●A2(02年5月7日「エーツー」に改称)





(注;A2は02年5月7日の6周年を持って「エーツー」に改称しましたが、当ページでは全て書き直すのは面倒なので、まあそんな感じで分かってください。


みなさん、A2って知ってますか?
いま売り出し中の新人アイドルユニットなんですけど、激オススメです!!
もうとにかく素晴らしいんで、ここでアルバムの全曲解説とかやっちゃいます。
なお、A2グッズ、アルバムは主にニヒル牛、東風(潰れました)などで購入できます。


A2はリーダーと2号さんの女の子二人のアカペラアイドルユニットです。
その音楽性は喩えるなら「ぜんぜん気持ちよくないパフィー」です!
レコーディングはおそらくラジカセ。ラジカセに向かって二人で「ふっふ〜ん♪」と歌っているものと思われます。
とにかくハマる人はハマると思うので一度聴いてみて下さい。安いし。(アルバム一つ300円)



☆☆☆瘡蓋クリック☆☆☆


A2の名を(一部の)世界に広めた(局所的に)有名な作品!
おそらくファーストアルバム。


(A面)
1、ミラクルトレンズ

いきなり低めの録音レベルで「みらくる〜みらくる〜」と聴こえてくる。
一曲目なのに曲の調子が暗く、ところどころ二人のタイミングがずれ、聞くや否や膝をつきそうになるような脱力感に襲われる。凶悪なナンバー。


2、遊びましょう

打って変ってポップで明るいナンバー。
しかしいかんせんアカペラの脱力感に襲われる。「ヘイヘヘイヘイ〜」や「トゥルルッル〜」のフェイドアウトがすごい。


3、くもりがちハイテンション

なんとこの曲にはバックが!
ものすごく下手くそなフォークギターと効果的とは程遠い打楽器がはいり、そして意味不明のハーモニカがえもいわれぬ不条理感を醸しだす!


4、いい人かぶってる

やたら歌詞が重く、これまでの流れからギャグかどうか悩む


5、黒板ひっかきましたね〜フヌケ教師のうた〜

このアルバムの最大のポイント!
リーダーの絶妙かつ遅れがちの合いの手、突然、かつ不条理なサビの編拍子!
特にサビの編拍子の意味不明さは絶品!曲がグッと気持ち悪くなっています!


6、僕が守るから・・・

これまたギャグかどうか悩む曲。


7、過ぎ去りしY2K

曲の展開がすごすぎる!
たとえるならイントロ→Aメロ→Bメロ→サビが全て別の曲!
リーダーの「あらよっと〜♪」がとても良い感じ。


8、セブンイレブン

セブンレブン〜いい気分〜♪
を連呼するだけの曲。
とつぜん笑い出す2号さんが怖過ぎる・・・。


(B面)
1、君はステッパー


リーダーの気合の入った「フック!」が印象的。
受験生への応援歌?らしい。


2、とことん古河っ子とかいなか

「けっこう都会さ K.O.G.A.とことん古河っ子〜♪」
っていう曲。
アカペラで自分の町を鼓舞する斬新なナンバー。
Bメロのさっぱり歌いきれてない2号さんのボーカルが素敵!


3、東京マジシャン

曲はいままでにない良さ。アカペラでなければ普通に聞ける!
だが、それを「くもりがちハイテンション」以上に理不尽で意味のないハーモニカが全編にわたってぶち壊す!


4、ジンギスカン

名曲ジンギスカンのカバー。
カバーといっても当然アカペラ。
なお、この曲はフェードイン、フェードアウトを繰り返しているが、もちろん後で編集したものではなかろう。
おそらくラジカセにむかって前進・後退を繰り返しながら歌っていたと思われる。
それも、きっとA2のことだからコサックダンスをしながらではないかとすら想像してしまう。


5、ぎゃふん

「ぎゃふん!」と連呼するだけの曲。
さまざまなA2の「ぎゃふん」が聞けるナンバー。
ここからセカンドアルバム「A2とおぼえる英単語100」に発展していったと思われる。
息の合ったぎゃふんぶりはとてもアドリブとは思えない。もし段取りがあるとしたらそれはそれですごい。


