WJ48号感想 |
現代漫画事情―「神撫手スレによる黒猫紳士の召喚について」 486 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:03/10/07 15:51 ID:sjrkSVYI >>484 そうなんだが・・・「○○のコマが良かった」とか シナリオの展開の仕方について話そうとするとかあるだろ? なんで信者は通り一辺倒の誉め方しか出来ないのか不思議でしょうがない 面白かった点についてもっと気持ちを共有すればいいのに ふーか萌え もはやこんなんでもいいから
487 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:03/10/07 15:56 ID:4U88iX33 じゃあまだ3話なんだからもうちょっと生暖かい目で見ようよ よしがんばって誉めよう。 ただ絵を盗むだけにしなかったのは正解。 …俺の頭じゃだめそうだ。
490 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[] 投稿日:03/10/07 16:06 ID:yveM7O8T じゃあ俺も頑張ってみよう 老女と幼女に振り回されるあきと萌え あと、ママンのなぜか無駄にミステリアスなメッセージが想像を掻き立てるよね! それから、普通ならつかみのはずの2、3話で、山場らしい山場も作らずに、 能力説明とレギュラーのキャラ固めしかしない所かな 週刊漫画のセオリーをぶっちぎっちゃう作者の非凡さを感じられるよ ・・・誰か黒猫紳士呼んできてくれ 俺には無理だ
492 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:03/10/07 16:17 ID:sjrkSVYI みんな、無理言ってゴメン。
493 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:03/10/07 16:21 ID:VJu2+3EK ネタが既存の漫画の使い古しだから安心して読める。 キャラと話に深みも個性も裏づけもないから無いから安心して読める。 限られた時間の中で読み飛ばしてもなんら損失とならないので安心して読める。 破綻している設定もギャグだと思えれば笑って破り捨てれるので安心して読める。 自分の人生において10週という限られた時間しか接点がないので安心して読める。
494 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:03/10/07 16:22 ID:BKAG1xCg 神撫手紳士スレはここですか?
僕は最近2ちゃんは紳士スレしか見てなかったのですが、黒猫紳士の存在が他スレにおいてここまで公然たる存在になっていたとは思いませんでした。 クソ漫画あるところに、紳士あり。 さすがは矢吹先生のBLACK CAT。 矢吹先生は偉大です。 ……ところで。 1 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[] 投稿日:03/08/19 09:46 ID:nW2LdU7A マチが萌えるなんて言ってる香具師は素人。 3 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[] 投稿日:03/08/19 10:07 ID:BXFVIwsw >>1 某サイトのシズク狂の方ですか? (『ハンタのシズクってカワイイし処女だから大好き』スレより抜粋) ……あの。 もしかして、僕……疑われてたりしませんよね?? (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル というわけで、長々と前口上書いてすいません。 ↓から今週のジャンプ感想です。 ☆☆☆ハンターズファンサイト☆☆☆ 柴犬であることは認めますが、アレはマチじゃないでしょう・・・。 ☆☆☆ハンターハンター☆☆☆ 応援部隊はネテロ会長(!) ・・・やられました。 