WJ14号感想

ジャンプを買って、まず目次を開いてみる。
ラッキー! ハンターが載ってる!
今週もイイコトありそうです。


☆☆☆ハンター☆☆☆

バトルが終わったら面白くなった!

・ユピー
羽根(?)が途中で消えてる…。

・ハギャ
突然出てきたハギャさん。
なんか王の配下に組み込まれてます。
一時期は自ら王を目指していたのにハンターに追われたから庇護してもらうなんて、ショボいよハギャさん。
でも寝首を掻く気はあるみたいなので、そこは救いです。
彼らの戦力差では宇水みたいなことになりそうですが。
百獣の王のクセに戦術的撤退したり機を伺ったり、意外とやることが細やかです。

しかし、王の一行が配下を増やすとは思いませんでした。
彼ら4人だけでどうにでもなりそうなもんですが、それでも手駒はいるんですかね。
ということは、先週ゴンを襲ってたキメラアントも第三勢力と言うわけでもなく、虎視眈々と王の首を狙っている王配下のキメラアントかもしれないってことですか。

・ヂートゥさん
何時の間にかハンターに殺られたりしててもおかしくなかったヂートゥさんですが、元気に(?)王の下を目指して走っています。
ハンターという漫画は、キメラアント制圧に最大戦力である会長が自ら乗りこんでくるなど、「能力の高いキャラクターは最善手を打つ」漫画だと思ってました。
だから、モラウさんが後任のハンターに任せた以上、当然、確実にヂートゥさんを仕留めるハンターが向かうのかと思ってましたが、これにはハンター協会の内部分裂というオチが着きました。
能力の高いものたち(ハンター)であっても、一枚岩でなければこのような事態も起こりうるということでしょうか。
流星街に続き、一枚岩と思われてた組織にまたしても、って感じです。
ハンター協会のシステムも意外と硬直化してるんですね。

このハンター協会内部での分裂は、次シリーズで展開していくのでしょうか。


☆☆☆テニス☆☆☆

比嘉中、キミたちはどこまで僕を笑わせば気が済むんだ!

・「体を張って、竜崎先生を守り、先制した河村だが…。」
柱からして頭が悪すぎます!

・早乙女先生
でたー! 比嘉中顧問でたー!!!!!
すげー普通のおっさんです。
もしかしたら許斐先生は強面のヤクザみたいな人を描いたつもりかもしれませんが、マルコメ味噌の小坊主さんにヒゲが生えたみたいで全然怖くありません。怖いというかエロそうです。

・「怪我する前に失せなよバアさん」
すげー、すげー、ありえねー。
テニス見てるだけなのに「怪我する前に失せなよ」。
ありえねー。
どうでもいいけど、この人ホントに中学校の先生なんですか?
やっぱり許斐先生は沖縄に何か恨みがあるとしか思えない。

・桃城と越前の援護射撃
もう超テニスはルールを変えるべきだと思います。
コートの内外で所属選手が相手選手に向けてボールを撃ち合い、それで敵軍の将(顧問)を倒したチームが勝ちってことでいいじゃないですか。
六角はオジイを守れなかった時点で負けなんですよ!

・「バカタレが! ボールが怖くてテニス部の顧問が出来るかい!」
今週炸裂した2つのギャグのうちの1つ。
まるで「怪我が怖くてプロレスラーやってられるか!」と言わんばかりの勢いです。
指揮官が戦死を恐れては士気に関わるということでしょうか。
さすがは超テニスです。

・「15−0からプレイを再開します」
「再開します」ということは、アナウンサーも場外乱闘で試合が一時中断されたことを認識してるということです。
しかし、両チーム共に何のお咎めもなし。なぜなら、これが超テニスだから。

これまでの展開
・比嘉中、竜崎先生への先制攻撃
・早乙女顧問、竜崎先生への暴言
・竜崎先生、早乙女顧問への暴言
・早乙女顧問、竜崎先生へ掴み掛かろうとする
・青学側、早乙女顧問へ攻撃

これが超テニスだ!

・知念君?
あれ? 平古場君のパートナーって、もしかして知念君?
先週なんて顔が1コマも出ないという酷い扱いだったのに、あれが知念君だったの?
だとしたら、なんてもったいない!
彼の顔アップはそれだけでギャグとして成立しているのに!

