WJ41号感想

今週のテニス感想には暴力シーンやグロテスクなシーンが含まれています。


☆☆☆テニス☆☆☆

どこにいてもどんな状況でも偉そうに見える手塚が面白すぎます。
この子はどんな時でも中学生に見えません。

・1ページ目最後のコマ
ここで笑ってしまった僕は、もう漫画読み(テニスファン)として一線を超えてしまった気がします。
この手塚部長の佇まい、なんでこれだけのシーンなのにこんなに偉そうなんだ!

・扉
少女に手を引かれる手塚部長。
この憮然とした態度!表情!
まあ中学生の時分に、小学生から偉そうな顔をされれば嫌な気持ちになるのも分かりますが、それにしても物凄い見下しっぷり!
彼の腹のうちを想像するだけで笑えます。

・「どこへ行く?」
手塚すげえ。なんでこんなコマで笑わせられるんだ。
ホントすごい表情だなあ、この中学生。
続く少女の表情とあいまって、とてもテニス漫画の1コマじゃないですよ。
この2コマは、テニスを知らない人が見たら「誘拐犯のリーダーが脱走を試みた少女を咎めるシーン」にしか見えないと思います。

・獅子楽中vs手塚
「どきな兄ちゃん」の後の手塚の表情!!!
たまりませんな!
なんていうか、もはや相手を見下すとかそういうレベルじゃなくて、「なぜこんな小物どもがオレのような高貴な人間に話しかけているのだろう」と不思議がっているような、そんな表情にすら見えました。

今週の手塚部長による笑いは、僕のテニスフィルターによるものなのか、それとも皆感じていることなのか心配です。どうなんでしょうかね。こんなところで笑ってるの僕だけなのかな。

・「手塚国光っ、なぜ九州に!?」「ど、どーぞ、こんなトコでよければ!」
ここは流石にみんな笑ったとこでしょ!?
今週一番の爆笑ポイントだったと思います。
獅子楽中の面々は、名の通った極道者を見て怯えるチンピラのようです。
まあ下手に手塚を怒らせたら皆殺しにされそうですし、彼等の判断は正しいと言えるでしょう。

てかね、おかしいから。
どんなすごいテニスプレイヤーがいたって、他所者が自分たちの練習場所を使ってたら、追い出したりしないまでも話し合って理解を求めるとか普通だから。
恐怖し怯えて逃げるとかありえないから。
ここらへんがホントにテニスのすごいところで、許斐先生が天才たる所以だと思います。

こういうところでこんな描写をしちゃうから、僕たち漫画読みとしても脳内補完するしかなくて、テニスがどんどんスゴイことになっていくんですよね。いやあ、許斐先生は天才だ。

・イップス
編集の土生田さんも患ったと言うイップス(20号の巻末コメント参照)。
よいこの皆はかかっちゃダメだよ〜!

・医者のおじさん
この1コマも地味に相当面白い…!
許斐先生のイラスト集がこんなんばっかりだったら絶対買いますよ!

・「師弟(!?)コンビに危機迫る…!!はたして手負いの手塚に勝つ術はあるのか!?」(柱コメントより)

「フヘヘヘ、手塚よ!よくもこないだはビビらせてくれたな!」
「アヒィィ〜〜!てめえ、まだ跡部にやられた腕が完治してねえらしいじゃねえか!」
「クケッ、クケケッ!今の手塚ならよォー、オレでも殺れるぜェー!」

獅子楽中は手に手にラケットを握り、手塚を取り囲むように少しずつ距離を詰めていった。

「(……ダメだ、オレの腕はまだ完治していない。獅子楽中を相手に一人でこの子を守り抜けるだろうか……)」
「お兄ちゃん、こわいよう」

「おい、てめぇら!だがヤツは腐っても手塚だ!気を抜くんじゃねえぞ!全員で一斉に掛かるんだ!」
「おうよッ!」
「グヘヘヘェ〜〜〜!!!!」

一瞬の空白、手塚の顔に一条の冷たい汗が流れる。
「ケキョーッ!」
間隙を引き裂く獅子楽中キャプテンの叫声!
その瞬間、ラケットを構えた獅子楽中が全員で手塚に襲いかかった!

