースは赤だから。サドンデスソースなら平気?」 「ダメ! ダメダメ!!! 流石に任務遂行が不可能な域に達してるので、これ以上サドンデスソースは止めて、ね?」 「んー、どうしよっかなー」 「ダメ! ダメダメ!!! 何がツライって、いま腹が痛いの! とにかく! 分かって!!!!」 辛いとかどうとかじゃなくて、腹が痛いんですよ! #28 「お、残念なことに、カレーがあと一口分となりました」 「…………グ、グムウ」 「あ、唸った」 ↑言葉になりませんでした。 #29 「じゃあ、最後の一口を最高に味わって頂く為に、辛い物を片っ端から持って来ました」 「…………」 「先ほどのサドンデスソースに、七味唐辛子、タバスコ、あと、チリソース。というラインナップですね」 「……好きにして下さい」 「いい心がけですね」 「…………早く終わらせてトイレ行きたいの。い、痛い。…………あ、でも少なめにして」 「また、手が滑らないとも……。」 #30 「全部食べさせるとは言わないけれど…………後でキミにもサドンデスソースごはん食べさせるからね、本当に!」 「ホントに!????」 ↑ラスト様もちょっと本気で焦ってる。人にあれだけやっといて、何焦ってんだよ! #31 「あ、リアルで手が滑った。あははははは」 「ちょ、なに、この赤いごはん……」 ラスト様、ムチャしすぎです。 僕が生身の人間であることを忘れているのでしょうか。 「ちょ、ちょっと、もう止めて。止めろっつってんだろうが、ウバアアアアアア!!!!!」 「あははははははは、あはははははは、あははははははははは」 #32 「ちょ、ちょっと待て。落ち着け。これ、いくらなんでも、オレ死ぬと思うんだよね? どう思う?」 「そんなこと言われたら、キミはできる子だよ、と答えるしかないんですけど」 「いや、死ぬ死なないは出来る出来ないと別物だと思うんですけど……」 #33 「なんじゃ、この毒々しい食いもんは……」 「唐辛子何個分だろう…??」 「おんどりゃ、他人事じゃ思うてええ加減にせえよ」 「あ、キレたw キレて方言が出たwwww」 #34 そして、ついにラスト一口。 「いまね、スプーンに乗った瞬間に吐き気がしたんですけど」 「なんか、もう匂いが唐辛子の匂いそのものだよ。カレーの匂いとかじゃなくて」 「なんか全体がありえないくらい赤いんですけど……」 「いろいろ掛かってますからね。はい、じゃあ、この真っ赤なカレーを最後の一口、いきましょっか」 #35 でも、なんとか口に入れてみました。 「……ん?…………おいしすぎて言葉がでない?」 「…………」 「…………」 「…………」 「………………………………さ、白湯」 なんかもう、口に入れた瞬間、吐きそうになって仕方なかったので、とにかく口に白湯を入れて、それで流しこむしかなかったです。 #36 「…………食べました!」 「完食です」 「最後ね、口に入れた瞬間に反射的に吐きそうになって」 「なんか、動かなかったよね。固まっちゃって」 「あの間ずっと、吐くことだけを我慢してた」 #37 感想 「とりあえず……感想をいいます」 「はい、おいしかったですか?」 「カレーにサドンデスソースよりも、ごはんにサドデスソースの方がずっとキツイ」 「それ、カレーの感想じゃないじゃないですか」 なので、カレーとサドンデスソースの感想ということにしました。 ●まとめ 当たり前ですけど、大沢食堂の激辛カレーは辛いです。当たり前ですけど。 僕は腹痛とか、めまいとか、ガンガン来ました。あと、耳が痛いです。咳をすると肺も痛いです。「カレーの味をした辛い毒」です。 でも、このカレーにサドンデスソースを入れちゃうと、辛さがなくなって苦くなってしまい、つまり「単なる苦い毒」になってしまうので、オススメできません。 「カレーの味をした辛い毒」を食べたいなら、プラスアルファを加えずに、カレーのままで頂きましょう。 また、サドンデスソースごはんは極悪です。 なんといいますか、白いお米にに凝縮された真っ赤な辛いエキスをかけるという異常性が、ものすごい勢いで食欲を減退させます。 匂いも辛さを凝縮させたヤバイ匂いなので、口元に近づけるだけで吐き気がします。 カレーと混ざってると、まだカレーの色や匂いで誤魔化されるんですが、サドンデスソースごはんはヤバイです。 というわけでして、結論としては「大沢カレーの激辛カレーを普通に食しつつ、たまにごはんにサドンデスソースをかけて(カレーソースと混ぜずに)食べて、かつ、煮えたぎったお白湯や味噌汁にサドンデスソースを入れて飲む」と、激辛(による苦痛)を最大限に享受できると思われます。 みなさんも是非試してみて下さい。 ただ、塩分を取りすぎると人間死ぬので、その点は気をつけて下さい。 唐辛子に含まれるナトリウム(塩分)はわずかですが、サドンデスソースは濃縮っぷりがただ事ではないので、結構入ってます。 鍋いっぱいに作ったスープの中に、これを二滴垂らすだけで辛くなりますからね。 ちなみに今回のは大体スプーン大さじ1杯くらい摂取してます。 ●おまけ その後、ラスト様も一口だけサドンデスソースごはんを食べてみましたよ。 比較的普通の人の、サドンデスソースに対する反応として、比較してみて下さい。 ラスト様、サドンデスソースごはん試食の様子(約16分/約2.7MB) ※デスソースについて デスソースは、日本で買えるものだと今回使用したサドンデスソースが一番辛いと思われます。サドンデスがタバスコの23倍ですね。次に辛いのが、アフターデスソースでタバスコの20倍くらい。カレーにこれを二滴くらい入れるといい感じで激辛カレーになります。その次がサルサデスソースでタバスコの6倍。突然マイルドになりますね。そして、次がオリジナルデスソースの4倍。最後がハラペーニョデスソース。ハラペーニョになるとタバスコの2倍強の辛さしかないので、誰でも気軽に楽しめると思います。なお、このソースを作っているブレアーズ社ではサドンデスソースすら比べ物にならない激辛ソースの開発に成功したらしく、そのソースは鍋いっぱいの料理に一滴垂らすだけで激辛となり、食後にその鍋を洗うと目が痛くなるらしいです。また、直接皮膚に触れると皮膚がただれるらしく、もはや劇薬以外の何モノでもありません。ちなみに食用厳禁のコレクターズソースらしいです。 |
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