WJ18号感想 |
少年守護神で多用されている2ちゃんネタについてはスルーの方向で。 あれはグランドフィッシャー東の仕掛けた狡猾なワナなので、反応したら負けです。 ☆☆☆ハンター☆☆☆ 今週からのお約束ごと:王は名前が明らかになるまで「ポックル二世」と呼びます。 ポックル二世、ピトーに一撃。 うわっ、この人絶対手加減とかしてねーだろ、と思ったらやっぱり殺す気満々で殴ってました。 畏れながら申し上げてるのに、ポックル二世はほんとヒドイ人だなー。 一方、ペギーとカメさんは食われてました。 そして、久しぶりに登場のザザンさま。 久しぶりだというのにヒドイ描かれ方です。全然かわいくない。 他で手を抜くならともかく、ここで手を抜かないで下さいよ。冨樫先生。 ヂートゥさんは今回もかわいいのになあ。 師団長たちの身の振り方は微妙。 それぞれが王になっても、ポックル二世が襲ってきたら国ごと全滅じゃないですか。 まあ結束したところでどうなるとも思えませんが、何か対策を練るべきだったのでは。 「お願いしますよー」と下手に出ながらも、中身を読むと脅迫しているコルトさん。 コルトにとって師団長が分散することは、その後女王を護る兵力が減るという意味ではマイナスですが、基本的にはあまり意味はないはず。 となれば、この文脈は「私は女王を助けたいだけですが、このように女王が死んだら師団長が分散して人間さんたちも大変なことになりますよ。だから女王助けた方がいいですよ」と脅迫してると取るべきでしょう。 結局、女王が寿命で死んだら師団長たちは分散するのでしょうし。 それにザザンさまやハギャさまは「生殖能力がないから」女王の下を離れようとしているのであり、女王が死ななかったからって残ってくれるんでしょうか。 主人公二人はあっさり負けてました。 まあ、冨樫先生だからやりそうなことですが。 主人公だからっていつも勝てるわけじゃない、というのは良いのですが、それはそれとしてシュートの能力だけは説明して欲しかったです。 次、いつ出てくるんでしょう。気になるなあ。 あと、「5人全員が来る」の意味がよく分からないです。来てないじゃん。 読者を裏切ったつもりなら、イマイチですね。 キルア「ゴン…お前が念を使えない30日間。オレがお前を守るよ」 とりあえず当面の危機はパームさんですね。 ☆☆☆ナルト☆☆☆ 「桜になんか負けないわよー。」(表紙より) いや、そんな最下位争いとかされても……。 上を目指すのであれば、貴女が争うべき相手は他にいますよ。 リーの言うところのナイスガイポーズって、サムズアップっていうらしいです。 カラフルBOXというゲームにうざいほど出てきて、非常にうざかったです。 病人をつきっきりで看病しながらも酒を呑んでた綱手様は、職務熱心なのか怠慢なのかよく分かりません。 ☆☆☆ワンピース☆☆☆ もうこれはビームではないでしょう。 これでもしオヤビンが勝利しても楽勝ということはないですね。 モンスターバーガーの3人は大ダメージを負い、オヤビンもかなりの重症。 フォクシー海賊団の主戦力がケガするわけですから、戦力大幅ダウン。 そこまでして手に入れることが出来るのは珍獣一匹。 こんなところを他の海賊団に襲われたらフォクシー海賊団ひとたまりもなさそうです。 ……まあ、包帯巻いときゃどんな大怪我も治る尾田医学の世界では、死にさえしなければ怪我など何の意味も無いのかもしれませんが。 ☆☆☆ボーボボ☆☆☆ ヤバイ!ハンペンかっこいい!! ハンペンのキャラクターをこの方向で使うとは思いませんでした。 登場シーン、ラオウだし。 「ハンペンで無き者はハンペンにあらず!!」 このセンスもすごいですよ!当り前じゃん! あとは力士の助ですねー。 この頃からリキシマンの低迷が始まったんだなあ、と懐かしい気持ちになりました。 ☆☆☆スピンちゃん☆☆☆ ああ、今週も面白いなあ…。 ギャグマンガは感想書き辛いので、何とも書けないんですけど。 例えば、表札に何か書かれているシーンで、「あんたが書いたんかい!」でネタを投げっぱなしにせず、「誰が書いたかなんて問題ではないんです」からジジイがもっともらしい台詞を並べて、大筋の「ホームセキュリティ」に一度話を戻しているところとか、こういう細やかな気配りが良いのですかね。 少年守護神の橘効果かもしれませんが、スピンちゃんは今回の新連載の中では飛びぬけて面白いです。 このクオリティが保てるなら、長期連載して欲しいなあ。 娘さんは容姿はともかく、ロボットが来てはしゃいだり、ノリが良かったり、殴られてもあんまり怒らなかったり、最後はお父さんを心配したりと、良い子ですね。 ※橘効果……同誌に致命的に酷い漫画が連載されていると、つまらない漫画や普通のレベルの漫画が相対的に面白く見えること。サンデーにおける『旋風の橘』が発祥。 ☆☆☆デスノート☆☆☆ 死神をリンゴで買収した――!!!! 今週は夜神局長の苦渋の決断よりも、ライトの狡知よりも、リュークの可愛らしさが際立っていました。 リンゴを食べないと逆立ちしたり、ヒマなときはマリオゴルフしたりするんですよ。 なんてこったい。 マリオゴルフでヒマが潰せるなら、死神界にゲームキューブ持っていけばいいのに。 そして、当初は罪の意識から食事も睡眠も削られていたライト君は、いつの間にやらヒマを見つけて死神とマリオゴルフするほどに成長したのですね。 ・デートに見せかけるため、女の子を使う⇒友情 ・殺人しつつもゲームできるほど精神的に成長している⇒努力 デスノート、三本柱の2本まではクリアーしてます。 あとはLに勝利すれば三本柱が揃いますね。おめでとう。 ☆☆☆テニプリ☆☆☆ 最初の乾先輩と最後の魔法が笑えました。 今週はギャグが少なめで残念。 ☆☆☆銀魂☆☆☆ 近藤が肩を撃たれてるのとか面白かったです。 空知先生は山崎丞がお気に入りの模様。 他の隊士に比べて、山崎一人いやに目立ってます。 ☆☆☆じゃんぷる☆☆☆ うわー、懐かしいなあ。 僕が小学生の頃もジャンプ放送局でこんな企画ありましたよ。 確か素早さ特化のノミが意外と強くて、攻撃をかわしまくって(当たれば一撃死なのに)、毎ターン1ずつダメージ与えてベスト16とかまで進んだんですよね。 他のキャラの戦いは10ターンくらいで決着がつくのに、ノミだけ100ターンとか。 いやー、ノミの活躍は本当に興奮したもんです。 あの戦いを通じて搦め手からの戦術を学んだ気がします。ジャンプ放送局ありがとう! ☆☆☆巻末コメント☆☆☆ 「ひさびさに資料本を買い込みました。 でも、漫画を描くにあたって使う事は あんま無いんだよなぁ・・・〈斉史〉」 僕の友人(プロモデラー)も資料として「萌える英単語」 を買っていましたが、何の資料だというんですかね。 「得をしているのはヤドカリだけで、イ ソギンチャクにはメリットがないと いう説もあります。参考までに〈剛〉」 こういう追記はイイかんじです。 岡野先生はちゃんと調べてて、それでも漫画的に分かりやすくするため作中での情報は絞ってるんだな、ってのが伝わります。 「今回でハチャメチャ番外編シリーズはいち おーおしまいです。お付き合い頂き感 謝!本編もがんばります!〈信也〉」 あなたの漫画は本編もハチャメチャなので、あまり変わりませんけど。 「〆切間際にかかってくるセールスの 電話ほどイライラするものはない。 暇な時にきても迷惑だけど…〈水希〉」 いつきても迷惑ですよね。 「もう一つの作品の方の企画も何とか 頑張ってます…。〈義博〉」 建前:ハンターの他にも作品を手掛けてるのですね!楽しみだー! 本音:ハンターをちゃんと書き込んだ後に手掛けて下さい。お願いですから。 「PS2版「DQV」がついに発売に。 久々にRPGものすごくやりたいん だけど、時間があるかな…。〈健太朗〉」 矢吹先生がDQVプレイした後の黒猫の予想。 1、なんと、クリードが起き上がり、仲間になりたそうにこちらを見ている! 2、スヴェン結婚イベント。イヴかマダム(フローラの飼い主)を選ぶことができる。マダムを選ぶと2000イェンとセイレーンがもらえる。また、マダム邸にタダで泊まれる。 3、スヴェンに双子が生まれる。 ☆☆☆麻葉童子☆☆☆ いい紙使ってるなー。 結局オハチヨがどうなったのかよく分かりませんが、なんとなく面白かった気がします。 少なくとも最近のマンキンよりは面白かったです。 これとか読切エキゾチカとか見てて思うんですけど、武井先生は何かマンキンの描き方を間違ってませんかね。 ☆☆☆こち亀☆☆☆ 最近のこち亀は人情物を描かせたらとても読めない代物ばかりで、今回も「1350回記念→子供話→人情物→クソ」と脳内で瞬時にリンクしてしまいとても鬱々とした気分で読んでいたのですが、不快にならない程度のつまらなさで良かったです。 次、少年守護神が控えてるってのに、こんなところで精神的体力を使うわけにはいきませんからね。 ところで僕は高いところが怖い人なので、煙突の上に乗ってるシーンは見ててハラハラしました。 強い風が吹いたら、お姉さん落ちて死ぬと思います。 あんなところで歌の練習しなくても、すぐ側に荒川があるんだから、そこの河川敷ですればいいのに。 