WJ33号感想

先週から感想が下品ですいません。
今週も下品なんです。
全てデスノートとゲドーが悪いんです。


☆☆☆ナルト☆☆☆

「長い」「とにかく長い」「いろいろ置いていて長い」「長すぎる」
と各所で酷評のサスケ回想編ですが、まあ僕も長いとは思いますが、しかし、それ以上に素晴らしいクオリティだとも思っています。
岸本先生がどこまで計算して描いてるのか知りませんが、全て計算尽くだとすれば、これは相当の力量です。
今回のうちは一族のエピソードに限定して言えば、冨樫先生の描写力にすら迫っているかと。

サスケ回想編ではサスケと兄イタチ、そして父との微妙に揺れ動く愛憎関係が描かれており、これが現在進行しているサスケの里抜けや復讐心にフィードバックされるわけです。
先週のナルトを読んだ限りでは、サスケが木の葉を抜けて大蛇丸の下へ走ってでも力を得ようとしているのは、同様に一族のしがらみを振りきり力を得ようとした兄への憧憬が底にあったのだと感じました。
文字通り親の仇として憎んでいる敵(兄)がいて、それに対抗するために憧れである兄と同じ道を歩もうとするジレンマ。
このような相反する感情を一人のキャラクターの中に描けば、否応無くそのキャラクター性が深まるわけですが、今週はサスケと父の間での関係が描かれています。

サスケはこれまではイタチという、ある意味、目の上のタンコブがあったせいで、父から認められてきませんでした。
しかし、イタチがあんなことになっちゃって、父としては一族の期待をある程度サスケへとシフトせざるを得ない状況になりました。
さらに、サスケが豪火球をマスターし、サスケの中に忍術の才能をも見取った父はサスケをイタチの代替と認めたわけです。
つまり、ここでサスケと父の関係性が確立し、これが後に控えるイタチによる父殺しの前置きとして重要な意味を持つようになるのです。

うちは一族の関係をまとめると、当初、サスケはイタチと仲が良くイタチと父の間にも悪くない関係があったわけですが、イタチと父の関係性が途絶することでようやくサスケは父との関係性を確立します。
三者は常にどこかで関係性が崩れており、今週のラストで、ただサスケのみが父とイタチ、双方との関係性を保ちつづけている存在となるわけですが、これがその後、父との死別、父を殺したイタチという形で、サスケに絶対的な孤独感を与える結果に繋がるのです。
それを象徴するかのように、中盤で「うちは」の家紋(=シンボル)が一族の象徴たる父から語られ、最後のページでは先週イタチに穿たれた「うちは」の家紋が描かれています。

三者の微妙な関係性、シンボル使用の巧みさ、豪火球でのグラフィック面の強化。
おそろしくバランスの取れた素晴らしいエピソードだと思います。
あと、個人的には、サスケへの期待が薄いとはいっても、決してヒステリックな振る舞いはしない父が好感度高いです。
ムチャクチャ酷い親父じゃなく、同じ人間として感情移入できるレベルの「偏り」として描かれているのがグッドです。

今回のサスケのエピソードは、これまでかなりどうでもいいキャラクターだったサスケを、とても良い具合で深めていると思います。
サスケたん(*´д`*)ハァハァな婦女子の方々は手を打って喜ぶんじゃないですかね。

というわけで、うっかり絶賛してしまいましたが、実際すごく良いと思います。
岸本先生ってホント安定感ないです。
たまにビックリするほどクオリティが高い。


☆☆☆ワンピース☆☆☆

良く似た船でいいじゃん……。
形あるもの、いつか壊れるんだし。
キャプテン・クロのエピソードを考慮しても、ルフィ以下麦わら海賊団一行のこだわりには感情移入できません。

しかし、アイスバーグさんの言葉は良かったです。
この漫画はここ一線のところでは間違った方向へ行かないんですよね。
それだからクソ漫画とも言い切れないので困る。

最後のウソップは文句なしに良かったです。
たまにこういうことされるから、クソ漫画とも言い切れなくて困る。


☆☆☆デスノート☆☆☆

・1コマ目
いきなり凶悪過ぎるライトフェイス。
分かってたこととはいえ、殺る気満々です。
ライト少年も第一話では人を殺すことに罪悪感を感じてたような気もしますが……。
慣れって恐ろしいですね。

・情が移るような事があってはならない
ライトって人間だったんだ……。
情が移る可能性がわずかでもあるんだ……。

・「できるか?」じゃなくて「やれ!」でいいよ
人として間違っている男性読者諸兄は、この一言でエロ妄想の世界へと旅立っていくことでしょう。
真性Mっ子ミサたん(*´д`*)ハァハァ

・せめて他の女の子とも沢山会う様にする
また、軽々言いやがって……。
僕たちのようなフツーの男性成人が女の子とデートするまでに、いくつステップを踏まなきゃいけないと思ってるんだか。
このセリフによって、全国のアンチ真中の3割くらいがアンチライトへと移行するのではないでしょうか。

・それとこれは別の話でしょ
ライト少年には難解過ぎる一言。
しかし、傍目八目な僕たちには、この言葉が理解できます。
そう、やはりミサたんは真性Mっ子なのです!
SMプレイの一環として「いいなりになる」のも「利用される」のもOKですが、他の女に取られるのはNGなのですよ。
がんばれ、ライト少年!
その頭脳を活かして、粛清活動とSMプレイの両立を目指してください!

