●WJ41号感想(封印バージョン)

この世には存在します。
僕は今日、それを確信しました。

そして、神を顕現なさったのは、我らが冨樫義博御大
御大の筆致はまさに「萌え」の極地であり、そこに描かれた図像はそれ単体で人の―僕の―心を揺さぶり惑わせるものでした。
これは心地よい夢なのかしらん。
一瞬、僕はあまりの幸福に自分のまなこに飛び込む映像が信じられませんでした。
しっかりと気持ちを落ち着かせ、戸惑う心をなだめ、言い聞かせます。

「これは現実なんだ

 シズクはここにいる!


☆☆☆シズクの表紙☆☆☆

しばしの間、僕は呆然とシズクを眺めることしか出来ませんでした。
何も考えることができません。
人は神に触れたとき、あらゆる判断を停止するといいます。
まさに、そのときの僕がそうでした。

神について様々な思考を巡らそうと、それは神に触れた衝撃を後付けで修辞するに過ぎません。
偉大なる感覚の前に、あらゆる理性は不能となるのです。
そう、このときの僕は、溢れかえる想い―「萌え」―に包まれ、ただ至福の時を黙し享受する以外なかったのです。
「ここがこう萌え」「あの部分がこうだから萌え」、そんなことは考えられません。
とにかく。そのときは、ただ、とにかく、萌えていたのです。

およそ5分ばかり経った頃でしょうか。
至上の感覚に包まれていた僕にも少しずつ理性の波が押し寄せます。
感情が支配した時は終わり、次は理性を持って「萌える」時です。


しかし、僕の理性は尚も混乱を続けます。
「ここがこうだから萌える」
定義付けることにより揺れる心をなだめようとしても、一部分を注目するだけで、そこから派生する様々な思考が、激しい「萌え」へと導き、僕の心を乱し続けるのです。
僕は、この1ページを正視することに、怖れすら感じました。
このページを見ているだけで、正気を失いそうな気持ちになるのです。
まして、ここは朝の丸の内線。きっと、ヤバイ顔だったと思います、自分。
「今すぐ家に帰って心落ち着くまで、このページを眺めていたい!」とも思いましたが、社会人としての理性がギリギリのところで僕の感情を押さえつけました。

しかし、(今も隣に広げてあるのですが)見れば見るほど、天衣無縫の一枚です。
今ですら、長時間正視することは出来ません。
とても、こんな文章書いていられないからです。
チラッと目にした刹那、沸き起こる激しい萌えの感情。
それが通り過ぎ、一時のクールダウンを迎えるまで、僕には何もすることが出来ないのです。
今となってすら、このページの放つ魅力から目を背けるだけで、僕には一杯一杯なのです。

電車の中の話に戻しましょう。
何といっても、真っ先に飛び込んできたのが、蜘蛛のタトゥーです。
以前から
「あ〜〜、シズクたんの体のどこかにも蜘蛛のタトゥーが〜〜、ハァハァ」
と、激萌えていた訳ですが、まさか、こんな形で、そのタトゥーを目にすることが出来るとは思わなかったのです。
やはり、今冷静に考えても(今でもあまり冷静ではありませんが)、この突然の僥倖に、僕の魂は強く支配されたのだと思います。
シズクがタトゥーを晒す時は、必ず今まで目に触れることのなかった身体のどこかが露になることは期待していました。
し、しかし、しかしまさか、ヘソ横だったなんて・・・・・・!
あああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!

ぐおおおおお〜〜〜〜

ぬあ〜〜〜〜

ハァハァハァ


・・・ヤ、ヤバすぎます。
シズクの可愛いおヘソの横を這う12本足の蜘蛛。
ウボーの蜘蛛が筋肉質な体躯に勲章のように彫りこまれているのに対し、シズクのそれは柔らかな肢体を這い回るかのように見えます。ハァハァ。
もし、この蜘蛛が下の方を向いていたなら、僕は萌えすぎて職場へ行くことは出来なかったでしょう。

それより何より、こんな可憐な少女のかわゆい小腹に、一生消えない蜘蛛の疵が埋め込まれているということ自体が、たまらなくハァハァ。
きっと纏を使うと針が通らないから、生身の体を針師の前に無防備に横たえ、普通より足の4本多い蜘蛛を掘り込まれる苦痛に耐えている姿がやっぱりハァハァ
それともセイヴァーのリリスのように「イタイの嫌いじゃないよ。だって、だんだんキモチ良くなってくるんだもん」と、普通より4本多い足の痛みを愛しく思ってるのかと考えると、それまたハァハァ
もう、とにかく、こんな清純ちっくな少女のかわいすぎる小腹に、不釣合いな蜘蛛が巨大に埋め込まれているミスマッチと、そのときのシズクの苦痛、自ずからこのタトゥーを入れようとしたシズクのことを考えると、身悶えしたくなるような、激しい萌えの感情に捉われるのです。
いやー、ホント、ヤバいです。本当はもっともっと書きたいことがてんこもりですが、もし親が見たらたぶん泣くと思うので、やめときます。


ところで、僕は一瞬本気で「このタトゥー彫りてぇーー!!!」とか思ってしまいました。
シズクとお揃いなら全然OKですー。
しかし、よくよく考えると、僕が彫っても別に可愛くないんですよね、残念。


しかし、見れば見るほどに危険な絵です。
大体、あのズボン!
ボタンまで外せば、絶対ぱんつ見えるでしょう!?というかむしろ毛が見(詳しい人の意見求ム)
まあ、そこを描いてないことを決して弾劾できませんが、この位置まで下げられたズボン、そして外されたボタンを見れば、否が応でも中の中の方を想像せざるを得ません。ハァハァ。

