●ヴァンパイアセイヴァー用語辞典【ア〜タ行】

知ってる人は言われなくても全部知ってる。
知らない人は読んでも分からない。
そんな用語辞典です。


 
【ア行】

・R.M.

キュービーのガードキャンセル専用技。
発生が遅く、攻撃判定が上方にあるため、相手がしゃがんでいると当たらないことも。
あまり性能のよろしくない技。
普通にAGした方が良いかと思われ。


・i2乗

正確な表記はiの肩に2が小さく乗るやつ。
キュービーは言語体系が大幅に違うらしく、技名は無理矢理音を当てたものらしい。
たぶん「アィニジョ」とかいうのだろう。

キュービーの技名は技の動きや特性を象徴したものらしい。
この技は「Insect Instinct」の意らしい。
セイヴァーではダークフォース。セイヴァー2ではEX技。
一定時間空が飛べる。
空を飛んでるときはヒットバックがないため、連続して攻撃が入るが、慣性が強く働くため扱いづらい。


・アクアスプレッド

オルバスのEX技。
水柱が立ち、相手が触れると上に吹き飛ばす。
技を出した後、攻撃判定が発生するまで(水柱が立ち上るまで)かなりの時間があり、モーションももちろんバレバレなので、まともに当てることは不可能に近い。
当てたい時はウォータージェイルに包んだところを狙えば確実。
なお、吹き飛んだ相手の落下時に追い討ち攻撃をすることが可能。
実用性なら、ポイズンブレス→チェーンコンボだが、ESトリックフィッシュを当てると絵的に爽快。
しかしゲージ3本使う割には減らずに悲しい。

追記)
達人のオルバスを見ていると、追い込んだときに固めに使ったりとかしていた。
またソニックブーム→アクアスプレッド→トリックフィッシュ、という連携も良く見た。
なるほど、ソニックブームの後は、ジャンプ大P一択かと思ってた(汗


・アストラルビジョン

モリガンのダークフォース。
セイヴァー2ならEX技。
モリガンが相手を挟み2体に分裂して攻撃。
挟んで攻撃するわけなので、ヒットバックが無くなる。
挟んでぽこぽこ殴った後、ダークネスイリュージョンに繋げると、確か60Hitくらいまで行く。
なお、分身中は一撃の攻撃力が半分になってしまうが、得点は2倍入る。

セイヴァー2だと、継続時間が長いため、挟んでしゃがみ小Pをぽこぽこ殴ってるだけで、すごいダメージになるらしい。
対戦ではやめておこう。きっとすごく嫌がられる。


・アップルフォーユー

バレッタのEX投げ技。
相手に手渡したリンゴが爆発する。
威力はなかなかだが、発生がイマイチ遅く決まりにくい。
普通にセンチメンタルタイフーンをESで出した方が良いかもしれない。
しかし、決まりにくいゆえ、決まるとニヤリ。


当て投げ

相手がガードしてる時に投げてしまうこと。
詳しいことは分からないのだが、スト2初代などではガードモーション中、食らいモーション中共に投げることが出来たらしい。
幸いなことにセイヴァーにはない、と思う。たぶん。
他のゲームは良く知らない。

ただし、セイヴァーにも「当て投げっぽい」技はある。
ボタン押し系コマンド技のデミトリのミッドナイトプレジャーなどがそう。
ビシャモンの小攻撃キャンセルからの鬼首捻りも、そんなかんじ。
でも、セイヴァーにはちゃんと対抗策があるので、(あまり)問題はない。


・アドバンシングガード(AG)

ガードモーション中にボタンを適当に連打してるだけで、相手を一定距離引き離せるというシステム。
アドバンシング入力受け付け中に2〜6回押すことで、成立。
押す回数が増える毎に発生確率が増える。6回で100%。
ただしセイヴァー2では、8回で100%とちょっとシビアに変更された。

このシステムはもともと攻撃の激しいセイヴァーというゲームにおいて、初心者が何もできないうちにラッシュを喰らって死ぬことのないよう作られたものだと思われる。
おそらく、ガードキャンセルできない人のために「適当に連打してるだけで仕切りなおせるんだよ、とっつきやすいでしょ?」というつもりだったのだろう。
しかし、そんな製作サイドの思惑とは裏腹に、このシステムは達人たちによって研究され「一発AG」として大成されるに至った。
それによる弊害などは「一発AG」参照のこと。

なお、画面端の相手の攻撃をAGした場合、後ろに押されることなくその場で攻撃を受けきり、追い詰めた状況を継続できる。鬼か。


・アナカリス

ヴァンパイア初代からいるキャラクター。
ミイラ男。昔の国の王様。
包帯の下の素顔はとても美形らしい。

基本的に手足が伸びるということでイロモノキャラ。
古来より、手足の伸びるキャラはイロモノと決まっているのだ。
逆ピラ、ESミイラドロップを絡めた静から動へのラッシュが強く、攻めて強いキャラ。
一方、判定の強い通常対空技を持ち合わせるため、待っても強い。
他にも敵の飛び道具を飲み込んで吐き返したりと、何かと楽しい。
だが、アナカリスにはAGがなく、GCもへぼっちいため、ラッシュを喰らうと辛い。
小Pや強Pで一生懸命割り込むタイミングを探すことになる。

AG,GCの問題で一般的には強いキャラではない。
が、鬼のようなアナカリス使いもいるらしく、その人はどんな強キャラにも勝ち越していたという。
プレイヤー性能次第でどこまでも強くなるキャラ・・・なのだろうか?


アニタ

ドノヴァンのオプションキャラ。
むしろ、ドノヴァンをリモコンで操っているのではないかと噂される少女。
ドノヴァンが負けると「いらない・・・」といって帰っていってしまう。
設定では、ドノヴァンと似た境遇で云々かんぬんという話らしいが、よく知らない。
ジェダのラストで「人間側のあの女を・・・」みたいなことをいっていたので、続編ではアニタが使えるという噂があったりなかったり・・・
というか、続編がなさそう。


暴れ

ガードか攻撃かの選択のとき、迷わず攻撃すること。
翻って、相手の行動に関係なく、自分の得意な動きをすること。
うまく決まると翻弄されてくれて嬉しい。
セイヴァーはゲームスピードが早いため、暴れが結構有効なゲームだったりする。
しかし達人は冷静に対処してくる・・・・・・。


・アルティミットアンデッド

ザベルのダークフォース。
通常攻撃がノコギリ攻撃になる。
ダッシュが低空で速くなるため、知らない人への奇襲にはバッチリ。
Hit回数も多く体力も削れるので、相手の体力がほとんどないときに使うとかなりのプレッシャーになる(と思う)。
が、Hit回数が多いということは、つまりGCしやすいということで、慣れた相手には意味が無い。


