WJ19号感想

P382で宣伝されてますが、劇場版テニスのノベライズが出てますね。
ちょっと欲しいんですけど、これ、大変残念なことに隕石が地球に落ちたり、津波が船を飲みこんだり、大気圏まで飛びあがるような描写が省かれてるらしいんですよ。
ああ、非常に残念。これは購入して僕が書き足すしかないのかな?


☆☆☆ハンター☆☆☆

・アゴヒゲの人
今週の最後の方でイカが混ざってることも判明したアゴヒゲの人。
帽子の中はノミがつまってると予測しましたが、実際はゲソでした。
しかし、なんなんでしょうね、この人。
イカ(タコ?)+肩にくっついてる何か+人間なんでしょうか。
肩にくっついてるのが念能力?

あと、疑問なのはあのノミ。
あのノミ自体もキメラアントなんですかね。
でも、あんなちっこい文字通り鉄砲玉を、女王がいちいち産んだというのも考えにくし…。
ハンター世界では、あんなデカくて凶悪なノミが自然界に存在してるのでしょうか。
まさかノミを具現化してるのかなぁ……。

・地底湖
こめかみを突いた時点で勝負は決まったかと思ったんですけど、何気に狙撃手との戦いはまだ続く様子。
うーん、ここで終わるくらいで良かった気がします……。
でもまあ、兵隊長クラスですらあの幻影旅団とある程度渡り合ってたし、ここでキルアが兵隊長クラスに苦戦するのは現在の戦力バランスからいって妥当なところではありますが。
師団長クラスを事も無げに倒していたネテロ会長はすごかったんだなぁ(ただし、そのときの師団長はまだ発を覚えてなかったけど)。

これでレオル(ハギャ)さんの仕掛けた消耗戦はほとんど成功したようなものですね。
明らかに瀕死の重傷を負ったはずなのにピンピンしてるワンピースと違い、ハンターは寝てないというだけで動きの落ちる漫画ですし。
地底湖ということは、電気系能力のお約束である「水を使っての全体攻撃」が発動して、レオル海軍全滅。
サテライトンボ(すごいネーミングセンスだ)で念能力はレオルさんに報告される、という展開でしょうか。


それにしても、絵がきれいだなあ。


☆☆☆テニス☆☆☆

・かげろう包み
出たー!不二先輩のフォースカウンター!
これで物理法則無視した飛び方をする大ハブを完璧に返したのは有名な話だぜ!

読者の期待を集めていたフォースカウンターですが、彼らの超テニスはついに精神系の魔法に至るまでステージを進めました。どうやらかげろう包みは、相手プレイヤーをPALYZ(麻痺)のBADステータスにする魔法のようです。

そして、動けない平古場君をフォローすべく、これまでダブルスにも関わらず自分が取るべき球を全て平古場君に取られていた知念君がついに動きます。
が、ぜんぜんまにあいませ〜〜ん!!!(地獄甲子園風に)
酷いなあ、知念君の扱いは酷すぎるなあ。
そして、こんな知念君に負けた六角中キャプテン葵君の立場はないですよ。

・「潜れ」
立場がないといえば、こんな特訓をしてた人たちに負けた六角中はやっぱり立場ないです。
というか、これは六角の潮干狩りvs比嘉中の素潜りという構図ですか?
それで結果としては、潮干狩りより素潜りの方がテニスの上達に繋がるということですか?
テニスの練習してた方が勝てると思うなぁ…。

てか、「オレたちはどんな理不尽なスパルタにも耐え抜いてきた」って、あの特訓の理不尽さは耐えるべきものではないと思うんですが。
本当にただただ理不尽なだけですから、誰か早乙女監督に物申して下さいよ。
早乙女監督はやっぱりテニスを何か勘違いしてる気がします。

そして、8人の円陣ですが、やっぱり田仁志様だけ物凄い存在感をアピールしています。
2コマ上の遠景でも田仁志様だけ確実にアイデンティファイできますよ。
遠景に話を戻すと、実は知念君も田仁志様と同じポーズを取っているんですよね。
でも、なんでだろう。
田仁志様はレギュラーメンバーみんなを包み込む偉大さが感じられるのに、知念君はなんだか仲間はずれにされてるみたいだ。
それにしても、田仁志様はすごいキャラクターだなあ。

ところで田仁志様以外のキャラクターですが、キテレツ部長とキャップの人を除いた未登場の3人がすごく適当な描かれ方の気がします。
もしかして次のダブルスにはキテレツ部長とキャップの人が出てきて、ストレート負けしちゃうんですかね。
やだなあ、こんな美味しいチームがもう終わりだなんて。5戦全部やって欲しいなあ。
あれ、次ってシングルス戦でしたっけ?

