WJ28号感想 |
僕がテニスをジャンプで読み始めたのは、実は氷帝戦あたりからだったんです。 だから、先日漫画喫茶で1巻から読んでみたんですね。 で、思ったんですけど ・青学の先輩にはロクなのがいない ・どこの学校の人も、相手をラケットで殴ったり、ボールをぶつけようと考えている ・昔はツイストサーブくらいで驚いてくれる平和な世界だった よく「最近のテニスはおかしい。昔は普通のテニス漫画で面白かったのに」という意見を聞きますが、この頃から十分イカれてたと思います。 まあ、最近の頭のおかしさとは比べるべくもないのですが。 ☆☆☆テニス様☆☆☆ いやはや、今週のテニス様は一体どうなっているのでしょうか。 爆笑、というわけでもないのですが、何て言うか、いつもにも増してサイケデリックな内容だったと思います。 なんだろう、何て言えばいいんだろう。 例えるなら変態の万華鏡。クラクラしました。 ・百錬自得の極み 「無我の爆発的に溢れるパワーを左腕一本に集めることにより 威力・回転等を倍返しで返球でき、更に副作用の疲労も最小限に抑えられる。 そして、それを可能にしているのが『手塚ゾーン』」 す、素晴らしい……。 もう何を言っているのか一つたりとも分かりません。 分かりませんが、ハンターで例えるなら(←この時点で間違いなくおかしい)練を硬に変えたようなものと考えてよいのでしょうか。 それにしてもファンタスティックな一コマです。 ・「ここ3年程、腕の怪我だか何だか知らんが封印していた様だからな」 これほどの超自然現象が腕の怪我ごときで封印されてしまうものなのでしょうか。 え、ていうか、手塚部長は3年前からこのオーラを出せたってコトですか!? 小学生の頃からオーラを!!? 確か手塚部長は中1のときに先輩から殴られて肘を怪我したらしいですが、そんなヤツには一発オーラでも見せてやれば良かったと思います。 少なくとも僕なら、オーラを操れる下級生を殴ろうとは思いません。 ・「じゃあ今まで俺達が見ていた手塚部長は…」 ドロップショットとか手塚ゾーンとか、それでもまだ自分たちと同じ人間だと信じていた手塚部長が、実は越前や真田と同類の超テニス人であったことを知り驚く青学メンバーの図。 こないだまで一緒にテニスをしている部活の仲間だと思ってたのに、突然オーラを出したらビックリですよね。 ・跡部様登場 「百錬自得の極み」で何をどうすればいいいか戸惑っている読者に、さらなる不意打ちをかける突然の跡部様乱入。 余りにも刺激的すぎます。 何で出てきたの? 何で笑ってるの?? 何が何だかさっぱりです。サイケデリッカー。 「そう来なきゃ面白くねぇ!!」ってホントにそれでいいんですか? 確かに百錬自得はすごく面白いですけど、でもあなたの戦った相手が今度はオーラ出してるんですよ。 面白いの一言で済ませて良い問題なんですか。ていうか、あなたも出しそうですね、オーラ。 ・どさんこ 百錬自得、跡部様とクラクラしているところに突如再登場したどさんこ。 「邪魔だメス猫」の一言で出番終了です。 予想通りではありますが、すごいあしらい方です。 ・「さあ行くぞ樺地」 なぜそこで樺地!? さあ行くぞみんな、ではなく、樺地個人指名。 彼は別にダブルスパートナーでも何でもないんですよ!? 樺地大好き跡部様。かばじいつもありがとう。か、か、か、KA・BA・JIぃ〜〜〜(巻き舌で) ・四天宝中 百錬→跡部コンボで脳味噌茹ってクラクラしてるところに、このサイケデリッカーたちはキツすぎます。 