WJ21号感想

予約しました。
みんなも買おー。


☆☆☆ハンター☆☆☆

・死亡遊戯
久々に大変楽しい念能力が出てきました。
発動条件が厳しい上にリスクもでかいという事で、この卑怯臭い能力にも納得。
「ゲームを決めるための最後の一投」の意味が良く分かりませんが、とにかく、危険はあるのにゲーム感覚でやってるオロソ兄妹にも好感。
こういう極めて特殊な能力は、とてもリスキーな状況なのに、その能力の特殊性ゆえに強引にほのぼの感(ゲーム感)を漂わされるのが良いです。
あと、キルアの「気付いたらダツが体に刺さってる」というのは、すごくナンセンスで絵的にも良いですね。
ちなみにダツはこんなお魚。

どうでもいいけど、これ、服着てない人にはほとんど使えない能力だと思ったり。
生身にバッジ刺したら気付くでしょ。
あと、服に色が付いたことから、服がどうにかされたのかと思って慌てて脱ぐとかもあると思います。

・念と呪い
そういえば、ハンター世界における「呪い」は念の類だという話が以前ありましたが、死亡遊戯も怪談になりそうですね。

「先日、カッコいいタコと地底湖で追いかけっこして遊んでいたんですがね。
そこで、夢中になってるうちに鮫に噛まれちゃって。
その時になんだか背中がチクッとしたんですよ。
血もそんなに出てないし、歩くこともできましたから、その時はそれで放っといたんです。
しかし、なかなか痛みが治らないし、こめかみの出血はますます酷くなるので、怖くなって、まずは出口を探そうとしたんですが。
ビックリしましたよ。左手にダツがビッシリと刺さってたんです」

コ、コエー!

・オロソ兄妹
ふと思ったんですが、彼らは人間だった頃、ダーツが大好きだったんでしょうか?
NGLにダーツなんてあったのかなぁ。
あ、NGLも平民以外は普通の暮らしをしてた可能性もあるのか。

・キルアのダメージ
ワンピースであればほとんど無傷にも近いかすり傷ですが、キルア的にはこれは大ダメージじゃないですかね。
もしかして、これまでキルアが受けてきたダメージの中で最も大きいものじゃないか、って勢いです。
念能力者には絶による自己治癒力の強化という回復手段がありますが、肉食って回復する世界じゃないので、これからレオル戦を控えて、冨樫先生一体どうする気なんでしょうか。

・次号休載
いやいや、冨樫先生は良く頑張りましたよ。
今回は合併号なので、向こう2週間お休みということですが、まあ仕方ないですね。
最近の冨樫先生は本当に良く頑張ってましたし。
月に3話くらい載ってるし、絵も結構描きこまれてるし、ネームで載せたことが一度もなかったし、なんか冨樫先生を見直しました。
冨樫先生もちゃんとやればできるじゃないですか。えらい、えらい。


☆☆☆表紙☆☆☆

他のキャラクターたちが自分たちのキャラを壊さない程度に抑えている中、許斐先生の思いっきりは素晴らしいと思います。僕は許斐先生が好きだ。許斐先生は良く頑張ってる。

あとな、久保、和月、お前らちょっとそこ座れ。


☆☆☆テニス☆☆☆

・「ま、また菊丸が2人に!?」
もうここで反応すべき時期は過ぎたと分かってますけど、でもやっぱり面白いです。
沖縄の彼らも確かに大変な変態ではありますが、とはいえ、目の前で分身されたらやっぱり驚きますよね。
念能力者なら相手の念能力に驚かないというわけでもないですし。

・「英二の体力は以前の倍はついてる!!」
このコマいいですねー。
前回のアクロバティックほどではありませんし、もちろんブチャラティのインパクトには及びませんが、ちょっとした佳作だと思います。
テニスさまのこういうシーンだけ集めて「TKワークス総集編」とかいって出してくれたら、1000円以下なら買いますよ。
荒木先生の画集みたいに大きくてオールカラーなら、2000円まで出してもいい。
そんな僕はすっかり許斐信者(←違うかもしれない)