応援部隊第一陣はそこらへんのハンターが10人とか20人とか来るのかと思ってたんですが・・・。 いきなりネテロ会長自身が手練を二人だけ連れてくるとは。 しかし、よくよく考えてみれば当り前の話ですよね。 ネテロ会長自身が出張るということまでは読めなくても、初手から最大戦力を投入してくるというのは読むべきでした。 ハンターハンターは基本的に登場人物が全力を尽くす漫画です。 各人がその時々に打てる最良の手を尽くし、それでも状況と力量により勝者と敗者に分かれる、というのがハンターです。 無論、そこらへんのしょっぱいキャラクターならば、油断や浅慮から致命的な事態に陥ることもありますが、今回、選択の主体はハンター協会です。 ハンターという人種は、この漫画における”もっとも優れたる者たち”であり、その総本山がハンター協会です。 その”もっとも優れたる者たち”が打ち出す戦略が、穴だらけであるはずがないのです。 つまり、ハンター協会に応援を打診したならば、ハンター協会は初手から最善手を打つ、ということは十分想像できることだったのです。 新米中忍+下忍4人に重要任務を任せるようなことはしないのです。 ――で、そんな応援部隊のモラウさん。 「勝敗なんて揺蕩ってて当り前」 「100%勝つ気でやる」 と気を吐いていらっしゃいます。 一方のメガネさん(カッコイイ)も 「人は得体の知れないモノに出会うと、それを過大に評価するものです」 と、ずいぶんと強気です。 一般的な漫画では、このような大言壮語するキャラクターは大体死相が出ているものです。 そして、彼らもやっぱり死にそうな気がしてならないのですが、しかし先ほどの 「ハンター協会ならば常に最善手を打つ」 に照らして考えるならば、彼らはあながち口だけではないのかも知れません。 もしかしたら、キメラアント編が終了しても3人とも生き残るのではないかとさえ思わされます。 それはやはり、ネテロ会長も一緒というのが大きいのですが、しかし、冨樫先生はカイトですらアッサリ殺してしまう御方。 ネテロ会長が死なない保証などどこにもないのですがね。 彼らの死にそうな感じを強化するのが、モラウさん自身のあの言葉 「勝敗など揺蕩ってて当り前」 これは、(キルアから見て)猫娘さんが彼ら3人より強くても、彼ら3人が勝利できる可能性があることを示唆してもいますが、もちろん同時に、あれだけ自信のある2人でもアッサリ猫娘さんに殺られる可能性があることも示しています。 それにしても、モラウさんの一連の発言はオーラの総量や攻防力移動などがある程度以上のレベルに達した者同士での話だと思うのですがね。 モラウさんネテロ会長と猫娘さんでは勝敗は揺蕩ってるかも知れませんが、ゴンキルと猫娘さんでは揺蕩ってはいない気がします。 このモラウさんの言葉が今後どのような伏線となり、キルアの行動に影響するのか。 実はモラウさんの命運は、そのキルアの行動次第な気もします。 つまり、揺蕩わないレベルの違いがあることをキルアが再確認したなら(モラウさんの言葉を後で否定したなら)、モラウさんは同じ頃に猫娘さんなり何なりに殺られているでしょう。 あと、モラウさんの言葉は、(彼の言葉を鵜呑みにして良いのなら)ハンターの世界観を理解する上でとても大切なことを示してますよね。 つまり、シャルナークはアンテナさえ刺せば誰にでも勝てるのです。 ブラックボイスの能力が説明された時から、あまりにも強すぎる能力じゃないか、こんなんでいいのか、と思っていましたが、ハンターの世界では全然アリみたいです。 「アンテナ刺したら勝ち。以上!」 これが成り立つ世界のようです。 ノブナガがファンファンクロスで捕えられたのだって、そういえばそうですよねえ。 少しだけ本編の感想を続けますと、ネテロ会長の放った「刺客」の意味が良く分からないです。 刺客というのは暗殺者のことですけど、いったい誰を暗殺するつもりなんでしょうか。 ネテロ会長はわざわざ二人を試すためだけに、暗殺者を用意した?? そんなことにわざわざ人を裂くというのも今一つ考えにくいです。 あと、あの割符(笑)は「飛車」と「角行」なんでしょうか。 最初見たとき、普通に「飛行」かと思いました。 あれ、くっつけたらアカンパニーよろしく、最寄の街まで飛んでいくのかと。 