WJ47号感想 |
表紙を飾りつつも本編を落とすという荒業が見れるかと思ったんですが、載ってました。 なぜか残念な気分になってしまった僕は、何かが間違ってると思います。 喩えるなら、黒猫に知欠描写が見つからなかったような、そんな気分。 ☆☆☆P89☆☆☆ 地味に顔を出してる矢吹先生。 今回の4コマ、何度見てもイマイチ意味がわからないのが流石です。 フローラも足が速ければトレインやイヴを食い殺せたのでしょうか。 ☆☆☆テニス☆☆☆ ・杏ちゃん&神尾少年 神尾少年、杏ちゃんに電話を掛ける ↓ 神尾少年、杏ちゃんをライブに誘う ↓ 「そんなことより!」 杏ちゃんは兄が大変なことになっているのに、すぐに後を追わずに電話に出たわけです。 それで、神尾少年がライブを誘い出したら、「そんなことより!」なのです。 急を要しているのかいないのか、良く分からない二人の行動。 ・「なんで止める必要があるの?」 まったくですね。 そんなふとした弾みで殺人テニスをするような人はテニスを辞めるべきだと思います。 ・立海の切原に近いテニス 相手の体にぶつけることを信条とし、思ったより手間取ると急に怒りだして目が充血し、挙句の果てには金色のオーラ(可視光線)を発しながら土煙を巻き起こすテニスに近かったのですか。 そんな人間が日本に二人もいるだなんて、中学テニス界は本当に最悪ですね。 ・「よかよ、本気みせたるばい。怪我せんごつ!」 …………。 許斐先生は読者を笑い死にさせるつもりなのでしょうか。 テニスプレーヤーは本気を出すときはお里の言葉をしゃべらなければならないのでしょうか。 越前少年は英語でしたからまだマシでしたが、生まれが方言のキツイところだと大変です。 今週のラストページ、この絵の間抜けさはただ事ではないですよ。 ☆☆☆こち亀☆☆☆ ・ギネス認定 あれだけの巨大さだと、あれだけ整合性を保って書けるだけで十二分だと思うんですけどね。 ☆☆☆湖賊☆☆☆ 多いといってもたいして多くない敵数や、「近づかねばいい」などの傲爛さまのクレバー、浮袋というネタのショボさ、そこらへんは良かったです。 でも、主人公が一人でバコバコ敵を倒してるのは残念。 地味な漫画は好きなんですけどね、だとしたら主人公の強さも、もっと常識的な地味なレベルに押さえて欲しかったです。 主人公だけ微妙に超人なので、「全体的に地味だけど少年漫画のオーソドックスは踏襲している」感じになってて、単に地味でつまらない漫画になってます。 ジャンプって、ここまで思いきって地味にできないのかな。 そこまでやると子供に受けないのかな。なんだか残念です。 ☆☆☆いちご☆☆☆ ・友達テスト さつき嬢は何を勘違いしているのか知りませんが、友達同士で体を引っ付けあったり、服を着させたりすると思ってるのでしょうか。 いや、そんな友達いないから。 ・「ムリだよ!男と女で恋愛以外にスキンシップなんて――」 まあ、そういうときのためにセフレという大変便利な言葉があるのですが。 ・「選んでもらえそうなところだけ残して」 えと、つまり、胸とパンツだけ残して、ということでしょうか? 今回のさつき嬢の一連の発言と行動を見ますと、「あたしはセフレでOKよ」というアピールにしか見えないのですが、河下先生、あながち外れでもないですよね? ・「あたし上もだけど下も」 求愛行為以外の何物とも取れない一言。 ・「今回のこの試合、俺の負けでさつきの勝ち!?」 もう意味がわかりません。好きにしてください。 ☆☆☆ゲドー☆☆☆ ・「何か間違いでもあったら…」 お母さん、あなた、いまさらなにを。 そういうことはゲドーくんを家に迎える前に心配することでは…。 ていうか、かなり手遅れですよ。 あなたの娘さんは、違う意味ですごくいろいろ間違いをおかしてますから…。 ほら、スカトロとかストーリーキングとか。 ・「ウンコしたー!」 ま た 、 ウ ン コ か ! ・「このあと誤解を解くのに一日かかりました」 これだけ複雑な事情を、どうやって一日で誤解を解いたというのでしょうか。 嘘に嘘を重ねていかなければ、かえって事態が紛糾すると思うのですが。 ああ、「カンガルーみたいなアザラシもいるのよ」の時点で丸めこめればいいのかな。 今週のゲドーはとても好きな感じです。 ☆☆☆ハンター☆☆☆ ・335ページ2コマ目 1週に1コマか2コマの割合でたまに載る「まともに描かれたコマ」は、「コミックスでは全ページこのクオリティで読めるんだよ。お得だよ、買ってね。