WJ4・5合併号感想

今週でムヒョが大好きになりました。
「ムヒョとロージーの魔法律相談所」という漫画が滝萩之介と同じくらい愛しい。


☆☆☆テニス☆☆☆

・扉
「跪け― 凍えろ― この手の前に」
ミュージカル版テニスの氷帝学園テーマソング「氷のエンペラー」を彷彿とさせます。

> ひざまずけ あがめろたてまつれ
> 強者は弱者を支配する
> はむかうな ひれふせおびえてろ
> 勝者は敗者を意のままにできる
> そう 俺たちコートに君臨する
> 氷帝 氷帝
> 氷のエンペラー

↑こんな歌詞。
勝者は敗者を意のままにできるそうです。
しかし、昨今のテニスを見ていると、そういうルールだったとしても不思議はないです

それにしても、昔から思ってたんですが、創設者は何を思って「氷帝」なんて校名にしたんでしょうね。
「氷の心を持つ帝王のような人材に育って欲しい」とか思ったんでしょうか。
国語とか英語とかと並んでマキャベリズムの授業がありそうです。

※【宣伝】来年の春ごろ小学生向けのマキャベリズム解説書を出版しますのでよろしく!

・「もう2人の頭の中ではラリーが始まってるよ」
範馬刃牙のリアルシャドーを思い出しました。
ところで、この後、ジローが鼻ちょうちんを出すまで眠りこけてます。
彼がナルコレプシーでなければ、ここまで入眠するにはそれなりの時間が必要だったことでしょう。
一体どんだけの時間をリアルシャドーに費やしてたのでしょうか。

さらにいえば、これは不二先輩が思っているだけで、本当は跡部様は今晩のおかずとか考えてたのかもしれません。

・鼻ちょうちん
舞台は全国大会準々決勝。
準決勝への進出を賭けた最後の一戦。
満を持して登場した主人公。
対するは全キャラクター中、屈指の人気を誇る跡部様。
まさに大一番です。

そして、それほどの一戦の開始の合図が鼻ちょうちん。
流石は許斐先生としかいいようがありません。

・ドライブBをリターンする跡部様
相変わらず非常に面白い絵ですが(おそらくテニスの動画をポーズかけて参考にしてると思われます)、これ、ほぼ同じ構図を手塚部長もやってたと思うんですよね。ごく最近。
いま手元にコミックスないので分からないんですけど。

・「越前に『無我の境地』を使えと…!?」「なんて自信だ!?」
流石は跡部様、「完璧なまでのオールラウンダー」(※)と言われるだけあり、無我使いとの戦い方もしっかり考えていらっしゃいます。
恐るべき人外の能力を持つ無我使いですが、その弱点はスタミナ。
無我使いとの戦いでは、とにかく早く無我らせて持久戦に持ち込むのがセオリーです(と、「無我の境地ができません」に書いてあった)。
挑発してでも、一刻も早く越前少年を無我らせようとした跡部様の戦闘考察力は流石の一言です。キーンーグ!キーンーグ!

※オールラウンダー・・・相手の念の系統に関係なく、安定した戦い方ができる念能力者のこと。モラウさんなど。

・タンホイザーサーブ
これはアニメからの移植技ってことでいいんですかね。
しかし、イレギュラーバウンドなのに毎回地を這うって、それはイレギュラーというのでしょうか。

・王様、王様!