それと冷凍庫が100人分はちょっと小さすぎるんじゃないかと思ったりしました。 一日に250人分食べるんなら、長期保存に100人分は少ないですよね。 まあ、揚げ足とりみたいなもんですけど。 それにしても新キャラのメガネはカッコイイなあ。 ☆☆☆ワンピース☆☆☆ なんか、先週のハンター見て以来、ワンピースが醒めて醒めて仕方が無いのです。 たぶんアツイ内容なんだろうけど、全然ハートに響かないです。 はァ・・・がんばってるねェ、という感じで。 とても白々しく感じます。 この「ワンピースがまったく楽しめない」という状況を打開するために、何らかの方策が必要なのかもしれません。 たとえば、先に風天組を読むとか・・・(最近、黒猫と神撫手はある意味楽しいので、この用途では利用出来ません) ☆☆☆ナルト☆☆☆ 太い人がチョージの悪口をぐちゃぐちゃ言うところとか、チョージが最後に怒ってることをぐちゃぐちゃ言うところとか、それさえ無ければ悪くないんですけど残念です。 文章が長いくせに全然洗練されてないので、読んでいて白けます。 もうちょっと気の利いた台詞でバカにしたり、怒ったりして欲しいです。 ☆☆☆テニ王☆☆☆ 『肺を4つ持つ男』 ――牛かよ! 中学生にこれはいじめです。 ☆☆☆サソリ☆☆☆ この漫画が、何気にそれほど悪く無いと思うのは、他の新連載陣がヘボすぎるからでしょうか。 鷹丸クンを特例で合格させるなら、イタチの人も合格させてあげればいいのに、といまだにイタチの人を推している僕はしつこいですか。そうですか。 で、イタチの人はまだ今後も絡んできそうなのは良いですね。 非戦闘要員を物語に絡ませようとしている事に、僕はとても好感を抱くのです。 ☆☆☆ミスフル☆☆☆ それまでの取って付けたような熱血ライクな展開が、最後の梵字バットに繋がる長〜〜い前フリだと言うならば、今週のミスフルを認めます。 どんなシリアスを気取った展開でも、梵字バットが出た瞬間からそれはギャグです。 ☆☆☆神撫手☆☆☆ ハンターを黒猫と神撫手でサンドイッチするという、ジャンプ編集部の思惑は僕などには分かりませんが、今週も物凄い内容でしたね、神撫手。 ええ、一言で言うなれば、アレです。ホラ、アレ。 絶 対 知 欠 空 間 第二話で1日に1回しか使えない神撫手を2度使って以降、華々しい活躍を遂げてきた神撫手ですが、遂に今週はゆでたまごに並んだと思います。 「第六話 北斎の眼」 振りかえって見ると、このタイトルから既にギャグです。 そう、今週の神撫手は、まったく新しい「動体視力」の概念に挑んだのです。 まるで知欠先生が新しい重力の概念を編み出したが如くに。 彼は言います。 「専門家も見間違うほどの母の絵をどうやって真画と見抜いたか」 「パッと見てわずかな違いを見分ける」 ↓ 「動体視力が優れている」 ・・・ハァ???? えっと……その絵は時速200キロで空を飛んだりしてるのでしょうか。 それをパッと見て真画か否か判断したのだとしたら、それは確かに動体視力です。 ですが、彼は 「長いこと見てると余計分かりにくくなる」 から、パッと見て判断しているらしいです。 それ、動態視力じゃねえよ。 どうたいしりょく 【動体視力】 〔「動態視力」とも書く〕 視線をはずさずに,目の前を動く物体の動きを追い 続けられる視力。 百歩譲って「長いこと見てると余計分からなくなる」 というのがありうるとしましょう。 でも、だからって一瞬見たから分かるという審美眼が、イコール動態視力の賜物だなんて、そんなハズがありません。 何と言い換えれば良いのか分かりませんが、それが動態視力でない事だけは明らかです。 そうですね・・・・・ あえていうならば、それは「勘」でしょうか。 あと、今週素晴らしかったのは、どっかのサイトの掲示板に画像をアップしようとしているだけの素人にわざわざ刺客を放って殺しておきながら、その一方では海外のブラックマーケットに関わっているという情報は公然と流れているところですね。 悪評が流れるという意味では何一つ変わらないと思うのですが、方や殺人まで犯して予防し、方や放置。 