WJ40号感想

今回のフィーバーはテニス信者としてもネタ職人としても本当に嬉しかったです。
はてなキーワードに登録されたのとか、すごい幸せ。
この調子で将来はネッシー級の発明をしたいです。


☆☆☆テニス☆☆☆

・P100、1コマ目の樺地
なんだこれ……!
何が面白いのか分からないけど、すげえ面白えー!



やっぱり面白い。
でも何が面白いのか説明できないよ(´・ω・`)
なんだろう……踊り??

・「樺地は純粋であるが故、相手の技を見ればそれを吸収して使いこなすことが出来る」
ああ、樺地少年のコピー能力は純粋であるが故なんですね。
純粋であればスーパーサイヤ人にもなれるし、アクマイト光線も効かないし、相手の技を見たら使いこなせるんだ。
しかし、純粋のじの字も感じさせない越前少年でも、無我れば同じことができちゃうあたりどうなんだ。

……ところで、テニスの王子様世界においては人知を卓越した戦闘力を持つであろう「プロテニスプレイヤー」でも、樺地少年は対抗可能なんでしょうか。

・「こんな落とし穴があったなんて」
河村先輩、あんたがいうな。
樺地少年だって、前回のことは「相手の真似してただけなのに大怪我させられた」って思ってますよ。
あなたの波動球の方がずいぶんな落とし穴ですよ。

・「彼の能力を甘く見過ぎていたのかもしれない」
やっぱり能力バトル漫画だったんだ!

・写楽




この構図、どっかで見たことあるなあ、と思ったら……



写楽だー(・∀・)!


・手塚の見開き
無意味な大ゴマや見開きを使うことをギャグに昇華した画期的ギャグ漫画。それがテニスの王子様です。
これに関してはちゆ12歳でも取り上げられているので、みなさんご存知のことと思います。
そして、今週も許斐先生の必殺ギャグが放たれましたが、今週のこれがすごいのが、普通に読んでいたら一体何が描かれているのかさっぱり分からないことです。
二度読み返してようやく「ボールを打ってみようとしたが全然飛ばなかった」のだと理解できましたが、最初読んだ時は「手塚の足元にボールが転がっている」だけの描写に2ページを費やしたのかと思い、吹き出してしまいました。
以前から「台詞で解説がないテニスは何をしているのか全く理解できない」と言われてきましたが、今週の回想シーンは全くその通りだと再認識させられました。

・「えっ、女の子!?」
いや、女の子がどうとかじゃなくて、この展開がどうなんだ。
この少女が手塚復活の鍵を握るとして、一体どういうドラマが展開されるのでしょうか。

たとえばすぐに思いつくのが、二人が落盤事故によりトンネルに閉じ込められるというシチュエーションです。

少女「お兄ちゃん、息苦しいよう」
手塚「酸素が少なくなっているんだ。あまり喋らない方がいい……」
少女「苦しいよう」
手塚「(くそっ……オレの腕が治っていたら、この程度の岩石など一撃なのに……人ひとりを助けられなくて何がテニスだ!)」
少女「ねえ、お兄ちゃんは有名なテニスプレイヤーなんでしょ。お兄ちゃんのテニスでどうにかならないの?」
手塚「すまない……いまのオレの腕では、とても……」
少女「ううん、いいの。無理を言ってごめんね。でも、腕が動かなくたって、お兄ちゃんにはこれまでテニスで培ってきたオーラがあると思うんだ」
手塚「オーラ……そうか、オレは今まで無意識のうちに力をセーブしていたのかもしれない。肘の故障を怖れて……だが、今はオレの腕が壊れようと……この子を守る!」

……百錬自得の、極み!

ドカーン!

手塚「出口が空いたぞ!きみ、すぐにここから脱出するんだ!……おい、どうしたんだ!?

…………し、死んでる。オレの、オレのオーラが、この子の命まで……!う、うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

そして、手塚は一つの決意を胸に東京に戻った。
もう彼は怖れはしない。少女の命と引き換えに得た百錬自得の極み。
人を傷付けるためではなく、人を守るためのテニスを、彼は少女の亡骸に誓ったのだから。


☆☆☆ナルト☆☆☆

・「お前の本体はチャクラを生み出す、その胸のパーツじゃ」
これってひょっとして岸本トラップ??
美形キャラに対する皮肉?