「フンッ!」

ラケット一閃、手塚のラケットが目の前の獅子楽中の一人を一刀両断する。
ごろり。
真っ二つに両断された身体が転がる。
一瞬怯む獅子楽中の面々。

「グッ!」

だが、すぐに手塚は腕を抑えてうずくまった。
やはり、まだ腕は治っていないのだろうか。
それを見て、好機とばかりに残りの獅子楽中が手塚を取り囲み、ラケットで滅多やたらに殴打した。
オーラで身体を守ることのできない手塚は、生身の身体にラケットを何十発と受け、ついに倒れた。
いくら手塚といえど、オーラで強化されたラケットを生身で受けては、そう耐えれるものではない。

「フゥ、フゥ、……ウエヘッヘヘヘ!手塚もオーラが使えなきゃただの人だぜェー!」
「さてェ、次はそっちの女だァ――!」

怯える少女へと向かっていく獅子楽中メンバー。
必死の思いで、その足首を掴む手塚。

「や、やめろ……彼女は……関係ない」
「うるせえんだよ!」

だが、その手は無情にも蹴りつけられる。

「う、うぐああぁ!」
「ケガ人は大人しく寝てな!アヒャヒャヒャー!」
「おい、このアマはオレたち獅子楽中テニス部のシマで、よりにもよって関東モンの手塚とテニスをしていやがった!許せねえよなあ、兄弟!」
「ああ、全くだぜ兄者!こういう頭の悪いバカガキはきっちりヤキ入れて人格変えてやる必要があるなァ〜〜」

獅子楽中の面々は少女を取り囲み、各々が手に持っているラケットのボタンを押した。
すると、なんということか!ラケットに電流が流れ出したではないか!

「クケケケッ!これが獅子楽中直伝、スタンガンラケットだ!これでオレたちは九州を制した!(比嘉中には負けたけど)」
「いや、やめて……それだけはやめて……」
「フフ、フヘヘヘヘ〜〜〜〜〜!」

獅子楽中は涙を流して拒む少女にラケットを押しつけた。

「いやあああああああぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」

電流が身体に流れ、激しい痛みに身を躍らせる少女。
だが、別の方向からまたラケットが加えられ、倒れることもできない!
電流に怯え、涙を流して泣き叫びながら、少女の小さな身体がくるくると回る。

「あああ!いや、いやあああ!!!!」
「フヒャヒャヒャヒャ、踊れ踊れ〜〜〜!」
「スタンガンダンスだー!」

崩れ落ちるように倒れた彼女を、獅子楽中は全員で何度も蹴りつけ、ついにその身体が動かなくなったことを確認すると、ようやく彼女から離れた。

「アヒャァ!女の泣き叫ぶ姿はいつ見てもイイモンだぜェ!」
「テニスはオレのライフワークだァ!!!!」
「おい、手塚!今日のところはこのくらいにしといてやる!最後はテメエが土下座してオレのシューズを舐めろ!」

そういって、獅子楽中は手塚の頭を思いきり踏みつけた。
だが、手塚は答えない。

「おい、返事しねえか、コラ!」

再度、獅子楽中が手塚を踏みつけようとしたその時。
手塚が獅子楽の足を掴み、圧倒的な握力でもってその巨体を宙に舞わせた。
音を立て、倒れこむ獅子楽中。

「て、てめェ!なにしやがんだ!ブッ殺してやる!」

ゆっくりと立ちあがる手塚。
だが、その身体は光り輝くオーラに包まれていた。

「バ、バカな!てめえ、まだオーラは使えねえはずじゃ……!」

震える獅子楽中に向かい、手塚は両目を光らせながら口を開く。

「……お前は、オレの大切なものを、傷付けた!」

その瞬間、手塚のまとうオーラが何十倍にも膨れ上がった!
超中学生級のオーラに圧倒される獅子楽中。

「だ、だめだ!これ以上は進めない!」
「ヒ、ヒィイイイイ……!に、逃げろ――!!!!」

一斉に駆け出す獅子楽中。
しかし、その時手塚がまとうオーラの輝きが最高潮に達した!