それから、僕はコミックスが出る際にこんな大変な仕事をするんだから、これからもしばしば落とすけど仕方が無いよね」という主張に見える今日この頃。 コミックスを出す際に絵をちゃんと描くことが、ものすごく立派な仕事に見えてくるのがハンターの不思議なところです。 ・授与式 授与式に耐えられるのは念の素質うんぬんよりも肉体の強さだと思うんですけど。 キメラアントは元々丈夫な体をしてたから、相対的に多くが生き残れたでしょうけど、人間の、それも赤子まで授与式しては耐えれないと思います。 赤ん坊とかやるだけ無駄じゃないかと。 稚魚のうちに乱獲しちゃうようなもので、ネフェの食糧管理はそれでいいのかと、ちょっと疑問。 ・6vs3 なんか、この構図はハンター側がものすごく弱弱しく見えるのですが。 ゴンキルを一人前として扱ってるというのは良く分かりましたが。 これでゴンキルがネフェに勝っても、それはそれでインフレ甚だしい気がしますし。 ただ、ここでネテロ会長が王に勝てるとは到底思えないので、今回の戦闘をワンクッションとしてまだまだ続いていくのでしょうけど。 それにしても、登場当初あれだけ死臭が漂ってたモラウ先生ノヴ先生は、ここに至ってもまだご健在。 ただ、モラウ先生は今回のゴンお試し企画でちょっとヘタレを見せたので危険ですね。 もう見せ場イベント(「オレの目の黒いうちは〜」)も消化しちゃってますし。 ☆☆☆デスノート☆☆☆ ・松田さん とっさにマネージャーとしての立場を利用した松田さん。 下手をすればミサにまで危険が及ぶところでしたが、うまいこと演じきりました。 いやあ、ハラハラしますね。 だって、松田さんだから。 「こんがらがってきた…」とかいってるし、不安で仕方ないです。 ・「あいつを一人にするのはまずいんだよ」 ヨツバ八人衆の痛いところは、松田さんから目は離せないけど、その場で死なれても困ることですね。 松田さんが時間を稼がないといけないように、彼らも松田さんを一人にできず、時間を稼がないといけない。 そして、そのためにはミサを宣伝起用という方向で話を進めなければならず、すると色香に惑わされる、と。 ・ライト 今回のライト君は完全に蚊帳の外。 活躍は主にLとミサ(若干松田さんも)。 今週のライト君は鉄人を操作する金田少年みたいな感じ。 それにしてもミサという駒は強いですね。 こんなのとライトが組んでたんだから、そりゃ凶悪だ。 ・「天国」 毎回毎回いい感じで読者を騙してくれる次号サブタイトル。 今回もこんな感じで「天国」が出てくるとはビックリです。 ・「おいっ、酔ってるのに危ないぞ」 いまから殺そうとしてるのに、意外といい人達だぞ、この人達。 やっぱり、ノートに名前を書く(もしくは、死んで欲しい人会議)ことはできても、目の前で人が死んだり、実際に手に掛けたりすることはできない人達なんでしょうね。 しかし、松田さんは、あんな小さなマットによく命を預けたものです。がんばってるなあ、松田さん。 松田さんとはおもえないくらいのがんばりようだ。 ・救護隊員ライト&L 担架のシーンはともかくとして、担架に載せるところではどうやって手錠をカモフラージュしたんだろう…。 ☆☆☆ナルト☆☆☆ ・集中治療室 大怪我をちゃんと大怪我として扱ってるところには好感が持てます。 ナルト世界では包帯グルグルに巻いて肉食っても治らないんですね。 ネジとチョウジはなんか死んだ方が自然なくらいの重症でしたが、まあアリかなあ。 岸本先生にここで二人を殺せっていうのも酷だし。 当分出てこないくらいの配慮は欲しいですが。 ところで、今回の小隊メンバー、特にネジとチョウジは敵忍者集団の幹部クラスを一人一殺見事に成し遂げたわけですが、それだけの戦闘能力を披瀝しても指揮能力が無ければ下忍から昇級できないんでしょうか。 ペットを探しても、敵幹部を命がけで追撃しても、同じ下忍。 なんだか可哀想だなあ。 ☆☆☆ボーボボ☆☆ ・ギガ OVERとハレクラニは戦線復帰するもギガは生け贄に…。 この二人とギガに何の違いが……。 あ、この二人、もうすぐアニメで出るのか。 現実って非情です。 ☆☆☆武装錬金☆☆☆ す、すごい変態だ…………。 ☆☆☆アイシールド☆☆☆ ・アイシールド 意外なまでに真っ当に戦ってるスコーピオンズ。 敵の作戦が筒抜けというから、なんかもっとすごいことしてるかと思ったんですけど。 トンデモ度でいうと武軍装戦くらい。蓋を空けてみるとすごく普通の人達でした。 プリーストがカスチームだったということですね。 |
戻る |