週刊少年ジャンプ38号感想




今週はToLOVEるアンケートの集計で心底疲れきってしまいました。
なので感想は若干軽めで。
いや、他の漫画はそれなりに書けるんですけどね。
やっぱり斬は気力体力が充実して無いと無理ですわー。しんどい、しんどい。

それと何度繰り返してんだって感じですが、来週の火曜(8/29)はサイクロプスのライブですのでよろしくです。
チケット予約は二日前くらいまでOKですよー。
打ち上げもあるし、ある意味オフ会みたいなもんですので、気軽に来て僕にカネをくれ。


☆☆☆ブリーチ☆☆☆

オサレな表紙だなー。

・浦原「今回、彼女を戦線から外しました」
戦線から外すどころか、現状もっとも安全と思われる尸魂界にかくまわれ、護衛まで付けてもらってこれなんだから、浦原さんに落ち度はないような気がしますが。
そんなことで責任感じなくていいじゃん。

しかし、あれだけの落ち度がありながらも「悪いのは裏切った織姫だよ」と断定した尸魂界よりは、浦原さんは遥かに出来た人間だといえるでしょう。

・一護「いいのか? 尸魂界の判断には背くことになるんだぜ」
これまでの「尸魂界の判断」っていうと、藍染さんに踊らされてルキアを殺そうとしたり、一護たちを殺そうとしたり、そんなのばっかりですよね。
尸魂界の判断に背き、主観的判断に基づいて行動するのが正解な気がします。
中央四十六室の知識層が皆殺しにあってる今、尸魂界の判断なんざこれっぽっちもアテになりません。
だって、判断してるのは、あの山本総隊長だよ。

・一護「気持ちはありがてえけど、チャド、石田、オマエらの力じゃ…」
そういえば、チャドはともかく、石田くんは卍解した隊長格を独力で退けてるんですよね。
その後力を失っちゃったけど、なんか力は簡単に復活するみたいだし、彼は全然戦力になると思います。
何もできずに隊長にのされたチャドと同格扱いは可哀想。

力の復活条件ってなんだっけ、疲れてるときに矢を受ければいいんだっけ。


☆☆☆ナルト☆☆☆

サクラが泣いてるだけなのに笑いがでちゃう。
もうダメだなあ、この子どうやっても存在がギャグだよ。

サクラの涙と流れ星がかぶるシーンは、岸本先生らしい演出で好感が持てました。
こういう「僕、演出がんばってるよ!」っていう感じで、けれどちっとも効果的でない演出が岸本先生の持ち味。かわいいなあ。


☆☆☆ワンピース☆☆☆

・ルフィ「ちゃんと効いてるじゃねェか!」
でも、ルフィ船長は何発指銃撃たれても効きません。

ちょっとこのシリーズ終わったら、彼らが受けた総ダメージを概算してみたいですね。
ルフィは指銃だけで20発は食らってるんじゃないかな。
「普通の人間なら十分死ぬダメージ」と、「劇中でルフィが食った肉」を見比べることで、肉一つ辺りの回復量とかも算出できるかもしれない。

・マーメイド!
この展開はサプライズ!
以前、何の脈絡もなく船の妖精が出てきたことがあったから、今回もそんな感じかと思っちゃいました。
これはいい意味で裏切られた気がしますよ。


☆☆☆ペンギン☆☆☆

スゲー、スッゲー。ペンギン、スッゲー。
ちょっと感動した。
週刊連載忙しいだろうに、よくこんなウルトラCを決めてくるなあ。
偉いよ大石先生。今週でドカンと好きになりました。
「深層心理」「なんかいい大人」はともかく「似たものが見える」「なんかが見える」はネタとしてはかなり厳しいけど、でもこれだけのことをやったんだから仕方ないよね。
それでも「似たもの心理」はかなり巧くできてると思うし。
うん、良くがんばってるよ。

僕、こういうの大好き。
大石先生すごい。偉い。
大石先生は4コマより表紙とか今回のみたいな離れ業が巧い。


☆☆☆リボーン☆☆☆

・柱の破片で目を潰される山本
スクアーロの砕いたコンクリで右目にダメージを負う山本くん。
それにしてもスクアーロはすごいですね。
まさかコンクリートにヒビ入れちまうなんてよぉ。
普通、真剣だとコンクリートに弾かれちまうし、それどころか刀の刃が欠けるか、最悪折れちまう。
ところがその研無刀とやらはヒビどころかキズ一つ付いてねぇ。
流石に堅さと破壊と良く分からない飛び出る爆薬を売りにしてるだけの事はあるな。

と、ノリで書いてみたけれど、鮫衝撃とかいうのも出てきたし、思った以上に似たもの同士。


☆☆☆アイシールド☆☆☆

・インモーション二回!
雪光さんのインモーション解説が出てきたときは、ちょっと流れを妨げるなあ、でもアメフトわかんないし仕方ないなあ、とか思ったものですが、前回のインモーションすら伏線で、本命は今回二度目のインモーション!
あまりに唐突なルール解説ながらも、二度も有効に使われちゃ文句を言うわけにはいきませんよ!
そして、「ラストはやっぱり主人公か」と思わせておいて、ヒル魔へのパス。
確かに、ここで因縁深いのはむしろヒル魔。
さらに最後の決め手は「努力」。
努力だけではどうにもならない厳しい現実、でも最後にモノをいうのは「努力」。
「努力」という、汗臭い、若者ウケしない概念を持ち出しつつも、決して不快感を与えず描き切りました。
巧い、巧すぎる。
ちゃんと友情努力勝利してるなあ。
ジャンプ作家のお手本みたいなスポーツ漫画だ、素晴らしい。


☆☆☆ToLOVEる☆☆☆

・「料理長の山本さんなんか、特殊メイクに6時間もかけたそうですよ」

お ま え 、 そ れ 料 理 し て な い だ ろ !

