週刊少年ジャンプ35号感想




手紙を書いてみた(´・ω・`)




あと、今週の金曜(8/4)ラジオやります。
「TWO突風」「ゾンビ屋れい子」がメインになる予定。


☆☆☆斬☆☆☆

「小学2年生のすぎたん(♀)はまんが家です。すぎたんは面白いまんががかきたいのに、担当のおじさんがいじわるをするので面白いまんがをかかせてもらえません」

<これまでのあらすじ>
199X年、日本はトキソプラズマに包まれた!
トキソプラズマにより日本国民男子は全員DQNと化し、ちょっと気に食わないことがあると、すぐに刀で斬りかかる治安の悪い国になってしまった。
そして、ヒロインの月島は自分を武士と言い張りながら、ストーカーに対し2対1で背後から斬りかかるのであった。
一方、主人公は研無刀と呼ばれる日本刀そっくりの鈍器を振り回していた。

「すぎたんは、おとこのこが、みんな、かたなをもってる、まんがが、かきたいな」
「じゃあ、すぎたん。すぎたんの世界では、刀を持ってる男の子は、些細なことですぐに斬り合う世界にしようね」
「たんとうのおじさん、それ、おかしくないの? あめりかは、じゅう社会だけど、そんなことないよ」
「だいじょうぶ! みんな、トキソプラズマに感染してるんだよ、だから平気で殺しあうんだ。すぎたんも猫さん好きだよね」
「すぎたん、ねこさん、好きー」
「すぎたんの世界の男の子も、みんな猫さんが大好きなんだ。だからみんなトキソプラズマに感染してるんだよ。すぎたんも猫が好きなら、みんなを殺し合いさせようね」
「うん。すぎたん、よくわからないけど、たんとうのおじさんが、そういうなら、そうするね」

・冒頭3ページ丸々主人公独白

「よし、じゃあすぎたん。まずは最初に先週のおさらいをしようね。主人公に先週のことをたくさんおしゃべりさせるんだよ」
「でも、こんなに、ひとりごとの、おおいおとこのこ、すぎたん、おかしいと思うな」
「そうかい? すぎたんのクラスには、ひとり言が多い男の子はいないのかな?」
「ううん、いるよ。たろうくん、ひとりごとが、おおくて、みんなから、きもちわるいって、言われてるの」
「そう! 主人公もね、そういうひとり言が多くて気持ち悪い男の子なんだよ。だってすぎたん。主人公は前の学校でもいじめられてたんだよね? それはひとり言が多かったからなんだよ」
「そっかあ、じゃあ、さいしょに、たくさん、ひとりごとを、かくね!」

・なぜか真剣を抜く月島さん

「あー、すぎたん、すぎたん。これじゃダメだよー。ほら、ここの月島さんが主人公と腕試しをするとこ」
「なにが、だめなの?」
「あのね、すぎたんのだと二人とも木刀で戦ってるでしょ。これじゃ読者がハラハラドキドキしないよね。やっぱり腕試しでも真剣で戦わないと」
「えー、でも、そんなことしたら、つきしまさんが、しんじゃうよう。それに、うでだめしで、しんけんなんて、おかしいよう」
「大丈夫だよ、すぎたん。この月島さんって子はね、ちょっと頭がおかしいことにしよう。ほら、そうすれば突然主人公を呼び出して、突然、真剣で戦いを挑んだって問題ないだろ?」
「えー、つきしまさん、あたま、おかしくないよう。それに、つきしまさん、じぶんより、つよいあいてに、しんけんで、いどんだりしないよう」
「うん、月島さんはね。破滅願望のある女の子なんだ。最近の大きなお兄さんはね、月島さんみたいな破滅願望のある女の子が大好きなんだよ。綾波レイがN2爆弾を持って使徒に特攻したときはおじさんもドキッとしたものなんだ」
「でも、しんけんしょうぶなんて、しゅじんこうが、いやがると、おもうなあ」
「だいじょうぶ! 月島さんはね、頭がおかしくて破滅願望がある上に自己中心的な性格の悪い女の子なんだ。だから、主人公が納得してなくても、戦う気がなくても、自分から一方的に真剣で斬りかかったりできるんだよ。これが本当のリアリティってやつなんだ」
「うーん、すぎたん、よくわからないけど、たんとうのおじさんが、そういうなら、そうしてみるね」

