●WJ46号感想 |
裏表紙のトルネコがとてもとても楽しそうに見えました。 はぐれメタルや悪魔神官の姿に何故かこみ上げるものがありました。 やりてーーー。 ☆☆☆ハンター☆☆☆ ヒソカとゴレイヌさんが、思ったより全然仲良くて一安心です。 ヒソカって、もっと話の通じないヤバい人なイメージがあったんですが(特にハンター試験前半など)、ゴレイヌさんと並んで歩いて普通に会話してるところを見ると、普通に話せる人みたく見えてきます。 今週でヒソカのイメージずいぶん変わりました。 でも「ヒソカは頭のイカれてるところが好き!」という女の子読者も絶対いると思うので、そういう人には今週のヒソカは微妙なんじゃないですかねー。 僕だってシズクがにっこり微笑んだりしたら嫌だし。 今週のタイトルでもある「恋愛都市アイアイ」は、単なる冨樫先生の遊び心で、面白かったですけど別に今後の展開に深く関わったりはしなさそうです。 「拾ってあげたら?知り合いになれるよ」「口ゲンカしないと今のコとは知り合えないよ」とか、ヒソカいってますが、彼は実際にそんなコトしますかね?すごく想像できません・・・。 でも「ここなら退屈せずに済むのに」なんて言ってますから、ヒマなときはアイアイで女の子とぶつかったりしてるんでしょう。きっと。 アイアイではゴンのくだりが一番面白かったです。絡まれてる女の子、どことなくミトさんに似てる気がします・・・。(最初は、だからゴンが助けに入ったのかと思いました。単なる天然だっただけみたいですが) 今週、いちばん気になったのは、ゴレイヌさんの台詞。 「ただし奴等が先にクリアした時の保険として、情報の見返りは約束させておこうぜ」 でしょうか。 この一言で「なぜ先にクリアされてはならないか」が、ほぼ確定しました。 やっぱり先着一組までしか賞金500億は支払われないようです。 今まで僕が、「先着一組しか賞金が出ないというのはないだろう」と考えていた根拠は以下の通り。 1、バッテラ氏の目的はクリア時に現物化できるアイテム3つ。特定のアイテムを求めているなら、クリア時にどのアイテムを現物化するか、契約書に明記するはずだがそれは書かれていない。つまり、たとえば「若返り薬が欲しい」といった具体的な目的はない。となれば、アイテムを欲する理由は、高額で売却するかコレクションとして所有するか。高額で売却する気なら、経費以上の値段で売ろうとするだろうから、それならアイテムはあればあるほど良い。よって先着一組に限定する理由が無い。コレクションするならば、既に2000億以上の金をソフト購入だけで費やしているバッテラさんが、こんな大切なところでケチるとは思えない。彼の個人資産は少なく見積もってもまだ2000億以上あるので(コミックス13巻参照)、二組まで、三組までというならともかく、一組のみというのは考えにくい。 2、このゲームのプレイヤーの多くは、バッテラさんが雇ったハンターである。同じ雇い主に雇われたハンターたちが先着1名の目標を目指すなら、当然、プレイヤー間で足の引っ張り合いが起こる(そして実際起きている)。それはバッテラ氏にとっても、いたずらにアイテム入手を遠ざけることになるはず。その程度のことが予見できないとは思えない。 以上、2点とも理屈が通っていて、僕は自分の考えに結構自信があったのですが、しかし所詮は推測の域を出ません。 今回のゴレイヌさんの台詞を読むなら、「情報の見返り=成功報酬500億の一部」です。 もし先着一組でないとすれば、「奴等が先にクリアしたときの保険」という言い方はおかしいですし。 それなら単純に「(オレたちの『一坪の海岸線』に関する)情報の見返りは〜」とだけ言えばいいはずです。前半部は余計です。 ということで、先着一組説は今週で極めて強固なものとなったわけですが、やはり上にあげた2点から、僕は素直に認めにくいです。 でも冨樫先生のことだから、きっと納得できる説明をしてくれると期待はしています。 黒猫とかだと絶対に出来ない期待ですね(笑) そのあと、ドッキリテクスチャーの便利な活用法その2。 最近思うことですけど、ハンターにおける「念」はJOJOにおける「スタンド」ですよね。 ですが、JOJOでのスタンドは例外はありますが、ほとんどが戦闘向け。 JOJOは話の中心もバトルの連続です。 一方、ハンターでは念の能力はスタンドほど戦闘に特化していません。 物によっては戦闘とは全く無関係だったりするのもあります(ギャラリーフェイクなど)。 しかし、職業「ハンター」は別に戦闘に特化したプロではありませんし、『ハンターに強さは基本条件』ではありますが、それは目的遂行上必要なだけであって、それだけ出来れば良いわけではありません。 