WJ53号感想 |
ゲドー、生き残った―――!!!!! ☆☆☆ムヒョ☆☆☆ 先週、「よしっ」で紳士感想を書いたことだし、ムヒョのクオリティ次第ではこれも13週間紳士感想書いてやろうかと思いましたが(「タカヤ」の件で始まる前からアンチ気味)、そんなに酷くクオリティが低くもないので(ネタにできずに)つまらなかったです。 読切のときくらい登場人物の心情が意味分からなければ、いじりがいがあったんですが。 今回はずいぶんシンプルになってました。 ・ムヒョ 作者がダークヒーロー気味な主人公に設定しているから、こういう子なんでしょうけど、やっぱり好きになれないです。 仕事じゃないから知ってても除霊しない、ってのはまあイイです。 でも、自分が引き受けた仕事なら、依頼人の安全は全力で確保してあげましょうよ。 「無事なら奇跡だナ」じゃないですよ。 警官だって職務を忠実に行ってただけでアホ呼ばわりされるのは酷いなあ。 そういう可能性を考慮に入れてなかった自分の計画の杜撰さに問題があると思います。 それでもリエさんがとても悪い女の子であれば、まあ少々痛い目に遭わせるのも納得いきますが、そう酷いことをしたわけでもなし。 せっかくスペシャリストに頼ってきたのに、こんな目に遭わされるリエさんかわいそう。 結局のところ、ムヒョからダークヒーローというより、むしろヘタレを感じてしまったのが、第一話最大の問題かと思われます。 最近セオリーから脱却しようとして、根本的なところでミスを冒す作品が多い気がします。 まあ、ムヒョが冴羽リョウみたいだと、それはそれでオーソドックス過ぎるのでしょうが。 ・「うっわー超必死」「オマエキモイ」 あなたたち、そんなことで私立リリアン女学園で生きて行けると思ってるんですか!? 先生怒りますよ! ☆☆☆アイシールド☆☆☆ ・試合前日 相撲→作戦カードテスト→花火 一日のうちにすごい色々やってます。 若いっていいなあ。エネルギーがあって。 僕くらいの歳になると、どれか一つやったら家に帰って寝たいです。 ・「泥門は一人、決定的な穴がいるんスよ!」 小結クンを穴だと思ってるなら、黙っておけばいいのに…。 こないだ作戦参謀たる主務のセナくんに、あなた懇切丁寧にアドバイスしてたじゃないですか。 アドバイス通りに出てこなかったらどうする気なんでしょう。 ・どぶろく先生 いなくても困りませんね……。 彼は帰国後何か役に立ちましたっけ。 ☆☆☆銀魂☆☆☆ ・お妙さん 冒頭の橋での一戦?を見て、彼女はきっと歌舞伎町四天王を受け継げると思いました。 「父の道場を復興させることです」には、「ああ、そういう話もあったなあ」と懐かしく。 だって、もう水商売に溶けこんでるもの。 最初から水商売してたようなイメージすらありました。 ☆☆☆テニス☆☆☆ ・大阪代表 うわ! 一番左の人、キモッ! これまでの爬虫類系のキモさとは一線を画した、新しいジャンルのキモさです。 幕張の奈良がこれ以上ないくらいキモくなったような、そんな感じです。 で、真ん中のほうにヨツバの重役社員さんがいらっしゃるのですが、あなた中学生のテニスに参加してる場合じゃないでしょうに。 大人が参加する大会ではないですよ、これは。 ・組み合わせ抽選会場 昨今の中学生は、全国大会に出場するようなスポーツマンであっても、初対面の相手を挑発したり罵ったり、ロクでもないですね。 まあ、真田に対する「本当に中学生ですか?」の問いかけは至極真っ当だと思いますが。 ・大ゴマ 激しく今更ですが、テニス様の大ゴマや見開きの使い方は素晴らしいです。 扉の見開きはともかくとして、次の全国的変態6人衆の見開きや、その次の越前の見開きなど、ページの無駄遣いとしか思えない大胆な構図。 特に越前の方は必然性と言うものが全く感じられなくて100点です。 ☆☆☆ミスフル☆☆☆ ・兎丸 残念ながらバックスクリーンに叩きつけられた衝撃で死亡しなかったようで、アストロ球団にはなれませんでした。 しかし、まだチャンスはありますよ。 ホームランを打った後に、ダイヤモンドを回っていてホームベース直前で喀血して倒れればアストロ球団です。 