・レムの爆弾発言
ライトが女の子にモテモテなのと同じように、ミサは死神たちにモテモテです。
しかし、これで「ミサ自殺フラグ」とか「ライト、レム殺しフラグ」とかいろいろ立ってしまった気がします。
ライトの知力があれば、第三者を操ってレムにその場でミサを救わざるを得ない状況を設定することもできそうですが。

・ついに登場ライト母
結局、お茶を出すタイミングを逸したライト母。
扉の向こうで聞き耳を立てている彼女に聞こえてくる言葉は「あなたの××もミサに見せて」「後ろ向いてくれるか」「レムとは全然違うタイプね」「結構上手いじゃないか」「私はライトのいいなり」「な…なんか、すごい、どっちも…ワクワクしちゃう」などなど、刺激的な言葉ばかり。

母の心中いかなるものか。
「××って何よ、あなたライトのどこを見てるのよ!」
「う、後ろ!?ライト、あなた、そんなことまで!」
「レムって誰!?ライト以外とも付き合ってる男がいるの!?このハレンチ娘!」
「結構上手い!?や、やっぱり遊んでる娘なのね!」(以下、自主規制)
ライト母は息子が悪い女に騙されてるんじゃないかとハラハラドキドキです。

そうこうしていると、二人が痴話ゲンカをはじめたようです。
ドキドキしながら成り行きを見守る母。
すると、女をなだめるような息子の声が……

「遊びじゃないんだ」

……息子は本気だったのです!
悪い女に騙されていてもいい。
ライト母は息子の初めての恋愛を応援しようと誓いました。
だからこそ、ミサから突然「お母さん」と呼ばれても怒りませんでしたし、ミサが帰った後は「かわいい子ね…」と憎憎しげな顔ながらも彼女を認めたのです。

『渡る世間は死神ばかり』次号へ続きます。


☆☆☆いちご☆☆☆

前回も同じようなケースで、真中がボコられることで解決してた気がします。
今回も真中がボコられれば、全て丸く収まったのではないでしょうか。
きっとそういう気がします。


☆☆☆ディグレ☆☆☆

うーん、つまんない!

最近、舞台が移って少し話に内容が見えてきた気がしましたが、今週は言うなれば「意味のない内容がつまってる」感じでした。
1〜4話で感じた虚無感が再び。
しかし、タチの悪いことに、この漫画1クール凌ぎそうな気がするんですよね…。
遠い将来、黒猫のような一流のネタ漫画に化けそうな気もしますが、それよりも目前のゲドーを救って欲しいです。


☆☆☆山田☆☆☆

先週に続き、今週もかなりのハイクオリティ。面白いです。
「球児らしい攻め」「試合に出せって意味じゃねえよ」
ツボでした。シンプルながらも、とても良くできたギャグ漫画だったと思います。

でも、他の感想サイト見たら、どこも絶賛してるわけでもないんですよね。
やっぱりギャグ漫画ってどうしても読者の好みに依存しちゃうみたいです。
武装錬金のギャグが寒いって人もいるし、スピンのパロディが下手だという人もいるし、ボーボボが何が面白いのか分からない人もいるのです。
普遍的に面白いギャグマンガってありえないのかもしれませんね。

というわけでアンケート。
ギャグマンガ日和がちっとも面白くない」という人は掲示板に一言「ギャグマンガ日和つまんねー」と書き込んで下さい。
もし、最も普遍的に受け入れられるギャグマンガがあるとしたら、ギャグマンガ日和じゃないかと個人的には思っているのです。(この前提は間違いかもしれない)


☆☆☆テニスさま☆☆☆

・だが遅すぎたな
何を言ってるのかさっぱり分かりません。
「いつまでもそのハイテンションが続くわけない」なら「早過ぎたな」じゃないんですか?
そもそも、越前少年が全力(=無我の境地)でいれば真田皇帝より強いというのは、最初の頃から描かれてたことですし。
一瞬だけ無我になるのはどうなったんですか?
「これが奴のベストテンション」なんですか?すごいバテてませんでしたか?
もう、意味が分かりません。

・DAY DREAM
今週のテニスさまは(意味はさっぱり分かりませんが)落ちついていて面白くないなー。
なんて、思っていたら大間違いでした。
さすがはジャンプ最強のギャグ漫画です。今週も笑わせてくれます。
テニスの試合中、突然「日本刀を持ったサムライ」の幻覚に襲われた真田副部長。

「何だ…………今のは!?」

それを聞きたいのはこっちです。
属性魔法とかスーパーサイヤ人とか、何でもアリの本格庭球漫画ですからね、テニスさまは。
憑依合体とか、CLASSアサシンの召喚とか、何を言われても驚きませんよ?


