●WJ48号感想

今週のジャンプはなんだかお腹いっぱいでした。
全体的に良かったと思います。


☆☆☆ハンター☆☆☆

本当にツェズゲラさんと共闘することになり、なんだかとても嬉しいです。
垂直飛びであっさり越されるツェズゲラさん。
やっぱり念能力自体はそれほどでも無いようです。
しかし、その後強がるツェズゲラさんがとっても良かったです。
この人、意外と大人気無くて可愛いなー。
初登場時の人を見下した高圧的なイメージとは打って変わり、今週でツェズゲラさんのイメージはお茶目なオジサマとなりました。
ゴンにビーチバレーの特訓もしたようで、面倒見も良さそうです。
正月に甥っ子と本気で桃鉄やりそうな感じです。いいなあ。
ツェズゲラさん死なないで下さいね。

あと、レイザーさんの手下の人たちはNPC(ノンプレイヤーキャラ。モンスターとかと同じ)かと思ったら、生身の人間だったようです。
彼らはおそらくブラックリストハンターに捕らえられたちょっとした念使いたちだったのでしょう。
それで、レイザーさんの言葉から察するに、釈放(というか身柄引き受けか?)と引き替えにこのゲームに協力することを誓った、というところでしょうか。
しかし、反目するボポボ。
けれど彼の反目も仕方の無いことです。
まず、イベントキャラクターとして彼らは基本的にあの町から動けません。
やることといったら町で暴れたり酒を飲んだりすることくらいです。ヒマです
イベントキャラなのに、そのイベントまでたどり着く者もいません。やはりヒマです。
その上、常にレイザーの監視下にあり、刑務所よりマシとはいえ、自由はあって無いようなものです。
なにより、おかしな帽子を強制されています(現に彼は、まず帽子を捨てました)。
これじゃあ、耐えられないですよね?

そんなこんなで反逆したボポボを処刑したレイザーさん。
顔はいつもニコニコしてるのに、「バカが!」とかいって、案外コワイ人です・・・。
その下の6人の怯えた表情はちょっといいですね、特にメガネ
こんなしょぼい人たち、いったい今までどこに隠れてたんでしょう(というか、本当に念能力者なのか?)
帰りたいけど帰れない6人には、ボマーさんときの二人(モタリケさんだっけ)を加えてあげて欲しいと個人的には思ったのですが。残念です。

ところで今週のハンターは、ちょっとしっくりこない(?)ところがあり、揚げ足とりっぽい野暮な突っ込みをいくつか。
まずP400。ツェズゲラさんのチームは計4人のはずです。
それで1コマ目、2コマ目では4人揃ったところが描かれているのに、5コマ目では何故か二人呼んでいます。
まあイージーミスでしょう。
次にP405。「オレは卓球をやろう」の台詞の主が不明です。
消去法で行くならビスケになりますが、ビスケの一人称が「オレ」は無いと思うので・・・。
コミックスでは直るのかなぁ。


☆☆☆ヒカルの碁☆☆☆

吉川さんカッコイイなー。
このマンガのキャラクターでいちばんカッコイイと思うのは、もちろん僕だけでしょう。
吉川さんは僕の中での「容姿がカッコイイ男性」です。
ちなみに僕がこれまでのアニメ・マンガで最もカッコイイと思う男性キャラは御影草時。
(こんな人→http://www.venus.dti.ne.jp/~skz/utena/forever.jpg
「メガネ+垂れかかる前髪」二枚目の条件と信じています(違

塔矢家の食卓、ストイックでいいですねー。
密かにお味噌汁に具材がたくさん入ってるのが羨ましいです。


☆☆☆遊戯王☆☆☆

バクラが遊戯に手を貸す理由を偽るのはちょっとハンターぽかったです。
もちっと信憑性のあるウソをつけば、もっとハンターだったんですけどねー。ざんねん。

最後に出てきたボパサの虐待されっぷり酷いですねー。
これ見たら、背中に刺青入れられたくらいでぐちゃぐちゃ言ってたマリクってホントにダメダメだと思いました。


☆☆☆ワンピ☆☆☆

ワンピース史上、これほど真面目に張った伏線があったでしょうか。すごいや。


☆☆☆テニスの跡部様☆☆☆

なんだか日吉クンがすごく可哀想です。


☆☆☆A・O・N☆☆☆

変なセンスでレトリックを使うマンガになりました。
でも刃牙もそうですしホーリーランドもそんならしい(http://tiyu.jp/10月21日ニュース参照)ので、最近の格闘マンガでは珍しいことでもないみたいです。