広い意味で「目的を達成する」のがハンターの務めであるなら、念が完全に戦闘特化することの方が問題でしょう(ウボーはアホ強くて、それだけで十分なくらいの説得力がありましたが)。 JOJOのスタンド能力とか、戦闘する必要が無ければ何に使えというんだって感じですし(バッドカンパニーとか、エアロスミスとか)。 JOJOのスタンドは、「特殊能力による頭脳戦」を採用し、強さのインフレを防いだといわれていますし、ハンターの念も同じように考えられることしばしばです。 が、実際、ハンターではガチンコバトルなんてほとんど無いです。 能力だけ見るならシズクとかとても強そうには見えませんが、それでも旅団としては重要な人材ですし、そんな戦闘特化してないキャラでも一級の強キャラとして存在できる懐の深さがハンターの魅力かなぁ、と。このマンガの強さって、戦闘能力だけじゃなくって、もっともっと広い意味でのキャラ性能なんですよね。 ☆☆☆ハンターズファンサイト☆☆☆ シズク・パク・マチ組が意表を突かれたのは、ヒソカが二人になったからではなく、全裸だったからだと信じたいです。 ☆☆☆遊戯王☆☆☆ 流石に数週休めば、それなりに頭使ってそうなお話描きますね。 といっても、ひとつめの難関だけですが・・・(それも良く意味分からんし) あと、あれらはゲームじゃなく、純粋なトラップだと思います。 若かりし頃は「あらゆるゲームで相手を負かしてきた」おじいちゃんですが、歳のせいか、負けてばっかりのイメージしかないです・・・。 ☆☆☆ワンピ☆☆☆ 仲間になったイベントキャラは弱い、というのが少年漫画の鉄則ですが(除く男塾)、ワンピも例外ではなくガン・フォールおじいちゃん敗れます。 ところで、ゾロの三刀流に関する面白いページを見つけました。 「ワンピースの三刀流って、どうよ?」 刀を口に咥えていると歯を食いしばれないので手に力が入りません、というくだりにえらく納得してしまいました。 ☆☆☆テニスの跡部様☆☆☆ 内容といい、表紙といい、良く分からん一話でした。 今週のテニ王を読み忘れて来週読んでも、たぶん先週読んでないことに気付かないでしょう。 そんくらい内容の無い話でした。まるで最遊記のようだ。 ☆☆☆ナルト☆☆☆ 幻術「月読」の描き方があまりにショボくて、ガックリきました。 あまりに軽すぎて、「3日間刀で刺しつづけられる」恐怖も苦しみもサッパリ伝わりませんです。 来週くらいには、この技の存在をすっかり忘れそうなインパクトの低さ。外傷もないしね。 ☆☆☆アイシールド21☆☆☆ ノリノリなセナとか、面白い点はいろいろありましたが、先週まで程ではないですね、今週。 それでも十分「ヒカ碁」くらいには良く出来ていますが。 今までが良すぎたせいか、若干パワーダウンを感じてしまいます。 まあ、たまにはこんな時も。 ☆☆☆ミスフル☆☆☆ 先週のギャグセンスは奇跡だったようです。 虎鉄がこんな相手にレフトフライって信じられん。 納得の行く説明してくれ。30点差も信じられん。100点くらい取れるだろ。 ☆☆☆ボーボボ☆☆☆ なんだかんだいって、実際、ジャンプ読んでいちばん笑ってるギャグマンガってコレなんですよね。 今週は「11人いる!!!」が飛びぬけて面白かったです。 そういうSF少女マンガがあるんですよ・・・。 ゲーム版ボーボボの予約特典は「ぬのハンカチ」らしいです。 激ほしー。 ☆☆☆マンキン☆☆☆ 「オレは本体を叩く!再生が追いつかぬ程、徹底的にな!!!」 ヒィィィィィ〜〜〜〜〜。 マンキンが黒猫になっちまっただー。 ☆☆☆ソードブレイカー☆☆☆ おわっ!まだ続くんか!!? ☆☆☆黒猫☆☆☆ 「命をもてあそぶ研究には二度とたずさわらないと決めているんです!」 あー、あー、あー、考えられる中で最悪のオチをつけちゃいましたね。 まあ「再生の間に合わないスピードで破壊する」矢吹先生ですから、こんなもんだろうと期待してませんでしたけど。 ティアーユ博士、せっかくのナイスメガネなのに、こんなんじゃ萌えれませんわー。 エーテスの能力、手放しで最強だと思います。 乗っ取るのもずいぶんとお手軽のようだし。 クロロ=ルシルフルの「スキルハンター」が様々な制約あってのものなのに、エーテスのこの軽さは何なんでしょうねー。 こういうの見ると、本当に安易に作られたマンガだなー、って思わずにいられません。 エーテス、せっかくの変身能力も使い尽くさないままに消えていくんだろうなあ。 |
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