☆☆☆エーツー愛を語る☆☆☆


A2の(たぶん)サードアルバム。
2号さんがふられたことが下敷きになって作られている模様。濃い。

(A面)
1、エーツー、愛を語る


いわゆるタイトルトラック。
サビが常人の予想を上回る展開をする。


2、ポイントラブソング

珍しく長めの曲。3番(?)まである。
詞の内容が最初は乙女ちっくだが、だんだん同意できなくなってくる。


3、綿あめハート

びっくりするほど曲がキャッチー。
詞も悪くない。
だが、サビでドラムのオカズを口でいう辺りがA2らしくて安心できる。
ラスサビの最初のリーダーが良い。


4、スペース下心

叫猿(?)から始まる。
綿あめハートとちがい、曲の展開にA2らしさがあふれでる。
さらに途中で高音・低音に分かれるが、ハモってるのかと思うと突然ユニゾンになったりしてびっくりする。


5、恋する乙女になりたくて

A2の中ではまだ毒の少ない曲。
だが後ろで変な音が聞こえる。


6、トラウマブルース

すごいブルースだ。
アコギが入ってるが相変わらず意味がわからないし、リーダーが後ろで「あーぅ」とか叫んでるのも理解できない。
途中で2号さんが笑ってしまってからは歌が投げやりになっていてとても良い。
終わり方の「ダーダダーダー」というのも良い


(B面)
1、偶像崇拝〜My Sweet Angel〜


リーダーの「ロマンロマン〜」がさっぱり2号さんと合ってなくて素晴らしい。
サビはどっかで聞いたことあるメロディー。でも詞がおかしいので個性は失われていない。


2、女しがらみ一人旅

このアルバムの白眉!
演歌ナンバー。やはりアカペラ。
リーダーが三味線をやっている(当然、口三味線)
曲は悪くないし、詞も意外に普通に良い。
途中で入る言葉も、2号エッセイ集で裏事情(2号さんが振られたこと)を下敷きにして聞くと、妙に現実味があり胸に染みる。しかもその後のサビが全く歌いきれてないところが、より悲しみを増長させている。全くもって新しい手法だ!


3、ラムネ色の恋

ポップなナンバー。
二人でユニゾンで歌っているが、過去にないほどのズレ具合を見せる!
ここまでズラされると新しい歌唱法ではないかとすら思わされる。
(010530 何気なく聴いていて、ふと「あ、気持ちいい」と感じてしまった。僕は違う次元の扉を開いてしまったのだろうか・・・)


4、マリリン

女の子ふたりでアカペラでするマリリン・マンソン!
バカ!ほんとうにバカ!(笑)
ディストーションボーカルを自力でやってる。


☆☆☆ピンクな酵母☆☆☆

カヴァーやライブバージョンも入った、実験的な作品。
よく出来たナンバーが多い。入門編としてオススメ…な気がしたが一般人からすればどれも50歩100歩か。


1、あんたグレイ好きか!?(Live Version)

前半は埼玉大学学園祭ライブからの収録。
しかし、そういった事情が分からない方が、不可解な感じでいいかもしれない。
ハズレッシブ早川さんの「グレイ好きですかー?」が、「この人はA2とどういう関係なんだろう?一体彼らはどこで何をしていたんだろう」と不可解さを増してくれるハズ。

後半は駅での収録。
セカンドアルバム英単語との関連も見られる。
途中から完全に日常会話に戻って終了するあたりが尻切れトンボで美しい。


2、気まぐれショコラ〜星降る夜に〜

不死身屋氏とのコラボレーション作品。
不死身屋氏が「昨日A2とコラボったんだぜ〜〜」と自慢気にいってきて腹立たしかった憶えがある。
彼は常に裏声で歌ってたほうが良かったかもしれない。
2番Bメロ「靴下吊るした〜」が密かに韻を踏んでいて芸が細かい。


