WJ32号感想 |
おめでとうございます。 ジャンプに2組のカップルが新たに誕生しました。 ライト×ミサ、ゴン×パームの2組です。 どちらも、二人いれば一国くらいは落せるんじゃないかという凶悪なカップルです。 ☆☆☆表紙☆☆☆ ・庭球の名を借りた宮廷闘争 キャッチとしては悪くないと思います。 しかし、私たち一般読者としては 「庭球の名を借りた…」 とまで読んだところで 「『ギャグ漫画』だろ!編集もついに認めたのか!?」 と瞬時に脳内補完してしまいます。 僕も当然のように「ギャグ漫画」と書かれていると思い、その言葉を探したものです。 しかし、そこにあるべき言葉はなく、「宮廷闘争?ギャグと何の関係があるんだ??」としばらく考え込んでしまいました。 人間の先入観って恐ろしいですね。 ☆☆☆ぷーやん☆☆☆ 前半18Pはどうでも良い内容でしたが、後半1Pだけはビックリさせられました。 「超音波音声変換器」…………。 どちらかといえば良い意味で予想を裏切られた展開でした。 (超音波ショットが前提からおかしいため)この機械をどのように用いるのか想像もつきませんが、来週の展開はちょっと楽しみです。 しかし、ディグレもリボーンもぷーやんも心臓に悪い漫画です。 決して続いて欲しくないんですけど、何か間違ったら残っちゃいそうで……。 そうなったら、切り捨てられるのはゲドー。 一介の漫画読みとして、上記3作が面白くなりそうな徴候を見せるたびに「つまんないまま終わってくれ〜〜」と願うのには罪悪感を感じます。 ゲドーがもっと上に来ればいいんですけどね〜。 あー、少年守護神が懐かしい。 少年守護神はすごい安定感だったなあ。 ☆☆☆デスノート☆☆☆ ・月と書いてライトと読む ライトのとても読めない名前は今後の伏線とばかり思ってたんですけど、意外とあっさり判明。 「なんか素敵」の一言で片付けられました。 ・名乗り出る ページをめくるまで、本当に警察に名乗り出るのかとハラハラしました。 それはこのページ中のミサたんの表情だけでなく、これまでのミサたんに関するキャラクターが「警察に名乗り出かねない」ものとして描かれていたわけで、これはとても上手いです。 これ以降の展開を読んでミサたんのキャラクターを深めた後ならば、「警察に名乗り出る」展開は絶対にないと分かるのですが、このページ以前では「警察に名乗り出ることはない」というミサたんのキャラクターはまったく描写されてなかったわけです。 これは、ミサたん登場直後からこのネタを想定していないとできないわけで、かなり長期的なスパンで、かなり細かい点まで考えて作りこんでいるのだと思われます。 ガモウ先生、すごいや。 ・真性Mっ娘ミサたん 「これからはあなたの言う通りに動けば捕まらない」 「あなたが殺せと言うなら、今すぐにでも殺します」 「私が不要になったら殺せばいい」 「私はあなたに利用されるだけでもいいの」 自由意志の完全放棄。 生殺与奪の権利を譲渡。 ミサたん、ホントにマゾだなあ(そんなミサたんが大好きです) 今週でミサたんは全国の男性読者30%くらいのハートを鷲掴みにし、トラウマ系萌えっ子としての地位を確立したと思われますが、しかし、欲を言えば両親と強盗のエピソードが残念です。 こんなエピソードが挿入されたら、「そんなことがあったんじゃ、ミサたんがこんな子になっても仕方ないよね」みたいな感情がどうしても湧いてしまいます。 これは惜しい。 そういう理性的に納得できる理由を一切排除して、「もう何が何だか分からんけど、とにかくこんなカワイイ子がこんな子なんだよ!」って方が萌えだと思うのですが。 …………ひょっとして少数派? とにかく、ミサたんには最後まで真性Mっ娘でいて欲しいと思うのです。 途中で正気に戻ったり、保身に走ったりしないで欲しいです。 まあ、大場先生や冨樫先生ならたぶん大丈夫。 これが矢吹先生や安西先生だと、期待するだけ損なんですけどね。 ・ハグ ラストのライトのハグは驚くほど肉感的。 ミサたんの肌の温もりが伝わってきそうな程に。 絵が上手いってのは、こういうことなのかぁ…。 別に卑下する訳じゃないんですが、今週の武装錬金の斗貴子ハグと比べても、その違いは一目瞭然な気がします。 ・逆いちご現象 しかし、そんな肉感的なハグをかましておきながらも、ライト少年は実に淡白。 「器」「観察」「こいつ」……そして、最後の冷笑。 ミサたんからあれだけアプローチされて、この態度。 ライト少年、本当に利用することしか考えてません。ミサたんを一人の女として捉えているコマが一つもありません。 逆に、もしこれがいちご100%だったら、ライト少年はミサたんの胸ばかりを注視し、ミサたんの話は基本的にスルー、途中から「ミサと付き合ったら、あんなこと、こんなこと……あぁ〜〜〜〜〜、ミサ!それはまだ早いよ!!…………どうしよう、ミサを見るとエッチな想像しか浮かばない!」みたいな妄想シーンに突入することでしょう。 ・母とお茶 突然現れたミサたんを前にしても冷静を欠かないように見えたライト少年ですが、彼は致命的なミスを犯してはいないでしょうか。 そうです。 お茶を淹れて持ってくるはずの母がまだ来ていないのです。 息子の部屋を初めて訪ねた女性……しかも、その女はパンツが見えちゃってるような堕落した女なのです。 母の心中いかなるものか。 お茶を淹れるだけにしては、母の登場はあまりに遅すぎます。 これだけの会話を交わしているのですから、ずっと前に来ていても良いはず。 そこから考えるに、おそらくライト母は扉の向こうで聞き耳を立てているのではないでしょうか。 もちろん、デスノート関連の話など、母の耳には入っていません。 母の興味は息子と堕落した女の関係だけしかないのですから。 息子とミサが抱き合ったことを、扉の向こうから(気配で)察知した母。 「ストーーップ!!!だめよ!ライト、そこまでよ!!!!!」 来週は母の登場から始まることを予想してみます。 ☆☆☆テニスさま☆☆☆ ・一瞬だけ無我になって…… コメントが見つかりません。 面白すぎます。 ・属性魔法 以前からバギクロスなどの飛び交っていたテニスですが、ここに来て「弱点属性を突く」という戦法が有効であると判明しました。見事にRPGしてます。 ・千石先輩 すっかり解説役に収まってしまいました。 ヤムチャへの道をひた走ってるなあ。 ☆☆☆ナルト☆☆☆ サスケが木の葉を抜けて大蛇丸の下へ走ろうとしているのも、実は同じように一族を抜けていった兄への憧憬が底に潜んでいる……という描写でいいんですよね? そのような話だとすれば、これはかなり良い描写だと思います。 個人的には今回の回想話は好きな方です。 でも、長いんだよなあ…。 どういう展開からこの回想に入ったのか、もうすっかり思い出せないです。 サスケにナルトが追いついて…ど突かれて湖に落ちて……それからどうなりましたっけ? ☆☆☆アイシールド☆☆☆ ・青柳卓 弱Tシャツ! ベタだけど、それが、いい。 ・アイシールド抜きの攻撃パターン フルメンバーではない状況を想定するヒル魔。 ヒル魔のキャラを考えれば当り前なんですけど、素直に感心しました。 ご都合主義が基本の漫画世界において、主役級メンバーが欠けたときの状況を想定しているのは何だかすごい話です。 ☆☆☆銀魂☆☆☆ 宇宙編はあんまり面白くなかったんですけど、今週は最初から最後まで大変楽しかったです。 