●WJ17号感想 |
あれれ、今週はハンターがお休みですか。 お休みはいいんですけど(良くない!)、目次にお休み報告がないんですよね。 先週のジャンプを見ても来週休むとも書いてないし。 しかし、ハンター無しで230円って高いですよね。 ☆☆ねじめ☆☆☆ るきじに訪れた束の間の休息。 天使のしっぽの主人公を彷彿とさせる展開です。 しかし、この休息は本当に束の間なんだろうなあ。 へびは負けてもいいからイイ人のままでいてあげてください。 ところで今週は13P。どうしたんでしょ?? なみえたん、がんばってください。切られますよ。 ☆☆☆ナルト☆☆☆ 「ナルトとシカマルを起こせ」 おー、シカマルも戦力に数えられているのですね。 まあ、あれだけ活躍したのだからそりゃそうでしょうが。 とりあえずシカマル参戦の方向で少し楽しみだったりします。 ☆☆☆ワンピ☆☆☆ サーキースさん、実に大人ですね。 あんなこといわれて、勝手に貸しきりホテルに入られてるのに、追い返すだけだなんて。しかも金までやろうとしてる。よく出来たお人だ。 ですが、そんな紳士的なサーキースさんも来週で典型的悪党になるのは確実なので、変な期待をしてはいけませんですよ。だって、これは少年漫画「ワンピース」ですから♪ ☆☆☆遊戯王☆☆☆ 非ィ現実的・・・ 作者のセンスを感じてしまいます。口惜しいけど・・・。 ☆☆☆ヒカ碁☆☆☆ 今週は三谷の読切だとばかり思ってましたが、実はダケさんの読切でした。 いやぁ、ダケさんカッコ良いですねー。 職人博徒って感じですか。ゴルゴ13や必殺仕事人に通じるものがあります。 夜はスナックで女と飲んで仕事を待ち、余裕に満ちた態度でターゲット(三谷)を仕留める。 顔はあんなんなのに、めっちゃカッコ良いですわー。 単にMDが欲しかった三谷より、巧みな職人技を披露してくれたダケさんの方がずっとずっと味わい深い一話でした。 ☆☆☆いちご☆☆☆ 先週、思ったほどヘタレでもないことが判明した主人公。 相変わらず思い込みが激しく、傍迷惑な猪突猛進ぶりですが、上手くオチがつくあたり天性の強運に恵まれているのかもしれませんね。 西野さんは親御さんとしかメールしてないらしく(今時そんな女子高生いるのか?)どんどん身持ちの固いキャラになっていってます。東城さんは最初からあの通りだし、ヒロイン二人ともある意味非マンガ的で、微妙に親近感が抱けたり・・・してるのかな?(笑) 一つ確かなことは、表紙の東城さんは素晴らしく可愛らしいということです。 もはや、メガネを外す必要性は一切ありません。 というか、作者はどこまで意識して描いてるんでしょうね。表紙の彼女はダサくも目立たなくもありませんよ。誰が見たってそれと分かる美少女ですよ。 020327追記 「今時そんな女子高生いるのか」と書きましたが、この人たちは中学生でした。 モリスさん、掲示板で教えていただき有難うございます。 ☆☆☆たけし☆☆☆ まさに最凶死刑囚な安藤仁一。 彼は替え玉らしく、もう一人いるようですが、馬場が替え玉の方にあっさりとやられてしまったため、またまた激しいインフレ化が進むこと間違いない展開ですね。 ボンチューに圧倒されるまで落ちてしまったマミーがどうこうできる相手ではないような気がするんですが、マミーファミリー好きなので応援しときます。特にボタンを。 ☆☆☆しゅるるる☆☆☆ 中目黒先生までは良かったですけどね〜。 まあ、赤マルのときよりはマシな感じです。 ☆☆☆ミスフル☆☆☆ ていうか、2・3年雄軍と2・3年賊軍のこの実力の違いは何なんでしょう? 同じ練習をしていながらこれ程までに実力差がついてるって、一体どれだけの才能差があったのでしょうか。イヤですね、天才集団は。しかもこれで甲子園にも出れないとくる。 しかし、ホントに濃い野球部ですな。マネージャーも含め十二支高の変人・奇人は全て野球部に集結しているといっても過言ではないでしょう。あ、あの新聞部(?)の部長さんも十分変人でしたね。 ☆☆☆マンキン☆☆☆ ぐーちゃんの活躍が少なく、残念無念。 ☆☆☆ブリーチ☆☆☆ 良いですね、観音寺。実に。 逃げられない理由が、下らない人情話でないことが実に良かったです。 というか、プロ根性。素晴らしい。プロ根性ってのは実に実に実〜〜〜〜に重要なものなんですよ。 自分がヒーローであるから、ファンがいるから、使命を全する。これを命懸けで遂行できる観音寺、真にあっぱれです。 ヘンに深い理由があるよりも、ずっとずっと分かりやすくて親近感があります。いや、素晴らしい。 プロ根性というものがいかに大切なことか、分かりにくい人もいるでしょうから、一つ分かりやすいお話をしましょう。 昔、「スーパージョッキー」という番組がありました。 