WJ14号感想

今週は黒猫がないからとても楽ちんですねとても寂しいですね。


☆☆☆ハンター☆☆☆

おそらく読者の半分くらいはウンザリしたであろう今週のハンター。
ゲーマー冨樫先生らしい、実にゲーマーらしい設定と描写でした。
僕のような仕事もプライベートも毎日ゲーム漬けの人間には大変興味深く読めたのですが(ゲーマーの多くは頭の中で『俺ゲー』を作るものですが、僕の頭の中で進行しているグリードアイランドのオンラインゲーでは、念の設定が今週の冨樫先生の説明とほぼ同じで、それもあってすごく興味深く読めました。将来的に5億くらい稼いで毎日遊んで暮らせるようになったらグリードアイランドのオンラインゲーが作りたいと日々思っています)、そうでない人には「何を長々と訳の分からんことを書いてやがるんだ。もう冨樫もダメだな」と思われても仕方ない話だったと思います。
良くも悪くも冨樫先生の趣味が全開でした。

しかし、ナックルさんによる親切極まりない説明は、ただ彼が紳士だからというだけに止まらず、これも一つの戦略なのかもしれません。
実際、ゴンはかなり時間を稼がれてしまいましたからね。
具体的には2分で1000ほど利息がついてます。
ポットクリンって「ぽっと(オーラを)くれる」という意味でしょうか。

そして、ナックルの能力が最終的には相手を無力な状態にするだけ、というのがまた彼らしいです。
一方のシュートは、以前割符を手の中に収納していたことからそこらへんの能力かと思いましたが、想像を超えて奇抜な様相を見せています。
もっと地味な感じかと思っていましたが、人体改造系ですか。
フランクリンさんのように制約と誓約によるものでしょうか。
どんな能力なのか普通に楽しみです。
それにしても、「腕が無い」「肩に星」は、どうしてもテリーマンに見えてしまいます…。

最後に。
いくら信者とはいえ、さすがに突っ込まなければならないのは、おそらく冨樫先生はPOP(潜在オーラ量)を「ポテンシャル・オーラ・ポイント」AOP(顕在オーラ量)を「アクティヴ・オーラ・ポイント」の意味で使っていると思うのですが、オーラってAuraだから、PAP、AAPだと思うんですよね……。

大人は嘘をつきません。間違えるだけなのです。
冨樫先生も。荒木先生も。矢吹先生も。


☆☆☆新連載告知☆☆☆

ゲドー、スピンちゃん、そして……天然神、東直輝の『少年守護神』

今週でLIVEが終了。おそらく銀魂も終了でしょう。
そこまでは……涙を呑んで諦めましょう。
彼らニ者を犠牲にゲドーとスピンちゃんの連載を始めるのも、(おそらく7割くらいの確率で失敗でしょうが)まだ編集部の『挑戦』と言えるでしょう。

しかし!だが、しかし!
どの漫画を削ろうと、少年守護神を載せることは勇気ではなく無謀だということは確か!!
万が一、ごっちゃんが削られ少年守護神が始まるようなことになったら……

もう、今期はゲドーとスピンちゃんだけでいいから、ごっちゃんだけは守ってください。本当に。
東先生には後10年くらいアイデアを暖めて欲しいです。

まあ、ネタ漫画が増えることは感想書きにとってはオイシイんですけどね。
しかし、イチ読者としては普通に良い漫画を読みたいものです。

ネ タ は 黒 猫 と テ ニ ス で 十 分 だ !















し か し 、 神 撫 手 2 な ら 許 す !








☆☆☆武装練金☆☆☆

桜花先輩と秋水先輩が人間だと判明し、結果、彼らが仲間になることまで半決定してしまったわけですが、この展開はどちらかといえば残念です。
王道ですもん。


☆☆☆LIVE☆☆☆

ソドブレのときもそうでしたが、今回のラストもちょっぴり良い話で、それもあまり狙いすぎてもいなくて程良かったです。
打ちきりという現実は変わらないのですが、しかし、ラストがそれなりに綺麗にまとまっていたから、あんまり打ちきりって感じでもないですね。
梅澤先生がいなくなってしまうのは悲しいですが、作品として見れば小さくまとまっていたものの、そんなに酷いものでもなかったと思います。

ただ、打ちきりゆえの悲しさか、やはりここで終わることによる問題点も出てきてしまいます。
その何よりの問題は、結局最後まで暗井君が救われなかったことなのですが……。
あと1クール続けば、暗井君にもきっと光が差したでしょうに。残念です。


☆☆☆テニス☆☆☆

良く分かりませんが、とにかく乾先輩は勝ってしまいました。
これはどうやっても「データテニスでは勝てなかったが、データを捨ててなんとなくやってたら勝てた」としか読めないんですが……。許斐先生、こんなんでイイんですか??

