WJ34号感想 |
今週のテニスには殺意すら感じました。 ☆☆☆テニス☆☆☆ ヤバイ!ヤバすぎる! 許斐先生が天才であることはもはや疑いようもない! ・ブチャー!!!! もうブチャ(向日)の参戦が決まった時点で超ハイテンションですよ、僕! ブチャが1ページ使って描かれてるだけですごく幸せな気持ちになれました。 さすがは「氷帝のイカロス」「仏のブチャラティ」と呼ばれた男。千両役者です。 ・「忍足さんも意外と甘いっスね」 この日吉のセリフはやっぱり「あそこは出血多量を狙うべきでしょう」という意味なのでしょうか。 今更ですがテニスは厳しい世界ですね。 ・海堂大活躍 挑発されて、直ちにラケットで殴りかかる海堂。 前もこんなことあったなぁ……。 僕が許斐先生がスゴイと思うのはこういうところなんですよね。 最近、比嘉中戦などで手塚部長が「ラケットは人を傷つけるためにあるんじゃあない!」とか言ってて、僕たちは「海堂、前ラケットで殴りかかってたじゃん」とか揚げ足とってプププと笑ってたわけですよ。 これはもちろん「許斐先生、前に自分が描いたこと忘れちゃって〜〜」という小馬鹿にした気持ちからなのですが、またやってるんですよ! ずっと昔の話だからうっかり忘れてた、というわけではなく、あれだけ手塚の怪我とかを強調しときながらまたやる。 本当に素晴らしいです。 許斐先生は毎週毎週の刹那的面白さ以外はきっと何も考えていないんでしょうね。 許斐先生のそういうトコ、すげえ好きです。 骨片一つ残さず息絶えたのに何事もなかったように復活してる大豪院邪鬼くらい好きだ。 ・やったあ、ムーンサルト! そして、そんな海堂のラケット攻撃を無駄にバク宙して避けるブチャさま! いやあぁ素敵すぎる―――!!!!! 試合開始前にラケットで相手に殴りかかる中学生vsバク宙でそれをかわす中学生! あぁ、もう、ホントにテニスが、好きだ!!!! それにしても、この大股広げて飛ぶシーンは最高だなあ。 ・日吉小活躍 そして海堂のラケット攻撃をラケットで押さえ込む日吉。 ラケットvsラケットという大変面白い構図のはずなのに、いかんせんブチャのバク宙が素晴らしすぎて、1P使ってるのに目立たないのが残念です。 ところで、この後のブチャのセリフ「上には上がいることを教えてやるよ」は「お前の対人格闘術としてのラケット使いはまぁまぁだが、うちの日吉の方がラケット使いは上だ」という意味なのでしょうか。 ・死ぬかと思った 今週ヤバイくらい笑ったのがブチャの「そしてムーンサルト」。 ああ、もう、ホント完璧だ! 前回、ムーンサルトで無駄に飛びすぎたために体力がなくなって自滅したブチャさま。 どう常識的に考えても、今度はそういう無駄な飛び方をなくして堅実なプレイをすると思うじゃないですか!? 正直、「今度はあんな華麗な飛翔は見られないんだろうなぁ」と思ってましたが、とんでもなかった! 僕は許斐剛という男をナメていた! 「前回無駄に飛びすぎたから負けた」⇒「今回は前回以上に無駄に飛ぶ」 神さまだ! 許斐剛は神さまだ!!!! しかも、今回って日吉がレシーバーだから、まったく何の意味もないムーンサルトなんですよ。 後輩が相手のスマッシュに備えて最初から全力の構えを見せている脇で、先輩は何の意味もなくピョンピョン飛んでるわけです。 ああ、もう頼むからアニメ化してくれよ! ていうか、今回の日吉君は本当にブチャのための引き立て役に徹していますね。 「おおーっ、日吉が最初から演武テニス!?そして・・・」 の流れなんて、もうネタの前振りにしか見えません。 演武テニスもかなりの変態テニスのはずなんですが、いかんせんブチャが相手じゃなぁ……。 ・乾先輩も大活躍 今週はあれだけブチャが活躍しちゃったから、乾・海堂ペアなんて活躍しようがないじゃないか。 ていうか、今回の試合、たとえ彼らが勝利したとしてもブチャさまが全部もってっちゃうんじゃないのか。 そんなことを考えてたら、これですよ! あーもーなんなんだろ。 