…………手塚ゾーン!

目もくらむような光が、一瞬獅子楽中の視界を奪った。
そして、その直後、辺りを数千度の熱線が襲ったのである。
熱と光に包まれ、獅子楽中は叫ぶ間もなく消滅した。
時間にしてわずか0.3秒。
だが、手塚の放った熱線は、テニスコートを跡形もなく焼き崩し、地獄のような情景を作り上げていた。
その被害は無論この小さなテニスコートだけに収まるものではなく、手塚を中心とした半径数十キロの地域にまで及んでいた。

焼け崩れるテニスコートの中、手塚が歩み寄り、小さな黒い炭の塊を抱きかかえる。
少女の遺体である。
手塚が抱きしめると、炭化した少女の遺体は、彼の胸の中で崩れていった。
手塚の瞳から一粒の涙が落ちる。
手塚は、初めて、人のために、泣いた。

そして、手塚は東京へ、青春学園へと戻った。
九州で出会った小さな少女。
手塚は彼女の微笑を忘れない。
少女の命と引き換えに取り戻した百錬自得の極み。

「オレのテニスが奪う命は、彼女が最後だ…」

人を殺すためではなく、人を守るためのテニスを、手塚は少女の亡骸に誓ったのだった。


 終

***

すいません、長くなりすぎました!
まあ何が言いたいかというと、この場面でこのアオリはおかしいだろうと。
危機ってなんだよ、テニスじゃないの!?
そもそも腕痛めてるんだから、一言いって断ればいいのに!

あと、付け加えると氷帝戦で華麗にスルーされた獅子楽中を、ここで復活させるというのはすごいナイスアイデア。
読者はみんな獅子楽中気になってたと思うし、許斐先生のこういうところ好きです。
先生は意外と律儀なお人。


☆☆☆ハンター☆☆☆

今週程度の荒れ方だと何も思うところがありません。
僕は立派なハンター信者。

・ノヴ先生任務終了
読者を1ページごとにビビらせたノヴ先生の単独潜入。
しかし、流石はノヴ先生。無事にこのミッションをクリアーしました。
そして、振り返ってゴンキルへの評価を高めたノヴ先生。
「まだ子供なんですから」とか言ってたのに、実際に目の前にすると自分もビビってるっていう、ちょっと情けないよノヴ先生。
先生の威厳を見せて欲しかった気もするけど、長期的に考えたらゴンキルがすごいってことをアピールするのは正解かな。ノヴ先生は今シリーズだけだけど、ゴンキルはこれからも主役なんだし。
ところで、こうなった以上、ノヴ先生は護衛軍の一人に立ち向かうことはできるんでしょうかね。

あと、マンションで帰らずに走って帰ってるのは何故なんだろう。

・パームさん
どうなんだその能力は。
まずそれのどこが強化系なんだ。
次に、これで首尾良く王と護衛軍を目撃したとして、どうやって作戦に繋げるんでしょうか。
良く分からないです。

パームさんのキャラクターはあまり好きじゃないので、ノヴ先生に比べるとドキドキ感が少ないです。

・ぼくのかんがえたねんのうりょく
WONDER×HUNTERさんのサイトに、My念能力というコーナーがありまして、「あ、これアリなんだ」と思いました。
いや、ほら、ねえ。やっぱJOJO信者が頭の中でオレスタンドを考えるように、ハンター信者の僕もオリジナル念能力とか考えたりするんですよ。
でも、こんな恥ずかしいもんアップできねえと思ってたけど、なんだ結構大丈夫っぽいじゃん。
というわけで、ちょっと恥ずかしいけど「ぼくのかんがえたねんのうりょく」のコーナーです。
ストックがある限り毎週続きます。

【能力名】「夏休みの自由研究/ジャッジメントデイ」(変化系)

【性能】オーラを樹液に変える能力。森の中で立っているだけでクワガタやカブトムシがたくさん寄ってくる。8月31日に近づくほど能力が強くなるが、9月1日になると最弱になる。捕まえたクワガタやカブトムシは何の変哲もない普通の昆虫であり、操作したりはできないが、最近は高く売れる。