・暗器砲

レイレイの飛び道具。
手裏剣や岩など、数種類の暗器を投げる。
中には豪鬼人形なども・・・。
小・中・大ボタンで軌道が変わり、小だと地を這うように、中だと放物線を描いて上方に、大だとほぼ真上に投げる。
小は地上ダッシュを止めたり、ダンシングフラッシュを止めたり、とりあえず牽制に投げたりと使い、中は対空に使う。
中対空はレイレイの対空の中では、もっとも安心して出せる技の一つなので重要。
ちなみにCPUジェダは中暗器を適当に投げてるだけで勝てる。
大は特殊で、上方に投げた暗器がいったん画面から消え、落ちてくる。落ちてきた大暗器はしゃがみガード不可なため、しゃがみ大パンチなどを同時に使うと、ガード不能状況となる。
そのため、相手を転ばせたらすぐに上に投げとくと有利になったりする。
しかし、移動起き上がりやらAGやらあるので、そう上手くはいかないもの。

なお、中と大の暗器には当たれば気絶する気絶暗器なるものがあり、出現パターンは決まっているらしいが、よく知らない。
豪鬼人形の次に出る、手裏剣の2つ後に出る、などといわれている。
岩とか星とかが気絶暗器。
このゲームではピヨり状態はこの技を当てることでしか起こらないので、当たればかなり強い技といえる(相手を行動不能にする技は他にもあるが)。

しかし実際のところ、上手いレイレイ使いは皆果敢に攻め込んでいくため、ほとんど暗器砲を使うところを見たことが無い。
峻烈なラッシュを売りとするこのゲームでは、一定の硬直時間を余儀なくされる飛び道具はあまり使われないのだろうか。

なかなか利用価値の高い暗器砲だが、一方ES版はどうしようもなく使えない。
地面に沿って3発の鉄球を飛ばす技で、立ちガード不可。
なので何も知らない人に使うと、たぶん一発目は喰らってくれる。
しかし、知ってる人にこの技を使うのは全くのゲージの無駄。
3発全てガードしてくれればまだいい方で、ザベルとかならジャンプでかわされた後デスボルテージ確定だろう。
レイレイのゲージは素直に天雷破に使っとけ、という感じ。

追記)
あえてES暗器をつかいまくる達人を見た。
天雷破の鉄球ガード中に使ったり、気絶暗器の後使ったり(勿体無いがギャラリーは湧いた)。
それにしても、やっぱり使える技とは思えないが、相手に与える精神的ダメージは大きそうだ。


・居合斬り

ビシャモンの必殺技。上段・下段で出すことが出来る。
溜め時間でHit回数が変わるため(たぶん)、すごく短い溜め時間でも技は出る。
チェーンで強まで入れた後でも繋げる事ができ、なんだか卑怯臭い。
10HitするES版をチェーンから繋げられたらなかなか腹立たしい。

飛び道具を消すことができ、かなり射程も長いため、牽制にも使える。
しかし多弾Hitゆえ、GCもしやすい。
ES版をガードしたなら、ゆっくりGC入力しても楽勝で当たる。


・ES技

ゲージを一つ使って、必殺技を強化した技。
何かの付加性能が加わったり、当たり判定が大きくなったり、Hit回数が増えたりする。
しかし、強化といってもレイレイの暗器砲や旋風舞のように劣化する技もある。
デミトリのESバッドスピンやビシャモンのES居合斬りも、劣化とまでは言わないまでも使い方を誤ればGCの的になってしまう。
もちろん、サスカッチのESビッグタワーやESビッグタイフーン、ガロンのESビーストキャノンのように、EX技以上に強力な技に化けるものもあるので、ゲージを使う技は選んだ方がいい。


・EX技

いわゆる一つの超必殺技。
ゲージを1つ、または複数使う。
超必殺技という名前の割には、そんなに減らない。
よくバランスを考えた減り方。
最初の頃は「えーーっ!!せっかくEX技決めたのにダメージたったこんだけかよーー!!」と思うことだろう。
しかし、通常技が一発当たれば確実にダークネスイリュージョンやイービルスクリームなどに繋げるプレイヤーが普通に存在することを考えると、妥当なダメージ値ではある。

ちなみに、通常技からEX技に繋げる、というのは個人的にはあまり好きではない。
折角の超必殺技なのだから、何かと工夫して当てたいと思うのは私だけだろうか。
ジェダは絶対に通常技からEX技が繋がらないので、そこらへんも好きな理由だったりする。
だがまあ、ダークネスも天雷破もやっぱり当たれば嬉しいというのが本音だが。

なお、EX技には単に威力の高いものだけでなく、フィニッシングシャワーのようなほぼ削り専用技や、バルキリーターンのような緊急脱出技、イレイジングスフィアのような相手の行動を制限する技、中華弾などのお遊び技などもある。


EXチャージ

フェリシアの特殊技。
うきー、と叫んでゲージをためる。
ためるといってもたいした量がたまるわけでなく、むしろ隙が大きいため、ハイリスクローリターン。
対戦で使ってる人を見たことがない。
これをやって、相手が焦って攻め込むのを誘ったりするのだろうか。
CPUは、よくチャージしてプリーズヘルプミーやESキャットスパイクを撃ってくる。


・イービルスクリーム

ザベルのEX技。
肘の骨を相手に突き刺した後、電撃攻撃する。
通常攻撃からキャンセルで入る。
ザベル使い青汁さんは、空中ダッシュの猛ラッシュで相手を画面端に固め、ぴちっと小技を当てた後にイービルスクリームに繋げてくる。
これをやられると泣ける。


・一発AG

アドバンシングガードの項目で書いたことの続き。
アドバンシングガードはガードモーション中にボタンを連打することによって相手を一定距離引き離す技だった。
普通の発想の持ち主なら、チェーンコンボをガードしてる時にボタンを連打しようとするだろう。
だが、達人たちはそれに甘んじなかった。
彼らは単発攻撃をもアドバンシングガードすることに成功したのだ。

やり方は、攻撃をガードした瞬間にボタンをツメでひっかくように滑らせる。
もしくは、大Pを薬指、中Pを中指、小Pを人差し指、小Kを親指で順に素早く押す。
これを上手く決めれば相手の単発攻撃を弾くことが出来る。
ソウルフィストなどの飛び道具を弾いて、相手を退けることも可能だ。

この一発AGの開発により、AGは初心者のための救済措置ではなくなり、「出来なければ高度な戦いに参入できない必須項目」となってしまった。
初心者は、なんとか相手のラッシュを凌ぎきり反撃に移ろうとしても、あっさり一発AGで弾かれてしまうのである。
結果的にAGは初心者をより遠ざけることになってしまったのだ。
そして僕も一発AGが出来ないので、結構困っている。

追記)
たまに出るようになったが、出たら出たでこっちがビビってしまい、あまり有利にならないのが現状。


・一発GC

ガードキャンセルの項目、参照。
ガードキャンセルはガードモーション中に昇竜拳コマンドを入力することで、キャラ特定のガードキャンセル技をガード中に出すことだ。
つまり相手がいい気になってチェーンコンボを繰り出してると、突然ガードキャンセルされてダメージを食らってしまう。
とまあ、これが普通の発想だ。

だが、このGCというシステムも奥が深く、一発GCなる技が開発されてしまった。
やり方は、あらかじめ昇竜コマンドを入力しておき、ガード。
ガードモーションを取るや否やパンチボタン(キックボタン)を押すことで、単発攻撃をGCすることが出来るのだ。
これも一発AGと並んで、高度な戦いに参入するための必須条件といえる。
ビシャモンの小攻撃キャンセル鬼首捻りを破るには、小攻撃の時点で一発GCをする必要があるからだ(一発AGでもいいけど)。
これまた出来ずに困っている。