なんかビッグバンとどっちが高威力なんだろうとか、そんなこと考えるのは確実に間違ってますよね。 見た目のオーラで強さは計れないとかそんなこと考えるのも間違ってますよね。 ・今週のまとめ 海堂はラケットで殴りかかったが、向日は空を飛んで難を逃れ、日吉がラケットで応戦した。 向日が空を飛んでいたら、乾がサーブを打った。 ☆☆☆ハンター☆☆☆ ・新能力 ・・・あー。 なんか先週の予想通りの展開になりました。 冨樫先生の「裏切り」に大分付いて行けるようになったかも・・・。 でもイイ展開ですね。 これでヂートゥさんが普通に強かったら、後だしアリになっちゃってどうかと思うので。 それにしても本当に普通のボウガンなのかぁ。 せっかく具現化しても何の変哲もない普通のボウガンじゃ具現化するだけ無駄ですね。 ・ヂートゥさん逃亡 あらら、あっさり逃がしちゃいました。 「重宝するぜ」なんて言ってますけど、いいんですかね。 とはいえ、モウラ先生のことだから、きっともう仕掛けは終わってるんでしょう。 発信機?みたいなのを煙でつけてるとか?? で、そんなものくっ付けて居城に帰れば、ヂートゥさん絶対ピトーかシャウに殺されそう。 それにモラウ先生は協旋ハンターがしくじったときはあれだけ憤慨してたので、何事もなく逃がすとは思えませんし、ヂートゥさんはどちらにしろもう詰んでるでしょう。 ・「"選別"が終わったらこっちに勝ち目がなくなるな」 やはりモラウさんも選別の後は部下に加えると考えてる模様。 なんかここまで強調されるとちょっと自信がなくなってきますけど、王様は選別した後ぱくぱく食べるんですよね?? ・レンタルポッド レオルさんが「能力を見せたくない」「能力をチェックしておきたい」「貸しができたぜ」などにこだわってた理由が判明。 「これは貸しだからな」が能力発動条件なんて、同僚相手ならバレてさえなければ簡単に言えそうですし。 しかし、これはレオルさんの「仲間をダシに使うよ」「寝首もかくよ」という精神の現われなんでしょうね。 相手の能力を封じることもできるし、寝首をかくにも便利。 でも、王には貸しを作れないと思うなあ。 どうやって言い出せばOKしてくれるんだろう。 「これは貸しですよ?」→「なぜ余が貸しを作らねばならん」→死 「ただじゃないですよ?」→「いますぐ返済してやろう」→死 どんなにソフトな言い回しでも殺されそうな気がします。 ・こないだ気付いたこと モラウ先生がキルアに「勝てる勝てないではなく、100%勝つつもりで行かないと勝てない」みたいなことを最初に言ってたのは、失敗してもカネがもらえる協旋ハンターたちの不甲斐なさの伏線だったのだと、こないだ気付きました。 ☆☆☆もて王サーガ☆☆☆ 冒頭の孔雀と露出魔の対比とか、全体的に小ネタが利いてて十分な面白さです。 …………でもなぁ、正直テニスと比べるとなぁ。 ・「いちごの真中くらいもてたい」 ハードル高すぎ! でも、確かに真中がもてて、百手がもてない道理はないので。 後は出演漫画の違いですね。 ・面白かったとこ 全体的に面白かったけど、特に笑ったところを列記。 ギャグ漫画は感想が書きにくいです。テニスは簡単に書けるのになー。 「日本で『NO』とは言いませんね」「魔界のプリンスアシュラマン」「イケメン限定イベントだからな」「あなたのパンティーです」「自分の肛門がネットで晒されるのを想像して興奮したようだな」 結局、下着ドロさんはHG(ハードゲイ)なんですかね。 ☆☆☆ナルト☆☆☆ ・「今の私にできること…」 ⇒私を使ってください 岸本先生って意外と期待を裏切らない作家さんですね。 このサクラの扱いには概して満足です。 ☆☆☆ワンピース☆☆☆ ・「CP9は殺したつもりなんじゃないかしら」 だめじゃん、CP9。 どんどんヘボさが浮き出てくるよ。 今週でさらにCP9が3人増えましたが、あの4人でもあれだけ強かったのにこれ以上増やしてどうなるんでしょうか。 