WJ51号感想

ハンターの載ってるジャンプなんてありませんよ、ファンタジーやメルヘンじゃないんですから。

☆☆☆リボーン☆☆☆

・「こんなところ京子ちゃんに見られたら、ハルのこと彼女だと思われちゃうかも――…!」
あなた、少し自意識過剰すぎやしませんか?
まさか、この漫画の存続にあなたの存在がほんの少しでも関与しているとか、そんなことを考えているんじゃないでしょうね?
この漫画は獄寺姉弟・ランボ・ハル・山本・笹川兄によって成り立っている漫画ですよ。
あなた(ならびに京子)にいかほどの価値がありましょうか?
そのような思いあがった考えを抱くなどおこがましい。
しかし、あなたがそのような考えをしてしまうのも、全てあなたの先輩に問題があるのでしょうね。
そう、真中J平……。

いや、なんかホントに真中を想起したんですよ。
この子のこのセリフには……。

・自分感謝デー
ああ、分かります。すごく分かります。
僕も定期的に定めているわけではありませんが、しばしば、自分へのご褒美を設定します。
そういうときは思いきって買っちゃうんですよね……半額になった豚肉を……。


☆☆☆アイシールド☆☆☆

ん? まあ、いいんですけど……
網野戦で、セナとアハーハーの人(名前失念)が抜けたときと違ってすごい慌てようだなあ、と思ったり。


☆☆☆スーパーメテオ☆☆☆

53Pもあるから読むのダルイなーとか思ってましたけど、普通に面白かったです。

・「あんな厳しい丸刈り部に入っちまったせいでオレは…」
髪型のせいじゃないと思いますけどねー。
丸刈りでもクールな人いますよ。
レベルEのサード金光とか(モテるかどうかは知りませんけど)。

・田中ゆーじろー
楽郎に目をつけた選別眼。
そして、最高のポイントで最高の場所から出てくる意外性…。
こいつ、大物(お笑い芸人)と見た…!
何も活躍してないけどすごい存在感です。

・一方的な試合条件
男塾などでお馴染みの一方的に突き付ける試合条件(「〜〜という勝負法だ。この決闘法を受けないのも貴様の自由。その場合オレの勝ちとなるがな」)ですが、逆にこちら側(おじいちゃん)が当事者(女バレ)を無視して勝手な条件を突き付け返すってのは新しくて良かったです。

・「ほォ……見上げたバカだな」
このセリフ、1回リアルで言ってみたいです。


☆☆☆師匠と僕☆☆☆

こいつも意外と面白かったです。
今週の読みきりはどっちも当たりでした。
といっても、この漫画が面白いと言えるのは、居合の初太刀をかわしたあの1コマに凝縮されるのですが。
それでも1コマで面白いと思わせたのだからたいしたものかも。
あれだけヘナチョコに描かれてた主人公が、あれだけ突然に活躍するとカタルシスがありますね。
あの一瞬で「師匠」のすごさも描いちゃったわけですし。
この展開でよくある「精神力で勝った」みたいな流れを裏切ってくれたのは良かったです。
それまでひょろひょろだった体が急に筋肉質になっちゃったのは、まあご愛嬌ということで。


☆☆☆スクールバトル04☆☆☆

ああ、今週こんな読切もあったんだ。
うん、まあ、そんなに悪くなかったです。
生徒会が武闘派なのは菊地先生からウテナ、そして最近では九龍妖魔学園紀と伝統ですよね。

菊地先生の『魔校戦記』に出てくる生徒会なんてすごいですよ。
移動生徒会……伝説の妖人四人組……正気の沙汰ではないです。


☆☆☆いちご☆☆☆

偶然すべって女性の股間に顔をうずめるとか、偶然物が倒れてきて女性を押し倒すとかも、なんかすごい話ですけど、突然現れた野生の猿が女性の水着だけを奪うというのも、またものすごい話です。
このまま話が進んでいけば、「全地球規模の地殻変動の結果、明日を滑らせて女性の胸に触る」「巨大隕石が落下し、その衝撃で女性に抱きつく」など、さまざまな事態が予想されます。
なんていうか……逆バタフライ効果?
ありとあらゆる人災・天災の帰結としてエロイベントを発生させる男、真中。


☆☆☆ゲドー☆☆☆

巻末コメントに別れの言葉がなかったので「もはや生き残ったか!?」と思いましたが、単に1週延びただけのようです。
残念無念。
冒頭の上院さんのまっとうなお話と、ケツの穴のデカイ讃良さん以外あんまり面白くなかったです。


☆☆☆ハンター☆☆☆

ゲーッ!
ハ、ハンターが、載ってるーーー!!!!

しかも、ちょっとちょっと。
旅団が出てきてますよ!
ウッヒョー、シズクだ、シズクだ!あっひゃっひゃー!