その番組の中で「熱湯コマーシャル」という人気コーナーがあり、熱湯の中に浸かっていた時間だけ宣伝ができる、というものでした。熱湯に入る人はルーレットで決められ、明らかに裏で操作されたルーレットは高い確率で女性に当たっていました。 さて、そんな熱湯コマーシャル。これにあるとき、山田まりあが当たったのです。山田まりあのような名の通ったタレントはルーレットが1マス分しかないのが常でなかなか当たるものではありません。僕はそのとき山田まりあが好きでも嫌いでもなかったのですが、きっとファンの人は狂喜乱舞したことでしょう。 そして、そんな山田まりあの入湯。入湯時間は最大で30秒。ほとんどの人は10秒前後しか耐えられません。ぶっちゃけ、このシーンは熱湯に耐えてる女性を見て男の人がハァハァするためのものです。出演者がそれを認識していないとは思えません。ムリはいけないとは思いますが、それでも出来る限り頑張るのがプロというものだと思います。ですので、山田まりあも10秒程度は耐えるかな?と思っていたのですが、なんと山田まりあは0.3秒しか耐えやがりませんでした。なめとんのか。 しかも、その後何度か再チャレンジの話を振られながらも頑なに拒否。自分のキャラクターを理解し、そしてテレビとしての構成・ファンへの配慮を考えるなら、再チャンレンジは当然のハズです。なのに山田めにはやる気がありません。コイツ、ヘタレです。司会のガナルカナルタカも困ってますし、番組的にも「弱ったなぁ・・・」というムードが漂っています。貴様今すぐ引退しろ、と本気で思いました。 別に僕は山田まりあの入湯が見たかったわけではありません(大神いずみは見たかったですけど)。そうではなく、こんなプロ根性のない奴が芸能界でのうのうと活動していることが許せなかったのです!これでは今ではすっかり売れなくなった島崎俊郎が報われません! 山田まりあというと、貧乏な家庭を助けるために一生懸命芸能活動しては親元に送金しているというお涙頂戴話が有名ですし、一般的には良く頑張って働いているタレントという評価だと思いますが、上記の理由から僕は断じて信じません。むしろ、この日を境に僕は山田まりあが大嫌いになりました。 またある時、僕は「芸能女学院」というテレビを見ました。 これは適当にテレビをつけてみたらやっていたのですが、おそらく十台後半と思われる少女たちがアスレチックワールドとおぼしき物に挑戦していました。下が池になっていて、垂れ下がってるヒモでターザンをして向こう岸にまで渡るやつです。 彼女たちはどうやらあまり体力がないようで、半分くらいのコたちはボンボンと勢いよく池へと落ちていました。真冬だというのにです。それなのに、彼女たちは決して拒否したり嫌がったりもせず、果敢に挑戦してはボツン、ボツンと落ちていくのです。 彼女たちはこの年齢にして早くもプロの芸人なのです。 そして最後に司会役の男性もそれに挑戦します。おそらくこの男性、体力的には簡単に向こう岸に渡れたと思います。が、にも関わらず、わざわざ壁に激突し一回転しながら頭から池に落ちてオチをつけたのです! 心底感動しました。今思い出しても涙が出そうです。真冬というのにアスレチックに果敢に挑んだ少女たちもさることながら、最後の男性が実に、実に立派でした。彼はまさにプロとして、番組の構成を考え、また落ちていった女の子達のことを考え、あえて真冬の池に頭から突っ込んでいったのです。一人の芸人として、彼の働きはこのうえないものだといえるでしょう。そう、これがプロ根性というものなのです。 山田まりあなんぞ今すぐ芸能界から消え去って、彼ら彼女らにもっと活躍の場を与えてやりたいものです。本当に。 というわけで少々長くなりましたが、プロ根性ってのは本当に大事だと思うんです、僕は。 たかがテレビと考えず、自分のヒーローとしての役割を貫く観音寺は本物の芸人だと思うのですよ。彼のようなパーフェクトな芸人がいればぶら霊が高視聴率を取れるのは必然といえましょう。一護は嫌ってますが、きっとこの番組本当に良い番組なのですよ。というか、観音寺を発掘した時点で悪い番組になるハズがないのです。もし実際にこの番組をやっていれば僕は絶対に観音寺ファンです。間違いありません。彼は男の中の男。芸人の中の芸人です。惚れます、尊敬します。 たぶん、今週の観音寺の「逃げられない理由」に幻滅した人もいるでしょうが、僕はこれが最良の選択だったと確信しています。久保先生、アナタはいつからこんな素晴らしいマンガが描けるようになったのですか。僕は心底嬉しいです。 |
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