・移動起き上がり

倒れた後、前か後ろに移動しながら起き上がること。
多くのゲームと同じく、このゲームも立っている方が有利なので、ちゃんと移動起き上がりしないとミッドナイトブリスを起き上がりに重ねられたりしてボコボコにされる。
とはいえ、起き上がり方向を読まれて結局重ねられたりすることもあり、ここらへんは心理戦となる。
移動スピードと距離はキャラによって違ってくる。
なお、移動起き上がり後、5フレームの間は投げが出来ない。


移動投げ

コマンド入力後、一定距離進んで、そこに相手がいれば投げる技。
デミトリのミッドナイトブリスやミッドナイトプレジャー、リリスのミスティックアロー、朧ビシャモンの鬼嬲りなどがそう。もちろん投げだからガードは出来ない。
そう聞くと強そうだが、ミスティックアローや鬼嬲りは移動中が弱いし、ミッドナイトブリスとミッドナイトプレジャーは投げられ判定が残っているため投げ返されたりするし、普通の攻撃で止められたりする。
基本的には奇襲技。


移動技

ザベルのヘルズゲートや、パイロンのギャラクシートリップなど、純粋な移動専用の技のこともいうが、元々攻撃技なのに攻撃よりも移動に使う方が有効な技を移動技といったりもする。
代表的なのは、レイレイの旋風舞や、デミトリのバッドスピン、パイロンのゾディアックファイアなどである。ダクネスやルミナスを半ば移動技として使う場面もたまに見る。
移動技というとなんだかヘボそうだが、攻撃判定を持って接近するわけだから、相手も迂闊に手は出せない。
あると攻撃の幅も広まり、良い感じ。


・イノセントハグ

リリスの通常投げ。
リリスはコマンド投げが移動投げなため、普段はこちらを使うしかない。
コマンド投げが移動投げというのは、リリスにとって弱点でしかない気がする。


・イフリートソード

ドノヴァンの必殺技。
キルシュレッドが手元にあるときのみ使用可。
火のソードエレメントを使って攻撃する。

ハンターのときはソードエレメントの出が遅く、とても使えない技だったが、セイヴァー2ではかなり早くなり、なんとか対空にも使えるようになった。おまけに飛び道具を消すこともできる。
また、CPUが使っていたので良く分からないが、チェーンから繋げることも出来るようだ。
ES版だと5発くらい当たる。


・イラ=スピンタ

ジェダの必殺技。
ガード不能の投げ技。
空中で滞空し、「クックック」と笑った後、急降下。
相手を掴み地面に叩きつけグリグリと刺す。
ちなみに632147Kで地面スレスレで出すことが出来るが、だからどうしたという感じであまり意味は無い。

攻撃力はかなり高めで、防御も出来ないため、初心者相手だと猛威を振るうこともできる。
技発動前の滞空時間は決して短くないが、慣れた相手でもラッシュの間に組み込めば、そうそう反応できるものでもない(たぶん)。
攻撃力は高いので、期待して(たまに)使ってみても良いのではないか。
空中ダッシュ中Kからキャンセルで使ったりすると、相手もビックリするだろう(たぶん)。
ESディオ=セーガ(鎌)をガードさせ目くらましにしておき、その間に使うのもいいかもしれない。

ES版は落下速度が速くなり、落下地点も伸びる。
攻撃力もかなり高くなるので、バクチに使ってみてもいいかも。
CPUはとにかくよく喰らってくれる。


・イラ=ピアノ

イラ=スピンタのコマンド入力後、「クックック」と笑っている間にPボタンを押すことで、打撃技のイラ=ピアノに変化。
空中攻撃扱いなので、しゃがみガードは不可。
当たり判定はイラ=スピンタより強いため、イラ=スピンタに焦った相手がたいして強くない滞空技を出した時などに打ち負かすことができる。
また、当たった後は追い討ちがほぼ確定。イラ=ピアノ自体の威力はイラ=スピンタより若干劣るが、追い討ちを合わせればイラ=スピンタを超える。

しかし、とはいえ実戦では素直にイラ=スピンタを使うべき。
相手に
「あわわ、イラ=スピンタだよ。今から技出しても間に合わないかも。もしかしたらイラ=ピアノかもしれないし、一縷の望みを託して立ちガードしておこう」
と思わせれば十分。
イラ=ピアノは特にガードされたときの隙が大きすぎるので危険。

ES版だと多段Hitする。
ザクザク斬り刻んでいる感じで、当たればとても爽快。
全段当たれば、ESイラ=スピンタよりも威力が高い。
しかし多段Hitの宿命として全部当たるとは限らない。


・イレイジングスフィア

フォボスのEX技。
ある程度進んだ後、広範囲に爆発する飛び道具。
小&中ボタンで出すか、中&大ボタンで出すかで、進む距離が変わる。
相手を爆発の内に閉じ込め、ガードを強制する技だが、ガード中は投げることができないため、イマイチ何をすれば良いのか良く分からない。
パイロンのコスモディスラプション同様、単なる目くらましか?
当たれば多段Hitし、まあそれなりの攻撃力ではある。


・インパクトダメージ

セイヴァー独自のダメージシステム。
攻撃を喰らうと、赤ダメージと白ダメージを負う。
白ダメージは回復可能で、一定時間相手の攻撃を喰らわないと、少しずつ回復する。
つまり多く白ダメージを受けても、うまく逃げたり反撃に転じることができれば、白ダメージ分は回復することが出来るのだ。
なお、チェーンなどでHit数が増えれば増えるほど、白ダメージの割合が多くなる。

このシステムにより相手が逃げ腰になったという意見も聞くが、まあ逃げたり守ったり賭けで反撃に出たり、そこらへんも含めて戦術だと思うがいかに。


・ヴァンパイアセイヴァー

カプコンの発売した対戦格闘ゲーム。
位置的にはスト2の後継であろう。
キャラクターを人間でなくモンスターに設定したことにより、空中ダッシュなどのトンデモな動きが可能になった。
基本的に攻めが強いゲームで、下段・中段・投げ・めくりが怒涛のように押し寄せる。
その分、GCやAGなど防御面でも強力なシステムが採用されているが、使いこなすことは容易でないため、初心者はきっと何も出来ずにボコボコにされるであろうゲーム。
スト2などに比べて、当たり判定・食らい判定などがはっきり分かるため個人的に好き。


・ヴァンパイアセイヴァー2

セイヴァー発売のおよそ半年後にリリースされた続編。
セイヴァー1ではハンターで新しく加わったドノヴァン・パイロン・フォボスが容量の関係で削除されてしまった。
セイヴァー2は、これら3キャラを加えたバージョンである。
なお、代わりにセイヴァー2では、サスカッチ・ガロン・オルバスが姿を消したが、3者ともクソキャラ強キャラなので、個人的にはせいせいした問題ない。