「姉上も”ああ見えて”カワイイもの好きだから」 ステファンの悲惨な末路も良かったです。 でも、今週のベストは「姉上、ここが僕の帰るところなんですけど」。 ☆☆☆いちご☆☆☆ ・最低変態教師白鳥 先生も最低ですが、並んで目を皿にして見入っている男子どもも最低です。 彼らは一時の性欲を満たすためなら、その後、女子からどのような目で見られようと構わないのでしょうか。 彼らにとって、女子とは生きたエロ本のような存在であり、同じ人間とは思っていないかのようです。 もしかすると、いちご世界において男女の間に性欲抜きの友情を通わせることは、僕たちが考えている以上に難しいことなのかもしれません。 そうだとすれば、先週からのさつきの友人発言も意味深いです。 さつきは、エロ本から人間へと、次のステージへ進もうとしたのかもしれません。 ☆☆☆山田☆☆☆ 前後編になるだけあり、かなりのクオリティです。 編集部も一応見る目はあるんだなあ。 代原はいつもこのくらいのレベルにして欲しいものです…。 ☆☆☆こち亀☆☆☆ ・大阪編終了 な、長かった……。 でも、やっと終わりました。 秋本先生、気は済みましたよね? もう地方人を馬鹿にして遊ぶのはやめましょうね。 さいたまさいたま。 ☆☆☆ミスフル☆☆☆ ・島流し合宿 これって初期男塾のパロディネタってことでOKですか? フグ食って泡吹いたりするんですかね。 それにしても、ここまでして行きたいものなんですか甲子園って。 地区大会の一回戦で武軍と戦わなきゃいけないような甲子園ですよ。 魅力あるんですか、ホントに? ・全員衣類を脱いで二人三脚 この漫画がしぶとく生き残っている理由は、ここらへんにあるのです。 ☆☆☆ハンター☆☆☆ ・やっぱり瞬殺の護衛団 冨樫先生は基本的に「予想は裏切り、期待は裏切らない」作家なんですけど、こういう場面では僕たちの予想を裏切ってくれないことがはっきりしたようです。 ザコは瞬殺です。戦闘シーンはキングクリムゾンです。念能力は絶対に明かされません。 ・王の能力 メルエム・デ・ポックルは食べれば食べるほど強くなるらしいです。 終盤にて劣勢を強いられた王が護衛団がばくばくごくんする様子が目に浮かぶようですが、冨樫先生だからそんな安直な展開はしないと期待したいです。 ・我々がしっかりと管理するしかあるまい 漫画に出てくる多くの悪役が、「この人たち、世界征服した後どうするんだろ」と思わせるものですが、メルエムはしっかりと今後の為政まで考えてる模様。 為政というより家畜管理ですが…。 ・マサドルデイーゴ 護衛もいない状況で無力なまま侵入者に恫喝。 あんた、本当の王だよ…。 彼の今後は、ネフェに再生されたうえ人間管理の道具とされるようです。 今までもロクでもなかっただろうに、今後もロクでもない為政者となるんでしょう。 具体的なプランとしては・・・ デイーゴ「世はより屈強な兵士を求めておる。腕に覚えのあるものは士官するが良い。破格の高給で迎えてやろう」 こんな感じで良質なエサが集まりそうです。 ・豚や牛の命乞い あのー、メルエムさん。 あなた、これから人間じゃなくてもいいけど、何かの生物のメスと交わらなきゃいけないんですよ。 人間の女を豚や牛と同一視するなんて、そりゃあなた獣かn(ry ・パームさん 冨樫先生が真面目に描いてくれないから、いまだに「単なる怖いおねーさん」なのか「実は綺麗なおねーさん」なのか分かりません。 ノヴ先生は既に昔のオトコですか? ・ショック!ゴンは非童貞だった!! 