【制約と誓約】全裸になって身体にハチミツを塗ると、より昆虫が寄ってきそうな気がする。実行すると、確かに念の効力は格段に向上したが、人に見られたときのリスクも格段に高くなった。

【能力者】能力者は、子供の頃、夏休みの宿題に追われ、8月31日に虫捕りに行ったが何も捕獲できず、始業式に先生に怒られたことが強いトラウマとなっている。念を修得した際に「あの頃の恨みを晴らしてやる」と、この能力を選んだ。最初はたくさん獲れて嬉しかったものの、今は反省している。


☆☆☆ムヒョ☆☆☆

当然のように助けてもらったムヒョ。
新キャラ五嶺さんのロージー批判はいちいちもっともで、おそらく全読者が思っていたことです。
それにしても、連載38話目にしてようやくムヒョ以外にまともに戦力になる人が出てきたってのはある意味すごいです。
今までどれだけ新キャラが出てきても、「主人公+足手まとい」の構図が変わらなかったんですから。

今週の替え玉作戦といい、五嶺さんの言う「戦略」はとてもショボそうだけど、まあムヒョに多くは期待してないのでOKです。


☆☆☆ブリーチ☆☆☆

・ナッパじゃなくてリクームでした
虚閃ことリクームイレイザーガンが発射されました。
その後のウルキオラがヤミーを攻撃するところは、またベジータ&ナッパだったんですが、オリジナルと異なりヤミーは生きてましたね。
せっかくだから最後までオマージュして欲しかった気がします。


☆☆☆森田あゆみ選手インタビュー☆☆☆

2ページ中1ページしかテニス様と関係ないのが残念でした。
もっとイヤになるくらいテニスの王子様ネタで責めて欲しかったです。

・「テニスの王子様読んでますか?」「前は読んでいました。今は全然読む時間がないんです」
そうですね、テニス読むの時間が掛かりますからね、仕方ないですね。
比嘉中戦とか1話読むだけで10分掛かりますし。
読むの1分、笑い転げる時間9分くらいで。

えーと、この会話の真に意味するところとか考えちゃいけませんよ、みなさん。

・「越前リョーマ君です」「どんなところが好きなんですか?」「精神的な面で、どんな相手でも諦めずに試合に向かっていく姿がすごいなと思っています」
そうですね、齢15にして「フハハハハ」と笑う、あだなが「皇帝」の中学生に立ち向かうなんて相当の精神力が必要ですよね。
また、諦めるくらいなら、身体からオーラを出して指を増やしてでも勝とうという点でも、越前少年のハングリー精神は見習うべきでしょう。
ところで、森田あゆみ選手もやはりプロですから、当然無我や百錬は使えるんでしょうか。
そういえば先日、小学生のテニス大会をケーブルテレビで見たんですが、残念ながら小学生では全国大会決勝レベルでもオーラは出せないようです。
機会があれば中学テニスの大会を見てみたいです。

・森田あゆみ選手の学校生活を想像してみる

男子生徒A「おい、森田。お前、無我やれよ、無我。ピカーッて光れよ」
男子生徒B「オレは無我より波動球見てえな。ダブルハンドなら使えんじゃねえの?」
女子生徒A「ちょっと男子!あんたらいい加減にしなさいよ!ねえ、それよりさ、プロって田仁志様みたいなカッコイイ人いるの?」
女子生徒B「あゆみちゃん、あたし樺地様みたいな人がイイなぁ。紹介してよぅ〜〜」

みんなで森田選手を応援しよう!


☆☆☆タカヤ☆☆☆

四天王の牙城がいま崩される……!?

