WJ32号感想

あーん、今週は黒猫がお休みだー。
寂しいなあ。
でも、作者取材じゃしょうがないですよね。
矢吹先生にはたくさん取材してもらって、たくさんインスピレーションを受けて欲しいですし。


☆☆☆ハンター☆☆☆

1ページ3コマ目を除き、今回も絵は全滅気味・・・。
しかし、こないだの鶏の丸焼きといい、なぜ1コマだけは描きこむのでしょうか?
何かの暗号・・・??
単行本化に際して直すといっても、これだけ直すのは大変だと思うのですが。

作中ではグリーンピースを彷彿とさせる過激エコ団体NGLが登場。
黒い噂があるというのは、交通・通信手段が原始的なうえ、外部の人間が銃などを持ち込めないため、犯罪者の隠れ家・逃亡先として使われている、という感じですかね。
今週は感想が書きにくい・・・。
女王蟻さんは人間の血が薄いくせに、やたら饒舌で、思考が論理立っていて、レトリックが巧みです。


☆☆☆サムライの詩☆☆☆

な、なんかすごい・・・。
すごく言い表し難いんですけど、こういう渡米物語のパロディーを描いたら「サムライの詩」になった、って感じですかね。
P39の2コマ目と3コマ目は狙ってるとしか思えない、間抜けな構図。
マイケルのポーズもコーチの風貌もアメリカを馬鹿にしているみたいで笑えます。
次、イエッサーだし。

何だかなあ。具体的にどうこう言えないんですけど、すごい間抜けな話でした。
ブンドル選手の意味不明な登場とか、ご都合主義が笑えて仕方ない。
悪い意味で苦笑の絶えない良いマンガでした。
黒猫の代原と考えるなら、まだまだ役不足ですが。


☆☆☆武装錬金☆☆☆

あちゃーーー。
やってしまいましたか。
和月先生の「絶対にやおいは描かせねえぜ。腐女子人気なんざ必要ねえぜ」という確固たる意志は好感が持てるのですが・・・。
パピヨン・マスクかぁ〜〜。
せっかくの人間敵キャラを出したのに、こんな使い方をしてしまうなんて・・・その男気はあっぱれです。

第一話では男の子がお腹を出していたら女子が逃げてましたし、今回は携帯に女性の名前が入ってるだけで大騒ぎしてるし、良く分からないセンスですが、高校の頃ってそんなもんでしたっけ
(・・・・・・いや、そんなわけはなかった気がする)


☆☆☆ごっちゃんです☆☆☆

ふむ、残念。そっち方向に進んでしまいましたか・・・>ランディー
このマンガの行く末は何気に楽しみだったんですけど、ここで下ネタを使ってくるようでは期待できません。
順位もキックスと並んで順調に下がっていきますし、こりゃ打ちきりでしょうね・・・。


☆☆☆マンキン☆☆☆

力関係とか、さっぱり分からないです。
マルコって、目が見えないとかそんくらいでどうにかなっちゃうようなレベルだったんでしょうか。
アナホルはシャーマンなのに、何で大会に参加してないのかも分かんないですし。
どうも、最近のマンキンは読者の納得行くマンガを描こうとしていないフシがあるように思われます。
最終的に話がまとまるならば構わないのですが、最近のあまりのはっちゃけぶりを見るとどうにもムリな気がしてきます。


☆☆☆ミスフル☆☆☆

今週の目玉ギャグは選手宣誓ですよね。
スポーツマンシップに「則る」のではなく、「乗っ取る」のですか、上手いこというなあ。
これは「オレたちなりのスポーツマンシップで戦うぜ。それがオレたちの正々堂々だ」という意味でしょうか。
そして、その自己流『スポーツマンシップ』ではユニフォームに弾丸を巻きつけていてもOK、と。