また、若干技が増えたり、技の性質が変わったり、AGやGCがシビアになったりしている。
特に嬉しいことにはジェダの性能が大幅にアップし、滑空が上中下に使い分けでき、GC専用技だったスプレジオがいつでも使えるようになった。あとはしゃがみ強Kで転んでくれればいうことなかったのだが、さすがにそこまで行くとバランス崩れるか。


・ヴァンパイアハンター

ヴァンパイアセイヴァーの前作。
主役のドノヴァンがハンターであることから。
シーレイジでやたら削れたり、王家の裁きでやたら削れたり、ドノヴァン弱すぎたり、ゲージたまるの遅すぎたり、正直あまり垢抜けない感じで好きになれない。
しかし、セイヴァーよりもファンが多いというのが事実。
おそらく一発AGがハンター好きを敬遠させる要因なのではなかろうか。


・ウォータージェイル

オルバスのEX攻撃。
いわゆる泡。
ガード不能の泡が相手に向かってゆっくりと進んでいく。
泡はたぶん上手くやれば飛び越せるし、オルバスに攻撃を当てることでも消えるが、実際に避けるのは困難。
オルバスを強キャラにしている大きな要因の一つが、この泡を使った泡ハメだ。

泡に当たったキャラは少しずつダメージを食らう泡の中に一定時間閉じ込められる(レバガチャで時間を短縮することは出来る)。
その間、閉じ込められた方は身動きが取れず、オルバスの次の攻撃を確実に喰らってしまう訳だ。
普通の人はココで、ポイズンブレスを当て、さらに身動きをとれなくしたところでチェーンコンボ。仕上げに転ばし、また泡を出す・・・・、といった感じで繋げていく。

泡から逃れる方法としては、泡に触れる前から猛レバガチャ(入った後すぐ逃げ出すように)、モリガンならバルキリーターン、パイロンやザベル、アナカリスならワープで逃げれる。
一応逃げる方法は残されているので完全なハメではないが、鬼のような攻撃であることに違いはない。


・ウォールクラッチ

フェリシアの三角跳び。
普通の三角跳びと違うところは画面端にて止まれること。
ずっと止まっているとズリズリ落ちてくる。
一応、タイミングをずらした攻撃も可能だが、やってる人は見たこと無い。

追記)
最近フェリシア使いさんをよく見かけるが、ときどきやってる人を発見。


受身

相手に通常投げされたとき、こちらが瞬時に投げコマンド(レバー+中Pや大Pなど)を入力することで、投げ受身が取れる。
とはいえ、実際には見て反応するのは困難で、お互いが投げようとした時にどちらかが投げ、どちらかが受身を取る感じになる。
モリガンの空中投げなどは受身をとっても、ダメージ値が軽減されていないようにしか見えない。なぜだ。


A級コンボ

すごいコンボ・・・
という意味ではなく、永久コンボ、つまりはハメ。
ビシャモンの画面端不能絡め魂ハメやヴァンパイアクロニクル限定フォボスのESジェノサイドバルカンハメなどがある。
後者はともかく、前者はなかなか難しいのでテクニックとして認められていると頭では分かっているが、されると腹立たしい


・S×p

キュービーの必殺技でキックボタン連打で出る百烈脚のような技。
しかし、スト2の百烈脚とは違い、このゲームではチェーンコンボがあるわけだし、削りダメージも白ダメージだけだし、いまいち使い所が分からない。
空中で出すと、ゆっくり降りてくる。


・壊怒牙(レイレイレバー強P)

レイレイの特殊技。
ツメを斜め上方に向けて打ち出す。
ダメージ値はツメの当たった位置により違い、体に近いほど威力が高い。
出は遅いが空中ガード不可なので、先読み対空として重宝する。
中暗器がガードされるときに使ったりしよう。
地上の相手に当てる時は、大Kでキャンセルして隙を減らせる。


・エンディング

クリア後に見られるムービー。
いまいち・・・。これに関してはハンターの方が良かったかと思う。
バレッタの「プープカプー」が何だか好き。

ちなみにセイヴァー2のエンディングは全キャラ共通でつまんない。
別にセイヴァー1のエンディングをそのまま入れてくれても良かったのに。
そんなに容量きつきつだったのだろうか。
なお、一度モリガンとリリスが裸で抱き合ってるエンディングを見たことがあり(通常はバレッタとドノヴァン。もちろん裸で抱き合ったりはしない)、2ちゃんのセイヴァースレッドで出現条件を聞いてみたところ「1/16で出る」とのお答えがあった。
しかし、セイヴァー2も結構えんえんとやっているが、あれから出てこない。
まだ何か条件があるのだろうか。


・閻魔石

ビシャモンのEX技。
抱き石拷問の石を地面に沿って飛ばす。
立ちガード不可の下段飛び道具技。
遠くで撃ってくる分には何の問題もないが、近距離で使われると厄介。
ビシャモンのラッシュに割り込もうと手を出したところに当てられたりする。
EX技ゆえ威力は高く、その後咎首さらしも確定する。
ぎゃー。


・O.M.

キュービーのコマンド投げ。
当初はみんなC→Rがコマンド投げだと思っていたため、これを見るとビックリした。
コマンド投げにしては威力はたいしたことないし、投げ間合いも狭いが、出始めから失敗ポーズ終了間際まで全身無敵だったりする。


・追い打ち

いわゆる追い打ちには二種類あり、馴染み深いのは相手がダウン中に攻撃する追い打ち、ダウン攻撃だろう。

ダウン攻撃は相手ダウン中に上要素レバー+パンチかキックボタンで出る。
アナカリスが浮遊になってしまう人は斜め前で出すと良い。
ダウン攻撃はハンターまでなら実ダメージを与えられたが、セイヴァーでは回復可能の白ダメージしか与えられない。
ダウン攻撃は当ててしまうと相手から少し距離が離れ仕切り直しっぽくなってしまうので、白ダメージがあまり意味の無さそうな序盤戦ではダッシュなどから起き攻めをした方がいいかもしれない。
しかしゲージだけは稼げるので、ケースバイケースか。
相手がダウンしたからといって必ず当たる訳ではなく、どの攻撃でダウンさせたかにより当たるかどうかは決まってくる。
爆発や真っ二つなど特殊なダウンではダウン攻撃が成立しないことが多い。
ダウン攻撃のスピード・威力共にキャラ差があり、威力だけならジェダがおそらく一番高く、最も使えないダウン攻撃はホーミング性能のないビクトルであろう。
ES版はHit回数が増え威力が増すがそれでも結局白ダメージのみなので、とどめを刺す時以外には使いようがない。
ES版だけでも、実ダメージが半分くらいあればいいのに、と思ってしまうのは僕だけか?
なお、ダウン攻撃をワンテンポ遅らせて出すことにより、ダウン攻撃を当てることなく接近手段として使うこともできる。

もうひとつの追い打ちは、特定の技(主にES、EX技)を当てた後、喰らい中の相手にさらに攻撃を当てることだ。
オルバスのアクアスプレッド後や、リリスのESミスティックアロー後、ジェダのESディオ=セーガHit中攻撃も入るだろう。