・究極奥義『大ハブ』
すごい、まさかテニス漫画で「究極奥義」なんて言葉を目にするとは思わなかったです。
そして、明らかに物理的にありえないハブの正体が「回転」だったというのにもビックリ。
これって平古場少年は回転をかけているつもりだけど、本当は死んで霊になった父親が動かしているとか、不二のかげろう包みは除霊カウンターだったとか、そういう展開はないんですかね。
乾先輩はハブを返したことに対し「信じられない」とコメントしていますが、ハブの軌道を認めたのなら、もうこれ以上何が起きても信じられないことはないと思うんですけど。

・比嘉中ニ連敗
これまで不二先輩がフォースカウンターを出すことをためらっていたのは、平古場少年が指を全て消費して放つ大技を出すまで機を伺っていたから、というのは(納得できるわけがないけれどこの際だから)納得しました。
今回の彼らの敗因は監督orスマッシュの二択攻撃を途中から止めたことだと思います。
あと一本取れば彼らの勝ちだったのですから、1本、もしくは2本くらいを監督狙いに使って、伏線を張ってからスマッシュすれば良かったと思います。
それから、「ハブが使えなくなったから負けた」というのは、「知念君のいる意味なんて毛ほどもないよ」ということで良いのでしょうか。

はー、楽しいな比嘉中。
さて、次はどんな変態さんが出てくるんだろう。
沖縄って楽しいなー。


☆☆☆ワンピース☆☆☆

なんか、もうこのシリーズ終わっていいんじゃないですか…?

・海列車攻略戦
えー、なんですか、この萎え萎えな展開は。
てか、賊が前から来たらどうするんですか?
そしてこの攻略戦に挑むのがサンジのみってのもどうかと。
Tボーン大佐のところで止まりそうだなぁ。
だって、Tボーン大佐はスモーカー大佐と同レベルと考えていいんですよね。
そりゃ止まりますとも。

ああ、いや、サンジがどうこうじゃなくて、長引きすぎってことですよ、問題は。
ここに来て新キャラ続々登場なんてガッカリですよ。
ものすごく、じっくりゆったりまったりバトルしそうなCP9が4人もいて、ウソップ復帰イベントやロビン復帰イベントまで後につかえてるってのに、またポコポコとキャラを増やして、いつ終わるんですか、このシリーズ。
まあルフィ一行がアイスバーグ邸に侵入したあたりで十分に予想できたことではありますが…。
とにかくワンピースはこの長ささえなければ、もっとずっとずっといい漫画になるはずだから、とりあえず早く終わってください。
あと3週くらいで終わって欲しいです。
間に合わなかったら年表も可(武士沢レシーブ風に)
これ以上このシリーズ続けていっても、きっとCP9正体バレのとき以上に盛りあがることはないと思うですよ?

・「ちょっと…何!?この干上がった海…」

「あそこ見て、なんかいるー」→「なんか?」→「何!?この干上がった海…」→ルフィ発見。

前々からワンピを読んでて引っ掛かってたんですけど、「何!?この干上がった海…」←このコマいらなくないですか? リズム的にすごく変。
読者からすると、さっさとルフィを発見して欲しいんだけど、ワンクッション挟むんですよね。
ワンピースはこういう変な間を作るときがしばしばあって、いつも何だかなあと思ってしまいます。
まあ確かに、ここでナミが干上がった海に驚かないってのも常識的に考えておかしいんですけどね…。
でも、なんかもうちょっと工夫して欲しいなぁ。
尾田先生のこのヘンテコなリズム感はどうにも受け入れられません。


☆☆☆銀魂☆☆☆

おお、栗子さん、とってもいい人だ。
脱糞シーンを見て心底そう思いました。
これからは恋人が脱糞したら僕も脱糞しようと思いました。
なかなかそんな機会はないと思うけど。

でも、それだけにラストシーンは残念だったです。
今回はハッピーエンドで終わって欲しかった。
ハム美(だったっけ?)みたいに何時の間にやらヨリを戻しておいて欲しいです。


☆☆☆ナルト☆☆☆

・「今現在、”暁”の最も近くにいるのは、ちょうど木の葉から砂へ向かって来ていた・・・・・・お前らだ」
……ああ、「最強の助っ人」が、一転して「手ごろなかませ犬」に。