もちろん、辞世の句を忘れてはいけません。 兎丸の打ち所が悪いことを祈りましょう。 ・連続ホームラン どんな特訓の後でも、犬飼の精神的モロさは変わらないようです。 ヘボいなー。 ☆☆☆こち亀☆☆☆ ・20年前 タッチは似せているようですが(たまに現在にもどってるけど)、テンションがほぼ現在のままなんですよね。 「20年後に消えるキャラで…」の辺りは確かに昔っぽいネタですけど。 そういえばこの表で消えたのは、チャーリー小林と、それと犬なんですよね。 最近のこち亀しか知らない人は何のことか分からないと思いますが、昔のこち亀は犬がレギュラーだったんですよ。 あと、プータローとかもいたなあ。 ☆☆☆ゲドー☆☆☆ ・翼さん 「ええーっ!これが!? タマゴに戻っちゃったのー!?」のコマの翼さんが、なぜか面白くて仕方なかったです。 改めて見てもすごい絵だ。 ・目覚めの踊り 讃良さんにこの格好をさせるためだけに用意された素晴らしい踊り。 小中学生男子の股間を刺激するという本来のゲドーの目的を、岡野先生が取り戻してくれたようです。 純粋な頭脚人間であるレナが平時通りの格好をしているのに、部外者である讃良さんは伝統的な衣装(?)で踊ってます。 まあ頭脚人間があのような格好をしても、これといって嬉しくない(小中学生男子の股間を刺激しない)からでしょうが。 ・「お礼に尾羽を2、3本プレゼントするよ」 ゲドーの敵役に特徴的なことですが、とりあえず最初に懐柔を試みるんですよね。 これは勝手な妄想ですが、この交渉(?)が上手くいったなら、約束を反故にすることもなく本当に尾羽くれるんじゃないでしょうか。 ワンヤンとしてもあげて都合が悪いわけではないし、それで頭脚人間一族が黙ってるなら、その場はそれで納めようと考えると思います。 常に力ずくで、いつも人が嫌がることばかりを考えてるような非合理的なステロタイプ悪人ではないのが好感持てます。 反感買うことが目に見えてるランク云々はしゃべり過ぎだと思いますけど。 ☆☆☆いちご☆☆☆ ・「東城だけはいつまでもそばにいてくれるんだと思ってた」 彼のこの自信は、一体何に依っているのでしょうか。 この根拠のない自信は何なのでしょうか。 あれだけ四方八方の女性に尻尾を振り、あれだけ変態行為を重ねて、まだ根拠のない自信を持ちつづけるとは…。 真中、侮りがたし。 ☆☆☆目次コメント☆☆☆ ・「めちゃめちゃ結婚した(栄一郎)」 結婚という一回性のイベントに「めちゃめちゃ」という修飾語を付けられると、なんだか卑猥です。 お前は何をめちゃめちゃしたのかと。 ・「DQVIII欲しいんだけど、買ってしまうとやってしまうので買ってません。連載終わったら買います(斉史)」 そりゃ、やらないなら買う意味ないですからね。 その意味では冨樫先生は正解です。 週刊少年誌に現役掲載している漫画家としては間違ってますが。 ・「仙台に新球団が誕生したとのこと〈雄介〉」 ああ、仙台ホリエモンズでしたっけ。 野球は興味ないので良く知りませんが…。 ・「ドラクエもうみんなやってるんですかね。もうみんな冒険に旅立ってるんですかね。チキショォォ!!〈英秋〉」 だいじょうぶだいじょうぶ。 あなたの同僚でプレイしてるのは、たぶん一人だけですから。 他の方は連載で忙しくて遊ぶヒマありませんから。 ・「今流行りの某占いによると今年までの三年間最悪の運勢だったことが判明〈水希〉」 そうですか。 毎週毎週、優柔不断の主人公がこけたはずみで胸を触ったり女性を押し倒したりパンツを見たりする漫画を延々リピートで描き続けただけで、これだけジャンプで延命を果たしておきながら、貴女は自分が不運だというのですか。 河下先生は3年前までどれほどのラッキーガールだったのでしょうか。 ☆☆☆もくじ川柳☆☆☆ ・「もくじ川柳」の募集は終了しました。 良い企画だったとは到底思えませんでしたが、何はともあれ、一年間もこんなものを載せつづけてご苦労さまです。 それにしても「へそ魔人くん」の川柳は、いまだに忘れられないインパクトを持っています。 