☆☆☆ワンピース☆☆☆

今回のエネル戦はあっさり終わってくれるのではないかと期待していたのですが、とても残念なことにルフィは下に落下して、しかも無事でまた船を目指しているし、ウソップやサンジは敵を捜すところから始めてるし、エネルさまは見た感じ(相変わらず)ダメージないし、今回もだらだら続きそうです。
まあ、どうでもいいんですけどね。
別にエネル戦が終わったからって、特別楽しくなるわけでもないし。
それにしても、こないだの跳弾で終わっとけば良かったのになあ。
どうして無駄に引き伸ばそうとするのだろう・・・。


☆☆☆テニスの王子様☆☆☆

いじめでしょう。


☆☆☆いちご100%☆☆☆

なんだ、このエロマンガは・・・。
(↑最近6週間くらい思ってたこと)


☆☆☆ドッキリ☆☆☆

ま・・・まさか・・・、まだ続くというのか・・・。
(↑驚きととまどいが隠せない様子。毎週、来週こそは!と思っているのに)


☆☆☆ボーボボ☆☆☆

Jいいなあ。
すごくいいなあ。


☆☆☆十二傑新人漫画賞☆☆☆

何気に最近のジャンプで最も楽しみなページとなりつつある、コレ。
今週も矢吹先生のありがたーいお言葉を拝聴することができます。
えと、第二回のテーマは「キャラクターで魅せろ!!」
本当に絵にしか触れませんね!
まあ、矢吹先生の才能の中で、最も人に教えやすいのが絵ということなのでしょう。
あのストーリーやセンス、豊富な科学知識は伝えようとして伝えられるものではないでしょうし。
「読者がいちばん注目し、魅力を感じていくのは、やはりキャラクターの絵なのである!」ということで、今週はデザインキャラの顔についてです。

デザインですが、えーと、なになに・・・
「カッコイイ顔はもちろん魅力的だが、服装や装飾銃を含めたそのデザインに注目」
「余りに個性的、しかし変ではなく、カッコ良さは保っている」
ことが大切だといいます。
なるほど、相変わらずためになるありがたいお言葉です。
そういえば、黒猫には多数の個性的でカッコイイ武器や服装が出てきましたね。
まず、なんといっても目に付くのが、主人公トレインの服に付いているドーナツ!
いやあ、カッコイイですね。
とっても個性的ですが、しかし変ではなく、カッコ良さを保っています。
トレインのライバル、クリードの武器も個性的ですよね。
見えないだけでなく、第2形態ではとても狂暴な外見に変形します。
これも危険なイメージがして、すごくカッコイイです。個性的ですが、変ではなく、カッコ良さを保っています。
ややもすると、ドラクエの「ひとくいサーベル」を想起してしまうほどに個性的です。

次のステップは「キャラクターは顔が命」
キャラの表情をしっかり見せないと、感情移入ができずに、その漫画がつまらなく感じてしまうのです。
なるほど、黒猫の素晴らしいストーリーや演出も、こういったかな工夫により、一層の魅力を発揮しているのですね。
僕も黒猫を読んでいて、いろいろなキャラクターに感情移入してきました。
記憶に新しいのは、前回の自分の能力を説明できないことに苦しむスヴェンでしょうか。
しかし、先週のジャンプを読み返してみても、一見するとスヴェンはそのような表情をしているようには見えません。
これは一体どういうことでしょう??
いやいや、先週のスヴェンの表情をよくよく見てください。
平然としているように装っている表情の奥底から、たとえようのない悲しみのようなものが感じられる気がしなくもないとは安易に断定できない雰囲気をそこはかとなく感じたりはしませんか?
素晴らしいですね。
単に感情を表すのにオーバーな表情を作るだけでなく、あえて平べったい表情を描くことにより、心中での葛藤を表面に出そうとしないスヴェンの懊悩がイヤというほど伝わってきます。
感情移入できる表情とは、まさにこのような物のことをいうのでしょう。

・・・なんか、我ながら苦しい文章なのでもう終わります。

矢吹先生は偉大です。
矢吹先生は偉大です。




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