【↓時系列に準じた解説。】

跡部「俺が王様だ!」

氷帝補欠「氷帝!氷帝!」

跡部「・・・・・・(あー、ホントさっきの恥ずかしいなあ。うっかりその場のノリで言っちゃったよ。中3にもなって自称王様とか痛すぎオレ。まあでも、こんな戯言みんな聞き流すよね。もうみんな忘れてるはずさ・・・・・・いつまでもこうして構えてても仕方ないし。よし、気分一新だ。今は目の前の試合に集中しよう。さあ、サーブ打つぞー)」

一年「何で始めないのー」

不二「もう2人の頭の中ではラリーが始まってるよ」

跡部「タンホイザーサーブ!」

氷帝補欠「王様!王様!」

跡部「(や、ヤメ・・・!おま、ちょ、他の学校とか聞いてるから!聞いてるから!)」

氷帝補欠「無我の境地!!(王様コール終了)」

跡部「そうだ、それでいい・・・(ホッ)」

・「き、来た・・・!?無我の境地!!」
相変わらず光るだけで2ページ。
もし、仮にこれが物理現象ではなく漫画表現上の演出であるとすれば、「よし、いままで対戦した人の技とかも使ってみよう」思うだけ2ページなんですから、やっぱりどう考えても物理現象ですね。
許斐先生は天才です。


☆☆☆ワイド表紙の絵馬☆☆☆

・とても素晴らしいもの→銀魂、ジャガー
・作品の内容に即した無難なもの→もて王、テニス、タカヤ、ディグレ、ネウロ、見える人、リボーン、デスノ、ボーボボ
・意味が分からないもの→べしゃり
・妙に痛々しいもの→ポルタ、ミスフル、ムヒョ

ポルタの「手に入れろ!楽園のカケラ」は、「楽園のカケラ」というキーワードが作中に出てくることを知らなければ、新年から何を悦に浸ってるんだろうという気がします。
しかも、「手に入れろ!」って命令形ですか?
僕たちが入手したところを横取りするんですか? それって別のキャラじゃなかったですか?

ミスフルは「・・・いつの間にやら目標変わってるよね」と思いますし、ムヒョに関しては「来年一年連載続きますように」という意味に読んでしまいます。


☆☆☆ジャンプコロスコープ☆☆☆

・COOLドライブ投げ
COOLドライブ投げというなら、指は一本増やさなければいけないと思います。


☆☆☆ワンピース☆☆☆

・オハラを見せしめ
なんかどーしても世界政府が京都府警に見えてしまいます。
以前のアイスバーグさんのときもCP9が京都府警に見えたし。
尾田先生が京都府警アンチで実際にその表現なのか、僕の京都府警アンチが無理矢理そう見せているのか、それとも京都府警が尾田先生の描くような典型的な国家権力なのか。

・「ひどい・・・女の人なのに・・・」
銃もって発砲してますからね。
いくら女性だからって、銃もって発砲する人を紳士的に扱うのは難しいでしょう。

・「ここに貴様らの『死罪』が確定した!!」
証拠が見つかったのはいいけど、ロビンみたいに研究に関与してない学者もいるかもしれないし、もうちょい一人一人検証するとか何かいるんじゃないんですか。
そういえば、この時はエニエスロビーはどうしたんでしょうか。
司法機関通してないですよ。

・空白の100年に打ち立てた仮説
でもこの展開は楽しみ。
尾田先生は、こういう世界観に関する設定の組み立ては巧いと思ってるので。
それ以外の描写は、ちょっとアレなんですけど・・・。
尾田先生は、なんか別のジャンルの漫画を描いたほうがいいんじゃないかな。


☆☆☆ナルト☆☆☆

・「本当なら、さっき私またアナタを殴り飛ばしてた」
先週のジャンプを読み返してみたんですが、別にサイは酷いこと言ってませんよね。
里を裏切り仲間を傷つけたのは本当だしなあ。
なんか、サイ、あれですね。いじめられてますね。

跳ねっかえりのいじめられっ子といじめっ子二人。
そんな状況をなんともできないクラス担任。
いまのカカシ班はこんな感じ。


☆☆☆ブリーチ☆☆☆

・人気投票
日番谷隊長2位!恋次4位!
この漫画はかませ度と人気が比例してるんですか?
ジャンプ読者ってそんなにひねくれ者ばかりなんですか?
まあヤム飯ポックルアスランも大人気だったしなあ。
もう「強い」とか「カッコイイ」とかが人気の時代は終わったのかもしれませんね。
これからの時代は「いつも変わらぬ安定したやられっぷり」「インフレによる置いてけぼり」「周りのキャラから低く見られ度」などが重要視されていくのでしょう。
滝萩之介もこれからですよ。