☆☆☆ムヒョ☆☆☆

仲間を危険にさらすのはロージーの役目、無難に終わりそうな事件をいちいち凶悪化させるのはムヒョの役目。
マッチアンドポンプでストーリーを盛り上げる、二人はベストパートナー。


☆☆☆リボーン☆☆☆

・内藤ロンシャン
読者的にはランボだけでもウザさは手一杯なのに、さらに輪を掛けてすごいのが出てきました。
そして少年漫画ではお約束の「主人公と同じ特殊能力を持っている人」です。
しかし、彼の嘆き弾を見ていると、リボーンに憑かれたツナが大分マシに思えてきます。

・「山本的まとめでた――!!」
この漫画的にも「山本は頭おかしい」でオッケーみたいです。

・テルミ
ロンシャンの懐の深さが見れました。
いや、これは積極的に評価されるべきポイントだと思います。
中学二年という若さで異性を外見以外で判断するというのは、なかなか立派ですよ。

・学級委員
2年A組における学級委員は、ダメな二人の中から比較的ダメではない方を選出する方向から、よりダメで同情を引ける人間を選出する方向に変わりました。
どんどん酷くなる2年A組の内政。それでいいのか、2年A組。


☆☆☆いちご☆☆☆

ずっと昔から「どうでもいいから早く終わらないかな」と思いながら読んでいたこの漫画ですが、東の方の下駄箱から1508の紙が落ちてきた時、その思いを新たにしました。どうでもいいから早く終われ。
もしくは、西の方を誰かもっと真っ当な相手とくっつけてあげてください。
西の方、真中と河下神に翻弄されすぎです。かわいそうすぎる。


☆☆☆ユート☆☆☆

・新キャラのみなさん
なんだかイマイチ好きになれないキャラばかりのユートですが、とりあえず真由ちゃんとこの男の子とのロマンスには期待してます。真由ちゃんはこの男の子とちゃんと結ばれて欲しいな。
あと、吾川母もいいキャラですね。
どうも狙ってイヤなおばさんキャラで作られている広村さんをやりこめてるのが好印象。
吾川母のキャラ立てのために、これまでイヤなメンバーばかり出してきたのだとしたらほった先生の勝ちですね。
吾川君の奔放さも、痛さは感じず、むしろ広村さんとかに対し屈託のない態度ですごくいい感じです。
それに比べて、ユート君はやっぱり煮え切らなくて好きになれないなあ。
ユート君に対する広村さんの態度も、(「ショートトラックなんか」につっこんだのは良しとして)ユート君が実力者だと分かるや、なんかそれなりの態度を見せてヤな感じ。やっぱ、できる子の方が可愛いんですか?
でも、来週はとりあえずユート君をスッ転ばせるんでしょうね、マットがうんぬん言ってるので。
ロングの靴だとコケる→靴とお別れ、という流れでしょうか。


☆☆☆大泥棒ポルタ☆☆☆

1P目の1コマ目を見た瞬間に、神撫手、レアジーンなどのロクでもない漫画がフラッシュバックしてきて、大変印象悪い中で読み進めましたが、そんなに悪くなかったです。

・「待て、ワケをきこうか」
すごい変わり身の速さです。女の涙に弱すぎですよ、ポルタさん。
しかし、これはいくらなんでも不自然。
もう1コマくらい挟めなかったものでしょうか。
だって、これ、ギャグになってますよ。

・「ゴドー将軍はそれまで国を治めていた王族の人たちを次々と処刑していったのよ!」「ひどい!」
まあ酷いっちゃ酷いですが、これは為政の大前提。新しく政権を得た君主がなさねばならない絶対条件です。
それまでの君主の血筋を根絶やしにせずして、政権の安定なんて図れません。
現にこの作品でもリナに政権が戻っちゃってますからね。
酷いといえば間違いなく酷いんだけど、そこを責めてもなぁ…って感じです。
リナさんも君主に返り咲いたら、とりあえずゴドー将軍の血筋を絶った方がいいですよ。

・「あるべき場所に戻るなら、王冠は暗黒政府に渡すわ」
あるべき場所に戻るわけないじゃないですか…。なんでそういう思考になるかな。
ヘタをすると暗黒政府経由でゴドー将軍の手元に戻るだけだと思うんですけど。