さらに今回のテキスト
「あれ?
 脱ぐんだっけ?
 穿くんだっけ?」

あー、もう意味わかんないよ、シズクたん!!!
脱ぐ気あるのに、メガネつけたままだし、第一、上着とズボン、どっちから脱ぐ気かわかんないですっ!!
上着を脱ごうとしてメガネに当たって、とりあえずズボンから脱ごうとしたところで、どっちか分かんなくなっちゃったのかな??とか考えると、もう脳ミソとろけそうなくらい萌え萌えです
あ〜〜、めさめさ天然だ〜〜〜(惚)
エロと天然の二回攻撃に、僕は耐える術を知りません。


もう、とにかく、今回のジャンプは素晴らしかったです。
この1Pだけで、電車の中で20分は楽しみました。
次のページを読もうとしても、目がそちらに移らないのです。
それからなんとか先に読み進めても、頭の中には、先ほどの扉絵がぐるぐると巡っています。
本当に、今週のジャンプは220円以上の価値あるものでした。
例え、今週のジャンプが500円で、理由書きに「シズクの扉絵があるので、今週は値上げします」と書かれていたとしても、僕は何の問題もなく満足できるでしょう。

そう。良く考えれば、僕はこの1Pに出会うため、今までジャンプを購入しつづけていたのかもしれません。
元はといえば、ハンターを読むためだけにジャンプを買っていたわけで、なぜハンターを読みたいかといえば、シズクに会いたかったからです。
登場初期のイワレンコフ撲殺以来の今週のシズク激萌えシーン
正直、僕の人生の中で、これほど明確に「萌え」を意識した瞬間はありませんでした。
突き詰めれば、やはり、この1ページを求めて、僕は今までジャンプを読んでいたんです。
全てのシズクファンが夢に見た、シズクのタトゥーを・・・
まさかこんなカタチ(おへそ)で目にすることができるなんて・・・・・・。
いままでハンターを読んでいて本当に良かった。
度重なる冨樫先生の原稿落としも、全てが報われた感じです。

もはや、冨樫先生が1週や2週、いや1ヶ月や2ヶ月原稿を落とそうが、些細な問題でしかありません。
他の作家が与えることの出来ない、遥かなる萌え人が一生に一度出会えるか出会えないかというそれほどの「萌えの高み」へと連れて行ける作家は、冨樫先生だけです。
一生の問題の前に、1週や2週といった刹那の犠牲を惜しむことがありましょうか、いや、ありません!

素晴らしい、あまりに素晴らしい。
今週のジャンプはあまりに偉大だった。スタンディングオベーション。
こんな素晴らしい週がある限り、ジャンプは永遠だと思います。
シズクだけで、ジャンプは生きていけます。
ありがとう、シズク。キミのおかげでジャンプの素晴らしさに気付いたよ。
本当に・・・ありがとう。






☆☆☆ハンター本編☆☆☆

えー、もう大分疲れちゃいました。
今週はシズクが萌え萌えだった。
それでいいと思います。


☆☆☆テニスの跡部様☆☆☆

ププッ!
破滅への輪舞曲。
流石は跡部さま、技の名前も素晴らしい。
こんな小っ恥ずかしい名前を自分から叫べるあたり、大物です。
でも、こういう芝居がかった人好きなんですね〜。
やっぱり周りに一人は欲しいなぁ。

それにしても、なぜ真田さんは「副」部長をやたらと強調されるのでしょう??


☆☆☆ナルト☆☆☆

お父さまたちが強くてカッコ良かったです!
いの・しか・ちょうトリオの特にチョウジの親父さんがキャラ立っててイイですね。


☆☆☆遊戯王☆☆☆

す、すごい・・・
海馬社長、やりすぎです・・・。
流石に劇中の人物たちも呆れてますね。
カードゲームで人が死んだりしても疑問を覚えない彼らですら、呆れるというのだから、かなりのものだと思います。
というか、前回までの哀愁漂う引きが、こんな形で結末を迎えるとは、悪い意味で裏切られすぎてかえって清清しくて良かったです。
「わはははははは」の社長が意味もなく偉そう&楽しそうなのも高ポイント。
でもキミたちはきっと領空侵犯で撃墜されると思うぞ。

ところで、僕の好きなヒゲの人(いつも名前忘れる)が、43Pの2コマ目で「な、なんじゃありゃー!」のときの富樫・虎丸っぽいポーズをしてるのが良かったです。
やっぱりこの人は影の主役だと思う。


☆☆☆こち亀☆☆☆

逆さ磔とか、密かにウケました。
あのシュールな絵はちびっこにも分かるんじゃないでしょうか。
しかし、食通でなくとも、木綿豆腐と食パンの違いは分かると思いますがねー。


☆☆☆アイシールド21☆☆☆

9秒で82メートルはムリだろうと思いましたが、残り時間なくなっても1プレー終わるまで続くんですね。納得です。
相変わらず今週も、無駄の無い展開に、必要十分な画力、ヒル魔と栗田のキャラを立てつつも主人公のセナを上手く描いてます。
タイトルの「11体のかかし」も良いセンスです。

7週目に入って、なお全くクオリティが落ちないって物凄いことだと思うんです。
アメフトという題材のマイナーさを差し引いても、実力だけで人気が出そうですね。
というか、このクオリティを保って打ち切りとかなったら、読者層変えたほうがいいでしょう。


☆☆☆ソードブレイカー☆☆☆

おお、当たった、当たった。
以上。

というのは冗談で、グリードが幹部連による総攻撃を提案する辺り、結構良かったと思います。
そうなんですよね、ドラクエでもスライムとかで経験値積ませてやらずに、いきなりデビルロードとか向かわせればいいんですよ、うん。
あと、梅沢先生お得意のレイプネタは、時代や世界を越えても健在のようで、ロックだと思いました。



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