しかも見開きですよ! やっぱ奈良が、奈良がキツイ! ・比嘉中敗退 手塚部長の「百錬自得の極み」が凄まじすぎた上に、今週は外野の解説や、意味の分からない四天宝中の見開きのせいで、すっかり無視されてしまった殺し屋キテレツ部長。寂し過ぎる最後を飾ってしまいました。 結局、彼が頑張ったのは試合開始前に手塚部長を殴ろうとしたことと、砂かけだけです。 うーん、残念。試合終了後でもいいから、手塚部長に肉弾戦を挑んで欲しかったです。 ・「さらなる高みへ!!」 今週のラストの柱。 さらなる高み、ですか……。 いや、確かにすごく高いステージでしたけどね。 いやぁ……。 今週はホントにサイケデリックでした。 ページを開くたびに新しい変態が出てくるっていう。 一つの変態に対して精神を安定させる暇もなく、次の変態が心をかき乱す、という驚嘆すべきイリュージョン漫画でした。 何だか読んでて唖然としましたよ。 あなおそろしや、テニスの王子様。 ☆☆☆ハンター☆☆☆ ・神の共犯者 第三の能力は触れた相手にもレムオルでした。 僕はモシャスだと思ってたんですがハズレ。 でも他の感想サイト見てると正解してた人が多かったですね。 ・フクロウ太さんとコウモリ子さん メレオロンさんは「気にしなくていいぜ」とか言ってますけど、本気で殺す気で部下を差し向けられたゴンはムカつくと思うんですけど。 そりゃあなたは気にしないだろうけどさー。 ・適任者 ナックルが適任者なのでしょうか。 確かにハコワレは一度決めれば優位になれる技ですけど、その一撃で勝負が決まるという技でもないと思います。 パーフェクトプランが延々使えるなら一発当てたあと横でじっとしてればいいんでしょうけど、時間制限あるわけですし。 それに食っただけオーラが増えるという王の能力から考えると、王の総オーラは相当の量だと思うのですが。 まあでも、何か考えがあるんでしょうね。 ☆☆☆ワンピース☆☆☆ ・ウソップ&ロビン そんなに大声で話してたら隣のCP9に気付かれるっしょ。 と、思ってたらホントに気付かれました。 二人羽織が描きたかっただけかもしれませんが微妙な展開です。 せっかく裏をかいてロビンのところまで辿り着いたのに、こんなくだらない理由でバレてしまってはガッカリですよ。 ・ワンゼ やっぱりワンゼうぜえ。 これってウソップでもフランキーでもいいけど、火属性攻撃ができるキャラならもっと攻略が簡単だった気がします。 ・「"戦闘"にはコックの神聖な手も包丁も使わねェのがおれのポリシーだが…」 →うどん →ワイン 足も使うよ、というツッコミはいくらなんでも無粋でしょうか。 この台詞自体は悪くないと思いますし。 どうでもいいですけど、ぶどう踏みってエロスですよね。 どこにエロ要素があるのか良く分からないけど、とにかくエロス。 ワイン系のイベントではこれが1番人気で、おじさんとかが見入るそうですよ。 ・ネロさん 嵐脚が効かないことにビックリなネロさん。 そんなことお構いなしにブチのめしてた先輩たちと比べると底が見えてしまいます。 ・ストロングハンマー すごくどうでもいいんですが、フランキーさんのストロングハンマーって、右手になったり左手になったりしてます。 これが黒猫なら格好のネ(ry ☆☆☆ナルト☆☆☆ ・「1番最初に大声で怒鳴ってくる奴がそうだ」 いや、結果オーライでしたけど、もっと適切な指示を与えてあげて下さいよ。 8人いて、人柱力はそのうちの一人でしょ? 1/8でしょ。危険ですよ、その賭け。 それに、今回はガイ班が結界解除に動きましたが、逆になる可能性だって十分あったわけです。 サソリさんとデイダラさんが「何だそりゃ」「もっと具体的な特徴を」というのももっともです。 こんなくだらねーことで手違いでナルト殺したら大変ですよ。 