・ポルタの偽列車大作戦
この世界に腕時計がなくて本当によかったなあ、とか、時計の針が固定されてるって何だ、とか、警備隊に変装するアイデアは却下でも将軍の側近に変装するのはアリなのか、とか、なんかいろいろ思うところはありますが、総じて良かったですよ。
時計ごと傾けるとかネタがダイナミックで面白かったです。


☆☆☆こち亀☆☆☆

汚野刑事が出てきた意味が分かりません。
海パン一丁で「刑事をなめるな!」なんて言われましても……。

・「警視庁でガンダムに詳しいのはお前だけだ」
いくらなんでもそれはないでしょう。
特殊刑事なんていう変り種まで揃えてるのに、ガンダムオタの一人もいないだなんて…。

ところで、ガンダムというのはどの作品を信奉しているか、どの作品までガンダムと認めているかで、同じガンダムファンであれ、まったく交わることができなかったりする奇妙な世界です。(参考。左側のFreepage Listの「ガンダム偏りの系譜」を見てください)
例えば僕はGガンダムが一番好きな「流派東方不敗」ですが、僕などは決して「戦後派ファースト原理主義」の方と分かり合うことはできません。(こういうタイプの人と話をすると、「Gガンは格闘ゲームのブームに乗って作られた商業主義の駄作だ。あんなのはガンダムじゃない」「確かに他のガンダムシリーズとはかけ離れていますが、あれは実際に面白い作品ですよ」「ガンダムの名前を冠する必要ないじゃないか!」となり、議論終了となります。amazonのレビューとか見てもガンダムファンとGガンの関係が良く分かります。)
そういうわけで、今回、両さんが探りを入れてたシーンはちょっと面白かったです。

どうでもいいけど、ガンダムとかハイジとか置いといて、容疑者の方は刑事が下半身丸出しで取り調べに来ること自体は疑問を持たないんですかね。そっちの方がすごい目を引くんですけど。あ、いつも汚野刑事が取調べしてるのか……。


☆☆☆武装錬金☆☆☆

・バスターバロン
ロケッティア男爵キター!
てか、ソードサムライXはともかく、まさか黒歴史から引っ張ってくるとは……。
和月先生は自分の作品を愛してるんだなあと思いました。
たとえ、それがどんな不出来な子でも……。

・ヴィクターさん巨大化
現実的に対ヴィクター戦で一番有望株であった円山さんの立場が一気に失われた瞬間です。


☆☆☆ネウロ☆☆☆

こんにちは。今週から始まった本気でネウロ推理コーナーの時間です。
推理するには圧倒的に情報が不足している脳噛探偵ネウロ。
その物的証拠の不足を想像力だけでカバーして、なんとかトリックを見破ってみます。

はい、まず今回紙面から得られた情報をまとめてみましょう。
1、社長は事務所の鍵を閉めていた
2、閉まっていた事務所の扉は吾代が蹴りあけた
3、中で社長の首が飛んでいた
4、鮮やかで鋭い切り口から凶器は日本刀と考えられる
5、5人の中に日本刀で首を切れるような達人はいない
6、飲み屋では全員5分程度席を外している(殺すことまではできても凶器を隠すことは無理)
7、ドアにも窓にも内側から鍵が掛かっていた
8、窓からは隙間風程度は入る

そろそろネウロがやりそうなのが「容疑者全員が犯人でグルだった」ですが、これだと流石にアレなので(でもやりかねない)。
あと考えれるのは、吾代がドアを蹴りあけたことから、ドアの立て付けが悪かっただけで密室じゃなかったとか。

まあそれは置いといて、今回は社長を殺すくらいの時間はあるけれど凶器を隠す時間がなかった、ということなので、つまり、凶器を隠すか消すかできればOKなわけです。
と、いうわけでこういうのはどうでしょうか。
キーは「上納のノルマを果たすためなら…金貸しに限らずなんでもやる」というセリフです。
そう、彼らの中には金のために”大道芸”をマスターした人がいたのではないでしょうか。
つまり、犯行後、日本刀を飲みこんで体の中に隠していたのです!

あ、だめだ。日本刀でバッサリ斬れる達人いなかったんでしたっけ。

んー、じゃあ、社長が窓から顔を出したときに輪っか状に結んだピアノ線を首に引っ掛けて、社長が気付かず窓を閉めた後、思いっきり引っ張ったってのはどうでしょうか。窓を閉めているにも関わらずピアノ線が回収できたのはネウロだから、ってことで。あ、これ面白くないなー。

初回から早くも限界を感じているネウロ本気で推理コーナーでした。



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