・ハブ
爆笑。
その次のコマの勝ち誇った平古場君のポーズとセットで面白すぎます。
いやあ、許斐先生確信犯だなあ。
「大振りが致命的」とか、「波動球が打てない」とか、そういう問題じゃないですよ。
物理法則無視してますよ。
「ブレイクショット」のサイドワインダーですら、ええーって感じなのに、これに至ってはワンバウンドした後ですからね。
テニス面白いよー。

※サイドワインダー……愉快なビリヤード漫画『ブレイクショット』に出てくる主人公のビリヤード技。ボールがヘビのように蛇行しながら進みます。もちろん現実にはできません。他にもこの漫画には、一度ポケットに入ったボールが上昇気流で浮き上がってくるとか、手玉をショットで砕いて破片を飛ばすとか、とにかくムチャです。ここらへんに一覧が。


☆☆☆ブリーチ☆☆☆

・吉良vs松本
副隊長たちの地味〜〜な対決。
これまで隊長格の人たちがドガーンバガーンと戦ってたので、刀が重くなるよー、とか言われても地味過ぎです。

ジェイソン藍染は生きていた
藍染隊長が生きていたという流れから、雛森さんが刺されるのはベタベタな展開なんですけど、それでも「藍染隊長の匂いだ」で一度フェイントを入れたことは評価したいです。
誰でも次のページで「うわ、来るぞ、来るぞ」と身構えますが、スカされます。
それで、「あれ?実は藍染&市丸はいい人で、さらにカラクリが??」と思わせといて、次ページでやっぱりブスッ。
ベタな展開ながらも一度スカされたので、「次に来るのか?いや、もう来ないんじゃないかな?もう少し後から来るのか?」みたいな動揺がありました。
今後、藍染隊長たちの思惑も明らかになるようでちょっと楽しみ。
次週からは二週連続でセンターカラー。ブリーチ売れてますね。


☆☆☆ナルト☆☆☆

・P106
なんかすごく狙ってる2コマ目と3コマ目が全然狙い通りにいってなくて失笑を誘います。
でも、そんな岸本先生も好きだ。

・悪魔召喚士カンクロウ
上忍となったカンクロウは悪魔召喚プログラムを用いて同時に3体まで悪魔を召喚可能に!
でも、「すぐに終わらせる」らしいので、次に出てきた時は全部破壊されてるんだろうな。
そして、それでも多分カンクロウは死なないんでしょうね。
この漫画はそういうところでドキドキ感がないです。
この状況、ハンターなら確実に死んでます。


☆☆☆ネウロ☆☆☆

あー、紳士的に扱いてェー。

・「鍵の掛け金を上げたら」
鍵の掛け金を上げたら、窓キッチリ閉まらないと思うんですけど。

・「左目のコンタクトがないようですが」
苦笑。
いくらなんでも、コンタクト片方だけ入れて日常生活送るとかしないでしょう。
クラクラしますよ。
まあ、ここは推理とは直接関係無いし、竹田刑事はものすごく急がしくてコンタクトを買う時間が無く、メガネもたまたま割れて使えなかった、かといってド近眼なのでコンタクトなしでは一歩も歩けない、くらいに脳内補完してスルーしますか。

・「返り血が目に入った時に」
あの……。
竹田刑事の服、血まみれなんですけど。
すごい悠長ですよね。
血まみれの服を着たまま、殺人現場でコンタクトを探し、定規を詰めて。
この間に誰かが入ってきたら、コンタクトうんぬんじゃなくて一目で誰の犯行か分かっちゃいますよ。

・コンタクト
でもまあ、結局血のついたコンタクトを現場から発見できたということに関しては、別段問題はないんですよね。
だからぶっちゃけ、「現場でコンタクトを拾いました。血がついていることから犯行中に返り血が付いた物と思われます。指紋とってみてください。その人が犯人です」でいいんですけど、それだけだと物語が薄味すぎてつまらないので、あやふやな密室もどきとか、竹田刑事が日常生活でコンタクト片目しかしてないとか、そういうムチャな要素を追加しちゃったんでしょうね。
まあしかし、第一話でも言ったように、週刊ペースで話を作るならこんなものでしょう。
仕方ない気もするんですよね。「現場から血のついたコンタクトを見つけた」というコアの部分はちゃんと出来てますし。
そして、解決の糸口となる大切なキーアイテム(コンタクト)は、先週は登場せずに解決編の今週で「いま拾いましたー」だし、動機はあってないようなものだし、やっぱりこの漫画は読者に推理させる気は毛頭ないようです。
ということは、この漫画は松井先生の妙ちくりん独創的な描画センスを楽しむものと割り切るべきなのでしょうか。
神撫手みたいに徹頭徹尾何から何まで壊れていればネタにできるんですけどねー。
この漫画にツッコミを入れるのは、何かやってて不毛な気がします。


☆☆☆ムヒョ☆☆☆

・「ムヒョを助けてこい」
ヨイチさんは何を置いてもまず魔縛りの術を行うべきだったと思います。
被害者出てますよ。

・「なのにムヒョはオマエを選んだ」
あの…どうヨイチさんに説得されても…。
事の重大さと責任の重さを考えると、ヨイチさんがムヒョを助けに行ったほうがいい気がするんですけど…。
「オレ裁判官、オレすごい。オレ本当は執行人の助手。オマエヘボイ。でもオマエ執行人の助手。だからオマエ執行人を助けに行け」
うーん、説得されない、されないぞ。