・一方的に斬りかかった上に、相手にかすったら突然逆ギレし始める月島さん

「たんとうのおじさん、なんで、つきしまさんは、おこってるの? すぎたん、わかんないや」
「いいかい、すぎたん。月島さんはちょっと頭がおかしい女の子ってことにしたよね。頭がおかしい女の子のすることは、僕たちには分からなくて当然なんだよ」
「これって、しんけんしょうぶ、なの? しゅじんこうは、ごういしてないよ」
「だいじょうぶだよ、すぎたん。他の男の子も、みんな合意もないのに真剣勝負と言い張って、弱そうな主人公を一方的に斬り殺そうとしたよね。この世界ではね、こういう行為が『武士(おとこ)らしい』ってことなんだ。武士を目指してる月島さんが武士らしく振舞おうとするのは当然だよね。これはつまり、合意もしてない相手を、真剣勝負と言い張って一方的に斬り殺そうとするってことなんだ。主人公もそういう人間になろうと頑張ってるんだよ」
「そっかあ、たんとうのおじさんは、やっぱり、いろんなことを、考えてるんだね。すぎたん、かなわないや」

・敵に背中を見せ続ける月島さん

「うーん、すぎたんのだと、激しい戦いの末に主人公が背後を取ることになってるよね。でも、これだと月島さんがちょっと強い印象だから、ボケーと背中を見せ続けることにしようね」
「え、でも、いくらなんでも、おかしいよう」
「ほら、先週だって月島さんはずっとブルブル震えてただけでしょ。物語に一貫性を持たせるためにはね、今週もブルブル震えさせなきゃダメなんだ」
「だって、せんしゅうのは、たんとうのおじさんが、こうしなさいっていうから」
「だから、すぎたんは今週もおじさんの言うとおりに描いてればいいんだよ」

・「僕も明日から本格的に剣の稽古、始めてみようかな!」「明日からガンバるぞぉ!」

「おじさん、どうして『あしたから』になおしたの? すぎたんは、やるきになったら、その日から、がんばるよ」
「うん、すぎたんは偉い子だね。でもね、この主人公はどうしょうもないクズなんだ。だから、やる気になっても『明日からがんばればいい』『明日から本気になろう』っていつもそんなことを考えてるんだ。もちろん、明日になっても本気になったりはしないよ。明日から、明日から、って言いながら一生何もできない。そういうダメ人間を表現してるんだよ」
「そっかあ、ありがとう、おじさん。おじさんの、アドバイスの、おかげで、すぎたんのまんが、すっごくおもしろくなったよ」

・「新たなる仇敵出現か!?」

「たんとうのおじさん、きゅうてきって、にくんでるあいてのことでしょ? はじめてのてきに、つかうのは、おかしくないの?」
「うるさい! 子供は大人の仕事に口を出すな!」


☆☆☆ワンピース☆☆☆

・飛ぶ指銃
冗談でもなんでもなく、指銃ってダメージゼロなんじゃないかと最近思うようになりました。
しかし、飛ぶ指銃って何なんだろう。
影慶みたいに指を食いちぎって飛ばしてるのかな?
そういえば影慶の指もすぐに生えてきたなあ。

・巨人の銃
おお、カッコイイ。
主人公らしい技だ。
スクライドも最後は拳がでっかくなったしね。
こういうところを外さないからワンピースはちびっこ人気を保ってるんだろうなあ。


☆☆☆ブリーチ☆☆☆

ウルキオラのこの妙な配慮は何なんだ…?
それを許す理由が何もないぞ。

織姫のことがどうでもいい僕のような読者にとっては、今週はまったく鼻紙のような19ページでした。
特にラスト6ページ。


☆☆☆ペンギン☆☆☆

・「確かに発行部数超少ないけど…」
それでも僕の10倍くらい出てるんだぜ、ちくしょう。

・部長スイッチ
部長と課長は時々意味が分からないのですが、今回は本格的に分からない。
どう笑えばいいんだ?