サソリ本体が中から出た時「キャー、カッコイイー!」って思った人は絶対いると思います。
でもサソリさんはホントはもっと高齢のはず。
しかして、その実体はあの胸のパーツに過ぎなかったわけです。

「キミたちが一喜一憂している美形キャラだってこんなもんなんだよ。ホントはもっと年寄りだし、今は機械の一部でしかないんだ。美形キャラなんて僕の一存でどうだってなるんだよ」

と、僕はそんなメッセージを受け取ってしまったんですが、うん、まあ、んなこたぁないでしょうね。


☆☆☆ワンピース☆☆☆

・胸を貫かれたパウリー
軽傷ですね。
何の心配もいりません。

・法番隊
またなんか出てきた……。
長いよー。長過ぎるよー。
でも、オイモ・カーシー戦だけはちょっと好き。
法番隊はオイモさんに厳しいけど、こんな犬に乗ってるだけの人たちが巨人族より強いのでしょうか?
そうは見えないなー。


☆☆☆アニ基地☆☆☆

・遊戯王
アニメ見てないんで良く分からないんですが、今週の説明を読む限りだとカードゲームをプレイしていたために100歳過ぎても筋肉ムキムキの老人が現れるようですね。さすが遊戯王だ。


☆☆☆ムヒョ☆☆☆

・料理も作れないダメ新妻ロージー
「オイ、テメェ…、帰った初日は張りきってたくせに〜〜」
              ↓
「おい、お前、籍を入れた当初は張りきってたくせに〜〜」

ホントいちゃいちゃしてるなー。この二人。
しかし、病み上がりのムヒョにカップラーメンを2日連続で食わせるとは酷すぎるよロージー。
ラ王買う金があれば十分立派な食事を作れるのに。

ところで最近、ラ王とラオウがコラボレートしてるらしいですよ。
下はテレビブロスの広告。




・「まって僕も行くよ!」
だからキミが行ってどうするんだロージー。
またナナちゃんに助けてもらう気でしょうか。

・謎の二人組
ああ、今回は彼らがロージーを助けるのか。
しかし、ホントにロージーって何なんだろう……。


☆☆☆リボーン☆☆☆

ヒバリさん弱点狙われちゃったよ。
なんか残念。ガチで負けて欲しかったかな……?
相手の「君レベルの男は〜」で、どうせ最強ポジションは降格させられちゃったんだし。

しかし、このランキングは納得いきません。
僕の大好きな笹川兄が低過ぎるよう。

あと、3位が獄寺ってことは1位はヒバリとして、2位は誰なんでしょうか。
やっぱり並盛中テニス部部長?
中学テニス部の戦闘力は侮れませんからね。


☆☆☆ボーボボ☆☆☆

・P174、1コマ目
何の脈絡もない高橋名人に笑いました。
これ、知らない人は何なのか分からないと思うんですけど、大昔に高橋名人というゲームの巧い人(ハドソン営業部の社員)がいまして、その人が「GAMEKING」という映画で、毛利名人というフリーのゲーム名人(要は単にゲームのうまい人)とスターソルジャーで雌雄を決するわけですが、その修行シーンの1場面なのです。
当時、1秒間に16連射ができるという(今となっては「なぜそんな連射が必要なのか」と首を傾げますが、昔は大切なことだったんです)特技を持っていた高橋名人。
彼が修行のため、連射でスイカを割るシーンがこれなのです。
詳しくはBLACK徒然草さんのレビューに詳しいので、こちらをご参照下さい。

・「なぜなら漢は3日あれば強大にうまれ変わることができるのだからな」
あれ、なんだろこのネタ。
絶対どっかで聞いたことがあるんだけど……。
これ元ネタありますよね?

・「なぜ、そのアサガオを育てるやさしい気持ちを少しでも、他の食品に分けてやれなかったんだぁ〜」
これの元ネタはハンターハンターですね。
10巻にて、ゴンからノブナガへの台詞
「仲間のために泣けるんだね。血も涙もない連中だと思ってた。だったらなんでその気持ちをほんの少し…ほんの少しだけでいいから、お前等が殺した人達に、なんで分けてやれなかったんだ!!」
かと思われます。


☆☆☆ネウロ☆☆☆

すごいな、この漫画。

・ヒステリア
見事なまでの変態描写。
気のせいか、松井先生は至朗田シェフを超えなければならないプレッシャーに苦しんでいるようにも見えますが、それはそれとして素晴らしい描写だったと思います。

・「これは一種の賭けだ」
いや、「賭けだ」で済ませちゃいかんでしょう。
他の選択肢より爆破を抑止できる可能性が高いんだから、なんか手を打ちましょうよ。
爆発したら人がいっぱい死にますよ。
あなたの進退の問題だけじゃなくてさ。

・エレベーター
ここの描写すげえ、スゴすぎます。
ネウロが扉を押し開けるところや、ネウロの頭ごしに弥子が犯人を指し示すシーン。
この2Pの描写は並大抵じゃないですよ。
なんていうか、これまで異常性をアピールして描かれてきたヒステリアに対し、それを追い詰めるシーンに異常性(扉を押し開けるネウロ)を真っ向から当ててきたってのがスゴイのかな。
その後のネウロの変なポーズの後ろに後光をまとい立つ弥子とか。
なんだろう、巧く言えないけどリズムがすごかった。
このネウロのヘンテコなポーズが、その前のページのネウロの異常性に対する「引き」になってるんですよね。
言い辛いけど、とにかくこの2Pはよかったです。センス?がすごいのかな??