こんだけ言っといてなんですが、格闘忠臣蔵というネーミングセンスは結構好きです・・・。


☆☆☆アイシールド21☆☆☆

ヒル魔キャッチ→セナ、疾走
の疾走感と迫力がただ事じゃない凄さでした。
身を乗り出す進に、狂乱する控え選手達。
栗田のブロックの合間を抜けるセナ、そして叫ぶ監督。
すんごい効果的です。

もう一つおまけに、P66の怯える石丸がすごく可愛いと思いました。


☆☆☆ミスフル☆☆☆

むぐう、どうしたことでしょう。
今週も酷く面白い・・・・・・。
前半のゾンビネタはどうでもいいですが、後半の「電気流しを引き受けた沢松」「卍シュート」「相変わらず口が悪いな」
そして何より、人様のグラウンドに校章を残して去る華武高校
あー、こういうセンス、大好きです。
鹿目先輩の回想シーンからラストまでは「焼きたて、ジャぱん!」くらい面白かったです。

ちなみに電気流しの件は、アイヒマン実験という有名な心理学の実験があるのですが、それが頭をよぎって凄く面白かったです。
鈴木先生も絶対いくらかは意識してると思いますね〜。

しかし、こいつらが8勝2敗って甚だ納得いきません
高校生はそんな化け物ばかりじゃないと思うんですけど。


☆☆☆いちご☆☆☆

大草の「じゃ、西野と付き合えばいいじゃん」は僕の中での結論でもあります。
何を悩むことがあるんだ・・・・・・。普通に理解できません。


☆☆☆ソードブレイカー☆☆☆

キャラが驚きながら「〜〜したーー」とか「〜〜になったーー」とか言うコマが多いマンガだと思います。
毎週驚いてる印象しかありません。

最後のページの鎧はすごいですねー。
今週のジャンプでいちばん笑える2Pだと思います。
変身後のグリードのカッコ悪さも相当なものでしたが、コレは輪をかけて酷い気が・・・。
こんな鎧着なきゃいけない時点で勇者なんて成りたくないですね。
ああ、恥ずかしい。

しかし、向日学人クンのムーンサルト程にはインパクトないのが残念。
ベテラン梅沢先生の実力を持ってしても許斐先生は越せないのか・・・。

(021030追記)

こんなものを見つけました。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~rounin/sb.jpg大田優一ウェブサイトさんから)
お手持ちのジャンプと比較してみてください。
ビックリですね。描く人が描けば、ここまでカッコ良くもなるのです。
しかし、どちらがよりロックか、と言われれば、やはり梅沢御大に軍配を揚げざるを得ません。
全体的なもったり感、引き締まらないミコトの口元、「これは動けないんじゃないのか?」と思わずにいられない不必要な重量感。
人の常識を打ち破ってこそ、ロックですよね。


☆☆☆黒猫☆☆☆

星の使徒雑魚兵の目的が、何時の間にやら「トレインの攻撃方法を知ること」に変わってる気が・・・。
あれ?もともと、この人たち何しに来たんだっけ??

「弾丸の軌跡さえ見えなかった」って、普通は見えるもんなんですかね。
もちろん試したことないから分かりませんけど、拳銃の初速秒間200〜300メートルらしいです。
んー、音速ですねー。
ちなみに「弾丸速度が速い=威力が高い」訳ではないそうですが(弾丸は貫通するより体内で破裂した方が殺傷力は高いため)、速度が速いと防弾チョッキなどを着ている相手には有効らしいです。
というわけで、今回の話は意外と理にかなってるみたいです。


☆☆☆ベースボールラブ☆☆☆

代原の中では「くらげニ中」と並んでどうかと思う作品ですが、今週は案外マトモでした。
いや、決して面白くはなかったですけど。読んだ後、疲れを感じなかったので。

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