・「あのバカ、肝心な時に…」
ここでロージーがいたからといってどうなるというのでしょうか。

・ロージー大活躍
と、思ったらロージー大活躍。
この世界ではお札を投げるテクニックが重視されるみたいです。
上手くお札を投げたら「すごい力量だ」と褒め称えられる法律家の世界。
どこらへんが法律家なのか良く分かりません。
執行人って、法に拠ってさえいれば圧倒的な実行力を行使できる存在なのかと思ってたので残念です。
西先生、何か見失ってる気がするなあ。
やっぱりゴーストスイーパーになってますよ。

しかし、このベテランっぽい執行人の方々、情けないです。
よりによってロージーですら何とかできる霊に怖気づくなんて。
ムヒョもなんで手を出さなかったんだろう。


☆☆☆リボーン☆☆☆

先週、脳障害の疑いがもたれた山本君。
今週はそんな山本君をフィーチャーです。

・「あの柱発砲スチロールだって」
手から離れた瞬間スパイクの出現する球、そして、わざわざ発砲スチロールを使って柱を作る創造性を認めながらも、決して武器の破壊力を認めようとはしない山本君。

・「山本に家庭内暴力みたいな戦い方させる気かよ!」
ツナ君は知らないと思う。
キミの言う「家庭内暴力みたいな戦い方」で、地球はギーグの魔の手から守られてきたということを。
最初は家に転がってた「ボロのバット」からスタートして、最後に「でんせつのバット」を得るのが王道です。
地球はバットで救われたのです(あとフライパンとかペンシルロケットとか「さるのきもち」とか「うたう」とか「いのる」とか)。


☆☆☆ユート☆☆☆

うん。
コメントし辛い。
別につまらなくないけど、面白くもないです。
地味なのはごっちゃんに似てますね。
なんだろう、このまま続けていってもごっちゃんくらいにしか面白くならなさそうな気がするんですが。
ほったゆみ先生ということで、期待しすぎたかな。
大作の次回作はやっぱりキツイですね。
ごっちゃんくらいのレベルで安定できれば、個人的には悪くないと思うんですが。
でもそれだと切られそう。


☆☆☆武装錬金☆☆☆

・火炎同化
僕はどうも良く武装錬金のことを理解していないのか。
焼夷弾の武装錬金と火炎同化の能力がどう兼ねあっているのか良く分かりません。
「神がかった能力に見えて、実はすごくシンプル(熱エネルギーによる物理攻撃)」かと先週思わせておいて、今週で「エネルさんみたいな同化能力」と言われてもなあ。
先週の焼夷弾の形状は何だったんでしょうか。

・毒島さん
やっぱり女の子じゃないかと思われる毒島さん。
でも和月先生のことだから、仮面の下にかわいい少女が入ってるなんて期待してたら当然のごとく裏切られそう。
和月先生、変なところで読者を裏切るからなあ。
中に入ってるのはセンリツさんくらいをイメージしておきますか。

・「動ける戦士全てに召集をかけてます」
犬飼君ももうちょっと待ってたらヴィクターと戦えたのにね。


☆☆☆怪盗銃士☆☆☆

んー、これといって何も。
最初に封印した看板を最後に使うっていうのは、もうベタベタですね。すごく良くあるパターン。
封印するより、前に封印した岩をぶつける方が早いってのも納得できないです。
あと主人公のテンションの高いナルシストっぷりは実にウザイですね…。
チケット盗んだり、ポップコーン盗んだり、最後の爆風は何か被害を及ぼしてないのかと気になったり、まったくのダークヒーローというわけでもないのが災いして、やっぱりいろいろ納得できないです。


☆☆☆こち亀☆☆☆

口火を切ったのがSASで、そっから陸に上がっていくのがまさにこち亀節。
今週は面白かったです。


☆☆☆十二傑賞☆☆☆

・「ポイントは『欠点の有効活用』だ!!」
なるほど。
確かにいちごは真中という存在自体が欠点であるキャラクターを中心に配置することで、叩き系ネタ漫画としてその存在を保っていますね。

・「優柔不断。これは物語の進行にも深く関わる性格だぞ」
進行に深く関わるというか、そうじゃなければもう連載終わってると思うんですが。


☆☆☆いちご☆☆☆

・天罰
「後頭部痛打」「転倒」「素手による殴打数発」
おいおい河下先生、ガッカリさせないでくれよ。
オレたちはこの程度の天罰じゃ全然満足できねー、できねーんだよ!
願わくば一番ダメージが大きそうな後頭部痛打で脳内出血していますように。

「そして迎えた文化祭当日。だが、真中の姿は見られない。
今日だけではない。明日も明後日も、真中がその姿を現すことはないのだ。
さようなら真中。キミは泉坂高校英研部の心の中で永遠に生き続けるのだ」

うん、ハッピーエンドだ。



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