・女性4人
うーん、これは推理できるのか?
果たして推理に必要な材料は与えられているのか?(まあ、いっつも与えられてないようなもんですが)
とりあえず今回は推理はスルーします。
なんとなく女子高生がヒステリア男の女装っぽい気はしますが、それだと面白くないからリアル女性であってほしいな。
だって女子高生があんな変態だと萌えるじゃん。
でも、一人称が「俺」だし、冒頭のヒステリアは筋肉質だし、どう見ても男なんだけどなー。
まあ犯人がコンソメスープを静脈注射して逃亡を図る漫画ですから、この程度のことを引っくり返されても、まったく文句を言う気はしませんが。


☆☆☆魔法使いムク☆☆☆

これといって悪いところはないですが、ストーリーが普通過ぎます。
最近掲載されたこの手の読切漫画って、いくつかのテンプレートがあって、それに魔法とか銃とか当てはめてれば適当に作れそうな話ばっかりですね。
それでもちびっこ相手には売れるんだろうな。
ジャンプとしても個を捨ててちびっこ相手に固く売れる漫画を描ける作家は便利なのかもしれませんし。
しかし、商業的には悪くないかもしれないけど、僕はこの漫画を評価したくないです。
あと、ラストの上級召喚はクロを指でつまんで、それからどうなったんでしょうか。
でかいのが出てきたってだけではどうにもカタルシスがありません。
まあ握りつぶせば評価が上がるってわけでもないですけどねー。


☆☆☆タカヤ☆☆☆

バトル漫画においてこれといって才能のない主人公が急激な成長をするとき、「師が圧倒的に強ければ」それも許されることに最近気付きました。
史上最強の弟子とかもそうですし。
タカヤの急成長をまだ「アリかな?」と思えるのは、白川兄妹の存在のおかげ。

・春歌ちゃん
地味に袴属性があるのでクラッときました。
次、いつ出るの?いつ??

・守屋さん
同い年に見えないという意味では彼が圧倒的だと思うんですが。
真田・手塚だって一年経ってもこうはならないでしょう。


☆☆☆ディグレ☆☆☆

主人公が途中から後方勤務になるバトル漫画ってスゲエ

……とか一瞬期待したけど、まあそんな訳がないですね。




☆☆☆こち亀☆☆☆

今週面白かったです。
両さんすごいなー。
なんだかんだで売れる物を作れるんだなー。
僕達の知らない世界のことを教えてくれるという、こち亀本来の楽しさがあったと思います。

ちなみにちょっと検索してみたら、1億3千万の腕時計を発見。
まあ、これは宝石散りばめてますしね。

参考)DE BETHUNE


☆☆☆ミスフル☆☆☆

なぜか知らないけど倒れた7B監督。
そして、敗北した十二支高。


……7B監督の夢オチと見ました。


☆☆☆切法師☆☆☆

うーん、普通に面白いなあ。
雷雲だから火系の術が強くなるとか、とてもいいセンス。
ヘタをするとご都合主義だけどね。

印着法もイイです。
泥を使って印を書くとか、無理のない展開。
バトル漫画としても普通に面白いです。
膿泥獄陣は戦の技らしいですが、多対多での使い方も見てみたかったです。
今後、陰陽連と魁鬼連が全面対決とかあれば、そういう描写もあったかもしれないのになあ。

ステロタイプではないハヌマンのキャラクターも十分な威圧感を与えるし(ウスサマより遥かに強そう)、ホントになんで最初からこんな風に行けなかったんだろう。実にもったいないです。

打ち切りでしょうけど最後まで頑張って下さい、中島先生。


☆☆☆巻末コメント☆☆☆

・「元プロテニスPの丸山さんがブン
太の綱渡りや鉄柱当てをテニス
雑誌で再現!無我の境地も!?〈剛〉」

無我できんの!まじで!?
無我出来るならこの雑誌買うよ!
というか、今からテニス始めるよ!
だってオーラ出したいじゃん!
でも調べてみたところ、結構みんな無我れてるみたいですね。



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