追記)ES追い打ちでは一部のキャラは若干確定ダメージも与えられるらしい。


・王家の裁き

アナカリスの必殺技。
空中で相手を無力な姿に変える変な弾を吐く。
ヴァンパイアでは効果時間がやたら長く、ハンターでは空中でいくらでも撃てる上、削り能力があったため凶悪な技だった。
しかしセイヴァーではバランスが取られ、効果時間は短め、空中では最大3発までしか撃てなくなった。
小・中・大・ESの順で効果時間が長くなるが、技後の硬直時間も長くなる。
CPU戦ではコレさえ吐いておけば、まあなんとかなる。
CPUの吐いた王家の裁きに当たった後は、大体、中パンチ→聖者の歩み→大パンチなので、慣れれば簡単に避けられる。
なお、ES版は3発出て避けにくいので最後の削りに使えなくもない。



・黄金帷子(ビシャ強化鎧)

ビシャモンのダークフォースにしてスーパーアーマー。
ビシャモンがダウンものけぞりもしなくなる。
鬼か。


・大いなる墓碑、聖なる墓碑(逆ピラ)

アナカリスの特殊技。
全体的にゆったりした動きのアナカリスが急降下してくる、恐ろしい技。
アナカリスを攻め強キャラにしている最も重要な技。
うまくHitすればそのままチェーンコンボに繋げて、起き上がりをさらに逆ピラで・・・
と攻めることができる。
この逆ピラを使って出来るだけいやらしい動きをすることが、アナカリスの全てといっても過言でないだろう。

なお、そんな逆ピラだが、相手に高い位置で当てると着地の際に喰らい投げされる。要注意。


・オービターブレイズ

パイロンの必殺技。
空中で円盤状に回転しながら相手に向かっていく。
空中での横への攻撃判定はそこそこ強いので、空対空に使えそうだが、ガードされると反撃確定。
ワープ後の急襲や、逃げる時にしか使えない気がする。


起き攻め

相手の起き上がりを攻めること。
投げと攻撃の二択を迫ったり、とりあえず飛び道具を重ねて固めたり、起き上がる場所でうろちょろしてガード方向を惑わせたりする。
ちなみに僕の好きなのは3つめ。
モリガンのダッシュ中K起き攻めはやってる本人もどっちに出してるか良く分からない。

もちろん起きる方にもリバーサル技や、仕込みGC、移動起き上がりで対抗する手段はあるが、それでも起き攻めする方が有利であることは間違いない。
つまり言い換えれば、相手を転ばせる機会の多いキャラは有利である(例外もある)。
ジェダは通常技で相手が転ばないのが辛い。


・朧ビクトル

「昔むかしの話じゃ・・・。
巷に鬼のように強いビクトル使いがおってのう。
あまりの強さに、普通のビクトルではない、朧ビクトルだ、と誰かがいったのじゃ。
それからその御仁は朧と呼ばれるようになったのじゃ・・・。」

祖父から聞いた話なので、詳しいことは僕も知らない。


・朧ビシャモン

セイヴァー1&2に出てくる隠しラスボス。
ビシャモン本人が妖刀「鬼炎」と鎧「般若」を己の意思で操り、ダークストーカーズと戦うとか、そんな感じ。
出現条件は全試合コンプリート&特定の技で二回以上フィニッシュ&削り勝ち無効。
特定の技とは、例えばジェダだとプロヴァ=ディ=セルヴォだったりする。
ジェダのプロヴァ=ディ=セルヴォくらいなら全然問題はないのだが、レイレイに至っては中華弾なので非常に困難。勘弁してくれ。
なお、2ではビシャモンにカーソルを合わせスタートボタンを押しながら決定で、朧ビシャモンが使える。

そんな朧ビシャモン。
通常技性能はビシャモンと同じ。
絡め魂とそれの派生技である魂寄せと辻疾風が使えなくなったが、鬼炎斬がいつでも出せるようになり、各種の必殺技、EX技が加わった。
とりあえずCPUの使ってくる鬼嬲りはすごく怖い。


・鬼首捻り

ビシャモンのEX技。
ビシャモンの体から巨大な手が現れ、相手を掴んでにぎにぎする。
掴んでる時にレバガチャで攻撃回数を増やせるが、レバガチャは疲れるので僕は適当にやっている。

ハンターから比べると、ずいぶん出が遅くなったらしいが、それでも小攻撃キャンセルで出されると十分脅威。
小攻撃をガードした直後にガード不能のこれが来るわけだから泣けてくる。
破るには最初の小攻撃を一発AGするか一発GCするかという話になる。
かなり辛い。
起き上がりに重ねるというのもあるが、小攻撃キャンセルに比べれば、まだ良心的。


・鬼火束ね

朧ビシャモンの必殺技。
手の先に変な火の玉みたいなのを集め、突進する。
出が遅く、無駄に多段Hitするため、GCのいい的。
飛び道具を消すことが出来るが、それなら居合斬りでいいわけだし、費用対効果を考えるとイマイチ使い所がわからない。


・オルバス

魚、カエルなどと呼ばれる魚人にして海の王様。
ハンサムなイロモノ。
性能の良いダッシュ、追い打ち確定のソニックブームにポイズンブレス、そして凶悪な泡ハメにより強キャラを通り越しクソキャラと呼ばれる。
心なしかチェーンコンボも入りやすい。
P同時押しカラーがエメラルドブルーでキレイ。


 
【カ行】

・ガードキャンセル(GC)

ガードモーション中に昇竜コマンドを入れることで発生。
ガードを解き、攻撃する。
その際には普段無敵時間のない技でも無敵時間が発生する。
キャラによってガードキャンセル技は違い、もちろん性能差がある。
ビシャモンの鬼炎斬などは高性能だが、オルバスのトリックフィッシュなんか使いようがない。
ちなみにガードキャンセル時は技の威力が半分になる。

相手がガードの上から全部のチェーンを入れてくると、ゆっくり入力しても間に合うが、普通は途中で止めてくる。
なので、それを見越して止めると思ったときに割り込み攻撃をしたりするのだが、そういうときに限って全部チェーンを入れてきて喰らったりもする。
また、相手にわざとGCをさせ、スカした隙に攻撃したりも出来る。

ちなみに、どうしてガード中に昇竜コマンドを入れれるのか僕ははじめ不思議でしょうがなかった。
どうもセイヴァーは、コンボをガードしてる間はレバーを他の方向に倒してもガードが継続されるらしい。


外野

ゲーセンで周りで見てる人たちのこと。
ゲーム内SEで「わー」とか「きゃー」とかいう音声もある意味外野。
ゲーセンで見てる人たちを湧かせるのは難解だが、ゲーム内で歓声を浴びるのは簡単。
何でもいいからとにかくHit数の多い技を当てればいい、オルバスのシーレイジやジェダのフィナーレ=ロッソなどがお手軽。
なお、歓声の中には女性の喘ぎ声のような物もあるが、最初ゲーム内のものとは素で気付かず
「最近、ゲームやってると苦しそうな女の声が聞こえるんだ。絶対、僕の部屋なんかあるって」
などと、周りに漏らしていた恥ずかしい思い出もある。