・「どうやら自ら答えを出した様じゃな…菊丸よ」
これが何を指しているのか良く分からないんですけど……。
大石先輩とダブルスが組めないという煩悶に対する答え、つまりシングルス転向を指しているとも取れますが、だとしても菊丸先輩が体力をつけたのは元々ダブルスのためだったわけで、答えを出したというわけでもない気がします。
逆に体力不足を補うのが「答え」だとしたら、体力無いことくらい普通に分かれよ、みたいな気はします。
ここがどうにも繋がっていないので今週の話はすっきり飲みこめないのですが、なんだかんだいってテニス様だから全然OKです。
テニス様で話の意味が分からないことを糾弾するなど、ボーボボの戦闘力インフレを嘆くようなものですよ。

・「これで大石の足を引っ張らなくてすむからな」
いろいろ置いといて、でも、このパートナーを思いやり、努力する姿勢は評価すべきだと思います。
たかが中学の部活といえど、この心遣いは立派なものです。
かたや、命の危険がつきまとう職場で常にパートナーを危険に晒し続けても、これといって何か努力している節さえ見せない一級書記官見習もいたりするのに…。

・レフティ、そして裏手
キター!
このまま敗北するとはまさか思えなかった甲斐少年。
レフティきました! さらに、う、裏手ですッ!
最後の見開き、これ素晴らしいの一言ですね。
「ぼくはばかです」と言わんばかりの素晴らしい絵です。
このコマの甲斐少年の表情もたまりません。
来週から、この裏手でどんな変態プレーが繰り広げられるのか楽しみです。

もう変な構え方(古武術テニス)も裏手もやっちゃったから、後はラケットを投げるくらいしかないと思うんですが早く出てこないかな。

「なにっ、やるな! ラケットを投げてくるとは思わなかったぜ!」
「だが、ラケットを投げたのは間違いだったな! 逆サイドもらったぁ!」
「ば、ばかな! ラケットがブーメランのように……!」 

許斐先生ならできると思う。


☆☆☆ナルト☆☆☆

・「久しぶりですね…カカシさん…ナルトくん」
ヤター、サクラが無視されたー!(・∀・)
僕たちの愛するサクラ復活に一歩近づいた気がしますよ!

・瞳術対策
「目を見るな」「逃げろ」「後ろを取れ」
いいですねー。こういう地味な対策。
ものすごい強大な能力をアホみたいなことで対策するのは良いです。
そこらの下忍でも使えてこその対策法ですよ。
閻魔蟋蟀とかは超人的な身体能力で破られたわけですが、そうじゃなくて、誰でもそれなりに何とかなりそうな今回のナルトの対策法のが僕は好きです。
毎回これだとすごく地味な戦いになっちゃいますが。

・「たった一度の手合わせで、良く分析している…」
確かにカカシ先生の分析も見事ですが、それ以上にあなたの横にいた鬼鮫さんがベラベラ喋ったからだと思いますよ。


☆☆☆デスノート☆☆☆

・メロ&ニア
すっげー面白い!
今週1ページ目の最後のコマ、このメロの表情だけで大爆笑。
先週の引きの凶悪なメロの存在感はこのための伏線だったかと思うほどです。
改めて思いました。
デスノートはギャグ漫画としても一流です。

・メロ
1ページ目ほどのインパクトはないものの、この後もメロの表情はいろいろ面白いですね。
回想ページ最後の「どっちにしろ僕ももう15だ」の表情とかも美味しい。

・それなりに焦るライト
この漫画が始まって、初めてライト青年が情にほだされ焦っているように見えます。
長官の時は別に慌てることもなく、すぐにノートのことを考えたのに。
今回は粧裕ちゃんのことを考えているように見えます。
まあ、次回であっさりと非情な決断を下す可能性もありますが…。


☆☆☆ボーボボ☆☆☆

・田楽マン
ここで田楽マンに気遣いを見せるビュティが面白かったです。
しかし、彼はろくBLUEチックというよりは、むしろ魍魎の武丸ですが、他紙ですしね……。
「!!」の使い方をもう少し工夫すれば、より魍魎の武丸ですが、他紙ですしね……。

・ゴミクソン
それでもフナムシよりはまだマシさ!


