WJ19号感想

神撫手2巻を購入。
(自分の中での)神撫手ムーブメントが盛りあがっています。
そして、自サイトのみならず、人のサイトにまで神撫手で迷惑行為を行ってしまいました。

1、変則チェスさんに蒼眼のイラストをリクエスト
2、「死」さんの最強トーナメントに速馬彰人を推薦

なんていうか。
神撫手買って自分だけイヤな気分になるのは口惜しいから(自分で買ったのに)、人にもこのイヤな気持ちを伝えたい、っていうそういう心境ですかね。
わざわざ単行本買ってまで蒼眼を描いてくれた変則チェスさん多謝!

次の休みにでも神撫手のレビューページを作ろうと思います。
我ながら、時間とお金の使い方を間違っている気がします。


☆☆☆赤マルジャンプ予告☆☆☆

赤マルジャンプに「ごっちゃんです」完結編の掲載決定!!

ジャンプのアンケート至上主義システムにはクソッタレー!な面も多い中、このようなフォローがしっかりされているならば、その害悪を少しでも軽減できるのではないかと。
作家と読者に対する配慮も伺えるし、とても嬉しいことです。
集英社を(ほんの少しだけ)見直しました。

ごっちゃんってアンケ悪かったのかなぁ。
いまだに何故打ち切られたのか良く分からないです。
いや、票が集まらなかったってのは分かりますけど、なんで票が集まらなかったんでしょう。
毎週安定した面白さで、まったく打ち切り臭を感じなかったのに。
あんなに安心しきってて打ち切られたのは初めてです。

今後の教訓。
「デスノートが今のクオリティを保っていても、掲載順が下がってきたらアンケを出すべき。」


☆☆☆テニス☆☆☆

紐切り赤也によって視神経を経たれた不二。
目の見えない不二に敗北を認めるよう説得する赤也。
しかし、不二は自らの手で手術を行い、絶たれた視神経を繋いでしまう!

不二「お前は最大の勝機を逸した」
竜崎「青学はこんな天才を眠らせていたのか」


☆☆☆ブリーチ☆☆☆

 ―――――体は剣で出来ている。(斬月だから)
 
血潮は鉄で、心は硝子。(斬月だから)
幾たびの戦場を越えて不敗。(負けたのは一護だから)
ただの一度も敗走はなく、(夜一さんに連れ去られただけだから)  
ただの一度も理解されない。(斬魄刀の意味に読者が付いて来れない)
彼の者は常に独り 剣の丘で勝利に酔う。(斬月って普段は何してんだろ)

故に、生涯に意味はなく。(人間化斬月って何のためにいるの?)
その体は、きっと剣で出来ていた。(だって斬月だから)

Unlimited Brade Works!!


☆☆☆桐野佐亜子☆☆☆

東先生とサラブレのせいで、権威が地に落ちたストキン。
もうストキン出身だからといって、安心はできません。
クソ漫画でないことを期待して読んでみましたが……。

あ、面白い。

竜ノ介の天啓が何気に有用なところとか良かったです。
こういうショボい能力がちゃんと活用されているのは何だかとても心が弾みます。

もちろん、ものすごい能力を持ちながらもその10%も使用せず、あまつさえ戦闘前に一通りの解説を加える黒猫も心が弾みますよ。


☆☆☆ゲドー☆☆☆

むちゃくちゃ面白くもないけれど、決してつまらなくもない。
空気漫画に近いけれど、そうじゃない。
普通かといわれれば、どちらかといえば面白い。
華がないかと言われれば、マニアックなプレイを強要されるヒロインがいる。

そんないい感じのレベルで安定してきたゲドー。
連載続いて欲しいなあ。

冒頭、入別内造博士が登場した折に、目の前でサイモン&ガーファンクルが合体してるシーンで大ウケ。
こういう、なあなあな雰囲気が岡野先生の呑気な絵柄とマッチして、すごく幸せな気分にしてくれます。
「この漫画ではサイモン&ガーファンクルの正体はバレないの。だってお約束だから」
という雰囲気に和みます。
例えるなら、シスプリの妹たちはみんな無条件でお兄ちゃんが好き、って感じでしょうか。
そこに理由は要らない。