ちなみに、削り勝ちするとブーブーいってきて削り好きの僕としては腹立たしい。


・カオスフレア

デミトリの必殺技、飛び道具。
いわゆる波動拳。
ハンターでは当たると燃えて倒れていたが、セイヴァーではコウモリが噛み付き、相手の動きをしばし止める。
空中で出すことも可能だが、モリガンやジェダほど好きな位置で撃てるわけでもなく、ある程度の高度が必要。
ちなみにCPUジェダは空中カオスフレアを撃ってるだけで(ほぼ)勝てる。

ES版は、コウモリの噛み付き時間が長くなる。
当たった位置によってはダッシュデモンクレイドルが当たったりするが、カオスフレア自体の当たり判定は変わらないので、そうそう当たるものではない。
また空中の敵に当たってもコウモリは噛み付いてくれないので、意味がない。
威力もさほど変化しないのであまり使う場面はないかもしれない。

ところで、ES版カオスフレアの掛け声
「Get my rage!(我が怒りをくらえ!)」
だが、それを知る前は
「玄米レジ?」
にしか聴こえなかった。


ガチャプレイ

適当にレバーをガチャガチャしたりボタンをぴちぴち押してプレイするスタイル。
もちろん自分の思うようにキャラは動かせないのだが、やってる本人でも分からない動きをこっちが読めるわけがなく、なかなかどうして強い。
僕もセイヴァー歴5分の妹にガチャプレイで挑まれ、負けたことがある。


固め

隙の少ない技を駆使し相手をガードしか出来ない状態にする。
繋がってる訳ではないので、GCはできないし(一発GCならできるが)、これをやられると焦る。
上に飛ぶと対空で落とされ、固まりっぱなしだとそのうちコマンド投げを喰らう。
バレッタ使いのコショーさんに、起き上がりをダッシュで固められ投げられたり落とされたりしたことがあるが、泣けてくる。

ジェダのESディオ=セーガや、モリガンのESソウルフィスト、レイレイのES返響器、リリスのESソウルフラッシュなどを起き上がりに重ねて固めたりも有効。
そこからラッシュに繋げたりできる。
これをされたときは、とりあえずAG入れて弾いておけば安心。


・絡め魂

ビシャモンの必殺技、飛び道具。
魂を飛ばし、相手にHitすると一定時間、身動きを取れなくする。
小・中・大で魂の飛ぶスピードと拘束時間が長くなる。基本は大かな?
実はビシャモンの技の中で最も重要な技かもしれない。
これも遠くで撃ってくる分にはさほど問題はないが、近場でラッシュの途中に絡めてくると良く喰らう。
ラッシュの合間にジャンプで逃げようとするところに当てられたり、チェーンガード中にGCしようととしたら突然撃たれて当てられたりする。

当たった後がまた厄介で、相手が地上で当たったなら魂寄せからのES鬼炎斬が確定。
ES辻疾風や、辻疾風からの咎首さらしも確定。
相手が空中で当たってダウンしたら咎首さらしが確定。
という具合に、とにかく当たりさえすればES・EX技が確定となる。

ES版は魂が大きくなり、拘束時間も長くなる。
空中で出せば、通常の絡め魂より遠くに飛ぶので、知らない人はビックリする。
なにより、ES版は相手との距離によってはガード不能技に化けたりする。
これにより、相手を画面端に追い詰め、ES絡め魂→辻疾風→ダッシュで位置調整→ES絡め魂(以下、ゲージが続く限り無限に続く)、という不能A級コンボが組める。
その相手との距離だが、ビシャモン使いでない僕には良く分からない。
ビシャモン使いの人は背景で覚えたりしているようだ。
このコンボ、達人たちの間では普通に行われている。
ビシャモン使いの必須項目らしい。

なお、飛び道具としては弱い部類に入るので、CPU戦だと絡め魂に合わせてソウルフィストを撃っておくと、絡め魂を貫通してHitすることがしばしばある。


・ガロン

狼人間。
設定は良く分からない。

通常攻撃から繋げることができ全段Hitで半分減らせるESビーストキャノン、投げと対空の自動二択。
そしてするどいジャンプに、クイックムーブと、これまた強キャラを超えクソキャラと呼ばれる。
そのせいかセイヴァー2では消えてなくなった。
せめてESビーストキャノンが普通のEX技程度のダメージなら、まだ可愛いのだが。


・鬼炎斬

ビシャモンのGC・リバーサル専用技。
朧ビシャモンだといつでも使える。
GCとしては高性能、ES版でGCを出せばガード不能技となる。

ビシャモンだと後は起き上がりに出したり、ジャンプ着地後におもむろに出したりすると、慣れない相手は喰らってくれる。
またセイヴァー1ならジャンプ中K→ジャンプ大K→着地リバーサル鬼炎斬の嫌らしいコンボも可能。
朧ビシャモンはいつでも出せるのはいいが、思ったより出が遅く無敵時間ないため、滞空は相打ちになることも多い。
ES版を空中で当てても1Hitしかしないのも辛い。当たるときは当たるっぽい。


・ギガバーン

ビクトルの必殺技。
膝蹴り。GC技でもある。
当たり判定があまり上のほうにないので、対空としてはイマイチ信用がおけないが、弱や中だと当てさえすればガードされても隙のない技らしい。
ビクトル使いではないので良く分からないが、なかなか大事な技のようだ。

追記)
ジャイロクラッシュから繋がる、らしい?


・キティザヘルパー

フェリシアのダークフォース。
お供のネコがフェリシアと一緒に攻撃してくる。
非常にウザイ。
しかし、この攻撃自体はウザイものの、ダークフォースの常として終了時が隙だらけ。
比較的強いCPUフェリシアの重要な突破口となる。

追記)
フェリシア使いのcat-kさんはかなり多用していた。
フェリシアのダークフォースは、使用後の隙を考えても有効な選択肢なのだろうか。


・鬼面砕き

朧ビシャモンのEX飛び道具。
ESソウルフィストの前に掻き消されたこともあるので、飛び道具としてはたいして強くない。
出が遅く、威力もそんなにないので、これも使い所が分からない。
ノーマル飛び道具を先読みして出すくらいか??


・キャッチ&カット

バレッタの通常投げ。
相手の背面に回りこみナイフでスパッと首を切る。
非常にバレッタらしい投げ技で、コマンド投げのセンチメンタルタイフーンよりも好感が持てる。
トリッキーバスケットで固めておいて強引に投げたりもできる。
テルミーホワイの後に使うと、必殺仕事人のようでとてもカッコイイ。


・キャットスパイク

フェリシアの必殺技。
ボールをぽよよんと投げて、それに向かって飛び込んでいく。
弱・中・強で軌道が変わり、弱<中<強でどんどん扱いづらくなるが、実は技後の隙は減っていく。
最初は何に使うのかさっぱり分からなかったが、通常技をキャンセルして使ったり、ダッシュの代用に弱を使って固めたりと使うことが判明。
攻撃判定と一発の威力に優れ、これを使いこなすことがフェリシア使いには求められるが、フェリシア使いではないので良く分からない。

ES版だと性質が変わり、飛び道具となる。
大きく跳ねたフェリシアに反応して、ついついジェダのバルゾ=ドルベーノ(空中滑空)や、モリガンのシャイニングブレードを出してしまい、よく打ち落とされる。
ちなみに、アナカリスだと食えるが、吐き出せない。