☆☆☆ブリーチ☆☆☆

物語上必要なこととは言え、いくらなんでも喋りすぎな気がしなくもないです。

・日番谷隊長
貴方は卍解ができただけでも、まだまだマシな待遇を受けていたようです。
良かったですね、下には下がいましたよ。


☆☆☆ムヒョ☆☆☆

・我孫子優
西先生、キャラ名で笑いを取りにきましたよ。
でも時事ネタは風化するからどうかと思うなあ。
特技はやはり窃盗でしょうか。

・「一緒に温泉行ったの!」「マジかよいいナァ〜」
やべえ、ヨイチさん、ロージーに気があるよ(違)

・新シリーズ突入
というわけで、次週から「ムヒョ・ロージーと魔監獄の囚人」編がスタートです。
ホグワーツといい、狙ってやってるんですかね。


☆☆☆アイシールド☆☆☆

・7対6
あっさり一本取られた後、あっさり一本取り返す展開。
敵は超高校級と、あれだけ試合前に読者を脅して、それでさらに一本あっさり取らせておいて、「ここまで力差があると逆につまんないんじゃないか」と読者を不安にさせてからの、アイシールド21の取り返し。
巧いですね。
アイシールドの「引き離せない」のセリフで、やっぱり陸に追いつかれるのか、敵は手強いのか、と思わせて、その後すぐに陸の「差が詰まらない」。
今週は、「西部にかなわないのか」と思わせて、「結構いい勝負できてるじゃん」と安心させる展開でした。
不安を煽っていただけに、アイシールドの活躍が頼もしく、カタルシスを感じられたと思います。
で、最後にスコアボード出して、キックの不在と不安材料を強調する、と。
やっぱり巧いなあ、この漫画。

・「陸……」「上部に入ろう」
面白かったです。


☆☆BE A HERO☆☆☆

…………あれ!?
テコンドーしてない!

・「いきなり乱取り? いーね」
サラブレッド同様、柔道とは初心者が受身を覚える前にとりあえず投げ飛ばしておくのが基本です。
獅子は我が子を千尋の谷に突き落とし……といいますが、受身を覚える前に投げ飛ばし、それでも怖れを抱かず部活を続ける者だけが入部を許されるのがジャンプ柔道漫画のやり方なのです。


☆☆☆こち亀☆☆☆

両さんのもっともなつっこみが面白かったです。
「ここにいる理由はなんだ?」「スコープの予備を用意しておくのがプロだろ」あたりが特に良かったです。
ずいぶん久々な後流悟十三だけど、今回はキャラ勝ちだなあ。

・PART1
PART2がないのはネタですか?
なんかちょっと前もこういうのあった気がします。


☆☆☆ユート☆☆☆

こないだ北海道出身の人に「やっぱ子供の頃はスピードスケートやってたんですか?」って聞いたら、その人、吹き出してました。

・ハブvsマングース
子供に無関心なユートパパvs腹に一物抱えた広村さん。
パパの無関心がユート少年のクラブ入りを阻む最大の障壁かと思われましたが、広村さんが大人の力で強引に押し切りました。
なんかいいですね、巨悪が悪を踏み潰した感じ。

大人サイドがダークなだけに、吾川母の鷹揚と優しさが際立って光ります。
いつまでも良いお母さんでいてください。

・「ジンギスカンがあるよ!」
ジンギスカンがあるよ……?
ジンギスカンって料理の名前じゃないんですか??
ラム肉があるよ、とか、マトンがあるよ、なら分かりますけど。
ちなみに、僕の家の近くにあるスーパーではラムが普通に売ってます。
豚より安いので重宝してますが、煮たり汁物に入れたりすると臭くて食えないので、調理法が限定されてしまうのが難点です。焼く以外に食えない。

・すごいショート差別
北海道陣営のショートに対する反応の冷たさを見てると、ユートくんのあの振舞いも分かる気がしてきました。
「ハッ? 所詮東京モンが狭いリンクでクルクル回って遊んでるアレだろ?」みたいな感じがガツガツ漂ってきます。

050425追記
掲示板にて北海道出身の方から色々と情報を頂きましたので、転載させて頂きます。
以下、北見市民のプロシュートさんより。

>>北見の小中学生の冬の体育といえば、やはりスキーかスケート。
>>冬になると学校のグラウンドに先生が水を張って、スケートリンクを作るのが常識です。


な、なんだってー!
ごめんなさい、ごめんなさいほった先生。
僕はてっきり、外人に「ブシハドコニイマスカー?」って聞かれたときに「都庁に行けばみんなちょんまげですよ」と答えるくらいの勢いで北見市民に騙されてたんだとばかり思ってました。真剣にごめんなさい。

