●WJ14号感想 |
あれだけ何度も、打ち切りか?打ち切りか?と騒がれてきたホイッスルがなんとアニメ化のようですね。 これで少なくとも2クールの間は打ち切りないでしょう。しかし、このマンガって面白いんですかね?本気で読んでないから良くわかんないんですけど・・・。 とりあえずテニ王の方が笑えることは確かです。 ところで、微妙にイマイチな「少年エスパーねじめ」。 2ちゃんねるでの評価をざっと見たところ、「編集者が悪い!なみえたん、編集者なんかに負けるな!」というテイストでした。確かに、明らかに一般受けを狙っている今のねじめを見ていると、編集がムリヤリなみえたんにアレを描かせてるんじゃないかとも思えてきます。さてはて、真相やいかに。 ☆☆☆ハンター☆☆☆ すっかり隔週連載のハンター×ハンター。 いいです。隔週程度なら大丈夫です。長期休暇だけは勘弁してくださいね。 そういえば、富樫先生といえば、今週の「代表人」(「幕張」の木多先生がマガジンで連載してるマンガ)に出てきました。かなり面白かったので時間の余ってる人は探してみてください。 今週の修行は主に「流」のお話。 現実にもあるゆっくり組み手をハンターの設定の中で説明する手腕は見事ですが、まあしかし、面白いのはそこだけですね。 ところでクラピカもこういうのはやってたんでしょうか。エンペラータイムはすごいとしても、こういった基本的な修行なくしてはウボーには勝てないでしょう。ここらは一通り押さえてある、と考えるのが妥当ですが、それにしては修行期間が短すぎです。 まあ、この程度のちょっとした疑問点はそれほど気にはなりませんし、今後物語の中で説明されるかもしれません。富樫先生のことですから、上手いこと話を作ってくれると信じています。 ところで、ビスケの修行は聖闘士星矢で例えると、老子の厳しさですね。 すごく厳しいんだけど、ムチャはさせない、っていう。 そういえば、子龍は師に恵まれたうえ、カワイイ彼女までオマケで付いてきてラッキーな奴でしたね。 星矢の他の人たちは崖のうえで腹筋したりエスメラルダ殺されたりとムチャクチャでしたからなあ。 閑話休題。 今週大事だったのは、主人公よりむしろハメチーム。 やっぱりボマーはハメチームの中にいました。まさか初期メンバーの中にいたとは予想外でしたが、彼の登場により話に緊迫感が出てきました。 しかし、彼らのコンプリート作戦は圧倒的カード枚数とそれを使う者のチームワークに支えられているハズ。まだ10枚残っている段階でカミングアウトしたボマーさんは一体何を考えているのやら。 皆の体に爆弾を仕込んだとのことで、解除条件をどうカード集め(+もう少しのチームワーク維持)に使うのでしょうか。王道ならば、「残り10枚のカードを集めてきたものだけ解除する」というのが考えられますが、それではチームワークが失われ本末転倒になるだけでしょうし。想像も出来ないので楽しみです。 その他、今後期待できる展開としては、 1、フェイタンが魔法が飛んで来てボマーと膠着状態になる。 2、プレイヤー狩りがもう1人くらいいて、そっちも何か仕掛けてて膠着状態になる。 といったところでしょうか。 黒人さんとプーハットさんがどういう動きを見せるのかも期待です。他の面々も一応はオーディションに合格した人たち。ボマーの言われるまま一方的な展開にはならないと思いますので合わせて期待しときます(こういう十派ひとからげから傑出した人物が出てくるのがハンターのやり方ですし)。 しかし、ツェズゲラさん、人格的な面は全く考慮に入れずにオーディションやってるんでしょうか。それってどうなんでしょ。 ボマーさん、他の参加者(バッテラ雇われハンター)とかも殺しちゃってるわけですし、良くないと思うんですけど。 それにハメチームはツェズゲラさん一派からもカード奪取を考えているわけで、彼らが争うのは雇い主的には不都合なんじゃないでしょうか。ハンターの世界は厳しい、ということでしょうか。 ☆☆ねじめ☆☆☆ 相変わらずまったくなみえたんっぽくない話ですが、先週に比べるとずっと良かったと思います。 とりあえず、笛を吹くねじめとすぱながとても可愛らしかったです。 ブラックジャックのオチも上手く決まったのではないでしょうか。しかし、それにしてもなみえたんっぽくない話ですね。普通に良くできたギャグマンガじゃないですか。これじゃ、全く萌えれません。 今週もただ笑えただけで何も心に来るもの(ハァハァ)がありませんでした。残念です。 せめて、「ねじめが女の子&るきじが美少年(マコちゃんタイプ)」か「るきじが美少女」なら、まだ萌えようもあるんですけど。 とりあえず、このマンガに必要なのはヒロインだと思います。そのためにも、るきじには早く学校に到達して欲しいです。 ちなみにいうまでもありませんが、僕の萌えの対象はなみえたんです。 ☆☆☆アイシールド21☆☆☆ 第一印象を激しく覆す、優秀なマンガ。 このマンガ、絵柄とツカミで相当読者逃してますね、残念。 ストーリーやキャラ設定は並ですが、ところどころセリフまわしに光るものがあり、ついでにアメフトの基礎知識も入ってなかなか良いです。 主人公がいじめられっこなのに気軽に読めるノリの軽さも好感です。 それと休日は1人でゲームしたいというのにも少し共感。 ☆☆☆サクラテツ☆☆☆ 本格的に打ち切りは免れた様子。びっくりです。 しかし、順位は定位置のJOJOよりも後ろ、どうしたものやら。単に原稿が遅いだけと信じましょう。 ところが、内容はホントに打ち切り免れたのか心配になるような代物。いや、すごく面白かったんですけどね。 漫画太郎っぽいギャグマンガの中に「それとなくうんちを配置する」というのがツボでした。ギャグマンガ=とりあえずうんち出しとけっていう素晴らしい観念が読み取れます。コレを藤崎先生が描いてるってのがまた楽しいですね。 なんか、「勝手に改蔵」テイストに近づいてきた感もありますが、このマンガ、どう客観的に考えても存在価値のあるマンガです。だって今、ジャンプにないのはこの方向でしょう? 編集者のみなさん、冷静に考えて打ち切りはやめてくださいよー(それでも「人気がなければ打ち切り」の鉄の掟は揺るがないのだろうけど・・・) ☆☆☆ワンピ☆☆☆ 驚いたことに、マシラさんとは共同戦線になりそうです。 尾田先生がワンピースでそんな度量のある展開をするとは、いやはや驚きです。かなり見直しました。 しかもマシラさん、手下を救うために単身救出に向かったり、確かになかなかサルあがりな御方。とてもよろしいのではないでしょうか。ワンピースでこれ程好感の持てたキャラは初めてです。 ラストの柱「猿で亀を釣る!!?」も優秀。担当さんもやれば出来るじゃーないですかー。 (裏切られるのが怖いので)来週も程々に期待です! ☆☆☆テニ王☆☆☆ 今週もひどくはっちゃけている、向日岳人クン。 182P,3コマ目。 無駄を極めた彼の1コマだけで十分でしょう。いやあ、笑えます。 ☆☆☆いちご☆☆☆ 西野さんがやっぱりイイ人なことが強調された今週(とはいえ、チェリーパイできたからって1人で走って帰るってのはちょっと微妙ですが)。 こうなると、どっちつかずで思い込みの激しい主人公クンがイタくて嫌ですね。 あと、東城さんの弟さん、立派なシスコンだと思います。 それと、髪おろしメガネ姿をちゃんと描け、と作者に怒りたいです。コンタクトデビューしてもいいから、それまでに一通りメガネ姿も拝ませて下さい。もしくは、コンタクトの上からメガネをかけろ。 ☆☆☆ブリーチ☆☆☆ いやー、面白いですねー。 ドン・観音寺の「伊達男」がとても良かったです。。 しかし、虚に物理攻撃は効くのですか?それとも超スピリッツ・ステッキには何かホントに霊的な力があるとか? 一撃で胸を突いているあたり、ドン・観音寺にはホントに何か能力があるのかと期待させてくれる今週でした。 ☆☆☆黒猫☆☆☆ 先週のグラビティ張り手は矢吹先生一流のギャグだったようで・・・そういえば確かに面白かったです。そして、まともにつっこんでしまった自分が恥かしい・・・。穴があったら入りたい・・・。 今週はクリードの頭の悪さが覗えるお話。 「君はやっと僕の同志に加わる気になったんだね!!」って、アナタ、ノブナガと同レベルですか?しかもノブナガと違って可愛げがないです・・・。 あと、団長(クロロ)はクラピカにボコられてもカッコ良いのに、クリードは顔歪むとカッコ悪いです。悪すぎです。こんな人に女性ファンは付くのですかね?? ついでに言うと、トレインは閃光弾を使った割りには移動距離が短いですな。 ☆☆☆ミスフル☆☆☆ 今週はほとんどギャグもなかったのに、驚いたことに普通に読めました。 何が良かったんでしょう?猿野が普通に特訓の成果を出せたことでしょうかね? よく考えてみたら鈴木先生にしてみれば、今週の展開はかなり斬新といえます。 あんだけの練習でカーブが打てるのか?という当然の突っ込みはさて置き、下手にタラタラと長引かせず、所詮ザコはザコということであっさり2・3年賊軍を潰してしまう展開は大変良いです。 今まで犬飼の失態のおかげでのみ活躍できた猿野を「普通に特訓させて、普通に活躍させた」というのも大きいです。 そう、結局のところ、猿野は41話にもなるまで読者にカタルシスを与えたことがなかったんですね。それが今回の「努力→勝利」という王道ともいえる展開を分かりやすく簡素に描いたことで、僕たちはやっとこのマンガの主人公からカタルシスを得ることができたのです。 無駄に長く見所がなく結局犬飼の失態しか印象受けなかった犬飼vs猿野よりも数十倍素晴らしいシーンでした。 |
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