・後光を背負ったグリムジョーさん
おお、なんだかカッコイイぞ、グリムジョーさん。
でも、下々の破面どもがどれだけグリムジョーさんを称揚しても、僕たちの中でのグリムジョーさんは、細かなところまで気を配れるちょっと心配性なかわいいお人。
イメージ的にはヨツバさんところの紙村さん。
ウルキオラさんと藍染さんのやり方が心配で、いてもたってもいられず人間界に来てしまった時点で、グリムジョーさんがどんなに強くてもどんなに非道なことをしても、可愛くて仕方ないのです。
ホントいいキャラだよなあ、グリムジョーさん。憎めない。

ところで、彼が第6ってことは、「言っておくが、1から5の番号を与えられたアイツらは、オレとは別次元の強さだぜ」とかいう展開になるんでしょうか。

・「俺ァ、そのままのテメーを殺す気なんか無えんだよ」
グリムジョーさんらしくないセリフ。
まるでベジータみたい。
グリムジョーさんには、こういう油断とか慢心とかしないで欲しいなあ。
彼は、魚とか切った後の包丁が放置されてたら、そわそわしちゃってたまらなくって、周りのみんなが「食べ終わった後でいいんじゃん?」って言ってるのに一人で包丁洗いに行って、「雑菌が繁殖するから、ついでだから」とか言いながらまな板まで洗っちゃうような、そんな人なんですよ、僕の中では。
あと、学校で、みんなが掃除をサボってたら一人で頑張ってみんなの分まで掃除したり、文化祭の準備も一人で居残りして頑張るタイプです。

・限定解除
あらまあ、本当にあの設定生きてたんですか。
日番谷・恋次コンビがかませ犬じゃなくなっちゃうのが、なんだか残念ですね。
限定解除した後もゴミのようにやられて、雨が破面を倒したら久保先生を尊敬します。

そして一角さんが、卍解できるにも関わらず隊長や副隊長になりたがらないのも納得。
バトル大好きな一角さんとしては、隊長や副隊長になることで(能力的には何も変わらないのに)無駄に枷を付けられちゃうのがたまらないんでしょうね。
しかし、三席が隊長相当(と思われる)の実力を持ってる時点で、「隊長・副隊長は人間界だと能力制限」という枷に意味があるのかどうか疑問です。
本当に人間界のことを気遣ってるなら、格付ではなく実際の戦力で線引きしてくれないと。
四番隊の隊長さんとか多分枷いらないでしょ。


☆☆☆ムヒョ☆☆☆

「こらっ、まなぶ! また遊んでばっかり! ちゃんと宿題はやったの?」
「えー、だってめんどうくさいもーん」
「ダメ! ちゃんと勉強しないと将来魔法律家にしかなれませんよ!」
「ヒ、ヒィ! ごめんママ、今すぐ勉強するよ!」

この漫画、ホントすげえな。

・「相変わらず無謀だよねェ、あんたの計画」「そうかい?僕なりに慎重だぞ?」
もうネタの前フリとしか思えないです。素晴らしい。
そして、特訓をしに来たわけでも何でもない人たちに無理矢理命懸けの特訓をさせておいて、自分は優雅にチェス。
こんな上司の下では絶対働きたくないです。

・「合宿に選別されない人々の混乱を避ける為の身体検査」
混乱したら、「あなたたちには、これから始まる特訓に必要なポテンシャルがなかったので除外しました。選ばれた人たちはポテンシャルが高いのです。諦めてください」と説明すればいいじゃないですか。
「己を知る」ってそういうことなんじゃないんですか。