「できるなら いちごな青春 送りたい」 へそ魔人くん、キミはいま何をしているんだい? ☆☆☆ワンピース☆☆☆ ・「抜けられた!ゴムだから」 最初に彼らをあの変な金具で固定したときから思ってたんですけど、なんでルフィたちに止めを刺さなかったんですかね。 ルフィに罪を被せるにしても、二人仲良く並んで同じ器具で縛られていては状況説明に困ると思うのですが。 CP9も詰めが甘い。 ・「ご安心を。仕事は手を抜かずにやりました」 あれだけの身体能力を同僚に隠しておきながら、手を抜いてないって言われてもなあ。 船大工としての仕事はともかく、戦闘においては手を抜いていたと思うのですが。 というか、ルッチさん。あなたに至っては同僚や顧客とまともにコミュニケートすらしてないじゃないですか。 ・フランキー おお、明らかに話から浮いてたフランキーがこんな形で絡んでくるなんて! じゃあルフィたちから奪った二億で買ったモノって設計図か! フランキーが酒場に寄って燃料補給してたのも伏線なのかー。 すごいなあ、あんだけ多様化してた伏線が1本線にまとまりましたね。 今シリーズで登場キャラ全員に決着が着きそうです。 でも、フランキーさんの狼藉は消えてなくなるわけじゃないし、ルフィたちとの微妙な関係はどうするんでしょうか。 まあ、なんにせよ楽しみ。 ☆☆☆ブリーチ☆☆☆ 萌えろ萌えろ萌えろ―――!!!! 久保先生がグルトニーさまになっちまっただ! ・砕蜂さん な、なんというベタな……。 しかし、それにしても小さい頃の砕蜂さん可愛いなあ。 こういうベタな萌え誘導に釣られてしまうのはすごく嫌だ。 この「戦いの女神対決」(先週号くらいのコピー)は、結局高い露出度と百合をブリーチにもたらしたのですね。 内容は……うん……。 「手を抜いていた」→「本気を出す」→「手を抜いていた」→「本気を出す」だし……うん……。 ☆☆☆リボーン☆☆☆ ・ディーノ なぜみんな「今週のリボーンが!「リーボンが!」といってるのかと思ったら、こんなキャラが出てきたんですね。 でも確かに、彼がムチを使ったときは「棘殺怒流鞭!?」とか思ったし、死穿鳥も探しましたよ、ええ。 でまあ、そこらへんは置いといて彼のキャラクターを見ていくと、最初はツナに痛烈なダメ出しをすることで読者に取っ付きにくいイメージを植え付けておき、そこから「オレもリボーンに会うまでボスの素質なんてこれっぽっちもなかったんだ」を皮切りに部下との絆?を描いて、一気に好感度を上げました。 で、そっからネタのために再度キャラを落としていくわけで・・・。 うーん、うまいなあ。 ・ツナ母 確かにフロ場に巨大な亀が巣食っていたら慌てふためくのも分かりますが、しかし、あなたの家の内外で頻りに手榴弾が爆発してることについては、これといって何も思うところはないのでしょうか。 ・エンツィオ 「家一軒食っちまうんだ」 生物の習性を説明するのに、甚だ無理のある「家一軒食っちまうんだ」でオチをつける辺りのデタラメさがとても良い感じです。 生物の習性に人間の単位である「家一軒」を使うのがグッド。 半分食べるわけでもなく、隣の家をかじってもいけない。ジャスト家一軒。グッドです。 ・レオン 僕は思うのです。 リボーンは、怪音波を発しながら空を飛ぶ巨鳥と、海中を高速で移動できる人型ロボットも所持しているに違いないと。 ☆☆☆ディグレ☆☆☆ ・ミランダさん ラストのミランダさん。 ミランダさんはこの一件を終えて、可愛くなっただけでなく、お洒落にもなった気がします。 ミランダさん、見事な変身でした。 パンツ漫画の東城さんもこのくらい変身すればいいのになー。 ☆☆☆デスノート☆☆☆ ・火口さん うわ、なんかすごい普通。 意外性がないのが逆に意外でしたね。 かなり真剣に紙村アヤシイと睨んでたのになあ。 それにしても、1P3コマ目からものすごい株の落としようです。 今まではダーティーでクールでデンジャラスなキャラだったのに今週で一転「スケベおやじ」ですよ。 「おい、火口、抜駆けはなしだ」の鷹橋さんとの仲良し漫才は相変わらずですが。 ・「できない馬鹿がいて困るよ」 火口さんはどんなときでも鷹橋さんのことを忘れられないようです。 この二人ホント仲が良いな。 ミサ「あなた!どうしていつも鷹橋さんのことばかりなの!? ミサより鷹橋さんの方が大切なの!?」 火口「そんなことないさ。あいつはただの同僚だよ」 ミサ「うそばっかり! いつも二言目には『あの馬鹿が』『さっきもあの馬鹿が』『そういえばあの馬鹿が』……いつも鷹橋さんのことばかりじゃない!」 たぶん、独占欲の強いミサとは巧くやっていけないと思います。 ・ミサ しかし、ミサのこの行動はどう考えてもヤバイんじゃ…。 金欲が心臓マヒで倒れたなら、Lはすぐにその関連に気付くだろうし。 ここから、L・ライトに本格的に亀裂が入るのでしょうか。 ・おまけ こんなの見つけました。 これ書いた人は、きっと樹多が描きたかっただけだと思うのは僕だけでしょうか。 ☆☆☆武装錬金☆☆☆ ・人気投票 ヨン様ブッちぎり……かと思っていたのですが、蓋を開けてみれば意外なまでに意外な正統派の票数。 3位だなんて、このポジションの敵役なら当然の順位ですよ。決して高くない。 ・円山さん は、はわわ……。 ここまでやって円山さん、オトコですか!? ちょっと和月先生、そんなところで星野先生に対抗しなくたって……。 神田さんは対岸の火事でしたが、円山さんはちょっと萌えてたので我が身に火の粉が降りかかりましたよ。 女派 ─┬─ 胸ないだけだよ派 ─── 胸が無くて素晴らしいよ派(貧乳主義) │ │ │ └─ 胸ない系特殊派 │ ├─胸筋が美しいよ派(ザ・ガッツ派) │ └─ 人類の夜明けだよ派(みさくら派) │ ├─ 実は胸あるよ派 ─┬─ 呪いで男になってるよ派(2分の1派) │ ├─ イノセンスの能力だよ派 │ └─ 集団幻覚だよ派(トリップ派) │ ├─ 俺の買ったジャンプでは神田さん女だったよ(狼少年派) │ │ └─ ゲ――――ッ 肉じゅばん!!(ゆで派) 男派 ──┬─ 男じゃねえか…あーあ…派(最大与党) │ ├─ 男だけど…それがどうかしたの?派(一般読者) │ ├─ 男の方がいいじゃん、神田かっこいいし派(燃え派) │ └─ 男の方がいいじゃん、アレンと絡ませられるし派(萌え派) │ ├─ 男っていうかふたなりだよ派(みさくら分派) │ ├─ 心は女の子だよ派(穏健派) │ ├─ 今出ているのは双子の兄だよ派(穏健派・妄想系) │ ├─ 神田さんは男だけどトマは女だよ派(妥協案) │ └─ 神田さんは男だけどミランダかわいいよ派(妥協案・その2) 第三学派. ─┬─ 男か女かの議論は意味がないよ派(虚無派) │ ├─ 人間以外の存在だよ派 (←→そんなわけのわからんものは嫌だ派) │ │ │ ├─ 俺達を惑わす小悪魔だよ派(騙されたい派) │ ├─ ジャンプに舞い降りた妖精だよ派(愛でたい派) │ ├─ 剣を手にとりさらしを巻いて戦う美しい戦女神だよ派(背中を守りたい派) │ └─ 全てのものに救いをあたえる天使様だよ派(救われたい派) │ ├─ 神田さんはともかくこの人は…派 │ ├─ 神田うのは女だよ派(石井一久を忘れない) │ ├─ 神田正輝は男だよ派(21世紀の祐次郎って今何やってるの?) │ ├─ 窓の下には神田川派(南こうせつ世代(我が家の母)) │ └─ 神田森莉ってけっこう面白いよね派(ホラー漫画マニア) │ └─ 実際に試してみるまで確定しないよ派(シュレーディンガーの猫派) (「矢吹健太朗を応援する会」さんより) んー、これを円山さんに当てはめればどうなるのだろう。 武装連金で胸だけ縮めてるんだよ派かな。 貧乳な上に羞恥心ないよ派(ゲーム脳派)でもいいな。 ・「なぁに勘でなんとかなるもんさ」 絶対なんともならないくらい横浜は広いと思いますが、でもご都合主義の名の下にきっと何とかなるんでしょうね。 これが冨樫先生なら、何ともならずにションボリしてアジトに帰ってきそうですが。 |
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