☆☆☆ぷーやん☆☆☆

えー!!!!
バットディレクター、あれで終わり!?

何なんでしょう、この漫画。
真剣に訳が分かりません。
面白いのかつまらないのかも良く分からないけど、とりあえず心は弾みません。
何だかマンキンに似たものを感じます。


☆☆☆武装錬金☆☆☆

いつの間にやらすっかり馴れ合ってるパピヨン。
今回のヤマ場は最大の盛り上がりを見せるはずだったのに、こんな展開で小康状態に落ちついちゃうなんて勿体無いというか、和月先生らしいというか……。
和月先生ってホントにいろいろ勿体無い作家だなあ。


☆☆☆ゲドー☆☆☆

・須賀幌町(すがほろちょう)
これがスカトロ町の変名だったとは…………
人から言われるまで気付きませんでした。(ちなみにこれを教えてくれたのは熱心なアバル信徒の方です)
岡野先生はゲドー開始時からスカトロ漫画に狙いを定めていたのですね。
そこまでされると、もう天晴です。
お色気路線で人気取れなくてもいい。
岡野先生は岡野先生の信じる道(スカトロ道)を歩んでください。
僕はそんな岡野先生を応援しています。

・あずきちゃんは鬼逐くんのいいなりだし
あ、そういえばミサたんのライバルがこんなところに……。
いちごに対してはスカトロで対抗、デスノートに対しては同じくMっ子で対抗。
岡野先生は本物の漢(おとこ)です!

追記)掲示板にて、「須賀幌町はサイモン&ガーファンクルのナンバー『スカボロフェアー』由来ではないか?」とのお言葉を頂きました。
そう言われればそうかもしれません。むしろ、そう考えた方が道理が通る気がします。
でも……、でも、僕は岡野先生を信じています!


☆☆☆こち亀☆☆☆

_| ̄|○

まだ、引っ張る気ですか……秋本先生…………。
酔っ払いや老人の世話しかできないイチ巡査長をヘリ数機で追いまわすほどヒマなんですか?なんていうツッコミはしてあげませんよ。

・納豆なんて食べんがな
一昔前までは本当にそうだったらしいです。
そういえばこんなページもありました。
秋本先生の描く大阪は明らかにオカシイですし、「いや、それはないだろ」って思いますが、しかし、お好み焼きと一緒にゴハンを食べる様子にはちょっとビックリしました。
関西人、侮りがたし。


☆☆☆ミスフル☆☆☆

・根津
レギュラーメンバーとすら組ませてもらえない根津。
彼の扱いの不憫さには同情します。
しかも先週組んでたネタキャラならネタで何とかなりそうなのに、桶川とかいう本当にどうでもいいパッと出のパートナーに変えられてました。
そして、今週も足がつるというベタな展開で見事なお荷物っぷり。
不憫だなあ。

・かえって一人の方が泳ぎやすいよな
あんたら海に入るまで気付かなかったのか!

・これをクリアして上手くなっていったら、きっと野球がもっともっと楽しくなるっすよ
根津くんの思考は、もはやポジティブシンキングというよりも空想逃避の域に達してると思います。
キミたち、ホントに野球したいなら転校を真剣に考えるべき場面ですよ、これは。


☆☆☆目次川柳☆☆☆

最近、ナルトの入ったラーメンってなかなか出会えません。


☆☆☆目次コメント☆☆☆

・「誕生日にスタッフが美味し〜いお肉をプレゼンとしてくれました!〈剛〉」
あの……そのお肉、何かおかしなクスリとか入ってませんでしたか……?
LSDに浸かったりしてませんでしたか??
許斐先生は素のままでテニスを描いてるから面白いんです。
クスリの賜物だなんてオチはやめてくださいよ。
最近のテニスを見てると、本当に心配なんです……。

・「ゲドーノベライズの際はよろしく〈剛〉」
ノベライズまで射程に入れてる岡野先生。
ど…どんなノベルになるんだろう……。

「『めんこいのお〜』
そういって、讃良はイヌモドキオオアリクイの尻に桜色の頬を何度もすりつけた。
そうしていると、アリクイの尻がもぞもぞと動き出し、そこから何か茶色い(以下、本当に自主規制)」

まずいよ…岡野先生……。
ノベルはまずいよ……_| ̄|○

・「関西弁を真似して使うのは、本場の関西の人にとってはイヤだそうですね〈治〉」
そこまで分かっていながら……
あなたは、何故…………_| ̄|○



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