>>そもそもショートトラックという競技があること自体、物心つくまで知りませんでした。
>>というのもお察しのとおり、北見には基本的に屋外の広大なリンクしかないからです。

な、なんだってー!
じゃあ、あのユート少年の態度も何もおかしいところはなかったんですか!
ほった先生はすごく取材の成果を発揮してるのに、僕たち本州人とは余りにかけ離れてるため、やっぱり信じられなかったという面があるんでしょうね。
けど、僕がいちばん驚いたのは次のこれ。

>>北海道民は基本的にラム肉=ジンギスカンという思考なので
>>むしろあの場面はああいう風に言うほうが自然な印象を受けました。
>>ちなみにラム肉を焼く以外の方法で調理するということは、
>>北海道民はおそらく思いつきもしないと思います。

えーッ!?
だって肉ですよ、肉。
北海道民だって豚汁のんだり、ポトフ食べたりするでしょ?
羊だけ焼く以外の調理法を思いつかないって、なんですかそれ。
うっひょー、北海道おもしろーい!
ちょろっと海を隔ててるだけなのにここまで違いますか!
じゃああれですね、許斐先生も実はすごい入念な取材の結果、沖縄チームを作ったのかもですね!

続いて、北海道さんから寄せられたコメント。

>>市内の小学校はすべて冬にスケートでした。
>>しかし、札幌ではほぼすべての学校がスキーです。

北海道は冬は縄跳びとかマラソンとかしないんですかね。(←本州だとたぶんこれが冬のベーシックスポーツ。そう考えると北海道の方がいいなあ)

>>スケート靴はノーマルだと5000円くらいで購入できて
>>スキーよりもかなり経済的です。

これもすごいですね。
スケート靴の単価なんて考えたことも無いですよ。
そんなものの単価が即答できるあたり、やっぱ北海道は何かが違う。

結論:ほった先生は間違ってない! でも、ユートに共感できるのは多分道民だけだ!


☆☆☆武装錬金☆☆☆

あー、終わっちゃいました。
正直、あんまりこの漫画楽しいとは思わなかったんですが(でも、LXEが出てきたくらいまでは好きでした)、この最終回はちょっと気になるなぁ。赤マル立ち読みしないと。
なんかもうヴィクターはオマケに成り下がって、カズキと斗貴子さんのロマンスに話が集中した気がしますが、それもまた良し。剛太が可哀想な子なのはこの際置いときましょう。


☆☆☆いちご☆☆☆

あー…………。




もうパンツ漫画でもなくなったなぁ……。





これから先も真中がいままでのような態度を取っていたら、これからはネタにできるような感じじゃなくなる気がします。毒々しい。
そして、北の方はホントだめだなあ。
あそこまでやってたあなたは大切なところでビクついてたけど、ほら、西の方はやるときはやりますよ。

ところで、直接その場面を描きさえしなければ、集英社的には濡れ場もオッケーなんでしょうか。
ということは、いろいろ邪推もできちゃうわけで、今週の武装錬金のラストなんかも実はあれからヤげふんごふん!


☆☆☆ネウロ☆☆☆

・「吾代、てめえは本当にバカだな」
それを言うなら、ネウロが買い出しに出かける前に撃つべきだったと思いますよ。

・「何故だか、我慢できないんだ。俺以外の奴が中心にいることが」
クラス委員って任期は一期だけだと思うんですが……。
残り二期はどうしたんでしょうか。

・トリック発動
こんな地味な機械的トリックを発動するだけなのに、カッコ良過ぎですよ鷲尾さん!
そういえば、彼らは事件を起こす直前に携帯を使ってますけど、通話記録からいろんなことが分かりそうなものですね。

・マークみたいなの
シ、ショッカー!?
ちょっとデザイン違うけど、そういえば子供の頃の半殺しシーンもショッカーネタなのかなあ……。

・新しい奴隷
吾代さんに仲間フラグが立ったと思ったら、あらら、本当に仲間になってしまいました。
ほとんどの漫画において、主人公チームに加わることはそのキャラにとっても幸福なことなのですが、この漫画だけは話が違います。

あ、でも男塾のファラオも、ある意味幸福とは言えないか……。


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