自分の漫画のキャラが同人誌などで使われることに腹を立てていた和月先生と違い、冨樫先生の「くれてやろう」と言わんばかりの、むしろ自分からネタを投げこむ豪胆な姿勢は大好きです。 ポンズをあっさり殺したように、自分の作ったキャラに執着とかないんだろうなあ。 ・ヂートゥさんモテモテ ヂートゥさんは黙ってりゃ(人殺さなきゃ)あんな格好でもモテモテだと思うんですけどね。 しかし、好感度の高い彼がゴンキルの前に現れたことにより、彼はこれから非道キャラの道を歩んでいくのでしょう。 パームさんは微妙に死亡フラグがたったような気がします。 だって、このままじゃゴンとの関係が大変ですし。 裏をかいてヂートゥ&パームに恋愛フラグが立つのかもしれませんが……。 ・次号、作者休載のため…… 冨樫先生、あなた……まさか…… 隔週連載をする気なんですか……! 良かった……。冨樫先生がやる気になってくれた……。 いちハンター信者として本当に嬉しいです。 隔週連載、大変だと思いますけど頑張ってくださいね! ☆☆☆ゲドー☆☆☆ 今週もとても良かったです。 ・ヒロインの受難 お色気路線を狙ってるつもりか。はたまた単なる岡野先生の趣味か。 スカトロチックな惨事に見舞われることの多いヒロイン結城讃良。 吐瀉物を浴びる、肥溜めに落ちる、おまるを抱くなど、これまでもロクでもない目に遭い続けてきましたが、今週に至ってはお尻に頬ずりした上に排泄物を素手で受けとめるというマニアックなプレイを強要されてしまいます。 岡野先生、あなたの趣味じゃ小学生の股間を刺激できないよ……_| ̄|○ 連載続けたかったらもっと本気でお色気路線狙ってくださいよ…………(でも、そんな不器用な岡野先生が大好きです) ・ブルース・ウェイン&ピーター・パーカー バットマンとスパイダーマンですね。 ・アンパンマン この構図、すごい面白い。 口の中からもういっこ口が飛び出すエイリアンみたい。 ・鬼逐&あずさ 悪逆非道な鬼逐のキャラは最初この漫画には相応しくないと思ってたんですが、もうすっかり馴染んでしまったようで、あずさとの夫婦漫才も堂に入ってきました。 こんなキャラならライバル投入も正解かなー。 ・調教 ドキドキだけじゃなくゾクゾクもしてるあずさ嬢。 彼女がなぜ鬼逐と一緒にいるのか、その一端を垣間見た気がします。 大人の関係って何だか複雑。 ・キチクパンチ 情け容赦はないけど、そんなに強く殴るつもりもない、とても器用なキチクパンチ。 その微妙な力加減は、やはりあずさ嬢とのプライベートで身に付けたものでしょうか。 なんてえっちな漫画だ(違 ・さかさま紳士 冒頭のオオアリクイネタがこんなところの伏線になってるなんて! 素直に上手いなあ、と感心しました。 まったく、ページ数稼ぎのためだけに何の脈絡もない話を冒頭に挿入する某秋本先生にも見習って欲しいものです。 ・アフリカの伝説 アシャンティですね。 アシャンティに声をかけられたら、何でもアベコベに答えないとバラバラにされたうえに魂を食べられてしまうらしいです。 こわいですねー、おそろしいですねー。 ☆☆☆ボーボボ☆☆☆ ・ラーメン 良かった。 Jはあれで負けたんだ。 なんか、Jの誇りというか、プライドが救われたような、そんな気がしました。 この漫画に誇りとかプライドとかハナからない気もしますが。 ☆☆☆ディグレ☆☆☆ 本当に最初の4話は何だったんでしょうか……。 面白いとは思わないけど、見た目キレイだし、ある程度ファンが付きそう。 掲載位置的にゲドーが危うくてすごく怖いんですけど……。 新連載3作には揃って打ち切られて欲しいんだけどなぁ……。 |
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