まあ穿った見方をすればメルエムvsネテロの本線で行き詰まった冨樫先生が、とりあえず旅団を出して時間を稼いでるとも言えなくもないんですが、しかしこれが時間稼ぎだとしても、なんと豪華な時間稼ぎか。
旅団という財産は冨樫先生のリーサルウェポンです。
ザザン戦などという枝葉末節で旅団員の誰かが欠けるなんて到底思えないし、また彼らが苦戦する様子など微塵も感じられないため一方的なワンサイドゲームしか想像できませんが、それでも来週がとても楽しみ。
幻影旅団ってすごいなあ。

・ツクマさん
巨大なエビ(おそらく念能力体得済み)に半殺しにされたツクマさん。
えーと、ツクマさんってもしかして念能力に目覚めることができるんでしょうか。
これって授与式みたいなモンですよね。
念能力者になれるとしたら、ギドみたいになるといいよ。うん。

・「人前に出ることを全く恐れないということです」
これって、後に出てくるシズクたんの「偶然ってことはないんじゃない?」からの一連の考察と矛盾しますよね。
ということは、キメラアントに共通した特徴として「人前に出ることを全く恐れない」のではなく、「人前に出ることを全く恐れない」キメラアントが放映されてるんじゃ…。

・「変装した人間には決して出来ない芸当です」
美食ハンターのプラハさんがウヴォーみたいな強化系念能力を覚えればできそうな気はします。

・カルト
なんかすっかり旅団に馴染んでるカルト。
何の違和感も感じません。

・出迎えの3人
旅団は以前マフィアに敵対行動を取ったことから、流星街の中でも浮いた存在、反逆児のように思われていましたが、今回は故郷の危機を救うため(?)に里帰りしましたし、流星街の(おそらく上役と思われる)人間が出迎えに来ていることから、彼らの間はまったく途切れてるわけでもない模様。
「ずれたとこで迷走してやがる」の言葉からも、旅団たちがなぜ流星街を出たのかは想像が付きますが、それでも故郷の危機を救うために戻ってきた旅団がなんか良い感じ。
これが彼らがたまに行うという「慈善活動」なんですかね。

・「楽園への永住を約束しよう!!」
メルエムがふと立ち寄るだけで崩壊しそうな楽園ですが。
クイーンショットで世界を牛耳るといっても、こんなショボそうな兵隊を増産してどうなるってんでしょうか。


旅団が出てきたのは嬉しかったけど、できることならザザンなんていう枝葉ではなく、メルエム戦など中枢の方に絡んで欲しかったです。
それでも、今後数週の間、シズクが出てくると思うとそれだけで楽しみですが。
なんか間違って来週も載ったりしないかな、ハンター。


☆☆☆ワンピース☆☆☆

うわ、面白い。

・サイファーポールNo.9
前々から佇まいが怪しかったカリファさん。
しかし、CP9が複数人の組織ということで、彼女の線は消していたんですが、(酒場のブルーノは分かるわけないんで別として)カクとルッチがCP9の一員という展開は全く想像できませんでした。
僕の先週の感想「この人たちは仮面取ったら魅力ないキャラになるんじゃないか」は良い意味で裏切られました。
尾田先生、ちょっとすごいや。

でも、ガレーラカンパニー編はウソップとフランキーという未消化事項が二つ残ってるので、それとCP9の三者をまとめつつ、かつ短く切り上げるなんて展開は期待できないんだろうなあ。ただでさえワンピのバトルは長いのに、今週でルフィは何だかやる気満々になってたし。
CP9がらみは今シリーズで決着を着けず、次シリーズ以降に持ち越しとなって欲しいです。
まあ、これは多分そうなるんでしょうけど。


☆☆☆デスノート☆☆☆

・「私は弥海砂を妻に迎える」
それまではミサをキラと断定したり、その危険性を憂慮したりと大物っぽさを見せていたヨツバキラ。
しかし、この一言でドカンと株が急下落。
判明した口元からも鷹橋さんの疑いが濃厚になってきました。
あー、いや、ダメだ。鷹橋さん既婚者だった。(既婚/独身情報はここで絡んでくるのか…)
今までの素振りからして一番怪しかったのは紙村さんですが、彼ならこんな発言はしないだろうし。
鷹橋さん以外の誰の発言であっても、なんか違和感を感じます。

・模木さん
すごいなあ、模木さん。
向いてなくてもやれと言われればやる。
なんて立派な人なんだ。
それにしても、毎週笑いどころを用意してるデスノートはすごいなあ。

・レム
あれ、この面接会場にレムがいるってことは…
キラはこの4人の中の誰か?
となると、火口か紙村しか残らないような気がするのだけど…。


☆☆☆ディグレ☆☆☆

・ミランダさん
御髪が乱れて突然キュートになったミランダさん。
なんかもう先週までの彼女が思い出せません。
彼女の装いも、この髪型だとシックで可愛く見えてくるから不思議。
ちっともださくない。
読者を良くも悪くも見事に裏切った神田さんといい、星野先生、実はキャラクターメイキングが上手いのか??


☆☆☆ミスフル☆☆☆

・「両手でうちやがった!!」
いや、あの…普通だから……。

・「両手で打つことにより球威に対抗してきましたね」
いや、だからさ……あのさ……。

・「しかし蛟龍の方を狙っていたとは…」
蛟龍はいつの間にそんな普通のバッターに打たれるような球に成り下がっていたのでしょうか。

・「片手で打ったぞ〜〜」
片手で打ってたやつがやっと両手で打ったかと思えば、今度は両手で打ってたやつが片手打ちに…。
しかもこっちはヒットになってるし。
なんなんだ、この漫画は。

・「何とかファースト虎鉄くん、ジャンピングキャッチ!」
虎鉄の存在意義は大分前から猿野の悪送球をダイビングキャッチするだけのものになってると思います。



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