・「力があっても実戦じゃ役に立たんかもしれんだろが」
まったくその通りです。エミリーさん、実に鋭いところを突いてきます。
現在の合宿メンバーの惨状を見ても明らかな通り、力があるはずの彼らは全くクソの役にも立っていません。
なぜなら、現れた悪霊に対し、そもそも戦う気がないからです。
力があっても、そもそも戦う気がないのでは役に立つはずがありません。
これは言い換えれば、力がなくても戦う気さえあるならば、もう少しは役に立つはずなんです。
少なくとも今選ばれている彼らよりは。
だから、ポテンシャルのみを見て強制的に実戦経験を積ませようとした今回の合宿はおかしいんですよ。

でも、魔法律家のことだから、ひょっとしたら「全員戦う気がないので諦めてポテンシャルだけを見た」という可能性も否定しきれません。

・扉「眠れる扉の鍵は努力のみ――」
今回のは努力とはいいませんけどね。

・「裁判官はエビスのみ」
驚くべき事実が明らかに!
なんと、エビスさん以上のクラスの魔法律家がこのメンバーにはいないのです!
魔法律界には、彼の他にポテンシャルの高い裁判官とか、ポテンシャルの高い執行人はいないのでしょうか。
大体、エビスさんは相当量の実戦経験があるはずなんで、今更彼に重ねて実戦させてどうするのかって気はしますが。
サポートではなくメインで戦えるようにするつもりなのでしょうか。
それにしたって、そんなの本人からしたら「オレはサポートの道を極めるつもりだったのに命懸けの特訓に参加させられた」ってことでムカつくだけだと思うんですけど。
これって、看護士とかX線技師になろうと思った人が、無理矢理牢獄に閉じ込められてウン年間勉強させられて、「医者になれましたね、良かったですね」っていうようなものじゃないんでしょうか。

・魔法律協会は神!
そして、オニコマイヌの口から出てきた霧吹き山のブイヨセン。
素晴らしい、実に素晴らしい!
流石は魔法律協会です。
常に僕たちの期待以上のことをしてくれます。
まさか、あんな偉そうだったエミリーさんが、ただのタコスケだったなんて。
しかもグースカ寝てますよ。
中では(たとえブイヨセンというイレギュラーがなかったとしても)彼らが死に物狂いの戦いをしているのというのに。
先週、確かに「死人が出てもしらないよ」とは言ってましたが、まさか文字通り「誰が死のうとペイジの責任で、アタシに責任はないから寝るよ」という意味だとは思いませんでした。

・「ブイヨセンが監獄からいなくなってる・・・!」
魔監獄は破られるためにある!

【特別企画】めざせ、魔法律家!

●修行時代・・・さあ、まずは魔法律家になるため勉強だ。おそらく周りは人格破綻者ばかりだと思うけど挫けず頑張ろうね! ところで一つ注意してほしいのだけど、もしかしてキミの周りにはすごく真面目な努力家がいないだろうか。もしいたら、必ず彼に勝ちを譲ってあげよう。そうしないと、彼は一生キミのことを逆恨みしてキミを殺そうとまとわりつくはずだよ。勉強も修行もほどほどにして、あまり力を付けないことが肝要だ。目安としては、火向裁判官より強くならないよう気をつけよう。

●修行が終わったら・・・修行が無事に終わっても安心してはいけない。本当の修行はここから始まるんだ。なにせ、キミたちは同期の逆恨みを恐れて手を抜きながら修行してたよね。それではとても霊には太刀打ちできないんだ。現役の魔法律家たちのほとんどが惰弱なのはこういう理由によるんだよ。
だから、改めて特訓が必要になるんだ。特訓はどうすれば受けられるかって? 心配は要らないよ。特訓は上層部の思いつきで突発的に行われるんだ。検定を受けに行っただけなのに、無理矢理特訓に参加させられることもある。参加の申し込みなども必要ないよ。才能があれば嫌でも特訓を受けさせられるからね。キミの意思なんて上層部は知ったことではないから拒否はできないんだ。
特訓はえてして危険なものになる。しかも、上層部は当然のようにミスをするから、特訓は危険度を増すだろう。覚えておいて欲しい。特訓は逃れられないし、非常に危険なものなのだと。でも、魔法律で食っていくためには仕方がないんだ。

