●WJ1号感想 |
まだ12月頭なのに1号なのは何故なのかと、小学生の頃から気になって仕方ないです。誰か教えて下さい。 ☆☆☆ハンター☆☆☆ とりあえず、ボールは丈夫に作られているものだと、納得することにしましょう。うん。 じっくり時間をかけて練ったゴンのオーラはたぶんすごいんでしょうけど、すると、コミックス9巻のウボー対クラピカで、ウボーが「全開だ!!!」の1コマで練ったオーラは見た感じゴンのより凄いです。ゴンもまだ旅団には遠いんだな、ということで一安心。 後は、キルアの手がどんなことになってるのか気になるところですね。 蚯蚓さんみたくなってたら恐いなァ。 ところで、今回のドッジ編って、もしかしてハンターで初めて本格的に描かれたゴンの格闘シーンなんじゃないでしょうか。 天空闘技場のヒソカ戦も結構本格的(?)でしたけど、いかんせんあちらは最初から勝ち目のない戦いでしたし。 最近のハンター、毎週面白いことは確かなんですけど、大ゴマいっぱいです。 個人的には文字がいっぱいの回の方が好きです。 でも立ち読みで済ましてる人とかはこういう展開の方がいいのかなあ。 ☆☆☆グラナダ☆☆☆ 読切の時には、なかなか良いセンスだと思いましたし、まあ今回のも決して悪くないんですが、どうにもこうにも打ち切り臭がプンプン漂うんですよね。 設定は悪くないんですけど、どうも今週のを読んだ限りでは、長期間その設定を上手く使いこなしていけないような、そんな気がします。 超科学の遺産が出てくるマンガとしては、やっぱりバビル2世を思い出します。 バビル2世の持つ科学力とエスプ能力も、かなり甚だしい強さでしたが、ちゃんとヨミというライバルがいました。 バビル2世は本人のエスプ能力と、強力無比な3つのしもべ、そして防衛拠点バビルの塔を持つ少数精鋭。 一方のヨミは全世界的に広げた秘密基地と、各国要人のコネクション(部下を潜入済み)、現代科学力(ロボットなど)。ヨミ本人もバビル2世と同程度のエスプ能力を持ちますが、数で勝負というイメージが強いです。 ヨミは決してお馬鹿さんではないので常に全力を尽くしますが、バビル2世の力はあまりに強大で、読んでるこっちが「ヨミ、かわいそう、頑張れ!」って気分になってきます。どっちがヒーローだか分からないくらいです。(ヨミは部下想いの悪の首領でもあります) しかし、そんなヨミも失敗を重ね、兵力を削がれながらも、一手一手バビル二世を追い詰めていきます。 主人公がバカみたいに強いマンガというのはありがちですが、それによって悪の組織の苦悩を描き、また単体の能力自体では勝っているのに少しずつ追い詰められる主人公を描いたバビル二世は今読んでも十分に新しい、スリルある作品だと思います。 まあそんなわけで、グラナダも主人公が強力な科学力を持つのはいいですが、その科学力を少しずつ理詰め・消耗戦で追い詰められるような、そんなライバルや敵組織が出てくれば、僕好みの話になるなあ、と思ったり。 別にバビル2世を描けといってるわけじゃないんで、面白くなればどんな形でもいいんですけどね。 でも、最後の1コマ「永遠に続くと思われた あの長い一日に向かってね」には少し期待しちゃいます。 その一日を少なくとも半年くらいかけて描いて欲しいです。 ハンターのヨークシン編のような、込み入ったお話を描いてくれれば、この設定も活きてくると思うのです。 しかし、いとうみきお先生の前作「ノルマンディー秘密倶楽部」の印象からすると、とてもそんなものは描いてくれそうにないなあ、というのが残念ながら正直なところですが。 ☆☆☆テニスの王子様☆☆☆ 先週のテニプリがあまり面白かったという声を聞かず、やはり自分の笑いのセンスが異常だったのかとビクビクしています。 今週は乾先輩の辺りまで結構笑えたんですが、やけにあっさりしたラストは微妙でした。 奇妙な起き上がり方をする菊丸のコマは・・・・・・狙うとあんまり面白くないですね。 そして唐突な展開で、手塚の九州行きが伝えられたんですが・・・ これは1週置くべきだと思いました。 ギャグの後、いきなり本編に戻ってあんなことを言われたら、誰だって違和感を感じると思います。 ☆☆☆黒猫☆☆☆ サヤ=ミナツキが普通に会話してるとこが描かれたのは、おそらくこれが初めてだと思うのですが、意外に正統派(?)萌えキャラだったので困りました。 ・・・ちょっとかわいいなァ。(黒猫に萌えさせられていることに対し、己のプライドが許さない様子) ☆☆☆こち亀☆☆☆ 全盛期に比べるとクオリティが格段に下がり、非常に評価の低い昨今のこち亀ですが、今週の山手線双六のように光るアイデアは散見されるんですよね。ただ、それを最後まで描ききれていないのが問題ですが。 山手線双六は実地にやるのは有り得ない話ですが、机上のボードゲームでなら、なかなか熱いゲームになりそうな気がしませんか。 範囲は東京限定にして、東京から抜け出たら脱線した駅に戻れるとか。 他にも細かなルールを定めていけば、ゲームとして成り立ちそうです。 土地勘があれば熱いゲームになるんじゃないかと、思ったりします。 ☆☆☆ワンピース☆☆☆ これまで僕は、ワンピースは良くも悪くも主人公しか活躍しないマンガだと言っていましたが、今週シャンディアの人が神官を一人倒してビックリしました。 エネルさまも生き残りは5人宣言を出し、この先混戦となること必定のようです。 本格的な三つ巴戦なんてワンピースでは初めてのことです(海軍は戦力になってなかったので)。 面白くなるかどうかはまた別の話ですが、今までと違う方向性に手を伸ばしたワンピに今は素直に期待したいです。 ☆☆☆ミスフル☆☆☆ 前半のギャグでは普通に笑えました。 最近のミスフルは、前半は普通のギャグマンガで、後半は”テニプリのような”ギャグマンガ路線というスタイルが定着している気がします。 この形だと意外と面白いので(前半も後半も)、今後もこれで行って欲しいですね。 特に、狙って”テニプリのような”ギャグマンガが描けるというのは鈴木先生の極めて優れた点だと思うのですが。 まあ、華武高との練習試合が始まったらどうなることか分かりませんがね(ミスフルの試合は”笑えない”シリアス路線になりがちなので) ☆☆☆ウルトラレッド☆☆☆ 「予選で早くもこの組み合わせとはな・・・ 打ち切りってやつか・・・」 ☆☆☆AON☆☆☆ 読者の疑問には何も答えず、言いたいことだけ言って終わってしまいました。 面白いわけでもなく、梅澤先生のようにツッコミどころ溢れるわけでもなく、多すぎるメッセージは心に響かず、何だかなあってマンガでした。 AONが単行本化されても、その一冊を読むより、ソードブレイカーの鎧の1コマを見た方が確実に面白いと思います。AONは半年経ったら絶対忘れるでしょう。 AONが打ち切りとなったいま、「ソードブレイカーって面白かったんだなぁ」との感慨でいっぱいです。 ソードブレイカーも勿論ダメ漫画でしたが、あのマンガは忘れられませんからね。 巻末の作者コメントによれば、これがラストチャンスだったとのこと。 まあ、次は秋田書店でガンバッテください。 先生の暑苦しいマンガは、たぶんチャンピオンの方がまだ似合ってますよ。 |
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