・ギャラクシートリップ

パイロンの移動技。
弱・中・強のパンチ・キックボタン使い分けで、空中に移動したりすることも可能。
おそらく性質的には脱出技なのだろうが、ザベルのヘルズゲートと違いコマンド終了直後から無敵になるわけではないので大変危険。
あまり使いどころがないが、面白いのでたまにやりたくなる。


キャンセル

攻撃の戻り動作(パンチなら腕を前に突き出した後戻す動作)をキャンセルし即座に次の技を出す、現実的に考えると意味の分からない動作。
僕の知る最初のキャンセル技はスト2の強パンチキャンセル波動拳だろうか。

セイヴァーではチェーンコンボなら通常技は全てキャンセル可。
通常技単発なら必殺技でキャンセルすることができる技もある(小攻撃は大体可能)。
目押しで通常技を何発か繋げた後、必殺技にキャンセルで繋げられるものもあり、ビシャモンの居合斬りやバレッタのシャイネス&ストライクがそんな感じ。
ダークネスイリュージョンなどのボタン押し系EX技は全ての通常技にキャンセルをかけて出すことができる。


・Qj

キュービーのEX技。
空中で蜜の球体を作り、それがぼよよんぼよよんと画面を跳ねる。意味は「Queen Jerry」らしい。
空中で喰らうとダメージだけだが、地上で食らうと、一定時間拘束される。
これは、球体を当てることより、出しておいて相手の動きを制限し、その後ラッシュをかけるための布石だろう。
キュービーがダメージを受けると、球体は攻撃判定を失い消えていく。
なお、画面中に複数の球体を放つことも可能。
あまり意味はないが・・・。


・Q−Bee(キュービー)

セイヴァーから加わった新キャラ。
意味は「Queen Bee」。魂を集めるソウルビー族の女王さま。
ジェダに使われて「価値ある魂」を集めてるっぽい。
顔の表にある目は偽眼で、本当は頭の後ろにある。
男塾で言うところの梁山泊秘奥義凶解面闇殺だが、この設定はゲーム中まったく活かされてはいない。

出が速く判定の強い通常技、リーチの長いしゃがみ中P・しゃがみ中Kに、見えない速さのホーミングダッシュで強キャラと呼ばれる。
対空が中Kくらいしかないのが救いだが、攻める分には激強い。
Qjからの連携が凶悪らしいが、強いキュービーと戦ったことが無いので良く分からない。
C→Rがキュービーの代表的(印象的)な技だと思う。


強キャラ

基本的に格闘ゲームのキャラクターはキャラ性能は一定にし、プレイヤー性能だけで勝ち負けを決めるのが理想だが、そうはいってもどうしてもキャラ性能は出てしまう。
とはいえ、セイヴァーのキャラ性能差は全然マシな方だろう(たぶん)。

一般的に強キャラと呼ばれているのは、ガロン・オルバス・サスカッチ・キュービー・バレッタといったところか。
僕的にはビシャモンが恐ろしい。


・キラーボルテクス

オルバスのドリルキック。
ドリルキックの常として、攻撃判定のある足元の判定は激強。
これをガードして、オルバスが自キャラに埋まった時にレバー+ボタン連打をしても投げることができず、むしろ投げ返され実に腹立たしい。
モリガンなどならガード中にESシャドウブレイドでも入力してればいいのだろうが、ジェダは何をすれば良いのか良く分からない。


・キルシュレッド

ドノヴァンの必殺技。
彼の持ってる剣の名前。
まず剣を突き刺す。この時は隙が多いので注意。
その突き刺した剣を手元に呼び戻したり(飛んでくる剣に攻撃判定がある。3Hit)、剣に雷を落としたりできる。
剣を呼び戻し中にドノヴァンがダメージを受けると、剣の攻撃判定は消えてしまうが、ES版だと5Hitするまで消えない。
剣を呼び戻し、それにドノヴァン自身の攻撃を合わせることでガード不能状況がたぶん作れる。
なお、剣が手元に無い時はイフリートソードなどのソードエレメンタル系の技は使えない。
ハンターではドノヴァンは実質的にこれしか使える技がなかった。


・斬り返し

ビシャモンのレバー入れ攻撃は、二度押すことで切り返し(二回攻撃)が可能。
そう聞くとなんだかすごいが、当たればその分距離が離れ、チェーンが当たらなくなるのであんまり意味がない。
これもいまいち使いどころがわからない。


・斬り捨て御免

ビシャモンのコマンド投げ。
一回転コマンドのくせに、CPUビシャモンは恐ろしいほどの高精度で使ってくる。
高い位置でジャンプ攻撃を当てると、大体着地時に喰らい投げでES斬り捨て御免を使ってきて、非常にムカつく。
ジェダで空中小P→空中小K→空中大K(2Hit)を当てた後でも喰らい投げされた。酷い。


・クィックムーブ

ガロンの移動技。
より素早いダッシュという感じ。
相手をすり抜け裏に回ることも出来る。
これを使って、起き上がりにガード方向を惑わせたりするのが常套手段らしいが、クイックムーブを使うガロン使いが身の周りにいないのでよく分からない。


・クールハンティング

バレッタのEX技。
「イエッサー」の掛け声と共に、岩のような傭兵二人がやたらでかいライフル弾を撃ってくる。
ライフル弾はかなり高い位置に撃つため、しゃがんでいれば当たらないし、ジェダとアナカリス以外は立っていても当たらない。
しかし、空中で当てさえすればガードされてもノーリスクだし、ある意味最強対空ともいえる。

一方、外してしまったときは悲惨。
いちおうバレッタ本人のマシンガンにも当たり判定があるため迂闊には近づけないが、飛び道具ならばっちり当たる。
モリガンならフィニッシングシャワー、ジェダならしゃがみ中Pの間にコマンド入力することでフィナーレ=ロッソも入る。


・空中ガード

空中で攻撃をガードする。
スト2の頃にはなかったため、波動拳で飛ばせて昇竜拳で打ち落とすことが出来たが、セイヴァーでは昇竜技をガードされて終わってしまう。
基本的に空中ガードできるのは相手が地面から離れている技に限られ、しっかりと地に足のついた地上対空技だとガードできない(これにはフォボスのジェノサイドバルカンなど例外もある)。
また飛び道具は全て空中ガード可能。

空中だと地上対空技を喰らっても一発喰らっただけで終わるので、地上で連続技を食らうよりはマシ。
なので困ったらとりあえずジャンプしてみるというのも手ではあるが、達人は冷静に落としてくるので、状況が好転しないこともしばしば。


・空中ダッシュ

人間ではとても出来なかった空中でのダッシュも、モンスターなら可能。
ザベル、レイレイ、ジェダ、フォボス、キュービーなどが可能で、これを駆使したいやらしい動きが可能。
斜め上方に(テンキーでいうと9)ちょんちょんと二回連続で入れることで、低空ダッシュができ、鬼のようなラッシュができる。
上手いレイレイは旋風舞と空中ダッシュを駆使し、めまぐるしい動きをする。