3、マリリン(ロングバージョン)

アルバム「A2愛を語る」に収録された名曲「マリリン」のロングバージョン。
どこらへんがロングかというと、後半のカバー部分が追加されたこと。
当然、マリリンマンソンの原曲を知っているほうが面白い。
「The Beautifle People」のそれが一番良いと思う。
屋外で録音されたらしく、車の走り去る音が絶妙なSfxとなっている。


4、ホットスパーのテーマ(Live Version)

A2、5周年記念ワンマンライブ時のライブ音源。
僕がテレコで録ったものが収録されている。
僕も歌っているはずだが、自分で聴いてもさっぱり分からない。
曲は2号さんのバイト先、コンビニホットスパーを題材としたもの。
時給650円は本当に酷いと思う。
サビの「はひふへほっとなさしすせスパー」
というフレーズを閃く才能が羨ましい。
店のテーマソングというコンセプトを大事にした素晴らしい一節。


5、Nous Voulons Bruler Du Beurre ―我々はバターが焦がしたい―

このアルバム中、最も実験的であり、白眉というべき一品。
適当なギターアルペジオに乗せて、「バター」だの「コーヒー」だの「ボサノバ」だの「オルヴォア」だの言ってるだけで、それらしくお洒落に聴こえてくるのが不思議。
安定感に著しく欠けるギターも、「もしかしてすごく複雑なリズムで弾いているのか?」とすら思えてくる。
良く聴くと本当にどうでもいいことを言ってるが、それでもお洒落な一品。
最後は駄洒落で落ちるところも、いい。


6、逆子帝王切開

シンプルなロックナンバー。
2号さんの所属する埼玉大学サークル、逆子のテーマソングか?
サビのメロディーが素晴らしく、相変わらず才能を感じさせる。
「月夜にぎらぎら脚から出てきた
 闇夜にずるずる逆さで産まれた」
の作詞センスが素晴らしい。


7、バレバレ・バレンタイン

バレンタインナンバー。
サビ?(あなたに捧げる魑魅魍魎のトコ)のメロディーが映える一品。
油断しているとついつい口ずさんでしまう。カバーしてえ。
2号さん、2度目のフリースキャットが怖くて良い。


8、あなたにスキンケア(Live Arrange)

ライブでは有名な曲。
見てるだけで疲れそうになるほど、無駄にエネルギッシュ。
これはカバーしたくない(笑)
二人の声が段々疲れていく様子をチェックしよう。


9、ピンクな酵母(Improvisation)

アルバムのタイトルトラック。
聴いてると、手がわなわなと震える感じのインプロ(即興演奏)。
遠くの星の人と交信してそう。
これを聴いているときに何も知らない人が入ってきたら、きっと色々と疑われる。


10、ベティのカクテル

女の子二人でデュエット。
しかし、この人たちは「それっぽい曲」作るのが本当に巧い。
Bメロがあやふやな感じでいい。


11、完熟マンゴーの唄(Live Version)

これもライブでは有名なナンバー。
マンゴーを口で潰すように食べながら歌う。
これは映像を見なければ意味が伝わりにくいと思う。
それにしても、グルービーたちのリアクションは熱い。


12、本格的に手を洗う(Live Version)

A2お得意のパターン。
相変わらず前衛的。


13、血まなこロック

これまたストレートなロックナンバー。
口ギターソロが冴えわたる!
リーダーさんが、ギターソロ中ベースに徹して、ユニゾンとかして無駄に完成度が高ければ更に良かったと思う。


14、電話ムシ

コメントし辛いが、新しい。
いろいろ遊べそうなので、カバーしたい。



なお、どの曲の間にも、かならず「ブチッ」という音がして曲が切れます。

僕はかなりの回数、A2のテープを聴いているが、決してMDに録ったりパソコンに入れたりしようとは思わない。
これをデジタル化することは彼女たちの魅力を殺すことだとすら感じてしまう。
劣化するなら劣化にまかせておこう、そこまで思わせてしまう不思議なアーティストだ。



続A2へ続く


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