・矢吹先生に追いつけ追い越せ坂本先生
いやー、やりすぎでしょうー。これはいくら何でも。
見事に刃牙ってますよ。
僕個人的にはどうこう思わないんですが。
ただ、これは叩かれても仕方ないような…。

・「経歴不明!今大会台風の目になれるか、火叢タカヤー!!!」
学園でも最強クラスの白川流武術部。
そのただ一人の入部者にして、早くも土木系部活を一つ潰しているにも関わらずこの知名度の低さ。
……もう少し調べましょうよ。

・「プロレスラー安藤善慈!!」
プ・ロ・レ・ス・ラー!!?
高校一年でプロレスラー!?
それって学校来る意味あるんですか???
まあ学生プロレスとかもあるし、プロレスのプロの意味はもはや死んでいると考えるべきでしょうか。
アマチュアのプロレスラーってなんかすごく不思議な響き。

・トーナメント

「○火叢 - ×安藤」
「○クロウ - ×ヴォイド」
「○花房 - ×甲斐」
「○緒方 - ×玉井」

「○火叢 - ×クロウ」
「○花房 - ×緒方」

「○火叢 - ×花房」

と見ました。
僕の予想なんかブッちぎって玉井さんに優勝して欲しい。

・プロレスラーはステーキ食え
昔、プロレス板に「プロレスラーはステーキ食え」っていうスレッドがあったんですが、安藤さんの食事はそれを思いだしました。

ちなみにこんな感じのスレ↓

833 名前: お前名無しだろ 投稿日: 2005/06/14(火) 21:44:21

>>832

×「昨日、ステーキ2キロ食ったぜ」

○「ついさっき、牛を4ポンドほどぺろっと平らげてきたぜ!
  まあ、腹の足しにもならんがな」

ポイント

1 「ステーキ→牛」(なんか生で食ってそう)
2 「キロ→ポンド」 (数字が増えてみえる、明確に想像できなくなる)
3 「食べる→ぺろっと平らげる」 (>>820)
4 「まあ、腹の足しにもならんがな」 (まだ余裕あるぜ(無くても))

単位を変えるのは今でもやっとるしね(レスラーの体重とか)
「ガロン」とかなんか響きがすごく聞こえるからねぇ。

「牛乳を4リットルのんだぜ!」より
「牛乳を1ガロン飲んだぜ!」


834 名前: お前名無しだろ 投稿日: 2005/06/14(火) 23:45:52

「昨日ステーキ食ったよ。c400を、5皿ほどな。昔っから言うだろ?"腹七分目が健康の秘訣"ってな。ガハハハハ!!」

『昨日ステーキ食ったよ』
レスラーの基本であるステーキ食いをそっけなく言う
『c400を、5皿ほどな』
最初に中途半端な量を提示し『あれ?そんだけ?』と思わせそれを5倍で一気に役満へ
『昔っから言うだろ?"腹七分目が健康の秘訣"ってな』
有名な言葉を引用するがそれを間違える脳味噌筋肉ぶり+まだまだ食えた事をアピール
『ガハハハハ!!』
なにがおかしいのか理解しがたい豪快な笑いでツッコミのタイミングを逸らし、そのまま会話を強制終了


要するにプロレスラーは肉食わなきゃいかんのですよ!
安藤さん、正解!

・安藤さんを迎えに行った人
んで、彼は何部なんですかね?
何の力に優れてて、どんなテストを受けて閃武学園に入ったの??
リアクション部?解説部??


☆☆☆銀魂☆☆☆

最初なにやってるのか分からなかったけど、電車男かー。
「切腹しろ」の煽りや、ネットカフェの様子などが面白かったです。


☆☆☆ナックモエ☆☆☆

絵が巧いですねー。
千葉先生の教育方針が正しいか間違ってるかは分かりませんが、とりあえず校内で賭け試合をすることはいけないと思います。
そこは明らかに間違ってるんですが、風天組やこないだの弓道漫画みたいな不快さはなかったので個人的にはOK。
あと、主人公の行動理由が常に「金」であることも好感を持ちました。

今のところバカ・イン・ザ・シティーと並んで秀作ですが、バカの方が将来性が上な気がしますので、ハナの差でバカかな。


☆☆☆ボーボボ☆☆☆

・先週のあらすじ
また高橋名人キター!

・大人ドロップ
以前も書いた気がしますが、僕の大好きな漫画に伊藤清順氏の「ぶかつどう」という漫画があるのですが、「大人ドロップ」は、それに出てきた必殺技「金田固め」を彷彿とさせました
この技も敵を固めることで二人で「金」の字を作るというもので、「田」の方はあらかじめ地面に書いておくという点に当時笑い転げた覚えがあります。
要はどちらも卍固めの派生ネタなんですよね?