・空中チェーン

セイヴァー1では出来たが、2では出来なくなった。
空中で地上の相手に連続して攻撃する技。
無駄に初心者に対して辛いため、なくなったといわれている。
2ではその代わりに空中でたくさん手数が出せるようになった。
ジェダでは空中で最大5回攻撃できるらしい。
もちろんチェーンでないので、繋がらない。


クソキャラ

あまりに高いキャラ性能ゆえ、強キャラを通り越してクソキャラと呼ばれるに至った者たち。
ガロン・オルバスなどがそう。
しかし、あまりいうと使い手さんに悪いので自粛しよう。
どうしてもガマンできない人はセイヴァー2で遊ぶと吉。


食らい投げ

ジャンプ攻撃を相手の高い位置で当てると、こちらの着地より相手のほうが先に動けるようになるため、せっかく攻撃したのに着地際に投げられてしまう。
こちらがやる場合は、「あ、これ食らい投げできるかな?」と思ったら、ガード中(食らい中)にガード方向レバー+ボタン連打で投げれる。
そのくらいなら可愛いものだが、CPUは一回転コマンド投げをESで使ってくるので腹が立つ。
個人的には無くてもいいシステムだと思う。


・クライムレイザー

ガロンの必殺技でサマーソルトキック。
一見対空に強そうだが、無敵時間もないためそんな強くない。
起き上がりにリバーサルで出すくらいか?
これもあまり使いどころの分からない技。
いちおう、出がかりは空中ガード不可らしいが・・・

レベルMAXのCPUはよくアホみたいにクライムレーザーを3連発してくる。
なので、お好きな技をどうぞ。


・グラビトンナックル

ビクトルの必殺技。
通常投げを投げる直前にコマンドを入れることで必殺技に変化する。
趣味の技かと思っていたが、どうやら投げ受身をとってもダメージが変化しないらしい。
そう考えると、投げキャラビクトルにとっては重要な技。


・クリプティックニードル

モリガンの隠しEX技。
手の先から針が伸びて相手に刺さる。
攻撃力自体はそこそこだが、白ダメージが異様に少ない。
フィニッシングシャワーやソウルフィストから繋がるらしいが、見たことはない。
また、レイレイの天雷破の分銅ガード後に出すと鉄球が迫ってくる前に針を刺すことが出来る(画面端では鉄球が当たってしまうらしい)。

セイヴァー1では針に食らい判定がないため、相手の飛び道具を先読みして出すことも出来たが、セイヴァー2では食らい判定が復活したらしく、飛び道具カウンターは出来ないかもしれない(未確認)。


・グルーミーパペットショー

リリスのEX技。2ゲージ必要。
放射線状にシルクハットを投げ、当たれば音ゲーになる。
音ゲーの成功率で4段階にダメージが変わる。
基本的にはお遊び技だが、うまく高得点を出せばかなりの威力(らしい)。
僕は音ゲーが下手なのか100点中60点くらいしか取れない。
なお、隠し符を打つことで200点まで出せるらしい。


・グレートゲルデンハイム

ビクトルのダークフォース。
パンチ技が掴み技になる。
投げの演出が長いので、おそらく一度当てれば効果時間は終了だろう。
ダークフォース時の無敵時間を利用し、掴み→相手ダウン中に効果解除、が正しい利用法か?


削り

多くの格闘ゲームでは、必殺技はガードしても少しだけ体力が削られる。
スト2の頃は一律1/4だった気がするが、最近は削り能力も千差万別のようで、削りに適した必殺技、適さない必殺技がある。

一般的に削りによる勝利は嫌われているが、相手のスタミナを奪うボディーブローのような渋い趣があり、僕は好き。
しかし、セイヴァーでは削りは回復可能の白ダメージにしかならないし、必殺技を連続で当てることはGCの的になったりして、決して削りは優遇されていない。
そのうえ、削りで勝てば外野からブーブーいわれる。
勝てば手段は選ばない、とは僕も思わないが、削りによる勝利は戦略だからアリだと思うのだが・・・。


・ゲルデンハイム3

ビクトルのEX投げ技。
なんと二回転コマンド。
一回転コマンドならともかく、二回転コマンドをジャンプせずに出す方法がさっぱり分からない。
演出は長くかっこ悪いが、流石に威力は高い。


牽制

飛び道具や、出の早く判定の強い攻撃をとりあえず出しておき、
「オレにさわると火傷すんぜ」
「おおっと、動くんじゃねえぜ」
と思わせること。
まあ、要するに相手の行動を制限する行動全てが牽制といえる。

飛び道具は、攻撃判定が画面中に一定時間存在しつづけるという意味で、相手の行動を制限する。
ジェダのディオ=セーガや、バレッタの地雷などが典型的。

うまく相手を牽制した後、流れを掴み、猛ラッシュをかけるのがセイヴァーの基本だと思う。


・コスモディスラプション

パイロンのEX技。
空中に幾つかの星を配置し、爆発させる変な飛び道具。
溜め時間に応じて星の数が増える。
パイロンを象徴する技だが、はっきりいって普通に使っても当たってくれない。
ガードロックを兼ねた目くらましに使うくらいだろうが、これを展開した後、どうすればよいのか良く分からない。
この間にシャイニングジェミニでも使えばいいのかもしれないが、そんなことするなら最初からジェミニを使ったほうがいい気がする。


・言霊返し

アナカリスの必殺技。
相手の飛び道具を吸い取り、吐き返す。
一度吸い取った飛び道具は何度でも吐き返せるため、試合序盤で吸い込むととっても有利になる。
吸い込んでる隙に一撃食らうのは覚悟で吸い取ろう。

モリガンのソウルフィストや、レイレイの暗器砲は特にESで吐き出すと効果大。
ジェダのディオ=セーガ吸い込みはまだまだ研究の余地アリといったところか。
リリスのソウルフラッシュや、バレッタの地雷も吸い込もうと思えば吸い込めるが、難しい。
アナカリスの王家の裁きを吸い込んだ場合は、言霊返しで吐き返すことで、王家の裁きを使うより硬直短く使うことが出来る。
ちなみに、ビシャモンの絡め魂は吸い込めず、ESキャットスパイクは吸い込めても吐き出せない。


・コブラブロー

アナカリスの必殺技。
大パンチの要領で、腕を伸ばす。
遠目対空にも使えるが、多段Hit技ゆえ、空中で当たると一発しか当たらず低威力。
ESで全段当たるとなかなかの攻撃力。
ガードされるとGCの良い的。


・コマンド投げ

通常の投げは近づいていって中Pや大Pだが、コマンド(一回転・逆ヨガフレイム)を入れることで、投げ間合いにいる相手を投げるのがコマンド投げ。
通常投げに比べ、投げ間合いが比較的広く、受身は取れず、威力も高い。
また技によっては発生時に無敵時間のあるものもあり、モリガンのベクタードレインも確か5フレームの無敵時間があり、強い。
ES化することで、EX並の威力を持つコマンド投げもある。
コマンド投げをスカされると、失敗ポーズが出て危険。
サスカッチとビクトルは相手との位置に関係なく失敗ポーズをするが、初心者のうちはコマンドが入ってることを確認できていいかもしれない。



→サ行へ続く



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