それと、今週主人公は肩に一太刀、腹に一蹴り、神撫手使用で3日寝こんだそうですが、第1話で銃で撃たれながら平然としていたバイタリティはどうなったんでしょうか。 ブラックマーケットと合わせて考えるに、きっと堀部先生は過去に拘らない人なんでしょうね。 堀部先生も偉大です。 ☆☆☆黒猫☆☆☆ ハンター包囲網の一つ。前門の黒猫、後門の神撫手。 これはやはり、ジャンプ編集部が神撫手の堀部先生を矢吹先生に匹敵するほどの実力派と考えている証拠でしょう。 確かに最近の神撫手の成長は著しいものがあります。 まだまだ矢吹先生にはキャリアと実績で及ばぬとはいえ、そのポテンシャルは矢吹先生をも超えたのではないかと思える程です。 おっと、閑話休題。 危うく矢吹先生への信仰心を失うところでしたよ。 恐るべき神撫手。 それで、今週の黒猫ですが、第一の見せ場はムンドックさんとトレインの鈍器対決シーン(P190)。 彼らの獲物はどちらも 1、鈍器である 2、銃器として使用することも(あまり推奨されないが)不可能ではない という共通性を持っています。 これらの黒猫を象徴する鈍器対決。 いやあ、すごい迫力ですね。 分厚いトゲトゲ棍棒を銃身で受けとめるシーンは、「やっぱりハーディスは鈍器なんだな」という確信を与えてくれます。 次の見せ場は淑女イヴによる謙遜の台詞ですね。 イヴ 「無理よ……。ゲーム機と人体じゃ全然違うし」 さすがは淑女の鑑、イヴ嬢ですね。 もう、いまさらナノマシンの限界性などを口にされても毛ほどの信憑性もありませんが、それはそれとして己が万能ではないことを主張し謙遜しようとする、その奥ゆかしさは流石です。 僕たち読者からすれば、もはやナノマシンに出来ないことなんて何もないんじゃないか、くらいに感じられてしまいますが、それゆえに今週のイヴの謙遜は奥ゆかしさに溢れています。 そして今週最大の見せ場は、同じくイヴ嬢の決意が明らかとなる イヴ 「あの人達を助けたいから」 このコマに尽きるでしょう! まったく、なんという素晴らしい1コマでしょうか。 僕はイヴの聖母の如き溢れる慈愛と優しさに当てられ、思わず涙してしまいました。 この極限の状況下にあって、幼い少女が見せるこの決意。 全く感涙を禁じえません。 このコマの描写の何が素晴らしいかといいますと、まず何といっても『読者の共感を全力で拒んでいる』ことでしょう。 僕たち読者からすれば、このヒゲとデブが死のうが狂おうが、もう本当に毛ほどの興味も関心もなく、彼らは本当に心の底からどうでもいい存在です。 ですから、僕たちはイヴ嬢の 「あの人達を助けたいから」 という切なる願いに込められた意味が、何一つ理解できず、まったく共感できないのです。 ですが、それは矢吹先生の筆力が足りずに読者の共感を損ねているわけでは決してありません。 むしろ、逆なのです。 そう、矢吹先生は、敢えて読者の共感を避けたのです。 僕たちが、ヒゲもデブもどうでもいいなあ、本当に心からどうでもいいなあ、と思えば思うほど、イヴの慈愛が輝くのです。 分かりますでしょうか? イヴは僕たちがどうでもいいと思うようなヒゲとデブを心の底から案ずるほど、慈愛に満ちているのです。 「一寸の虫にも五分の魂」という言葉があります。 おそらく矢吹先生はそれを体現するために、敢えて読者の共感を呼ばないような、どうでもいい薄っぺらな何の関心も湧かないヒゲとデブというキャラクターを用意したのです。 そして、そんな一寸の虫にすら慈愛を施すイヴを描くことで、イブの聖性を劇的に描いているのです。 矢吹先生のキャラクターの掘り下げ方は全く斬新でオリジナリティ溢れますね。 さすがです。 矢吹先生は偉大です。 矢吹先生は偉大です。 追記: 毎週僕の感想を読んでいながら、黒猫それ自体は読んだことのないバンドメンバーのメタリカ君に今週の黒猫を 彼は読了後に、ドクターの「ナノマシン”バーサーカー”にはワクチンも存在しない」という言葉を捕えて、「イヴの注入したナノマシンがまさにワクチンなんじゃないかな?」 これがドクターの仕掛けた高度な心理戦であることを彼にも早く理解してもらいたいですね。 |
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