続く入別博士の3つの理由による否定も、とても効果的です。
これが種明かしの「植物だから」に続くのも素直に巧いと思いました。

そして、ヒロイン讃良嬢に襲いかかる第二の惨劇
先々週の吐瀉物に続き、今週は肥溜め落ちです。
この女子高生……不幸過ぎです。
それにしても、毎回手を変え品を変え「小中学生の股間を刺激するぜ!」という意欲をみせる岡野先生は偉大です。
ぬ〜べ〜の頃はありえない巨乳小学生を登場させる程度だったのに、今度は小中学生にマニア道を示唆するなんて。

まあ、そんなこんなで、ゲドーはとても面白いと思うのです。

「虫の鳴き声がうるさいからって憎む人などいないでしょう?」
寝る時に耳の周りを飛ぶ蚊には殺意を覚えますけど。


☆☆☆デスノート☆☆☆

すごく下品なネタを閃きましたが、サイトイメージが破壊されるので自粛します。残念。

ライトがエロ雑誌(?)を見ている様子に愕然とする局長の表情が面白かったです。
ポテチと勉強と殺人の同時進行など、ライト君は平行処理がとても得意。
この状況ではテレビの音量はオフにするしかないんでしょうけど、相手の罪状など全く気にしていないのが恐ろしいです。
キラ怖ぇー→自首しよう→テレビで報道→キラに殺される、ライト君が片手間で殺人してるせいでこんな目にあったらたまったもんじゃないです。


〈追記〉
L「それ系の本を読みながら行為には及ばない……あきらかに他者の目を意識していますね」「死」さん

僕が書けなかったネタを巧く書かれました・・・。
そうか、「行為」って書けば良かったのか。
11歳のありさたんに下ネタで負けた・・・OTL


☆☆☆スピン☆☆☆

「いいことじゃないですか」
「承太郎だって最初はおじいちゃんって言ってたのにねえ」
「マリア様が見てました!」

以上の点がとても面白かったです。
ただ、今週はいつも以上にオチが弱くて残念。

追記)承太郎は本誌掲載時は「じいさん」だったらしいですよ。
本誌:じいさん→じじい
単行本:おじいちゃん→じじい


☆☆☆暴走特急☆☆☆

くだらなかったけど、そんなに酷くもなかったです。

優先席座ってると、駅に止まるたびに目の前にお年寄りがいないかどうかチェックしなきゃいけないから大変ですよね。
僕は見た感じ70越えてたら譲ります。
60前後のレディーは「座らせろ」と目で訴えてきますが、「まだ10年はやいぜ」と目で返します。


☆☆☆武装練金☆☆☆

2週連続でこの位置とは……本当にヤバイんですかね。
ごっちゃんと練金はクオリティ的には同じくらいのレベルの中堅漫画ですから、可能性はありえます。
それに、確かに練金は早坂姉弟が出てきてからテンポが悪くなった気がしますし、新連載陣があまり悪くない(守護神除く)ことも考えると……実は大変危険なのかも。

ムーンフェイスさんの月型はきっと髪の毛が上に突っ立ってて、アゴヒゲが次元大介みたいな感じだろうと予測していたのに、本当に月型でした。
ストレートすぎて、なんかちょっと残念。


☆☆☆マンキン☆☆☆

冨樫先生もビックリの省略戦闘。
これで来週シルバ戦が終わったところから始まったら面白いなあ。
そんな感じでハオまで10週続けたら漫画太郎になれと思います。

今週は何気にバリアフリーな王の社への道が面白かったです。
スロープ付いてる…。


☆☆☆OK!JUMP GUY!!☆☆☆

「ありさ、好きだ〜ッ!!」〈川島〉

どうします?告白されてますよ、ありさたん

自分がやられて嫌なことは人にしない。とても簡単なことなのに、それが出来ない人がいる。〈島田〉

自分がされて嫌じゃないことでも、人は嫌がる場合があるのが難しいところですよね。
神撫手コミックスの購入を強要されるとか。

島袋光年先生の『RING』に釘づけ!〈矢作〉

もうジャンプ的には島袋先生はなかったことにされるのかと思ってましたが、こないだの澤井先生といい、ジャンプは鬼でも悪魔でもないんですね。島袋先生、これが人間の温もりだよ。


☆☆☆少年守護神☆☆☆

P300右下の、異常に顔の壊れた木猿だけ面白かったです。

後は普通の「どちらかといえばつまらない」漫画ですね……。
こんなんじゃ、サンデーの怪奇千万に勝てないよう。


☆☆☆黒猫〈特別編〉☆☆☆

特別編ということで、コミカルタッチな黒猫。
バイクが爆発して「ちゅどーん」とトレインが飛んでいくギャグシーンの後、一転、真面目に「不吉をプレゼントしてやる」。
この陰と陽の転換が素晴らしいですね。