荒川河川敷なら歌っても迷惑になりませんよ。たぶん今でも。 ☆☆☆少年守護神☆☆☆ ……あれ? お、おっかしーなー。 ……目の錯覚ですかね。 疲れてるのかも。 ちょっと、もっかい読んでみますね。 ……お、おかしい。 …………読めなくない。 あれれ?? 確か、先週はもっともっと読むのが苦痛だったはずなのに。 今週はキックス・メガミックスよりも面白い! 東先生の特色である「1コマの中にゴチャゴチャ詰めこみすぎで訳が分からない」があまり無かったからでしょうか。 もう一つの特色である「コマとコマの間で飛ばされた時間経過」は戦闘シーンに入るまで無かったですし。 戦闘シーンまでは結構普通に読めましたし、戦闘シーンに入ってからもコマ間の時間のブッ飛び具合を笑いつつも読めました。 姫と木猿もアップにならなければそれなりにかわいいし(最後のページの姫のアップは見るに耐えませんが)、和尚との絡みはそれなりに楽しめました。 ……………チッ! 何故なのでしょう。何で守護神が思ったほどつまらなくなかったことに対し、僕はこんなにイライラしてるのでしょう。 下手したら10週で終わらないから、とか、そういう理由じゃないと思います。 先週から今日まで、2ちゃんねるの守護神スレでみんなで悪口を並べ立てているときはあんなに楽しかったのに……。 こんな内容じゃ思う存分悪口言えないじゃないですか。 クソッ!裏切られた! すごい脱力感です。今週はどうやってネタにしようかと、この1週間、一生懸命考えてたのに!! 全部水の泡です!まったく無駄な努力でしたよ!! あー、もうイヤだ。もう何もかもイヤになってきた。 こんなジャンプ嫌いだ。クソッタレー! ☆☆☆黒猫☆☆☆ 畳みかけるようなクリードさまの紳士的説明! まず、自分が不死の体になったことを説明した後、脳が弱点だということをジェスチャーを交えて強調します。 そして、「半年前と同じ手で君を殺そうなどと失礼だったな」と、自分の非礼を詫びます。 さらには、 クリードさま「……ならば改めて紹介しよう」 改めて紹介してくれました! 「形も長さも変幻自在だ」とLV2の特性を紹介するクリードさま。 クリードさまの鋼の紳士魂は健在です! また、この紹介の際にトレインの左胸、およびドーナツを斬っていますが、その後の描写ではこの切り傷は全く見当たりません。 これは私の想像に過ぎないのですが、切り傷を付けた直後に傷薬を塗り傷を塞ぐカマイタチのように、LV2もダメージを与えた相手の体を瞬時に回復させる紳士的武装なのではないでしょうか。 そう考えれば、重症を負ったはずのセフィリアが呑気に二人の戦いを観戦しているのも頷けます。 ところでLV.2ですが、LV.1と比べると「形状が変化」という点に特性があるみたいです。 おさらいしますと、LV.1は「見えない」「伸縮自在」で、LV.2は「形状変化」「伸縮自在」です。 「見えない」という特性を失い、「形状変化」という特性を得たようですが、これは一概にグレードアップとは言えないでしょう。 やはり、クリードさまは紳士的理由(不可視攻撃は卑怯だから)から、LV.2を編み出したのだと思われます。 今回登場のLV.3は、LV.2と比べ果たしてどのような紳士的性能が向上しているのでしょうか。 来週事細やかに説明されるであろうクリードさまのLV.3に期待です! 矢吹先生は偉大です。 矢吹先生は偉大です。 今週の本音。 黒猫って実は意外と面白いですね。 ちゃんと最低限見せるべきところはそのように描いているし、キャラがどのような動きをしているのかもそれなりに分かりやすいです。 ページ数の割には情報(内容)がないんですけど、その分、読みやすいし。 矢吹先生も(パクリとかは置いといて)ある程度のレベルは超えてるんですね。 先週の守護神を読んでいて、そのことに気付きました。 それに比べて守護神は〜〜 という文脈で書くつもりだったんですけど…… 今週、守護神が期待してたほど酷くなかったので書く気力が失せてしまいました。 なんだかなあ。 守護神が思ったほど酷くなかっただけでえらい迷惑ですよ。ホント。 でも、黒猫が意外と良いところもあることに気付いたのは本当です。 先週の少年守護神が面白いかつまらないか以前に読みにくかったことを考えると、少なくともさらさら読めるという点では矢吹先生ちゃんと努力してるんだなあ、って。 今週の「狙うなら頭だろう」はクリードのキャラクター描写としては結構良かったと思います。 |
戻る |
★★★2004/3/31まで乗り換え初期費用無料らしいです★★★ |