これだけ人数が増えたら、すごくヘボい負け方するCP9とか出てきて、またCP9のカリスマが下がって、さらにルフィがルッチと10週くらいかけて延々と戦って物語が間延びして、どう転んでもロクでもない結果に終わりそうな気がします。 というか、海列車護送中にTボーン大差とかネロとか出てきた時点で十分どうかと思ったのに、まだ増やすんですか。 ☆☆☆アニプリ☆☆☆ ・アニマックスで再放送スタート やったぁ!!!! めちゃくちゃ待ち望んでましたよ、やっほう。 リアルタイムで見逃していたブチャラティのムーンサルトが見れる! ☆☆☆ブリーチ☆☆☆ ヴァイザード、破面、死神と三つ巴の戦力図になりそうで、ちょっと面白そうです。 しかし、一番共闘しそうな死神の皆さんは、こないだ愛染さんの前ではさっぱりだったので、いまいち頼りないです。 破面が明確な敵になることは間違いないでしょうから、面白くなるかどうかはヴァイザードの扱い方次第って感じがします。 微妙に共闘しながらも決して油断はできない、もしくは、三者は完全対立みたいな立ち位置を希望。 ☆☆☆ネウロ☆☆☆ ・刑事さん やっぱりこの漫画に出てくるキャラはみんなどっかおかしいのかなー。 腕を舐めてるところよりも、その前のページの「いや…人間だ」のコマの目の方がイッちゃってる気がします。 ・ニセ弥子さんと刃物 さりげない会話を繰り広げながら、カバンから大ぶりの刃物を取り出すニセ弥子さん。 でも、この漫画だったらそれほど違和感を感じないので、思わず読み飛ばしそうになりました。 ヒロインが会話の途中で突然刃物を取り出しても、それほど違和感を感じないネウロがすごい。 「パンでも切るのかな?」くらいに一瞬思いました。 ・「目次Pに隠された『謎』には気付いたかな?」(柱より) 僕もDCSに敬意を表してコミックス買ったんですが、なんでも良く見ると目次Pで犯人の名前が分かっちゃうとかいう話です。 いま実家でして、確認できないのが辛いです。 ☆☆☆みえるひと☆☆☆ 微妙な展開だぁ……。 僕はどちらかというと、主人公のバトルよりもアパートでのほんわかした幽霊たちとの交流を読みたかったんですが、幽霊たちも戦闘要員なんですね。 せっかくだし、アパートの幽霊たちが出揃ったところで男塾みたいに大会とか出て欲しいです。 能力者バトル漫画ってことで。皮肉じゃなくてその方向が読みたいです。こっちの感じでいくならね。 ☆☆☆タカヤ☆☆☆ ちょっぴり面白いと思いました。 建築家だから建物の中での作戦行動が得意とか、どちらもハンマーやノミを瞬時に取り出すとか、ゲーム的でいい感じ。 でも、このお嬢さんは建築家といっても現場で工事やってるんじゃなくて、製図とか書いてそうな感じですけど。 ☆☆☆切法師☆☆☆ ・「鎧を・・・貫通してない!?」 はじめてこの漫画をGOODだと思いました。 鎧を着てるから斬れない。 とても良いですね。 あと、ケントウリさんの語る拷問描写も良かったです。 生贄になったら具体的に何されるのか良く分からなかったのが、こないだの繭と倫太郎の会話シーンがどうでも良かった理由かもしれません。 初めからこういうの匂わせておけば良かったかもですが。 ただ、今までカタコトでしか喋らなかったケントウリさんが饒舌になってしまったのは残念。 鬼ではあるけど、武人寄りのキャラかと思ってたのに。 ちょっとケントウリさんのキャラが壊れたなー。 ☆☆☆こち亀☆☆☆ 磯鷲父娘の非常識っぷりは素直に面白かったです。 剣之介を前にした纏の慌てっぷりとか。 いつもは両さんと違う反応をするキャラが、第三の非常識キャラによって両さんと同じリアクションを強要されると面白くなる気がします。 あとね、プラスと檸檬の間柄は普通に応援したいです。 プラス父の放任っぷりはちょっと良いなぁ。 息子が一人で京都へ行ってても全く動じない。 こういうオヤジは好きですよ。 |
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