乾先輩のキャラクターがほぼ消えてしまいました。
結局普通に試合してても勝率50%だったんですよね。

跡部先輩はとても偉そうですが、氷帝では立海大には全然勝てない気がします。
ある程度まともに打てるプレイヤーって跡部先輩だけじゃないですか。
サーブが早い人はフォルト多いし、樺地クンは何か間違ってるし、芥川君は実力で不二に普通に負けてるし、宍戸さんは影が薄いし。
あとはムーンサルトとか牙突とかロクなのいないし。

まあ、何はともかく乾先輩が勝ったことで『矢吹健太朗を応援する会』(現『死』)さんの命運も保たれ良かったです。
彼一人の試合じゃなかったらしいですからね。


☆☆☆遊戯王☆☆☆

カードゲームの禁止カードは6ヶ月ごとに更新されるみたいですね。
つまり、今回禁止カードにされたカードも捨てたり売ったりしないで取っときなさい、って話でしょうか。
しかし、漫画もそろそろ終わらんとする今、6ヶ月後まで果たしてこのゲームが流行っているのか、問題はむしろそこです。


☆☆☆ごっちゃん&銀魂☆☆☆

ごっちゃんはすごく面白いし、銀魂もそこそこに面白い。
犠牲となる漫画はあと2枠。
銀魂はともかく、ごっちゃんだけは生き残って欲しいです。
遊戯王には急いで円満終了して欲しい。

銀魂は決してつまらなくはないですよ。すごく面白くも無いけれど。
でも、これから先、新しく始まるであろうほとんどの新連載よりは面白いはずです。
ああ、それにしても銀魂が終わってよりにもよって少年守護神が始まるなんて……
なんて人生は無常なんだ!


☆☆☆ボーボボ☆☆☆

レム姐さんの驚愕の過去!!
布団と布団の間に生まれたって、貴女・・・!

どうしますか!ビッグパン先生!?
貴方、どじょうと巨人程度で満足しててイイんですか!?
相手は布団と布団ですよ!
いまの貴方では勝てませんよ!!


☆☆☆SBR☆☆☆

ポコロコすごい!
SBR面白い!

ポコロコの落馬をどう処理するのかと思ったら、それすらもラッキーに転化する。
ツェペリがポコロコを意識するシーンも胸が弾みます。

それにしてもポコロコは、最初の馬糞に始まり、今回も木の枝にぶつかったり、馬に引きずりまわされたりと、ラッキーには必ず何か精神的・身体的苦痛が伴っている気がするんですが、能力だとしたら、そこらへんが制約になっているのでしょうか。

ああ、しかし!ポコロコはイイ!
ポコロコの驚く顔も、喜ぶ顔も、なんて魅力的なんだ!
ポコロコが活躍し出してからというもの、SBRがとっても楽しいです。


☆☆☆アニ基地☆☆☆

アニメのテニスも乾vs柳戦なんですね。
原作がついにアニメに追い付かれた模様です。
おそらくアニメオリジナルで立海大戦の決着が描かれ、そこでアニメは終了するのでしょが・・・。

「天使の小生意気」はラストがアニメオリジナルになって、当然のことながら原作にかなうはずもなく、竜頭蛇尾な作品に堕してしまいましたが、テニスではそのような心配がなくて良いですね。
まあ、アニメのテニス見ないから関係無いといえば無いんですが。


☆☆☆ナルト☆☆☆

君麻呂さまはやっぱりウルヴァリンでした。
傷が再生するところまでウルヴァリン。
X-MENに入れますよ君麻呂さま。
しかし、腕一本犠牲にしてまで丈夫な刀を手に入れるというのもどうなんでしょうか。
ハンターの具現化系の説明でもありましたが、「ただの良く切れる刀」が欲しいのであれば、能力を用いずとも実物の名刀を持ち歩けばいいんですよね。
シカマルにはタユタたんが状態2になるまでに急いでタユタたんを倒して欲しいものです。


☆☆☆アイシールド21☆☆☆

僕が大学時代、学校行事で2日で100キロ歩いたときの経験ですと、1日50キロ歩けばそれだけで精神が挫けますね。幻覚見えます。
100キロ歩いたあと家まで帰ろうとしたら、家の数十メートル前で行き倒れそうになりましたね。まあ、そんな感じです。
つまり40日間で2000キロムチャクチャな数字だと言うことです。さすがデスマーチ。

1日50キロペースとしても、大学時代の僕なら2日で限界です。
大学時代の僕が平均より体力がなかったこと、セナたちがスポーツマンであることを加味しても、やはり非現実的な数字に違いありません。
石ケリも十分ムリですが、トラックを5人で押して2000キロに至っては言語道断。有り得ません。
ちなみに、僕の参加した行事『100キロハイク』を運営している早稲田精神昂揚会でも昭和38年にアメリカ大陸を徒歩にて横断したことがあるらしいですが、その時は241日かけて5000キロだったらしいです。
ここから類推しても、40日間で2000キロという数字がどれほどのものか分かりますね。

で、結局何がいいたいかといえば、そんな苛烈極まるイベントに本人の意志無関係で何時の間にやら参加させられているまもり姉ちゃんに同情を禁じえない、と。
彼女に夏休みの使い方を選択する余地は与えられませんでした。

あと、アミノ高校の参加と一回戦でのデビルバッツとの対決は、「科学的なトレーニングを積んだチーム」と「非科学的な根性トレーニングを積んだチーム」との対比になって、デスマーチの結果が描かれるという手はずでしょうか。
つまり、アミノの方々はけちょんけちょんにやられてしまうのでしょう。


☆☆☆ブリットキャッチャーズ☆☆☆

残念ながら表紙以外の全てのページを楽しめませんでした。
「白い白馬から落馬」はもう少しマシだった気がするんですが。残念です。


☆☆☆こち亀☆☆☆

余所行きの羽織袴欲しいなあ。


☆☆☆ジャガー☆☆☆

わあ。後半もとても面白い。
もし、この作品が「うすた京介」の名前で発表されなくとも、この絵柄のままであろうとも、僕は絶賛したでしょう。
穴埋めで代原が載るなら、このくらいのものを描いて欲しいものです。


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