●就職活動・・・ある程度の力をつけたキミは、有名執行人の助手として働きたいと思うかもしれない。だけど、もし、その面接会場が魔法律協会の本拠地だったなら要注意だ。本拠地だからって霊に対するセキュリティが万全などと考えてはいけないぞ。霊はフリーパス状態で侵入して来るんだ。また、もしキミが霊に襲われたとしても、他の人たちがキミを助けてくれるなどと、絶対に期待してはいけないよ。他の人たちはポイントを稼ぐため、執行人が到着してから戦おうとするし、もし戦ってくれても何の役にも立たないんだ。

●裁判官になると・・・死ぬ思いをして、キミはようやく執行人の助手になれた。しかし、これから先は毎日が地獄だと覚悟した方がいい。執行人は基本的にキミのことを奴隷か何かだと思っている。キミのことなんて死んでもいいと思ってるんだ。戦略の名の下にキミは酷い虐待を受けるだろう。でも仕方がないんだ。死ぬほど辛いけど耐え忍ぶしかない。もし一度でも失敗すればキミは半殺しの目に遭い、即座にクビにされてしまうのだから。
そんな思いをするなら就職なんてしたくないとキミは思うかもしれない。そういう場合は、あまりオススメはできないが、魔法律協会の仕事を請け負うこともできる。するとキミは、絶海の孤島の魔監獄へ赴任することとなるだろう。部下もできるし、執行人から虐待もされないし、監獄守はきみのことを尊敬してくれるから、ここは天国だと考えてしまうだろう。だが実際のところ、危険度はこちらの方がはるかに高いんだ。魔監獄には凶悪な霊ばかりが集められており、彼らはホイホイと監獄を抜け出し、キミに襲い掛かってくるんだ。そうなっては、所詮裁判官クラスのキミには成す術がないぞ。

●執行人になると・・・ようやく最高位の執行人になれたね、おめでとう。しかし、喜んでばかりはいられない。もしキミが人も羨むほどの才能を持っていたとしても、自分の事務所だけで食っていくのは至難の技なんだ。まっとうにやっていこうとすれば、天才と言われたあの六氷執行人でさえも全く儲からないのが現実だよ。だから、ここは五嶺執行人を見習うことにしよう。依頼を待つのではなく、勝手に霊を払って、人を脅して大金をふんだくるんだ。とても酷いやり方だけど、魔法律家はこうしないと食っていけないのだから仕方ないんだよ。

●その他・・・基本的に同業者は人でなしばかりだと考えよう。もし、キミが若くて綺麗な女性であれば、間違いなくセクハラを受けるだろう。魔法律家はそういうものだ。諦めるしかない。また、年増の女性魔法律家はそんなキミを一方的に妬むだろう。これも仕方がない。彼らはもしキミが危機に陥っても決して助けてはくれないし、もし間違ってキミを助けに来てくれたとしても100%何の役にも立たないだろう。
また、禁魔法律家による逆恨みの無差別攻撃にも気を付けなければならない。もし、キミが恨みを買っていなかったとしても、他の人が恨みを買い、逆恨みの対象が魔法律家全般にまで及ぶ可能性は高いんだ。魔法律家にはロクでもない人間しかいないことをキミは知っていると思うけど、禁魔法律家は、そのロクでもない魔法律家の中でもさらにロクでもない、いわば人格破綻のエリートだ。話して分かる相手ではないよ。

●まとめ・・・魔法律家というものは太くて短い職業だよ。周りの人間は性格が悪いし、上層部はミスばかりだし、同業者潰しも凄まじい。間違いなくストレスのたまる職業だろう。でも、その代わり金だけは儲かるんだ。もちろん、魔監獄に出張したり、六氷執行人のようにまっとうに働いてはダメだ。五嶺執行人のように弱者から金を巻き上げるための暴力として魔法律を使うのが正解だよ。仕事自体に危険も多いし、禁魔法律による暗殺も恐れなければならないのだから、このくらいは当然の役得だよね。

さあ、みんなも魔法律家になろう!