ちなみに、この「ぶかつどう」。
単行本になっていないのですが、極一部でカルトな人気を博しており、パフィーの吉村由美さんも秋田書店に直訴して単行本化をお願いしたという逸話が残っています。
現在、復刊ドットコムでリクエストを募っていますので、気になる人は一票お願いします。


☆☆☆ネウロ☆☆☆

んあー、微妙。
ヒステリアさんの異常性はちょっと狙いすぎな感が。
まあそれでも前回の得点が高かったんで、平均して良い漫画です。
ヒステリアの第二の爆弾や、笛吹さんとの確執などもあるので、もうちょい期待継続します。


☆☆☆こち亀☆☆☆

今週も面白いです。
彦左衛門さんが人間国宝ってとこに一番笑いました。
オチも久しぶりに決まってて、両さんは28000枚彫ってたのが面白いです。
カネのためとは言え、両さんの行動力はすごいや。

それと、両津家といえど、やはり個人差はあるんですね。
彦左衛門さんは人間寄りのスペックで好感持てました。いいキャラだ。


☆☆☆もて王☆☆☆

順当に順位が下がってることにすごい危機感を感じてるんですけど。
全然面白いのにダメなんですか?

・「空耳じゃないわね」「違うぞ、ラシドレだ」
ソラミミ→ラシドレね。
すげえ面白いです。面白いっていうか感心した。
これ大亜門先生のオリジナルなのかな?
それとも良く使われてるネタなのかな??
大亜門先生のオリジナルだとしたらすごい発明。尊敬します。

・「デスノートのLみたいだぞ」→「私の頭は酢入りですから」
このネタ……含むところが多過ぎる!
ちなみに「酢入り」は大場つぐみガモウひろし先生の名作「ぼくは少年探偵ダン」に出てくるネタで、頭に酢を入れると「僕の頭は酢入りだぜー!」と叫んで推理力がアップするという、ガモウ先生らしいセンスのギャグです。
少年探偵ダンは明らかなクソ漫画で、悪口以外を言われてるところを見たことがないくらいですが、しかし、小学生が考えそうなトリックが本気でジャンプに載ってるというのはある意味異常事態であり、その異常さは記憶に残しておいた方が良いのかもしれません。とりあえず僕はコミックスを買いました。
ちなみにこの作品のせいで、ジャンプは当時流行だった推理物を断念したのですが(小畑先生の「あやつり左近」も滑ったけどね)、ダンはなんていうか逆に潔くて好きですね。
サンデーのコナン、マガジンの金田一の後追いじゃなくてジャンプ独自の方向で推理物を進めていくぞ、っていう気概が感じられたので「心理捜査官草薙葵」よりも個人的には好感なのです。


☆☆☆みえるひと☆☆☆

・「人の苦しみ、悲しみ恨み、負の感情がたまる霊的な力の濃い場所に陰魄は集まる」

予備校
デスマーチ中のSE
潰れそうな会社
クリスマスのディズニーランド

その理屈だとここらへんにも陰魄は集まりそうですね。
あ、そういえばGS美神には、カップルで溢れる海岸にモテないオバケが出るっていうネタがあったなあ。
うん、じゃあ上記の場所にも陰魄出ますよ、間違いない。


☆☆☆切法師☆☆☆

うわぁ・・・。倫太郎ダメだなー。
このダメさは、個性とダメの境界線。危ういところ。
バトル漫画に徹するなら、今回のハヌマンに対する動揺みたいなのは見せないで欲しかったですが、中島先生がバトルよりもむしろ人情モノで押していきたい気持ちも分かる。
そうだとすれば、ここで主人公が揺らぐことと、その理由を「若さ」に求めることはギリギリ許容範囲な気がするのだけど……。
でも、やっぱり残念です。
非戦闘時の人情物は百歩譲るとしても(個人的にはこれも要らない)、戦闘中は戦士に徹して欲しかった。
そこらへんは、いまからの倫太郎の成長要素なんですかね。



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