・エロ江口
すごく普通に面白い。
でも、ベッド下のエロ本を勝手に見て、鼻血が出るまで興奮するなんて嫌な友人だな。

・バカップル
まさかこんな展開が待ってたなんて…。
絶対後付けだろうけど、ちょっと続きが楽しみだよ。


☆☆☆とらぶる☆☆☆

・美柑「中止になるかもよ、臨海学校」
本 当 に 矢 吹 先 生 は バ カ だ な 。

もちろん誉め言葉ですよ。
いやー、ホント、この漫画は、バカだ!

・表紙
コ ン ボ 成 立 か よ !

「まぶしすぎるぜ! その美貌!!」とかって、太陽と表情を重ねて巧いこと言ったつもりなんだろうけど、そんなもん読者の眼中にはないんですよ!
そんなことより、何の必然性もないパンチラに柱もつっこむべきだ!

・リト「うわわわ、危ねー、降りろーっ!!」
本 当 に こ の 漫 画 は 気 が 狂 っ て る な 。


***

本当に何一つ内容がなかったけど、上記3点だけで十分幸せな気持ちになれちゃった。
がんばってアイデア出して漫画描いてる作家さんに申し訳ない!


☆☆☆シュールストロガノフ☆☆☆

なんか3ページ目のキャラクターにすごいデジャブを感じたんですけど、この人、本誌掲載初めてなんですよね??
なんだろう、赤マルで見たのかな?
このキャラクターの造形はいいなあ。
内容はそこそこ面白いです。
ペンギンくらい?

脳みそプルンだった!
この漫画、高校生の頃好きだったなー。
動物園は確かに脳プルのセンスだけど、トイレとかは脳プルっぽくないので気付かなかったよ。


☆☆☆ムヒョ☆☆☆

・リオ「傷口、何針か縫ったから…」
あれは何針か縫ってどうこうというレベルの傷なんでしょうか。
傷の割にはずいぶん動いてるけど、それでもワンピースとかと比べるとしっかり尾を引いてますね。
良いと思います。

ホント、あの指銃ってヤツは何なんだろうなあ……。

・ティキ「答えてくれれバすぐにでも逃がしてアゲる」
なんと! あのペイジさんを売るだけで今井さんが逃がしてもらえる!!!
こりゃー考えるまでもない超好条件の取引じゃないですか。
100円くれたら10000円あげるよ、といってるようなものです。
ティキさん、ちょっとせっかくの人質なのにそんな情報でいいの?
なんかもっとムヒョこととか聞いた方がいいって、絶対。

しかし、なんで今井さんは答えなかったんだろう。
ペイジさんが役に立つ初めての瞬間だったのに。

・箱舟のみなさん
逆恨みして逆ギレした人を総帥と仰ぐ変人たちが出てきましたよ。
彼らはみんなどんなくだらない理由で敵に回ったんだろう。楽しみだ。

・バイトしないと食えない毒島さん
己の寿命を犠牲にして力を手に入れた毒島さんでさえもバイトしなければ食っていけない。そう、それが魔法律業界。
天才と謳われ、街中に事務所を構えたムヒョでさえ食を切り詰める必要がありましたし、儲かってたのは霊を恐喝に使ってた五嶺グループだけ。
3Kもいいところです。

・最後に登場ペイジさん
お、なんか緊迫した雰囲気だ。
これはちょっと次週が期待できますね。
ペイジさん、かなり苦戦してるみたいですし。

相手は相当のチェスプレイヤーなんだろうな。



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