☆☆☆銀魂☆☆☆

今週もすごく面白かったです。
豚肉を牛肉と思い込ませていたトラップで爆笑。
何年越しの伏線だよ。
「フィクションであり、実在の人物団体とは〜」の使い方巧すぎ。
「豚がアイツでアイツが豚デ」も笑いました。ここで転校生が来るか。
鍋レオンとの圧倒的な戦闘力の差も良かったです。
鍋将軍クラスだとまだ心理戦止まりなのに、鍋レオンになると肉弾戦で断固阻止なんだね。


☆☆☆氷姫奇譚☆☆☆

パンツはやっぱりパンツでした。
小中学生男子のありとあらゆるシチュエーションでのエロ妄想を満たしたパンツ100%。
今回は「いつもは冷たい異性が突然幽霊に体を乗っ取られて強引に迫って来たら・・・ハァハァ」というものでした。
これを読んだ小中学生男子は
「は、は、花子ちゃんが、突然幽霊に体を乗っ取られてオ、オレと・・・ハァハァ」
とか興奮するんですかね。

ところで、この話は結局、同級生が幽霊に体を乗っ取られて池に落ちて、それを助けようとしたら小夜姫と中野さんが何故か成仏したっていう、なんか幽霊たちは勝手に憑り付いて勝手に成仏して、人間たちは振り回されただけな印象を受けました。
主人公はまだともかく、高嶺さんはパンツと半チチ見られて真冬の凍った湖に叩き落されて、まったく良いことありませんでしたね。こんなイベントに参加したことを後悔していると思います。深く同情いたします。


☆☆☆タカヤ☆☆☆

・「代わりに私を殴りなさい」
いや、意味分からないから。
花房くんがかかってきたら、渚ちゃんがボコればいいじゃん。
これって、無力な女の子が必死に主人公を守ろうとするときのセリフでしょ。
渚ちゃんは無力じゃないでしょう。

渚ちゃんって花房とか相手にならないくらいの最強キャラか、少なくとも互角の実力は持ってると思うんだけどなあ。
ここで、渚ちゃんが花房以下になって、そんでタカヤが花房に勝つと、タカヤ>花房>渚になっちゃって、それは大変まずいと思うんですが。

白川兄弟>>>(越えられない壁)>>>タカヤ

↑この漫画の生命線はこれだと思ってるんですけど。


☆☆☆ネウロ☆☆☆

早坂さんの正体は締めに使いましたか。
今回は変態が出てきませんでしたね、別に面白かったからいいんですけど。

吾代さんの言う「素の顔を引きずりだそうとする弥子」は、イマイチ実感しにくいです。
確かにそういう前フリはありましたけど・・・うーん、これはあんまり効果的じゃなかったかな。

望月さんのキャラが完全に変わっちゃったのと、オチがまた次シリーズへ繋がっていくのは良かったです。


☆☆☆みえるひと☆☆☆

今週の話を見て改めて思ったけど、たとえ良い幽霊しかいないとしても幽霊屋敷には住むもんじゃないですね。
ヒメノさんは、今回無事脱出できたら、早く転居すべきだと思います。
彼女はあのアパートに住むことで、関わらなくても良い危険に何度も巻き込まれてます。


☆☆☆ミスフル☆☆☆

やっぱり貧乏人が金持ちを僻んでただけでした。



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