・今週の春菜ちゃん




今週の矢吹先生の一手は「乱れた浴衣」。
おっぱいもなし、おしりもなし、おまたもなし。
けれども、こ れ は 確 か に 矢 吹 先 生 の 仕 事 だ !

・爆発オチ
オチで意味なく爆発するの、僕大好きだよ。


☆☆☆こち亀☆☆☆

これといって巧い感想が書けないんですけど、とにかく面白かったことだけご報告しておきます。


☆☆☆ネウロ☆☆☆

面白いなー。

早速、弥子さんを盾にするのかと思ったら何気にかばってるし、足蹴にしてるようでかばってるし。
そして、タフネスのみならず、後出し万能特殊能力を見せ付けながらも、そこまで織り込み済みのHAL。
ネウロはドラえもんみたいなもので、いわば「やれないことは何もない」立場です。
例えるなら、あらゆる念を使いこなせるクロロ。
あらゆるスタンドを所持しているプッチ神父。

で、ありながら、残り2つのスフィンクスだけで、その(圧倒的に強大な)外堀を埋められそうな緊張感。
ドラえもんを相手に何をどうやって立ち回らせる気か、傍から見てて松井先生が心配になってきますが、でもまあ松井先生なのでたぶん大丈夫でしょう。
許斐先生と松井先生は常に安心して見ていられる。


☆☆☆ホンワカ学級☆☆☆

今までの大江先生の読み切りの中で一番面白かったです。
それはもうダントツに。
学級崩壊の解決手段を最後まで暴力一筋で押し通したのがナイス。
アケミちゃんの微妙な心理も良かった。

それにしてもアケミちゃん胸大きくない?
担当が一日授業を受け持ってるところを見ると、これ、たぶん小学校ですよね。
小学生にしては大きい気がするなー。
ちなみに巨乳小学生といえばぬーべーの細川美樹ですが、彼女はDカップらしいですよ。すごいね。

ちなみにリアル方面ですと、この子は11歳でFカップをウリにしてるようですが、このジャケ写を見る限りだとそこまで大きいようには感じないなあ。
こっち(↓)の写真は確かに大きいと思うけど。




☆☆☆ムヒョ☆☆☆

・アントニオ作丸
四賢者の一人ということで、1ミリたりとも信用できませんし、実力があるとも思えません。

西先生はこういうのどこまで狙ってやってるんだろう?
たぶん現役魔法律協会の腐敗は狙って描いてるはずなんですけど、同じ物差しで「四賢者だからすごいんだぞー」とか言われても、読者としてはどう反応すればいいのか分からないよ。
「他3人ほど腐ってないけど、ペイジさんも『四賢者はすごい』と勘違いする程度には毒されてるよ」という表現なのかな。

・「緻密で周到な彼の完璧な作戦」
同じく四賢者の一人であるペイジさんの作戦例。

1、自分の実力を知るために検定を受けに来ただけの受験者を監禁
2、無理やり命がけの修行に駆り立てる
3、思わぬミスが発生し、受験者が命の危険に晒される
4、その頃、監督官たる彼らは寝てたりチェス打ってたり
5、自分たちの処理能力を超えた事態に慌てふためくばかり

ここで強調されるのは「ティキの底知れない強さ」などではなく、四賢者や魔法律協会のヘボさばかり。
どうすんの、西先生。

・作丸「良い魔法律家を育てるのじゃ…! お前の様なのぅ…!」
秀逸なギャグ。
ペイジさんみたいなのが量産されたら協会潰れちゃうよ。

もしかすると作丸さん的には「役立たずでも能無しでもいいから、腐敗に積極的に染まったり、禁魔法律家になるような魔法律家は育てるな」といいたかったのでしょうか。
他がダメすぎるという意味で、それならペイジさんも(相対的に)良い魔法律家ということになります。

しかし、残念ながらエンチューはペイジさんの弟子なんですよね。


☆☆☆斬☆☆☆

ぐえー、疲れてる時に斬はホント重荷だぜ〜。
まったく、玄人好みの扱いにくすぎる漫画だな。

・「えらく足遅ぇ上に直線的だな…」
このコマの主人公の動きのなさは圧倒的です。
僕の目にはその場で飛び跳ねているか、地団太を踏んでいるようにしか見えません。
これはおそらく「その場で飛び跳ねているように見える程の鈍足」という、杉田先生ならではの表現技法なのでしょう。
なんという斬新な演出でしょうか。
流石は杉田先生です。

・「ハンパねぇ剣速」の一太刀でグサリ作戦
なんという高度な心理戦でしょうか。
斬世界の住人たちは、己が武士であることを確認するため、常に命の危機を感じることを必要とします。
であれば「相手がゆっくり走って」きたら、その刃を寸前でかわさなければならないのです。
もし僕が貫木くんなら、わざわざ相手がゆっくり走ってきてるのだから寸前でかわそうなどとは思わず、こちらから斬り捨てるところです。
しかし、命の危険を感じなければならない彼らは、そう簡単にはいかないのです。
主人公はまさにそこを狙っていたのですね。
なんと凄まじい兵法、高度な心理戦でしょうか。
流石は杉田先生です。

・手裏剣
えーと、命の危険を感じなければならない貫木くんが、ここで手裏剣を取り出し、遠距離戦を挑もうとした理由は……

…………。

……すいません。
ちょっと疲れてるので来週考えます。




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