●WJ31号感想

今週は「シャーマンキング」巻頭カラーだったんですが、それよりなんといっても「無頼男」センターカラー!!
カラーの扉絵よりも裏のF.C.ブレーメンに注目です!(詳しくは本文中で)


☆☆☆ハンター×ハンター☆☆☆

今週は内容盛りだくさんだったので書くこといっぱいです。
そして、おめでとうシズクたん!お久しぶりです、シズクたん!(><)

逸る気持ちを押さえながら順番に触れていきます。
まずは扉絵の団長説明。
扉絵の能力者シリーズ、遂に満を持しての団長登場です!
特に団長の念能力「スキルハンター」は念を盗む条件が明かされていなかったため、長く人々の議論の的でした。
扉絵の紹介によると、その条件は以下の4つ。

1、相手の念能力を実際に目で見る
2、相手に念に関して質問し、相手がそれについて答える
3、本の表紙の手形と相手の手の平とを合わせる
4、1〜3を一時間以内にやる


この条件全てを満たすのは確かに相当難解でしょう。
1つ目の条件はさほど問題ないと思いますし、3つ目の条件も体術に相当の実力差があれば可能だとは思いますが、2つ目の条件がハードですね。戦闘中に自分の能力の秘密を相手にバラす人はいないでしょう。この条件により、実質上戦闘中に念能力を奪うことは不可能なのではないでしょうか?
フクロウのファンファンクロスを盗んだ理由もここらへんにあるのでしょう(生け捕り)

さて、団長念能力のもう一つの疑問点に「能力を奪われた人は念能力使えなくなるのか?」
というものがありました。
やはり「盗む」というくらいだから盗まれた人は使えなくなるのだろう、という考えが一般的でしたし、実際そうでした。
ということはネオンはいま「ラブリーゴーストライター」使えないわけで、そう考えると、ライト=ノストラードが緋の目を大金で競り落としたとき「ネオンがいれば取り返せる・・・」と繰り返しつぶやいていたことはコレの伏線と言えそうです。
予想される展開としては、「ノストラード氏ネオンに冷たくなる」or「クラピカたちに能力を取り返して来い、と命令」というとこでしょうか。おそらく後者の展開になり、再びクラピカは旅団と対峙することになるのでしょう。もちろんそのときにはバショウ・リンセンは辞めるでしょう。

そして団長の能力の3つ目のポイント。
これは誰しもが予想していなかったと思いますが、「盗んだ能力は、盗まれた相手が死んだ時点で本から削除され、使えなくなる」そうです。
おそらく、多くの(?)フクロウファンの方々が小躍りしたことでしょう。そう、これでフクロウ氏の生存が確認されました。おめでとうございます。

と、扉絵だけでも盛りだくさんの今回。
やっとこさ、本編に入ります。

まずは旅団の仲良し二人組みフィンクス&フェイタン。
ジョイステはマルチタプ(マルチタップ?)を使うことにより、あと4人プレイ可能のようです。
この時点で先先週の僕の予想は間違っていたことが分かります。
ジェイトサリさんはこのハードを使って現在5人でプレイしているわけではなく、一台のハードにつき一人ずつでプレイしているようです。
・・・しかし、すると分からないのが、なぜわざわざジェイトサリさんはわざわざ7つのG.I.を購入して7人でプレイしたのでしょうか??
7人でプレイするなら一つあれば十分なはずです。また、マルチタプを使わなかった時点で3人分の参加枠を消しているわけです。後輩ハンターにクリアの希望を託していたジェイトサリさんが、なぜそんなところでムダな浪費をしたのか良く分かりません。が、おそらくその謎は物語が進めば明かされるのでしょう。

そして、まずはフェイタンが発を使いゲーム内へ。
・・・なんか、このポーズって某宗教っぽいですね。
いや、何がどうとはいいませんが・・・。

それを見て「おお〜〜〜」と感嘆するフィンクス。
ココらへんの可愛らしさが旅団人気の所以かと思われます(^^

そして次に出てきたのが、みんなのアイドルシズクたん!と他三人。
今回、シズクたんは全部で3コマ(1コマは後頭部のみ)出てきますが、どれもラフに描かれたもので目なんて黒点です(泣)
しかし嬉しいことに、なんだか彼女が大活躍できそうな展開になってきているのです!