後は、A級になると背後を取りながら紳士的に声をかけるなど、紳士儀礼を確認できたことが良かったです。



すいません。偉大ポイントが見つかりません。
空気漫画でしたけど、そんなに酷くなかった気がします。



☆☆☆黒猫☆☆☆

今週からのお約束:クリードさまの背中からはえている腕を便宜上「Gの腕」と呼びます。

ついに妄想虎徹Lv3を解き放ったクリードさま。
Lv2に比べて圧倒的に紳士性能の向上したLv3の、恐るべき紳士力が早くもお披露目となりました。

まず、今週の開始時における二人の立ち位置を見てみましょう。
トレインとクリードは両者ともに部屋から出てベランダにいます。
しかし、トレインはベランダの縁で崖を背にしており、一方クリードさまは部屋を出てすぐの場所にいます。
言うまでもないことですが、崖を背にしたトレインの方が戦術的には圧倒的に不利です。
妄想虎徹をLv3に進化させ新たな紳士精神に目覚めたクリードさまが、このような不公平な状況を見過ごすはずがありません。

クリードさまは、まずGの腕を床に突きつけ、その腕力(?)によってトレインへと突進します。
もちろん、この突進はトレインに斬撃を加えることを目的にしているのではありません。
事実、クリードさまはトレインに何もせずに素通りし、トレインの背後、すなわち崖を背にしたより不利な位置に自分を移動させます
これで、ひとまずトレインの戦術上の不利はなくなりました。
クリードさまもホッと一安心して、逆さのままトレインに満足そうな表情を向けます。
自分が戦術上不利な位置にあり、それを見越してクリードさまが場所を変えてくれた。
そのことに気付き、ハッとしたのが、P290の3コマ目のトレインです。

次に、クリードさまはその強力な斬撃により、ベランダを破壊します。
これはもちろん、トレインを部屋の中、もしくは屋上へ誘導することにより、互角の条件で悔いの無い戦いをしたい、というクリードさまのお気持ちの現れです。
ベランダの縁に追い詰められたトレインに対し、あのままジリジリと迫ればプレッシャーを与えられた、また問答無用でベランダを破壊すれば足場を失ったトレインを仕留めることは容易かった。
しかし、クリードさまはそれをしない。
危険を冒してまで互角の条件での戦いを望む。
なんという紳士精神!

ここまでの紳士精神を描ききっただけでも矢吹先生は十二分に偉大です。
しかし、矢吹先生の偉大さはここで終わるものではありません。
驚くべきことに、これまでの紳士行為ですら今週は伏線に過ぎないのです!

屋上へと場所を移し、やっと互角の戦いができる!
そう判断したクリードさまは「理解したかな」とトレインにお声をかけて注意を促したあと、Lv3による斬撃を加えます。
クリードさまの一撃は、あまりに重く強く、無敵の鈍器ハーディスで受けとめたトレインは体ごと吹き飛ばされてしまいます。

……なんという、なんという恐るべき威力でしょう。
近接戦最強と謳われた、あのハーディスでさえ防げない。
いったい、妄想虎徹Lv3はなぜこれほどの破壊力を持ちうるのでしょうか!?

その答えは、すぐにクリードさまの口から明らかとなりました。
「妄想虎徹は僕の気から創り出したもの。
その力は僕の精神の昂ぶりに呼応して増幅していく…」

そうなのです。
妄想虎徹Lv3の能力、それはLv1が不可視の剣だったり、Lv2が自律武器だったりするような、そのような小手先の技ではなかったのです。
妄想虎徹Lv3は、クリードさまの紳士精神に呼応して力を増すのです!!
それならば、今週トレインがハーディスをもってしても防ぎきれなかったことにも何の不思議もありません。
それだけ今週前半のクリードさまは紳士的だったのですから!
また、セフィリアの滅界を防いだこともこれで説明がつきますね。
セフィリア戦ではあれだけ紳士的な振る舞いを見せていたのですから、そりゃあ滅界だって防げますよ。

Lvを上げるごとに紳士的性能を向上させる妄想虎徹。
まさか、Lv3でここまで大幅に紳士的性能が向上するなんて・・・!
究極の紳士を決めるこの最終戦において、これほど相応しい能力があるでしょうか!!
凡百の漫画家では絶対に描き得ない能力者バトル漫画の境地!!!!!!

矢吹先生は偉大です。
矢吹先生は偉大です。



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