情報伝達は的確に。 ・今週のサクラ すごい扱われ方だなあ。 衛生兵なのに正面突破も任されてますよ。 それでも岸本先生のこないだまでのサクラの扱い方に比べれば、格段に良い待遇といえるでしょう。 一応活躍してるっぽいし。 みなさんの共感を得られないことを承知で書きますが、僕は幼い頃に見た映画『里見八犬伝』のせいで、「敵の拠点の入り口を開けたものは罠にかかって死ぬ」みたいなイメージが刷りこまれていて、今回のサクラの任務はすごく危険なものに感じるのです。 ※映画『里見八犬伝』では、苦労して8人の運命の仲間を集めた後に敵拠点に乗りこむのですが、仲間の一人(犬飼現八)が入り口を開けたら、矢がビョンビョン飛んできてグサグサ刺さって現八が死んでしまうのです。 「えー!運命の仲間なのに敵に会う前に死んじゃうの!?」と、幼心に大きなショックを受けました。 ☆☆☆ボーボボ☆☆☆ ・ソフトン覚醒 1P目のあの状況。 ボーボボのようなギャグ漫画において、それがどれだけ異常な状態なのかを計るのは大変難しいことなのですが、このコマは「あの魚雷先生が嘆いている!」ということで、その異常さを印象付けられました。 でも、その魚雷先生の苦悩は全然別にあったわけですが。 ☆☆☆デスノート☆☆☆ ・ビラ配り 1P目から笑わせてくれるデスノート。 シュールな絵だなあ。シドウさん可愛すぎ。 でもそれだけ死神がヒマしているなら、シドウさんに協力する死神が一柱二柱くらいいても良さそうなものですが。 片思いして死んじゃう死神や、リンゴを食べないと逆立ちする死神がいるんですから、そのくらいいても不思議じゃない。 ・松田さん 松田さんカッコイイよ、そして美味しいよ。 息子と娘の二択であれだけ苦渋していた夜神父が松田さんなら即答ですよ。 いいなあ、この扱いの軽さ。 そして、あれだけ勇猛を揮ったのに誰からも誉められることなく、「自分からやっておいて…」とつっこまれる辺り不憫すぎます。でも僕たちはそんな松田さんが好きだよ。 それに、松田さん。あなたは何気に恋次やリオ先生より全然活躍してるんですよ。 もっと自分に自信を持って下さいね。 ☆☆☆P118☆☆☆ ・「卯ノ花烈:救護&補給担当の四番隊を率いる才女」 才女…。 卯ノ花隊長は女性ということでOKみたいです。 まあ、こんな企画ページごとき、作者の意向でどうにでもなるのでしょうが。 ☆☆☆ブリーチ☆☆☆ ・表紙 別にパクリとか言いたいわけじゃないですけど、旅団でもこういうのあった気がします。 ↑探したら見つかった。10巻ですね。 ・断界 って、なんでしたっけ。 なんかとっても危険らしいですけど、全然覚えてません。 ていうか尸魂界って結局良く分からなかったんですよね。 尸魂界は「あの世」なの? 死んだ死神はどこへいくの?? ☆☆☆切法師☆☆☆ たぶん中島先生ってホントに素直で正直で真面目ないい人なんだろうなあ……。 作品にすごくそういうのが現れてます。 つまらない。つまらないよ、中島先生……OTL センスが真面目過ぎるよ…ドーピングコンソメスープを出してください……。 ☆☆☆ギャグマンガ日和☆☆☆ 太子&妹子かー。ちょっと残念。 ギャグ漫画日和は太子&妹子、芭蕉&曽良などの偉人と付き人コンビの話は少し勢いが落ちるんですよね。 うさみちゃんも弱くなってきたし、やっぱり新しいキャラやシリーズを始めたときの方が強いんですよ。それと4コマね。 それだけに太子%妹子での週刊ジャンプ登場は残念です。 ・一時間後 ここの下に書かれた「日本人」が、基本的に増田先生のセンスですよね。 先生の4コマはずっとこんな感じで好きなんです。 ・太子 聖徳太子が逃げ出す時の走り方が、ジャイアントロボ十傑衆の走り方でちょっと笑いました。 ・「増田こうすけ先生の作品掲載は基本的に月刊少年ジャンプで」 ああ、この場合だと柱のこれ(「**先生の作品が読めるのはジャンプだけ!」)はこうなるんだ。 ☆☆☆ムヒョ☆☆☆ ・「危険だわ――」 ソフィー最有力候補の今井裁判官をロージーに任せ、彼等を追うリオ先生。 まあ役立たずが一人だろうが二人だろうが危険なことには何も変わりないのですが。 大体、あの2人が逃げ出さなかったといって、ムヒョが寝ている以上危険なことには変わりなく、この島のどこにも安全な場所などないと思います。 なら、むしろ逃げた方が安全かもですよ。 ・「あなたおかっぱ頭なのね」 おかっぱだったから助かった今井裁判官。 これはつまりソフィーは顔を剥ぐ対象を選ぶということですよね。 リオ先生に「美人さんね」と言ってることからも、美人の同性の方がソフィーも好ましいようです。 ……てことは、むしろ男なのに剥がされちゃった藤原補佐官はどうなんでしょうか。 ☆☆☆ネウロ☆☆☆ ・グルメライフ 噂が噂を呼び…… ではなく、内容自体は事実というのが弥子さんの恐ろしさ。 脚色の必要などない壮絶なるグルメライフです。 ・あかねさん 秘書ゲット。 あの埋まってた人がこんな形で再登場とは思いませんでした。 女子高生、変死体、元ヤクザ、魔物。 すごいメンツの探偵事務所です。 ・「そうか、残念だ。貴様ならわかってくれていると思っていたが」 ここのネウロの表情がすごく切なくて可愛いです。 その後に続く台詞はアレですが。 ・「何なんだ、この化け物どもは」 前シリーズのこともあり、弥子さんもすっかり化け物の仲間入り。 ジャンプで500円を薄く伸ばせる女子高生だと思われてるんだろうなあ。 ・吾代さんのお仕事 アメリカとかだと、有名人にはマスコミ対応専門のスタッフがつくらしいですよ。 マスコミから有名人のプライバシーを守ることを仕事にしているらしいです。 吾代さんの仕事もそういう感じになるのでしょうか。にしては、大分暴力的ですが。 ・「出たぁ!!」 最後のアオリ。 「変質者出たぁ!!」「キチガイ出たぁ!!」くらいの意味合いでしょうか。 やっぱ編集部的にもネウロは変態が出れば盛りあがる漫画として捉えているのでしょうね。 ドーピングコンソメスープ! ☆☆☆いちご☆☆☆ ・天地 こいつも不快だなー。 作品なんて好きなように書けばいいんですよ。 書きたいものを書くのが「プロにあるまじき考え」なんて言ってたら読者や出版社に媚びた作品しか書けないじゃないですか。 まあ確かに、あのゴミクズを意識して書いた作品が世の中に出回ることを天地が許せない気持ちも良く分かりますけど。 ・キス未遂 ありゃ!?失敗した! 少女漫画なら確実に決まるタイミングなのに。 ゴミクズの方は単にカッコ悪い姿を晒しただけなのに向こうからキスが来て、天地の方は少女漫画的セオリーを踏襲したのに失敗してますよ。 ホントにこいつらは河下神の胸一つですね。 ・総括 早く終わらねえかな、ホント、早く。 ☆☆☆巻末コメント☆☆☆ ・「T先生杯麻雀大会に参加させていただきました」 OKです、OKですよT先生。 僕はこのくらいであなたにつっこんだりしません。 最近のあなたは高い掲載率に下書き掲載の割合も低く、とても真面目に仕事をしているのですから。 身内の麻雀大会を主催するために一週休載しても全然問題ありません。 これからも今のペースを保って頑張ってください!応援しています! |
戻る |
★★★完全パンクマニュアル発売中!〈amazonで購入〉★★★