というのは、フィンクスの元に現れたのは、シズクたん・シャル・マチ姐・フランクリンさんなのですが、フィンクスの「お前らもやらねーか?ヒマ潰しに」という誘いをマチとフランクリンさんが速攻で断ってるのです。
と、いうことは残り参加人数2人なワケでして、もう、シズクたんとシャルの参加は決定かな、ということです。
実際、シャルはカタログを見てゲームに興味津々です。この引きから見てシャルの参加はほぼ間違いないと考えてよいでしょう。
となれば、あと一人は希望的観測によりシズクに決まりだと思われます。
まぁ、シャル&シズクの死にそう二人組みでゲーム入りするのはちょっと不安ではあるのですが・・・

と、ここまでが扉絵前の内容で、扉絵を挟んでからは主人公サイドのお話になります。
毎回、主人公サイドのお話になったら僕の中では半分終わったようなものなので、あまり期待はしてませんでしたが、今週は主人公サイドもなかなか良かったです。

とりあえず起きてきたクラピカ。「もう大丈夫」といってますが、目の下に派手なクマができ、頬もごっそりこけ落ちて、ゴンの言うように全く大丈夫そうじゃありません。
とはいえ、この不自然なまでの不健康描写は1コマ目だけで後は普通の描写に戻りましたが。まあ、あの顔のまま続けられてもクラピカ人気が無駄に下落するだけでしょうしね(^^;

自身の発に迷っているゴンはクラピカに「どんな修行をしたの?」と尋ねます。
具現化系のクラピカは己の鎖を具現するまでのイメージ修行をゴンに語ります。
具現化系の能力者は皆、こういったイメージ修行をするのでしょうか・・・。
ならば、やはり僕たちのシズクたんも

「一日中掃除機をいじくって
目をつぶって掃除機の触感を確認したり
何百枚・何千枚と掃除機を写生し
ずーっと掃除機をながめてみたり
掃除機をなめてみたり
掃除機を嗅いでみたり
毎晩、掃除機の夢を見るようになって
すると今度は幻覚で掃除機が見えるようになって
いつの間にか幻覚がデメになった」


ということなのでしょうか。
掃除機なめてるシズクを想像して萌えている僕は間違っているかもしれません。

ゴンはそのあとウイング師範に電話します。
ウイング「結論から言うと強化系に必殺技はいりません」
やっぱりね。
ウボーを見てて思ってたんですけど、強化系って自分を全体的に強化した形がいちばん強いですよね。
天空闘技場で出てきた強化系能力者の車椅子の人とか、ダッシュ力を強化した、ってすごくヘボかったですし。

ウイング師範に電話ごしに「ずいぶん焦ってるみたいですねえ」と言われたゴン。
ゴン「だって、こっちに来てから会う人会う人すごいんだもん。
    多分オレ、プロハンターで一番弱いんじゃないかなー」
なるほど、確かにゴンはハンターとしてはまだ未熟でしょう。
しかし、大丈夫。下にはレオリオとポックルがいます。


☆☆☆マンキン☆☆☆

巻頭カラー。
最初のページからなんとも重たい雰囲気。
宿命の敵が実の兄である、というよく考えればマンガにはありがちな展開ながらもハードな物語が予想されます。
んが、次ページ、見開き表紙のまん太の表情なぜか誇らしげに点滴を掲げるメフィストが苦笑を誘います。
さらに今回のタイトルは「ブラザーよ!!」
マンキンのネームセンス、最高です


☆☆☆遊戯王☆☆☆

イシズと闘う海馬。
しかし海馬って高校生だっけ?中学生だっけ?
なんにしろ、なんで殿様口調なんだ、コイツ
北斗武士と張り合っているのでしょうか。

というわけで、今週の海馬傑作台詞集。

「ワハハハハ!!大人しい顔でくだらん冗談などほざくな!」
「この世の不合理性のゴミ溜めにでも捨てておけ!」
「オレが皮肉な未来とやらを拝ませてやるわ!!!」
おのれぇぇぇ
ぬぬぬぬぅぅ
「この屈辱は忘れんぞ!」
「だがオレは容赦せんぞ!」
オレの踏み印したロード!それが未来となるのだ!!」

序盤に魔法カードを喰らっただけで「おのれぇぇぇ」「ぬぬぬぬぅぅ」「この屈辱は忘れんぞ!」「だがオレは容赦せんぞ!」とまで言い放つ海馬。少し感受性が豊かすぎやしませんか?

