WJ14号感想 |
「いよいよ、『真・女神転生3』発売!!この号が出る頃には悪魔と戯れていますよ、僕は!!ふふふふふふふふ」 目次欄の「OK!JUMPGUY!」より抜粋。 そういうわけで、僕も日々メガテン三昧です。 今週の感想が手抜き気味に感じられたとしたら、それはそういうことです。 ☆☆☆ハンター☆☆☆ 何故か生きていたツェズゲラさんチーム4人。 じゃあ、前回倒れた人は傭兵の人だったんでしょうかね。 あの状況で、どうやってツェズゲラさんが逃げたのかさっぱり分からないのですが・・・。 今週1P目を見る限りではてっきり全員殺られたのかと思いました。 ゴレイヌさんに96種のカードを持たせているのも、微妙な戦略ですね。 これまでのツェズゲラさんとボマーのやり取りの中で、一度でもボマーさんが現在のランキングを確認する気になれば、ゴレイヌさんの存在はバレバレとなってしまいます。 ゴレイヌさんが96種持っていることに気付けば、まずツェズゲラさんとの関係を疑うし、そうでなくともクリアー阻止対象になると思います。 傭兵のキャンセルが無ければツェズゲラさんの作戦は功を奏していたでしょうし、そう考えると、結果オーライではありますがハイリスクに過ぎる賭けだったように思われます。 あと、今週なにげに大事な一言だったのが バッテラ「逆に、世間には情報がいかないよう操作した」 だったと思います。 ヘボプレイヤーも多く、ゲーム脱出手段もさほど難しくないこのゲームが、「生きて帰ったものはいない」といわれるほどの伝説のゲームと化しているのは、多分にバッテラさんの情報操作があってのことだと分かりました。 バッテラさんと、そのゲームクリアーの目的は、あまりにも順当過ぎたきらいはありますが、まあこんなとこですかねー。 後は、先着1名の理由を何とか解明して欲しいです。 ☆☆☆アイシールド21☆☆☆ 前々から、各個のキャラクターを描くことが巧い漫画だとは思っていましたが、今週の石丸やハァハァ3兄弟までキャラを立ててくるとは・・・。 しかも、それが非常にスマートで後味良く魅力的です。 仲間集めという、描き辛いエピソードを非常に軽快にこなしています。 話にスピード感があり、キャラが輝き、アメフトの頭脳プレー・パワープレーの魅力も伝えています。 そして今まで囮に使われていた主人公セナが、ラストを盛り上げ、次につなげることにより、読者にカタルシスを与えます。 今週一話だけを見ても、その必要なものだけを丁寧に整然と詰めこんだ展開には美しさすら感じます。 本当に、連載始まってかなりの期間が経つと言うのに、この面白さは一体どうしたことなんでしょうか。 すごすぎます。 ☆☆☆ミスフル☆☆☆ 今週2P目の蛇神先輩の三振シーンが、ひどく笑えました。 なんか、ぜんぜんピンチな感じがしないんですけど・・・。 左の驚いている人たちの顔が、さらに滑稽感を煽ります。 まじめな感想を書くと、バッテリーAとBの使い方に納得させられました。 なるほど、パワーはあるが頭は足りない犬飼を全力投球させておいて、犬飼が暴走を始めたら鹿目先輩にチェンジするというわけですか。 このマンガにしては、非常に良く考えられていると思いました。 犬飼は球威うんぬんはともかく、いかんせん人間として足りないものが多すぎます。 入部試験の紅白試合で猿野のチームが勝利したのは、全て犬飼の自滅のせいで、そう考えると十二支のピッチャーとしては鹿目先輩一択だと思ったのですが、犬飼も鉄砲玉としては使いようがあるということですか。 ☆☆☆テニ王☆☆☆ 天根と書いて「ダビデ」と読ませるのは、もしかして本名なのでしょうか。 許斐先生は声優ユニット「青酢」の一件を見ても分かるとおり、ネーミングの天才なのであり得ないことではありません。恐ろしい。(拒否権のない声優たちがかわいそうでなりません) 天根さんはなんとなく坂本竜馬をイメージしてる気がするのは僕だけでしょうか。 ☆☆☆黒猫☆☆☆ おお・・・・・・。 なんだか、信じられないくらいの ロムからゲームに移るくだりは、G.I.が脳裏でダブりました。 矢吹先生は、そんなに冨樫先生のことが好きなのでしょうか。 昔、オアシスというバンドが「僕たちはオリジナルがやりたいんじゃない、ビートルズになりたいんだ」といったように、矢吹先生もオリジナルが描きたいのではなく、ハンターを描きたいのではないでしょうか。 黒猫のファンの人たちは、矢吹先生のオマージュを、やはり「謙虚だ」「洒落ている」と受け止めているのでしょうか。 ギャグ漫画でなく、これほど他作家の漫画を引水した作品も珍しいと思います。 すごいなあ。 |
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