ペガサスの名言「遊戯ボーイ」といい、台詞が頭に残るマンガですね、遊戯王。
なお、デュエル開始を宣言する磯野の奇怪なポーズも今週の見所です。


☆☆☆黒猫☆☆☆

玄関を一撃で爆破させるほどの「気弾」を至近距離から4発も喰らって、それでも破けない姫っちの下着。


☆☆☆無頼男☆☆☆

センターカラー。
表紙の裏に載った「F.C.ブレーメン」なる公式ファンサイトの会報第二弾。
一体、いつ第一弾があったのでしょう。

特集と称して「露魅王とは一体何者!?」と要領よくこれまでの流れとこれからの路線説明をします。
特集自体はこれまでの絵の再利用なので、別に情報的にどうでも良いんですが、それより重要なのは、

「麗児の 燃えよ!モヒカン魂!!」

というすごいタイトルモヒカン紹介欄です。
そこにお笑いコンビのりゅうじさん(26)なる男が写っており、その何かに脅えたような表情を「眼光の鋭さにロックを感じるよ。モヒカンもグッドだぜ!」とコメントしています。
眼光云々は確かにガンをたれているようにも見えるのでアリだとしても、モヒカン紹介欄に「モヒカンもグッドだぜ!」のコメントは、実質上何もいっていない、と同義だと思うのですが・・・。

まあ、編集がスペースを埋めるために急造したコメントにいちいちイチャモンをつけても仕方ないので本編に入ります。

さて、先週からの展開でもう一般的なロックとは微塵の関係もないどこまでも突き抜けたアナザーディメンションなロックマンガ路線へ突入したブレーメン。Live like a rocket!
さてさて、今週もすごいことになっています。Live like a rocket!

前回、謎の犯罪秘密結社「BRAINNATION」によりロック麻薬(ドラッグ)として造られたことが(たぶん)分かった露魅王。
BRAINNATIONはそれまでにも多数のロック麻薬を作ってきたようです。その名とは・・・

自殺ロック(スーサイドロック)」
強姦ロック(レイプロック)」
射撃ロック(シューティングロック)」

・・・・・・困りました。僕にはこのネーミングセンスをどう受け止めていいのか分かりません。Live like a rocket!

一方、井上陽水こと岩石さんから「アメリカで本物のロックバンドをめざしてみないか?」と持ちかけられたブレーメン。
これまでの展開から、どう考えても岩石さんはBRAINNATIONのスカウトマンで悪の組織の一員っぽいのですが、なんだかちっちゃめに描かれていて可愛らしいです。この人、顔アップと全体像でイメージがらりと変わりますね。Live like a rocket!

そして、露魅王はアメリカ合衆国の政府からも狙われるようです。
しかも見つかったら殺される、とな。
さすがは梅沢流ロック。国家権力は断固敵ですね!
Live like a rocket!

というわけで、アメリカ政府が主人公を狙ってくれるとのことで、ブレーメンのアメリカ行きは逆説的に決定した模様です。Live like a rocket!


☆☆☆ミスフル☆☆☆

今週は生命線の「マニアックなネタ」がなく、そろそろ打ち切りが心配されます。
打ち切られないためには、要のマニアネタを連発し「勝手に改蔵」のごとくオタクの心をくすぐるか、凪ちゃんを前面に押し出しやはりオタクの心をくすぐるか、しかないと思うんですがね。


☆☆☆STARTING POINT☆☆☆

今週の読みきり、ひっそりと休載した「ガン〜」の代原というわけではなさそうです。
さてさて、作者の大場敦さん、構図やらコマ割やらから察するに十中八九鳥山先生のアシ出身ですな。
内容は「キックス メガミックス」ほど酷くはないですが、コレだと鳥山先生の読みきり「ねこまじん」とかの方が断然面白いです。今後に期待ですかねー。


週刊チャンピオンで漫画太郎先生の新連載が始まりましたね。
「ドリアン」「スサノオ」など第一話から飛ばしています。先生。
あ〜、ジャンプでやって欲しかったなぁ、残念(><)
しかし考えようによっては、チャンピオンなら速攻打ち切りとかないでしょうから安心ともいえます。


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